有機堆肥の種類



日時   :4月12日

場所:趣味のyasu農園




有機堆肥の種類には、その主材料によって『モミガラ堆肥』『クン炭堆肥』『枯葉堆肥』
『稲ワラ堆肥』、『木クズ堆肥』『雑草堆肥』などが考えられます。私のやり方は、
各主材料がそれぞれ長所短所があるので、単独では使わないで、これらの主材料を
配合して長所を生かした堆肥作りをしています。


『枯葉有機堆肥』は山から採集した枯葉を中心にモミガラや 米ぬか、鶏糞、油かす、クン炭、糖蜜、バイムフーなどを加えて
攪拌し、適量の水を加えて1週間から10日間ごとに切り返しを
して,醗酵を促進し、完全発酵後に過リン酸石灰を混ぜます。
枯葉の種類は、松やヒノキや杉などの針葉樹系で腐り難い
ものを中心に集めてきます。


『稲ワラ堆肥』の場合、稲ワラを10cm程度に裁断して水をタップリとしみこませて足で踏みつけます。水は
稲ワラの2倍の重量が必要です稲ワラを10cmほど積み込んだら米ぬか、鶏糞、バイムフードなどを入れて
サンドイッチ式に積み上げていきます。配合する有機肥料の目安は、米ぬかが全体重量の5%、鶏糞、油かすなどで全体の3%を標準にしています

『雑草堆肥』の作っている写真です。
毎年凄い量の雑草を処理します。大切な畑の養分を返して
もらうためにも、雑草は貴重な堆肥材料です。有機堆肥などを新しく作って畑に投入するよりも、雑草や野菜クズを堆肥にして畑に帰すのは、手軽で簡単な方法です。写真は河川の堤防の雑草を業者が刈り取り、10cmに切断して放置してあったのを集めてきたものです。軽トラ15杯分ありました。面倒な雑草の種も完全発酵させますので心配ありません。土を払い、米ぬか、油かす、牛糞、鶏糞、モミガラ、クン炭、糖蜜、バイムフードなどを入れて完熟させます。











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