※あたいンちのえんがわ～毎日が天てこ舞さぁ※

**お産編*その２***

叫ぶのだろうか・・・）

午前四時半・・・。
バタバタと慌だたしい・・。
どうやら、他の妊婦さんが産気づいたらしい。
「いい？天さん！声出してもいいから。イキマないでね！！」と看護士さん
（って事は当分来ないって事？？（不安））

あ。来た。。（以下は他の妊婦さんの話）
「ふー！、、ふ～、いたたた、、、。」
（い、、痛そう、、、。）
「あ"～！！痛い！！」
（結構かかるのかなぁ？）
ガタガタと言う中からその人の赤ちゃんの心音が聞こえ出す。
【ドコ！ドコ！ドコ！】
なんだか自分の身内のように心配になってくる。
（無事に産まれます様に・・・頑張れ！頑張れ！！）
そんな事を思っていた。。
「あう！ン～！！痛い！！」
（きゃ～、、痛そう。。）
「ン”！イ・ダ・イ！！ン”～～～～～～～ン！！」
【おぎゃー！！おぎゃー！！】
（え゛？！なに？？もう産まれたの？？ちょ、、早！！寝て１５分足らずかい！）
と思っていたら！

『いだだだだだだだだあああああああ！！！！』
急に痛みが倍増！
陣痛が来るたび唸る！吠える！（笑）

午前五時ちょっとすぎ。。。
処置を終えた先生登場！！
「頑張ってるう？（笑）」
『って言うか！先生！陣痛促進剤使えないの聞いてないけど！！』
「そうだっけ？（笑）」
『聞いてないから！（怒）』
内診・・・
「もうちょっとかな？頑張って！！」
『でもね！痛みが変わったよ！！』
「笑顔」
笑顔かい！・・・。
いで～～～～！！
違う！！痛みが違うう！！
痛みでお腹に力が入る・・・。（あたいの意思ではない）
ザザー！羊水が出る。（無くなっちゃうよおお・・・）

『せ、、先生～！！まずいって！！マジまずいってえええ！！』
「まだだよ（笑）」
内診・・・。
「分娩台に上がろうか。でも、まだだよ。」
分娩台は前の人の片づけでまだセットされていないが移動。
『いだだだだだ！！！なああ！！何か出るってええ！！』
「でないよ（冷）」
『だあああ！！だめだあああ！！ってえ！』
あまりの痛さに掴まりどころの無いあたいの手は天を掴む・・（笑）
『ど！！どこつかむ？！！』
「ここ！！ここ！！」
（もっと下かよ！！届かないよお！）
羊水を噴出し？（失礼！）ながら体を下げる。。。
『で！！でるって！！（怒）』
「いきみたい？」
『う～～～～！！』
「いきんで良いよ。」
『ヴヴヴヴヴヴヴンンンン！！！』
「うまいうまい！！もう一回いきんで良いよ！その後吸引で手伝うからね」
（何？！きゅ・・吸引？？させるものかああ！！）と思いながらいきむ。
「はい！次で産んじゃうよお！」
（きたきたきた・・・）
「チクッとするからね。」
チク。。ジョキン！！（ジョキン？？？）
『ン”～～』（吸引のスイッチが入る・・）
（くっそおおおお！！吸わせるもんかああ！！！！）
『！！！！！！！！！！』
吸い付く音が一瞬した。
「はい！おめでとう！」
午前五時三十一分
３４１０ｇ　♀　誕生！！

「あれ？！」
『な！！なにい？！（超驚）』
「どっちって言ったけ（笑）」
『女の子・・・』
「じゃあ。良いんだ♪あ～びっくりした！（笑）」
『・・・・・』（驚いたのはあたいの方じゃ！！）

分娩台で上がっている脚の間からわが子を見た。
（赤ちゃん？赤ちゃんで青みがかった赤なのね。。。）
そそくさと産湯へ。。。

『せ、、先生。。。指ある？？』
（何も無いから何も言わないのだろう。。）
自分の手を見る先生・・・。
『そおじゃなくて！！（呆）』
「ははは。あったよ。あったよね。」っと助産婦さんに話しかけ
「あります。」っと助産婦さん。

あたいは思った。。。
テレビで良く見る。。
ほらぁ・・。

「はい！元気な女の子ですよお。（満面の笑み）」
初めての抱っこ・・・。
『ちょ～感動♪』ウルウルウル（；；）

って言うのはどこ？？
あたいは先生のギャグを見るために頑張ったの？？
まあ、、現実はこんなもの？（笑）

「次は縫合するからね。」

お友達から聞いた話だと
「縫われているのがわかるの！雑巾ってこんな感じで縫われているのね！位よ。」

違かった・・・。

チクチクチクチクチク
（痛・・。もう終わりかな？）
チクチクチクチク
『痛！！先生！！後どれくらい？？』
痛くて腰が動いてしまう。
「動かないでね。今大事な所だから。」
チクチクチク・・・・
（？！？！？！おいおい・・・。さ、、裂けたのか？）
『後どれくらいよぉ！（焦）』
「いまは〇〇〇あたり」
どうやら箱根駅伝の折り返し地点を言っていたらしい。（苦笑）
『そんな冗談は良いからさ！まだいたいの？ひょっとして裂けた？』
「裂けてないよ。後もう少しね。」
３０針くらい縫われようやく終わる。。
なんだか痛いことばかりだ。。。
自動血圧計と心電図が着けられる。
「暫く経過見ますからね。」っと看護士さん。

こうして、２１時間の長い長いお産を終えた・・・。

ってまだだよ！！後産！！次ページに続く。

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