不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

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2009/11/12
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BSで深夜に放送されていたのを録画して見ました。
『みなさん、さようなら』(LES INVASIONS BARBARES)は、2003年のカナダ・フランス映画です。

ロンドンで証券マンとして働くセバスチャンは、大学教授の父親レミの病気を知りカナダに帰国する。
頑固で憎まれ口ばかりたたくレミだが、診断の結果は末期ガン。
セバスチャンは父の残り少ない人生を豊かにしようと奔走する。
人間の最期を、風刺をきかせどこかユーモラスに描いた秀作。
2003年のカンヌ映画祭では脚本賞と女優賞を受賞し、第76回アカデミー賞では外国語映画賞に輝いた。

監督 ドゥニ・アルカン
出演 レミー・ジラール、ステファン・ルソー、マリ=ジョゼ・クローズ など


ユーモアとか風刺とか言いますけど、そこが鼻がつく人もあります。
仏国の影響があるので、そういうのもあると思うしかないですね。

下ネタばかりです。
親がそう言っているのを子供が聞くと引くと思います。
その状況が続きました。

仏国映画では、たまにある下ネタまんさいな感じの映画です。
不倫も悪気がなく言い、自殺しても気にしなく他に走って当たり前の様なのもあります。
文化の違いと言えばよいですけど、他人や子供がどう思っているかは描いていません。
日本人は納得が出来ない人が多いと思います。

この映画の状況が悪くなるのを救ったのは、子供と周りの人達の行動でした。
「不倫は文化だ」と言う人が幸せな最後を迎えるなんて、見ている方は納得できませんね。
日本では遊びまくった人で、「最後に娘にあいたい」言って死んだ芸能人もいます。

原題を訳すと「野蛮人の侵入」です。
小市民からすれば、糞爺こそが野蛮人にか見えない。
資本や歴史を語るべきではない。
結局、糞爺が好きな事をほざいているだけで、説得力は持ち合わせていない。
会話に繋がりせいが無いのは、監督のせいかな?

映画の中で「不幸があるのは神がいるから・・・」と言って笑っていたのは何かの云い回しなのかな?
試練を与えると言う言い方からすれば、そうなるなと思いました(笑)。

テーマは良いんですが、糞爺と下ネタに共感が出来ませんでした。
糞爺は何処から金が出ているかは、まったく考えずに言いたい放題でした。

カナダの医療制度を見たい人には、少しだけ見たらよい映画でした。
最後の選択は『海を飛ぶ夢』を見た方が良いと思いました(笑)。





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Last updated  2009/11/12 08:51:46 PM
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