※あたいンちのえんがわ*~*毎日が天てこ舞さぁ※

※あたいンちのえんがわ*~*毎日が天てこ舞さぁ※

***ADHDって何?***


本来、子どもは元気に動きまわるものですが
度がすぎると「うちの子は、落ち着きがなさ過ぎるのでは」と心配になっている方もいると思います。

Q ADHDとはなんでしょうか?
ADHD(attention-deficit hyperactivity disorder)とは、
注意欠陥/多動性障害のことで、注意力の障害と多動・衝動性を特徴
とする行動の障害です。
具体的な症状としては 以下の症状があると言われています。

注意障害:注意が持続できない・必要なものをなくす・注意がそれやすい・毎日の活動を忘れてしまう等

多動性 :手足をそわそわ動かす・離席が多い・走り回ったり高い所へ上がったりする・じっとしていない・しゃべりすぎる等

衝動性 :質問が終わらないうちに答えてしまう・順番を待つことが苦手・他人にちょっかいを出す等

これらの症状が少なくとも6か月以上続き、集団や家庭の中であるいは友達関係において
不適応を起こしていてまわりも本人も困り、生活上なんらかのサポートが必要な場合を指すといわれています。 
しかし、もともと子どもは好奇心にあふれ、行動的です。
以上の状況だけで安易にADHDと診断されるものではありません。
専門医によって診断されるものです。


Q どのくらいの頻度で起こるものなのでしょうか?

わが国における正式な調査はありませんが、アメリカなどの調査によると、子どもの3%~5%位の頻度だと推定されています。
また、女の子よりも男の子のほうが多い(男女比4:1~6:1)
のが特徴です。

Q 親のしつけが悪かったのでしょうか?

ADHDの原因は、今のところよくわかっていませんが、脳の機能に障害がおこっているらしいということが考えられています。
親のしつけの問題や子どもの性格の問題ではありません。


Q ADHDと診断された場合は、どのような治療をするのですか?

薬を飲む事が、多動や集中力の改善に有効な場合があります。
しかし、それ以上に家族や子供を取り巻く人達がADHDを理解し
適切な対応をすることが重要です。

Q ADHDの子の将来は?

多動の子の多くは成長するにつれ行動は安定し、目立たなくなっていきます。
小児期から適切な対応をすることによって、ほとんどの人が多少の症状を残しながらも、社会に適応していきます。

ADHDが病気であるということがわからなかった時代には、親のしつけの問題や子どもの性格の問題であると言われて、親も本人も苦しんできました。
子どもを取り巻く周囲の人は「ADHD」が病気であることを理解しその子にあった対応をしてあげることが大切です。


ADHDが、初めて学会で取り上げられたのは1902年!!
イギリスの医師がイギリスの臨床医学雑誌へ寄稿。
「異常な精神状態」の子供を取り上げ「道徳的抑制の欠如」と言う見解を示す。
1937年、アメリカ精神医学会誌に多動性やその他の行動障害に「アンフェタミン」が効くという論文が掲載されました。
その後70年代から80年代にかけて、集中的にこの疾患に関する医学研究が行われ、それとともに明快な診断基準を定める動きが活発になてきた。
ある本の一部を抜粋してます。

学習障害との合併について
かつては、学習障害と混同されていましたが、現在では、別のものと考えられています。
しかし、学習障害とADHDを合併する割合は高いとも言われています。 

a・学習のつまずき      (学習障害)

b・学習のつまずきと注意欠陥・
  多動性の問題の合併    (学習障害+ADHD)

c・注意欠陥・多動性の問題  (ADHD)



ADHDと間違えやすい精神障害

自閉症スペクトル障害(自閉症ならびにアスペルガー症候群)  強迫性障害 トゥーレット症候群 行為障害 愛着障害 うつ病、その他の情緒的問題 不安障害 精神障害




© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: