261221
おおうえなおこ個展「ひとりぼっちワンダーランド」 (12/16~24) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 4 (大京町)
(Team-TAN企画。澄んだ大きな青い眼の少女が、ティム・バートン監督「ビッグ・アイズ」の絵の女の子を思い出させたので、iPhoneで映画サイトを見せてあげた。絵葉書を購入。)
261221
X'mas ACT Artist Exhibition (12/17~24) @ The Artcomplex Center of Tokyo, B1F (大京町)
(10号サイズで40名が競作。12/20のパーティーで作家たちが共作した絵が入り口に。吉田嘉名さん「あいはしんぼうづよく」のエロスは、筆の運びがいい現代浮世絵。成瀬ノンノウさん「蟷螂(女)」は交尾するカマキリを腕組みして眺めるセーラー服少女。立澤香織さん「静かな湖畔」が青の新境地。)
261219
ティム・バートンの世界 The World of Tim Burton (11/1~27/1/4) @ 森アーツセンターギャラリー (六本木ヒルズ52階)
(昭和33年8月25日カリフォルニア州生まれのTimothy Walter Burton. 今でこそ圧倒的支持を集める映画監督・アーティストだが、ディズニースタジオのアニメーターになった頃は「ディズニーらしくない」と酷評を浴び続けたという。それでも屈せずに自分の世界をますます追究したティムに共感する。たくさんの作品をまとめて見ると、だんだん飽きが来るのも事実だけど。)
261217
Jose Parla/Candida Hoefer (12/6~27/1/31) @ Yuka Tsuruno Collection (東雲二丁目)
(ホセ・パルラさんの壁画大作“Haru Ichiban/First Wind of Spring/Through the Tokyo Alleyways - Her Voice Sings”は、182cm×1,591cm. 絵巻物を見るように、抽象の躍動に心を委ねて左右を2往復する。平成26年11月オープンのOne WTC, NYのメインロビーに、パルラさん制作の全長27.5メートルの壁画“One: Union of the Senses”が飾られているという。カンディダ・ヘーファーさんは昭和19年ケルン生まれで、欧州の豪奢な建築の室内空間を超高解像度の写真に仕立てる。)
261217
The EyeEm World Tour./The World's Biggest Mobile Photo Exhibition in Tokyo (12/3~21) @ 72 Gallery (京橋三丁目)
(EyeEmという写真共有SNSアプリでつながる写真家の中から注目の人たちの作品を集めた写真展。小部屋の壁一面にテーマ分類して貼られたミニサイズの写真も面白かった。)
261204
2014年の風景画展 (12/2~14) @ The Artcomplex Center of Tokyo, Act 5 (大京町)
(6人展。意外にもここに大槻香奈さんがいて、生まれ故郷の一見して地味な景色を粗いタッチで描いている。よく見れば、点在する極彩色や輝くラメなどに、さりげなくもしっかりと大槻香奈がいる。)
261204
成瀬ノンノウ個展 嵐を待ち侘びて (12/2~7) @ The Artcomplex Center of Tokyo, Act 2 (大京町)
(新婚のノンノウさん。職場結婚だそうで、おめでとうございます! 前回のトップレス「風神・雷神」に引続き、今回の呼び物はトップレスの「金剛力士女體図」2連作。ぼくは、妖しい時間が浮遊する「手鏡」を買った (kvardek mil + i)
。)
261204 Team-Tan 企画
Four witches ~四つの魔性III~ (12/2~7) @ The Artcomplex Center of Tokyo, Act 1 (大京町)
(丹伸巨さんが関西の若手作家4人を東京でお披露目する企画。みそらさんの「蟲毒」「人という獣 (ケダモノ)
」は怪奇絵本に仕立てたくなる。一紅 (かずこ)
さんのイラストの線は、近藤聡さんの「きやきや」の優しさ。)
261204
ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑 Le monde enchante de Jacques Demy (8/24~12/14) @ 東京国立近代美術館 フィルムセンター展示室 (京橋三丁目)
(フランスの魅力の結晶のような存在だ。「シェルブールの雨傘」のドゥミ監督が、昭和53年には日仏合作映画「ベルサイユのばら」を撮っていたとは!)
261120 第339回企画展 グラフィックデザイン展<ペルソナ>50年記念
Persona 1965 (11/5~27) @ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (銀座七丁目)
(昭和40年、銀座松屋で6日間だけ開催された、日本のグラフィックデザインの歴史に残る神話的展覧会の再現展。図録まで再現版を作ってくれた。50年前にすでに現代グラフィックデザインは完成形に達していたのだと痛感。)
261119 ポーラ銀座ビル5周年記念企画
フジタ、夢をみる手 (10/24~12/28) @ Pola Museum Annex (銀座一丁目)
(展示点数が47点と多いのは、15×15cmの「小さな職人たち」シリーズの30点を含むから。ポーラ美術館新収蔵の「グロテスク」は、千と千尋の異形の人々を思い出させる。同じく新収蔵の「シレーヌ」は魔女人魚ふたりに寄せる魚群と海の天使。両作とも東京での初公開。)