無農薬栽培



日時   :3月29日

場所:趣味のyasu農園



無農薬4

無農薬栽培の最良の方法は、虫が好きな野菜の栽培を避ける事、虫の最大活動期を避けることが基本です。たくさんの野菜の種類がありますが、タマネギ、ジャガイモ、レタス、ほうれん草、トマトなどのように害虫の心配の少ない野菜は結構多いです。それとは反対にキャベツやブロッコリー、トウモロコシ、コマツナ、ハクサイなどのように害虫が好む野菜も多いです。ですから、害虫の発生しない野菜を中心に家庭菜園をすることです。また、種などを遅播きをして、害虫の最盛期をずらすのも大変有効な方法です。
 害虫対策には捕殺が可能な大きい害虫と捕殺不可能の小さな害虫があり、写真のように大きな害虫は徹底的に捕殺します。キャベツなどは一日数百匹捕殺しますが、一週間も続ければほとんどいなくなります。次の卵が孵化すればまたその繰り返しをします。
無農薬1
写真はハクサイのネット栽培です。ストチューの繰り返し散布をして、ネットで防虫します。この方法は、種まきを二週間も遅らしている事で可能にしています。遅れた分は、肩マルチで地温を上げて追いかけます。冬季にはヨトウ虫が土中にたくさんいますが、上までは上がってこれません。害虫の活動期をずらす一つの例です。
無農薬2
写真は、トウモロコシのネット栽培です。背の高いものにはそれにあった防虫ネットで栽培します。特にトウモロコシは背が高くて、防虫しにくいようですが、穂先の花の部分さえストチューなどで押さえれば比較的防虫はしやすいです。
トウモロコシの場合、大体良品率は70%です。虫に食われたものは良いところだけをバラして冷凍保存し、サラダなどに長く使えます。虫さんとも適当に共存しています。
 自分や家族が食べるために野菜を作っているのですから農薬は使えませんね。スーパーなどで美しいキャベツやコマツナなどを見ているとどのようにして作られているのか想像してしまいます。


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