不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2010/08/20
XML
カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で「生誕100年 山本薩夫監督」特集を夜に放送していたのを録画して見ました。
『金環蝕』は、1975年の日本映画です。

昭和39年、総裁選挙に勝利した寺田総理の側近から借金を申し込まれた金融王の石原は、総理の郷里でダム建設受注をもくろむ竹田建設と発注元の電力開発株式会社の副総裁・若松一派の談合と汚職を知るのだが…。
実際にあった汚職事件に着想をえた石川達三の小説を山本薩夫監督が骨太に映画化。
高度経済成長期の日本で、政財界の大物たちが繰り広げる金にまみれた権力の内幕を描いた社会派ドラマの力作。

監督 山本薩夫
出演 仲代達矢,三國連太郎,中村俊介,西村晃,宇野重吉,京マチ子,高橋悦史 など




個人的には見づらい映画でした。
話としては悪くは無いんですけど、この監督に慣れて無いからかもしれませんね。
ここまで描いていても、映画があったのすら知りませんでした。

「まわりは金色の栄光に輝いているが中の方は真っ黒に腐っている」で始まります。
そのように考えた事がなかったので、目から鱗ですね(笑)。

今でも囁かれる企業との談合と癒着の話です。
ですので、今見てもありえそうな話ではあります。
昔の政治家の男の欲を、上手く出しているとは思います。
スポンサーが下りそうな映画ではありますが・・・(笑)。

賄賂もわかりやすくしています。
映画だからこうするんだろうけど、悪代官みたいな感じがほしかったですね(笑)。

映画を見た印象は、子狸の化かしあいな感じでした。
「黒澤明」監督の様な強烈なインパクトと緊張感がないですね。

役者人の個々は上手く描いているとは思います。
一癖二癖があり、のらりくらりとし、二面性を出していました。

大作ですので出演者も有名人が出ているので見る価値はあります。
小汚い子狸の悪人ばかりを見たい人にはお勧めしておきます(笑)。


↓関係ないけど、こちらは「中島みゆき夜会4金環蝕」です(笑)。↓





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/08/20 07:46:31 PM
コメント(0) | コメントを書く
[テレビで見た感想] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: