落葉の種類



日時   :4月16日

場所:趣味のyasu農園




 有機堆肥の材料として、落ち葉(枯葉)は大変有効で、採集が容易な材料です
落ち葉には、栗、ブナ、桜、ケヤキ、クヌギなどの広葉種の柔らかい葉と、松、ヒノキ 杉、銀杏 などの針葉種を中心とするやや堅い葉があります前者は醗酵分解が早く後者は醗酵分解に時間がかかります。余り、早く醗酵分解してしまうものは、堆肥としてすぐに利用できるが、土壌改良効果は少ない。混合して使用している


杉の葉は、枯葉の中でも硬くて醗酵分解が遅いのが特徴です。しかも、葉だけの採集ではなくて、通常は小枝もついていますので分解が遅く、それだけに有効な有機堆肥の資材です。あまり量が採集できないのが難点です。

栗の葉です。このような広葉樹の枯葉は、すぐに分解醗酵してしまいます。同じような葉には、サクラ、ブナ、カキ、クヌギ、ケヤキなどがあります。早く堆肥として利用できる長所があります。

銀杏の葉です。この木の葉も硬く、分解醗酵には時間が
かかりそうです。有機資材としては、硬さも手ごろで
丁度良い感じです。たくさん採集できないので、混ぜて
利用しましょう。


笹の葉です。この木の葉も、見た目よりは硬くて分解醗酵が遅い感じです。採集が難しいのであまり使用しませんが、たくさん採集できるなら利用したい資材です。


ひのきの葉です。この木の葉もやや硬くて、分解醗酵が遅そうです。しかも、通常は小枝もついてくるので、なおさら、分解が遅れます。有機堆肥の材料としては優秀です。

松の葉です。松の葉は、ヤニがあるので昔から畑に入れてはいけないと言われてきました。しかし、枯れて古葉になった松の葉は、弊害はなく、排水性にも優れているので、有効に使用している。山でも最も多く見受けられる枯葉で、特に数年堆積された古い落葉は微生物も豊富で貴重品。


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