全2件 (2件中 1-2件目)
1
年が明けてからというモノ、まったくエスや3MAなどの趣味系にサワれていません・・・orz 正月気分もまだ抜けやらぬうちに・・・ こんなのに出てみたり・・・(↑ SBE消防団出初め式) こんなのにも出てみたり・・・(↑ わが町の「伝統行事」、 THE『餅まき』 ) ・・・んで、今年初っ端のお仕事は、本来の営業活動(?)ではなくって、ご依頼の修理モン・・・ 仕事柄、座卓(和風テーブル)の修理や塗り替え&塗り直しの依頼はよくあるコト。 今回の場合、「宴会テーブルの足が何本か折れたので取り替えてくれ!」というモノ。 うんうん、よくあるコトよくあるコト・・・ 折れた部分のみ取り外して、木工屋さんに同寸法の部品を発注。同色に塗って取り付けるだけ。 がしかし・・・こんな修理依頼も今回ウチにあった。 鏡台 (化粧台)の修理&お化粧直し(?)・・・コレって本当は家具屋さんの仕事じゃないっスか? まあ、やってみますけど・・・ 画像じゃあ分かりにくいけど、詳細を拝見したところかなり傷みが激しい。 多分、特徴から見て昭和40年代半ばくらいに生産された鏡台だと思われるが、特別高級なモノって感じでもないし、下手すると直すよりも新品買う方が断然良いような気もするのですが・・・ 「母からもらった鏡台なので思い入れがあり、どうしても直して欲しいんです。」 とのコト。 はい、がんばって直してみます・・・ワタシなんかでよければ・・・(苦笑) 「思い入れが強い」ワリ(?)には結構ぞんざいに扱われていたようで、化粧液が天板台にコボれたとしてもお構いなしで放っておいたんじゃないか?と思えるくらい天板が荒れまくっている。天板はヒビ割れを起こしているし、塗装表面にも化粧瓶の底とおぼしき丸い痕となって塗装を侵してる部分が6箇所もある。しかも天板はヒビ割れたトコロから合板の化粧板が剥離しまくっている。 で、液状接着剤を剥離していた化粧板の隙間に流し込んで圧着させ1日経過後に研ぎ作業。 天板上に見える「○」部分が塗装面を完全侵食している部分・・・ 化粧品はやはり薬品なのだと改めて感じましたっ(笑) さらに厄介(=ワタシを苦しめる・・・)だったのが、『三面鏡』部分・・・ 塗装にかけるために、鏡を取り付けているフックや蝶番も取り外そうとしたところ、皿木ネジがほとんど腐っており、完全固着部分は頭をドリルで揉んで飛ばし、ロッキングプライヤーでネジ部取出し。 また最悪なのは、ネジ頭はすんなり回るのだが「中折れ」して板の奥に残存するヤツも何箇所もあった・・・(´Д`;)ウェーンッッッ 錆び切っているとはいえ『芯』が残っていては同じ箇所に新たな木ネジもねじ込めないから、板の中に潜んだ『芯』(=ネジの残骸)を1.5ミリドリルで芯の周りを少しずつ攻め込んですべて除去。 とても骨の折れる作業だった・・・ 除去手術(?)でデカ穴になった箇所の後処理。 8ミリドリルで穴を開け、Φ8の丸棒を接着剤を塗布して埋め込んでいった。 後は、各板を全塗装して組み付けるだけである・・・って、塗装はワタシがするワケではございませんが・・・(苦笑) ・・・でも、塗装する前工程がとても大切なんですよねっ!・・・ですよね?・・・そうですよね?・・・ソウデスヨネ? 『完』
2012年01月13日
コメント(2)
当ブログに本日新たなカテゴリを設けてみた。 その名も 『お仕事』。 今までそんなカテゴリが無かったからといって、ワタシが今まで「プータロー」だったワケではもちろんない・・・がしかし、ブログ上でお仕事の話を進んでするコトは避けていたのもまた事実。 でもこのカテゴリを作ったからといって、「我が本職」の分野をつらつらと語る気は毛頭ないし、ソレに熱く語るほどの技量も持ち合わせてないですしぃ・・・(苦笑) 要するに、 「本職からちょっと逸れたお仕事(?)」くらいのコトをサラっと書き込んでみようかなー、ってコトですわっ(←前置きながっ!!) で、コレ(↓↓↓↓↓)。 コレらは東南アジアから輸入された木製の置物、多分『タイ』か『マレーシア』辺りだったと思う・・・(うろ覚え) 本来の輸入ままの状態だと、塗料は「つや消し色」の昔ながらの水彩絵の具っぽいモノだし、もし水に濡れようものならビシバシ塗料はハガれ落ちてしまうシロモノだったりする。 もしコレらの品物を「売り物」とする場合、我が町「塗り物の本場」漆器産地を経由する以上、やはり見過ごすコトは、到底出来ない。 海外モノの折角の『風合い』を壊すじゃないかっ、と非難されるかもしれないが、見る見る剥がれ落ちられてクレーム扱いになるのではたまったモンじゃないのである、しかも、別に高価な骨董品でもないただの民芸お土産品みたいなモンだし・・・。 だから、ウチでは元色を極力残す程度に表面上をサラっと軽く研いで(足付け)、ウレタン塗料の茶色クリヤーで仕上げている。 ソレと、コレはワタシだけの勝手な(?)小手先的な手直しなのだが、もし動物などの置物だった場合あらためて「目入れ」をしている。 アチラの置物ってナゼか「目が恐い。」、ナゼか目の縁ラインには決まって赤みを入れるので、「目が血走ってる」ように見えるし、それでいて黒目はアチコチあらぬ方向に向いてたりするモンだから死んでるようにも見えてしまうのだ。 ソコで、自分勝手なワタシの美観(?)による『目入れ』・・・やっぱダメでしょうかね? ・・・実は、コレをするようになってから、この置物、そこそこ売れるようになりました・・・(笑)
2011年10月22日
コメント(4)
全2件 (2件中 1-2件目)
1