全36件 (36件中 1-36件目)
1
毎年クリスマスぐらいはレシピ記事を上げているつもりでいたら、昨年はアップしていませんでした。…ということにイブの朝に気が付きました。今年はこんな感じでした あっ、ツリーを入れ忘れたのでやり直し。今年のツリーはペロリンとベイスたんが担ってくれました☆(゚∇゚☆)(☆゚∇゚)☆) 今年のメニューを決めるにあたり「昨年ってどんな感じだったかな?」と検索したら書き漏れていたので(ダンナさんがクリスマスにインフルやったからかと…)、1年遅れですが載せておきます。昨年はこんなでした。私頑張ったなあ、メインは豚ヒレ肉のステーキ、サイドはほうれん草のグラタン風とにんじんキャセロール、それにパスタも2種類作ってる…えらい…。パスタはフォアグラのペンネとじゃがいものニョッキトマトソースだったみたい。すごく美味しかった記憶が蘇ってきました(笑) お肉が厚かったので火入れに苦心しただろうなと思います。 ケーキはSuicaのペンギンケーキを予約して池袋まで受け取りに行きました。 そんな昨年に比べ”ぶっつけ”感漂う今年のメニュー。改めて振り返ります。◆北欧風ディップ三種&パンちょっとごちそう風に食卓をカラフルにしたい時やゆっくり食事をしたい時、ディップがあるといい感じです。少し前に北欧の雑貨や食品を取り扱う「アクアビットジャパン」さんのセールでにしんのマリネを買って残りを冷凍していたので、それを解凍したカレー風味のマリネと、軽く茹でて千切りにしたムササキキャベツにそのマリネ液を混ぜたもの、中央はサワークリーム+玉ねぎのみじん切り+明太子。間違いのない、かつ北欧~ロシア辺りっぽい組み合わせです。魚卵はトビッコやイクラでも。 パンは横浜「ウチキパン」さんのライ麦入りのものと、ムーミンベーカリーのスニフの黒パン。どちらもこの手のディップに合うタイプ。 こんな感じでいただきました。サワークリームのがダンナさんには特に好評でした。美味しいもんねえサワークリーム+魚卵って。 ◆毛皮のコートをまとったにしんロシア料理です。とは言え似た感じのものが北欧一帯で食べられているようです。こちらも「アクアビットジャパン」さんでビーツの瓶詰を買えたので作りました。ビールにもワインにも合います。 作り方は簡単。三層構造になっているのですが、いちばん下は「茹でて粗みじん切りにしたじゃがいも1個+マヨネーズ、生クリーム、プレーンヨーグルト各大さじ1+塩コショウ」、中央は「にしんのマリネ(ディル風味、これまた上述「アクアビットジャパン」さん)+玉ねぎのみじん切り+マヨネーズ+ヨーグルト少々」、いちばん上が「瓶詰のビーツの水気を切って粗みじん切り+塩コショウ+マヨネーズ少々+砂糖ひとつまみ」を混ぜたもの。それらをラップを敷いた器に逆の順番(ビーツ⇒にしん⇒じゃがいも)の順に詰めていき、最後に軽く押して固め、しばらく冷蔵庫で休ませて、盛る際にきゅうり(本来添えませんがポテサラには合うので)を添え、上に茹で卵のみじん切りを飾って完成。本来はにしんの塩漬けを使うようですが、マリネでも問題なく合います。ポテトサラダと考えればマリネでOKのはず。ビーツの赤が映えますね ◆フィンランド風にんじんキャセロール ここ数年、クリスマスには毎年作っていますがその時の気分で味付け(甘みのつけ方)を変えるので飽きません。今年ははちみつ、昨年はメープルシロップで甘みをつけました。作り方はおととしのエントリのこちらをご覧ください。◆ブロッコリーのキャセロール 赤い野菜に対して緑の野菜が欲しくなり、フィンランド風にはない料理ですがどうも毎年ほうれん草とかブロッコリーとかズッキーニとかのを一皿添えてしまいます。今年はブロッコリー。どちらかと言うとアメリカっぽい料理になりますが、だいたいの作り方は1)ブロッコリー2/3個はレンチンし、茎ごと粗みじん切りにする。2)玉ねぎ1/4も粗みじんに。3)溶き卵1/2個分、1)、2)、塩コショウ、粉末のチキンスープまたはブイヨン少々、ごはん30~40g、シュレッドチーズ適量、生クリームまたは牛乳(濃いもの)大さじ2ぐらいを適当に混ぜ、バターを塗ったグラタン皿に盛って上からもシュレッドチーズをかける。4)200度に予熱したオーブンで15分~20分、おいしそうな焼き目がつくまで焼く。的な感じです。分量は適当に調整ください。今回はこの分量で作りましたが、ブロッコリーはもっと増量してもよかったかも。(つまり緑の野菜をもっと食べたかった)今回つくったお料理の中では比較的はっきりした味なのでアクセントがつきます。アメリカだとキャンベルのクリームスープをそのまま入れて作ったりするようですが、それだとさすがに塩分とカロリーが心配。。。◆ラムラックのグリルとごぼうグラッセダンナさんのお誕生日とか結婚記念日とか、そういったイベントのたびに「羊!」と迷わずリクエストされるので、いい感じのラムラックが買えそうな時には少し前からでも買って冷凍庫に入れてあります。もう10年ぐらい(いやそれ以上かな)ラムラックを何度となく焼いてきているので、失敗しそうな例や味の好みもわかってきて、夫婦世帯の我が家の場合、ニュージーランド産のラムラック(背骨処理済みのもの)で、大きさが400~500gのが一度に焼く分量としてちょうどよいです。それよりも大きい場合には2つに切り分け、2人分×2回分として使っています。なぜニュージーランド産かというのは、同じく日本の通販で簡単に入手できるオーストラリア産と比べ肉質が柔らかく香りがソフト(我が家好み)で食べやすく、価格も手頃だから(だいたい2千円~3千円未満)。毎回同じお店で買っているので間違いもありません。一度国産のを買ってみたいのですが、売り切れ続きでなかなか買えないんですよね…。 味付けは毎回気分で調整しますが、今回は前日に解凍して塩コショウ、スライスしたにんにくとオレガノをすりこみオリーブオイルで撫でつけて冷蔵庫に一晩入れ、焼く1時間ほど前に冷蔵庫から出してレモン1/2個分を絞り、最初にフライパンで表面を焼き付けてから180度のオーブンで30分⇒その後全体にラップをかけて電子レンジで2分加熱したものを、最後にアルミホイルで覆って15分休ませました。それでベストの焼き加減でした。本来お肉をローストする場合「電子レンジ加熱」は行わないものですが(NGだと考える方の方が多いと思う)、中まで火が通っているか不安な時はこれをすると、我が家のオーブンレンジの場合ちょうどよくなるのです。オーブンの大きさや加熱のクセ、お肉の大きさによって違いが出てくるので、その辺りはお好みで。 添えたごぼうのグラッセは、最初にかぶる程度の水+ブイヨンで柔らかくなるまで煮、最後にバターとラム肉の焼き汁を絡め、必要に応じて塩コショウや少々のお醤油で味付け。ごぼうはジビエによく合います。ベルギーあたりではこんな風にして食べられているようです。そして今年のケーキはこれでした。ブラックサンダーアイスケーキ今年はずいぶんいろんなブラックサンダーを食べまくったので、見つけた際に「これだ!!」と思いました(ΦωΦ)フフフ… ネットで予約できたので、受取場所を自宅最寄りのセブンイレブンに指定。 カロリーは見なかったことに・・・ 味はものすごくブラックサンダーで、食べ応えがかなりありました。2人だと3~4回分ですね。こういう時、冷凍しておけるアイスケーキは助かります。 ああよく食べた、美味しかった・・・ヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。40代になりダンナさんも食べる量がだいぶ減って来たので(私はそうでもない🐖)、毎年のこうしたごちそうや日々のごはんもちょっとずつ量を減らしてはいるのですが、さすがにこの日は1日1食で終わりました(笑)みなさんはどんなクリスマスだったでしょうか。こうしてごちそうごはんも作り、ケーキも食べてしっかり太るところまでやり遂げたにもかかわらず、今年はどうも未だに「今年が終わる」実感がありません。喪中で年賀状作らなかったからかしら。年の瀬の大掃除や帰省の準備等に追われている方も多いかと思います。そういう時こそ思わぬ怪我や事故等に遭わないよう、いつも以上に気を付けて、どうぞあったかくしてお過ごしください。私は今度の土日に一泊で秋田へ行ってくるのが今年最後の大移動となりそうです
2018.12.24
みなさんクリスマスは楽しくお過ごしでしたか?今年は3連休だった方も多いと思います。ご家族・恋人・お友達と、あるいはひとりでも楽しければOK╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! というわけで、我が家の今年のクリスマス的ごちそうについて。今年は24日に天皇杯準々決勝!!という一大イベントを控えていたこともあって事前準備にあまり気が回らず、当日になって帳尻を合わせた感がなくもないですが主役はこれです。 いつの時代も男子の憧れザ・原始肉的豚のすねハム(約2.2キロ)╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !いやーすごいビジュアル&持った感じでした~。想像以上だった。男子でなくとも若干ワイルドな気分になりますこれだけ大きいと(笑)これを数か月前に注文していたので、いつ届くか&どう調理するかが焦点になったわけですが(注文だけしてノーアイディアだった)、これは実はまたとないチャンスだったのでした。◆フィンランドのクリスマスハム風、豚ハムのマスタードパン粉焼き 上の塊を切り取ったのでハムっぽい丸みを帯びた形状にならなかったのですが、ハムです。切ると切り口はこんな感じ。 北欧はフィンランドではクリスマスのご馳走と言えば七面鳥より豚のハムだそうで、本来は塊肉を買って来て塩でじっくり漬け込んでオーブンで低温調理的にきちんと作られるようです。さすがに「ハムを作る」ところからは時間・労力共に厳しいので、美味しい&味がつきすぎていないシンプルなハムを買えた今年はいい機会!仕上げ部分だけそれっぽく作ってみたのでした。 フィンランドのクリスマスハムは「ハムの表面に甘いマスタードを塗り、細かなパン粉をまぶしてオーブンで焼く」のがお決まり。現地ではそれ用に予め甘みのあるマスタードが売られているそうで、代用するならディジョンマスタード(粒なしタイプのマスタード)にはちみつやメープルシロップで甘みをつけるとよいようですが、今回はこれを使いました。カナダ産のメープルマスタード もらいものです。現在の上司の奥様(カナダ留学中)が「絶対オススメ!」とおみやげに選んでくださったそうで、確かに美味しい!シンプルに蒸したチキンやちょっと全粒粉が入ったようなタイプのパンによく合う味です。辛さはあまりなく、マスタードの酸味、メープルシロップ的なほのかな甘みが絶妙なバランスで配合され、人気があるのも納得。――というのをハムの表面にたっぷり塗り付け、これまた輸入品のヨーロッパのパン粉(日本のように粗めに砕いたのではなく、あくまで粉状に細かく砕かれたタイプ)をまぶして180度のオーブンで約20分、焼き色がついたらできあがり!本来は薄く切って頂くものだと思いますが、塊で出すと厚切りしたくなるのが男子のロマン思う存分厚く切って口に運んだダンナさんはいたく幸せそうでした。でも今回はそれが正解。ハム自体美味しいものを買えたのと(厚切りで食べてもしょっぱくない程度の塩味)、メープルマスタードがしみこんだ美味しさを味わうには、ある程度の厚み(大きさ)があった方がよりよくわかります。とても美味しかった。ハムをそのまま食べるより、こうした方がより美味しいです。大満足╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !そして、これだけお肉を食べるならそれ相応の野菜も食べないと、とサイドメニューもフィンランド風の「野菜のキャセロール」を各種取り揃えました。 ◆じゃがいもとかぼちゃのキャセロール これは本来「じゃがいもとさつまいも」で作るもので、たまたまかぼちゃが家に余っていたのでかぼちゃで代用しました。ナツメグの香りがとてもいい感じで美味しい。さらに、本来はじゃがいもと同量のさつまいもを茹でるか蒸すかしてマッシュした状態で「一晩寝かせて甘みを出す」作り方をするようですが、当日になってから作ったのでその工程も省略。今回の作り方は1)じゃがいも1個(約150g)と同量のかぼちゃをレンジで柔らかくして皮をむき、ぬるめに温めた牛乳を少しずつ加えながら(50ccぐらいかな、じゃがいも・かぼちゃの水分によります。様子を見ながら加えてください)なめらかにマッシュする。※本来の作り方だと固さを整えるため小麦粉を少し加えるのと、牛乳とさらに生クリームも入れたりするようです。この辺りも素材の水分次第だと思います。2)塩・こしょう・ナツメグで味を調えてバターを塗った耐熱皿に入れ、180度のオーブンで40分ほど焼いてできあがり!◆にんじんのキャセロール 調理したにんじんを耐熱容器に入れてオーブンで焼いたキャセロールは、普段は簡単にできて味もわかりやすい(クラッカーとチーズを多用)アメリカ風のをよく作っています。フィンランド風のこのタイプ(ミルク粥がベースになっている)は初めてつくりましたが素朴な味で美味しい。このテの食べ物があまり好きではなさそうなダンナさんが、意外と喜んでたくさん食べました。1)米25cc強はざっと洗い、バター少々を温めたフライパンで透き通るまで炒める。2)水100ccを加えてくっつかないよう混ぜながら中火で煮て水気を吸わせた後、牛乳200ccを何度かに分けて加え、蓋をして弱火で煮詰めて(焦げ付かないよう時々混ぜる)ミルク粥をつくる。完成形は水気がほとんどなく、しゃもじですくえる状態。3)にんじん150gは皮をむいてすりおろし、粗熱がとれた2)のミルク粥と混ぜ、はちみつ適量、溶き卵1/2個分、塩・こしょう、ナツメグ、生クリーム25ccも加えてよく混ぜ、バターを塗った耐熱容器に入れる。4)180度に予熱したオーブンで40分焼いてできあがり!◆ほうれん草の皮なしキッシュ これだけ非フィンランド料理です。アメリカでよくあるタイプのほうれん草キッシュほど重たくなく、緑の野菜をたっぷり食べたかったので追加。これ同様の理由で昨年も似たようなのを作ってますが、今年の方が美味しくできました。ダンナさんが殊に喜びました。1)ほうれん草1/2束は洗ってラップにくるみ、レンジで柔らかくして水気をある程度絞って(絞りすぎないこと)5mmぐらいに刻む。玉ねぎ1/4個は粗みじん切り。2) 1)の野菜をバター適量で、出てくる水気がなくなるまでじっくり炒める。水気が飛んだら刻んだ薄切りロースハム1枚と小麦粉大さじ1を混ぜ、塩・こしょうして火を止める。3)粗熱がとれたら溶き卵1/2個分、牛乳50cc、家にあるチーズ適量(たくさんあった方がよいです。今回は冷凍庫で眠っていたコンテチーズ30g程度を砕いて入れました)を混ぜ、バターを塗った耐熱容器に入れて180度~200度のオーブンで20分程度焼いてできあがり!これは「牛乳<生クリーム」「ハム<ベーコン」「チーズ少々<多め」的にわかりやすく美味しく作れますが、その分カロリー&脂肪分もどんどん上がっていくので、自分好みのバランスで作るのがよいです。私は上のレシピぐらいが好み。野菜のキャセロールがあると「安心してたっぷり食べられる&ワインが飲める」になるのでよいです。簡単だし、食卓も彩がパッとしますね。 パンは市販の美味しいのを買いましたが、添えものもそれっぽく用意しました。◆北欧風セルフディップおつまみ 裏ごしされたタイプのカッテージチーズとサワークリーム(黒コショウ少々)、玉ねぎのみじん切り、スモークサーモンとイクラの盛り合わせ+レモンです。こんな風にして食べます。 ・・・自分でディップしてもらうので楽しい&楽でよいですが、やはり味はつけた方が美味しいなと翌々日はバージョンアップしました(笑)その模様はまた別途。私は今日で仕事納めですが、28日が最終日という方が一般的かと思います。今日はぐっと冷え込んで空気が乾いていますね。のどやお肌のケアに気を付けて、今日もみなさんお気をつけて
2016.12.25
先週末のおうちごはんです。 仕事初めから割と忙しかったからか週末なんだかとても体力がなく、買い物に行く元気がなかったのでお家にあった食材だけでつくりました。◆にんじんのロシア風サラダ もはや最近の定番。空調等で空気が乾く冬は眼精疲労も激しく、コンタクトを外すと「目が痛い」と感じる日も多いのでにんじんがすごく食べたくなります。同じような調理法のフランス風の「ラペ」も美味しいですが、どちらかと言えば私はこっちが好き。マヨネーズを控え、プレーンヨーグルトを少し入れて作るのが好きです。基本レシピはこちら。◆カリフラワーのストゥファート・小松菜入り これもカリフラワーを買うとよくつくります。カリフラワーのほろっとした柔らかな食感に卵とチーズがよく合って美味しい。汁物が欲しい冬場のスープ代わりにもなる一品です。緑が欲しくて風味を邪魔しない小松菜を入れましたが、なくても大丈夫。カリフラワーを茹でる匂いが好きではないという方にはオススメできませんが(笑)、我が家は2人とも好きなのでダンナさんは「カリフラワーって美味しいよね~」と言いながら喜んで食べてます。これまたレシピは過去エントリのこちらをご覧ください。◆めかじきのジェノヴァ風トマト煮・黒オリーブ&レーズン、ナッツ風味 これは本来干した鱈、イタリアで言う「ストッカフィッソ」を使ってつくるお料理で、以前鱈を使ってとても美味しくできたお料理。その際のレシピはこちらです。――を、鱈がなかったので冷凍庫に入れてあっためかじきで作ったバージョン。 鱈⇒めかじきで既に代用感満載なところを、さらにブラックオリーブが足りずグリーンオリーブで補うという代用っぷりでしたが、たいへん美味しかったです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! これはパンにすごく合うので、ちょっとバサッとした感じのパンを合わせることをオススメします。今回は市販の全粒粉・雑穀入りの厚切り食パンをトーストしました。◆豚バラ肉ときのこのクリームパスタ 新作です。冷凍庫に豚バラ肉があって、これをカリカリに焼いて出て来た脂をパスタに吸わせる感じのを作りたいなあ、安直に考えればキャベツを合わせるのが一番だろうけどちょっとそういう気分じゃないな・・・と考え、更に冷蔵庫にあったしめじと生クリームを合わせることに。――結果、たいっへん!ウマかったーヤッター! (  ̄▽)爻(▽ ̄ ) ヤッター! コツはいくらかありますが、豚の美味しさがソースにしっかり出て、よく絡んでとても美味しい。これも「ちょっと疲れている時」の定番になりそうな気がします。簡単なのでぜひつくってみてください!≪豚バラの旨味ときのこの風味を余さずソースにとじこめる!「豚バラ肉ときのこのクリームパスタ≫レシピ:2人分1) 大鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら粗塩2つまみ程度を加えてパスタ120~140gを茹でる。このレシピはロングパスタがオススメです。ちょっと太めのスパゲッティーニか、リングイーネやフェットチーネ等、ちょっとしっかりめのタイプがいい感じ。2) 豚バラ肉50gを1cm幅にカットし、塩とこしょうを絡めておく。しめじ適量(食べたい分だけ)は石づきを切り落としてほぐしておく。3) フライパンを熱して2)の豚バラ肉を入れる。油を敷かなくてもお肉から出てくる脂でカリカリになるので、焼き目をつけながらこんがり焼き、しめじも加えて軽く炒める。4) しめじが温まって少し焼き色がついたら梅酒大さじ1~2(その梅酒の甘みによって量は調整ください。甘ければ少なめ、そうでもなければちょっと多め)を加えてフライパンを傾けてフランベし、炎がおさまったら生クリーム大さじ2~3を加えて全体を混ぜ、醤油をひとたらし(入れ過ぎないよう注意!香り出し程度です)して味を調える。5) 茹で上がったパスタをざるにとって軽く水気を切り、4)のフライパンに入れて全体をよーく混ぜれば出来上がり!なお、今回は食感をプラスしたくてちぎったレタス少量も仕上げに入れました。入れても入れなくても美味しいです。★梅酒の甘みと香り、お醤油の香ばしさが実はポイントです。梅酒がなければちょっと甘めの果実酒でも代用できるかも知れませんが、できれば自家製のちょっと美味しい梅酒を使うのがいいです。私は実家から送ってもらったのを使用。我が家に「生クリームがある」ことはけっこう珍しいのですが、あったんですよね使うつもりで買っておいたのが(笑)これは生クリームを使わないと美味しくできないので、少量の濃いめのを使うことをオススメします。あっでも小さいポーションのコーヒークリームでもいいかも知れないですね。◆フィンランド風ブルーベリータルト(レシピ改訂) どっしりした甘いもの、それもベリーを使った焼き菓子が食べたくて久々に作りました。このテのお菓子はバターがないと作れないので、常にお菓子の材料が揃っている訳ではない我が家で急に思い立って作ることはそれほど多くありません。――が、この時はたまたまバターを買ったばかりだった╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! という訳で、昨年の今頃つくったフィンランド風ブルーベリータルトを自分流にレシピを若干アレンジして作りましたが こっちの方がより我が家好みでちょー美味しくできちゃったーヽ( ´ ∇ ` )ノ ワーイという訳ですごい売れ行きでした。その日のうちに2/3が消化され(2人ともお代わりした)、翌日のブランチで完売。ポイントは底の方がしっかりカリッと焼けることと、バターとヨーグルトがいい感じに馴染むこと。ブルーベリーもたっぷり入れてつくってみてください!≪我が家レシピ決定版!フィンランド風ブルーベリータルト再掲≫レシピ:パウンド型1台分1) ボウルに卵1個と三温糖40gを入れてすり混ぜ、少し水気を切ったプレーンヨーグルト大さじ3弱程度を加える。2) 小麦粉90gとベーキングパウダー小さじ1.5を加えてダマが残らないようよーく混ぜ(それほど膨らむお菓子ではないので、しっかり混ぜても大丈夫!)、最後に溶かしバター40gを加える。オーブンは200℃に予熱。3) オーブンシートを敷いた型に2)の生地を流し入れ、コーンスターチをまぶした冷凍ブルーベリーをどっさりすきまなくのせる。4) 予熱したオーブンで40分、じっくり焼いたらできあがり!★もともとのレシピ(⇒こちら)に比べ砂糖とバターの量を減らし、牛乳の代わりにヨーグルトを使い、ブルーベリーは増量させています。焼き時間もちょっと長くなったかも。焼き時間はオーブンにもよると思うので、生地の底がこんがり焼けて、表面のレア感がなくなるのを目安にしてください。いやーこれ美味しかったです~。しかも超簡単なので、材料さえ揃えば思い立ったらすぐ焼ける。まだ冷凍ブルーベリーだいぶあるのでまた作ろう。という訳で今から仙台へ行ってきます。特に西日本のみなさん、雪と寒さに十分注意してよい週末を!
2016.01.20
さてさて、3が日も終わろうという日の我が家の夜ごはん。 1日は私が寝込み、2日はダンナさんも私もそれぞれ出かけた(お寿司はダンナさんの静岡土産)+例年年内に届く実家でついたお餅が今年は2日に届いたため、3日になってようやく今年初のお雑煮を食べているという(笑) お餅と一緒に比内鶏のスープも入っていたので(秋田県人はこのスープを万能つゆのように使います)つゆは比内鶏。スープにコクがある分、具はシンプルに焼いたお餅、かまぼこ、焼いた鯛(おせちに入っていた具)、白菜、えのき、三つ葉と、仕上げに柚子の皮の代わりにすだちの皮を。秋田のお雑煮はお醤油ベースのおうちが多いと思います。はたはたを入れてしょっつるみたいにしているお家もあると思いますが、私の実家はだいたい鶏肉+比内鶏スープ仕立てでした。実家ではお餅は焼かずに煮ていましたが、私は焼いた方が好きなのでこんがり焼いたのをお椀に入れてから具をのせ、汁を注ぐ派。毎年お義母さんが持たせてくれるお煮しめは、今年は静岡に住むお義姉さんがつくってくれました。 具材は秋田のお義母さんが送ってくれたそうで、お義母さんの味と一緒!さすがお義姉さん!――という訳で我が家のお正月はこれにて終了。既に3日の昼からチャレンジメニュー仕様になっております。冬に食べたくなる北欧料理、昨年の冬にも作ろうとしてなかなか機会に恵まれなかったとあるブツに1年越しでチャレンジ! それは◆カラクッコ(フィンランド風小魚と豚肉入りのライ麦パイ的なもの) 名前だけ聞いても???だし、見た目からも何が何やら謎なこちらはフィンランド料理です。日本では実物を買うことはもちろん、レシピ情報も殆どなく、想像と見た目の写真だけでつくってみました。工程の一部をご覧に入れましょう。1) ライ麦粉90g、塩、水、小麦粉40g(ライ麦粉が多い方が向こうっぽいですが、小麦粉を混ぜた方がたぶん扱いやすい)を練って生地をつくり、打ち粉をした台の上で5mm程度の厚さにのばす。2) ムイック(という魚が向こうではポピュラー、ワカサギに似ているらしいので今回はワカサギ使用)&塩をぱらぱら⇒豚バラ肉&塩をぱらぱら・・・という具を何段か重ねる。 3) 生地で具を包んでこんなふうにまとめる。 4) アルミホイルでしっかり覆い、オーブンで4時間・・・は焼いていられないので1時間。 保存食でけっこう塩を使っているので、焼いた翌日ぐらいの方が味がなじむかな?と思い、翌日切り分けてみました。じゃーん 生地の分量に対して具が少なかった+生地の包んだところだけやたら分厚くなってしまったという反省点はありますが、わりと雰囲気は出ている気がします。塩漬けにした魚と豚の脂、旨味がいい感じに融合し、ライ麦パンとよく合う。やっぱりもっとライ麦多めにすればよかったなあ。真っ黒なぐらいがちょうどよかった気がします。でもつくれたから満足、また改善して作ろうっと。◆フィンランド風キャベツのキャセロールをまねた白菜・キャベツのグラタン これは通常アンチョビ風味で毎冬よくつくっているグラタンを、アンチョビではなく牛・豚の粗びき合挽肉を具にし、玉ねぎではなく太くて白いリークみたいな長ねぎを使って作ってみました。合挽肉の脂を白菜とキャベツはもちろん、葱も下に敷いたパンもたっぷり吸ってくれるのでジューシーで美味しい!本来ごはんを使って作るもののようですが、パンの方が好きかも。アンチョビ版の作り方はこちらをご覧ください。◆紫キャベツのノンオイルマリネ 北欧といえばビーツ。ちょっと甘めのマリネみたいなあじつけが定番で、北欧料理にはよく合いますが、今回そこまでそろえきれなかったので、ムラサキキャベツを軽くマリネしました。適度な食感・酸味ともにいいアクセント。色合いがパッとするのもいいですよね。他のジャンルのお料理にも合いそうな便利な一品です。作り方はとても簡単で1)ムラサキキャベツ食べたい量を千切りにし、軽く塩でもむ。2)フライパンに赤ワインビネガー大さじ3、三温糖またははちみつ大さじ1弱、塩少々を混ぜて煮たて、沸騰したら火を止めて1)をよく混ぜ、容器に移して冷蔵庫で一晩。3)翌日、汁気を絞って味を見て、必要に応じマスタード、コショウ、オリーブオイル等で調味してできあがり!★今回は3)では追加の味付けを何もしていません。それでも十分美味しかった。カレー粉も合うかなと思います。 さてさて北欧フェア、最後の1品はスウェーデン料理です。◆オバジン(スウェーデン風茄子のアンチョビグラタン~ドリアっぽいもの) これはネットで見つけて「これ絶対美味しいよ!」と思って作ってみました。きっと米茄子を使うともっと柔らかくとろけるように美味しくできると思いますが、九州産のアクの少ない長茄子も柔らかくていい感じ。こちらは基本、耐熱皿にごはん(バターライスのバージョンも、普通のごはんのバージョンもありましたが今回は「バターを塗った耐熱皿に塩・コショウで味付けしたごはんを入れる」でちょっとだけバターライスっぽく)⇒1cm程度にスライスして揚げ焼きにした茄子⇒アンチョビ⇒ホワイトソースまたは生クリーム⇒チーズをのせてオーブンで焼くだけ。いかにも北欧っぽい、ちょっとおしゃれなワンプレートランチにもなりそうなメニューですよね。今回は他にいくつかお料理がある中での1品なのでごはんはあくまで軽く、旨味を受け止める程度にしましたが、ブランチのメインの1品にするならチキンを加えたりしても美味しそうです(そういうバージョンもあるみたい)。――なーんて。いつも通り元気に食べもの記事を書いているように見えるわたくしですが、実はきのうから今朝にかけてウイルス性胃腸炎(4日の外出が原因かなあ)でとんでもないことに・・・((((_ _|||))))ほぼトイレの住人+固形物を何も受け付けず、水分も薄めのスポーツドリンクっぽいやつ(イオンウォーターとか)しか飲めないし(飲んでも戻す)眠れないのでホントつらかった。現在回復基調なので、もう1日休んで明日からの仕事始めになんとか間に合うかなといったところですが、今年は新年からホントに寝込みっぱなしだよщ(゚ロ゚щ)健康第一です。みなさんもお気を付けください・・・_( _´ω`)_
2016.01.04
どーん! 豚です( ̄(oo) ̄)ノ豚祭りでえーすイエーイ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆ 冷凍庫にかなり長いこと眠っていた皮付きの豚塊肉。このお料理を作るために中華街近くのスーパーで購入したものの、その後Jリーグが開幕し肉々しいスタグルを食べる機会が増え、おうちで肉料理を作るチャンスがなかなか・・・。ようやく!ようやく!!!作れたよー嬉しいよー美味しいよー。+゚(ノД`)゚+。――というこちら、デンマークのクリスマス料理です。昨冬我が家にやってきた北欧料理ブーム。ここに続いていたのでした。久々の北欧フェアでございます。◆フレスケスタイ(デンマーク風皮付き豚肉のロースト) これを作ってみたかった理由はこの工程、というか作り方。 皮目の部分に5mmおきぐらいに切り目を入れ、塩をすり込み、ローリエの葉と本来はクローブを挟み込んでオーブンでじ~~~~~っくり、皮目の部分がガリガリになるまで焼きます。ホールのクローブが入手できなかったので、今回は焼く前にオールスパイスをちょっとだけすりこみました。 今回は180℃で90分焼きました。身の部分が焦げないよう、途中からは一部ホイルで覆いながら加熱。ガリッガリです(*´艸`*)とにかくこのお料理、皮目をガリッガリ・パリッパリに焼くことが身上だそうで、皮つきの豚肉を入手するのが難しそうだなあと思っていました。とは言え中華料理では皮付き三枚肉をよく使うので、中華街近くで買えたのも納得(*゚ー゚*)(*。_。*)(*゚-゚*)(*。_。*)ウンウン添えたソースは焼いている間に出て来た肉汁(脂もかなり出るので、上澄みの脂は取り除きます)に水少々と薄力粉を加え、煮詰めて味を調えたグレイビー。もちろんそのまま切って食べても最っ高~~~に美味しいですがこうして がぶ~~~~~~( ̄~ ̄ ) 至福+。:.゚(人〃∇〃)*+シ。:.゚ア*゚ワ.:。セ+゚(〃∇〃人)゚.:。+ こういう食べ方をして実感したのは、身の部分がいい感じに柔らか~く焼けていること。その理由は、「皮目を上にしたまま焼いた」ことだと思います。厚い皮と脂身の下で蒸された感じに焼き上がったお肉の美味しさといったら!塩しか使っていないのにほんとうに美味しい。豚最高ヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。本来は小ぶりのツルンとしたじゃがいもにカラメルをからめたカラメルポテトと、ムラサキキャベツを甘酸っぱく煮たものを添えて食べるそうですが、今回添えたのはこちら。◆トルタ・ヴェルデとピサラディエール風 あれだけお肉を食べるので、緑の野菜を大量に食べたいと思い、おうちにあった小松菜+ズッキーニ+茄子+玉ねぎを使った我が家の定番「緑のパイ」風にしつつ、もう半分は別の中身に。 そう、またしても淡路島産玉ねぎ( ´∀`)bあれを炒めて炒めて炒めて凝縮したやつも食べたいなあと思い、玉ねぎ大1.5個をスライスして自家製アンチョビの油でじっくりじっくりじーーーーーーっくり炒め、仕上げにアンチョビ2尾とブラックオリーブを絡めたピサラディエール風の具にしました。皮は地粉とライ麦粉のブレンド。北欧風を意識したのでライ麦粉が食べたくなったんですよね。味わい深い風味がお肉にもよく合って美味しかった。こちらもデンマーク風を意識した一品。◆鯖のスモーク&レタス&玉ねぎ、デンマーク風カレーソース 鯖のスモークは市販品。スーパーで見かけて美味しそうだったので購入した際、ピーンとひらめきました。 デンマークと言えば、オープンサンド「スモーブロー」。これを食べやすい一口サイズで食べられるカフェに最近よく行くのですが、いわしのオープンサンドにかかっているのがカレー風味の甘酸っぱいソース。このソースがすごく美味しくて、魚の美味しさを引き立ててくれるし、黒っぽいパンにもすごくよく合う!これを再現したくて、マヨネーズ+ディジョンマスタード+赤ワインビネガー+カレー粉+三温糖でソースを作り、野菜と鯖にディルと一緒にかけてみたところ お~~~いし~~~~いヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪生の玉ねぎにもすごくよく合います。鯖やいわしのマリネ、スモークサーモンと合わせると即北欧風。いいソースを発見できたなあという感じ!デザートも北欧風。◆ムスティッカピーラッカ(フィンランド風ヨーグルトパイ) 本来はブルーベリーで作るパイですが、ダークチェリーのお菓子を食べたくてチェリーで作ってみました。かなり目分量で作ったのでまだ試作品っぽい段階。 ざっくりとした作り方は、薄力粉+バター+砂糖+溶き卵でタルトの皮を作って型に敷き、水切りヨーグルト+溶き卵+砂糖のフィリングを流し入れ、種を抜いたダークチェリーを入れて190℃のオーブンで30分。もっと上手に作れたらレシピ化します。今回は皮のバターがちょっと多すぎたのと、皮に対してフィリングが多すぎましたが、味は美味しかったです。甘すぎない爽やかなヨーグルトフィリングに、ジューシーなチェリーがいい感じ!ふはー食べた~・・・夜になってもぜんぜんおなかがすきません(笑)J1は浦和の1stステージ優勝が決まりましたね。今年のJ1は上4~5チームは強く、下1/3はかなり弱いので勝ち点が極端に推移していますが、上が勝ち点を積んでいる分、中位も勝ち点が足りていない状況。現在の中位クラブが今後残留争いに巻き込まれても全く不思議はありません。山形を推す我が家としては苦しい試合が続きますが、ようやく怪我人も戻りつつあり、2ndでの巻き返しに期待したいところです今日は久々の梅雨の晴れ間でしたが、明日は降ったり止んだりの梅雨空のようですね。三ツ沢はビジターに逃げ場がないので、開場後は止んでいるとよいのですが…。
2015.06.20
先日、どうも今ひとつ体調がよろしくない、というお話をしましたが、豆フェーズから少し進んで 肉フェーズ( ̄(oo) ̄)ノ 肉フェーズーーーーーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。 胃腸の状態があまりよくない時には柔らかく煮たお豆や青菜をどっさり食べたくなり、それで腸内がきれいになると、その後食べたくなるのはだいたいお肉。お肉を食べたくなるようなら回復期にあるんだなと解釈しています。という訳で、作ってみたのは前々から気になっていたクロアチア名物。上の写真の肉だんごというか俵型というか、そういう形状のミートの塊「チェバプチチ」、通称「チェバプ」。ひき肉におろしにんにくと塩、スパイスで味付けして男性の親指ぐらいの大きさにまとめ、フライパンで転がしながら焼いた「ケバブ」っぽいものの一種です。似たような食べ物は近隣~トルコ、中近東ぐらいまでの国々で広く食べられており、宗教や風土で使うお肉は変わってくるはず。クロアチアはカトリックがメジャーですが、おそらくトルコ(=イスラム圏)の影響を受けているであろうチェバプ、豚さんは基本NGで羊&牛あたりがメジャーでは?と思います。とは言え無宗教~ライトな仏教徒の我が家では、食べて美味しい豚さん+元気が出るお馬さんを混ぜ合わせて使用(※牛肉切らしてた)。ん~スパイシー&元気出るーーーーーヽ(`Д´)人(`Д´)人(`Д´)ノダンナさんはスパイスの効いた食べ物が大好きで、こういうお料理を作ると大喜びです。特に羊とクミンの香りが漂うとそれだけでテンションが上がっています。馬肉はちょっとクセがあるのですりにんにくの味付けが殊の外よく合いますよね(馬刺しにも使うし)。かと言って馬だけだと脂身があまりなく、固くなってしまうので、豚ひき肉と混ぜてとても食べやすくなったと思います。≪クロアチア名物、みんな大好き「チェバプチチ」のかなりエセアレンジ版≫レシピ:適量1) 馬肉のひき肉と豚ひき肉(本来は牛&羊または牛豚合挽&羊だと思う)を2:1ぐらいの割合で混ぜ(計250gぐらい)、おろしにんにく1/2かけ、塩ひとつまみとチリパウダー、クミン少々を加えてよく混ぜ、親指より太い棒状に成形する。2) 油を敷いたフライパンで転がしながら、中までよく火を通せばできあがり!★つなぎの材料を使わないので(玉ねぎやパン粉等、よく入るものが一切入らずお肉100%)焼くと少し縮みます。その想定でお肉を多めに使った方がいいかも。そして、このテの「ケバブ」っぽい食べ物につきものと言えば、これ。◆ピタパン(ギリシャ風の作り方、フライパンで焼くタイプ) チェバプチチもお店で頼むと大概ピタパン&生野菜(主にスライス玉ねぎ)とセットで出て来るらしいです。ケバブとかこのテの食べ物はそういう「小麦粉を練った平パン的なもの」と一緒に食べると気分が出ますよね。なので久々に小麦粉を練ってピタパン製作。基本のレシピはこんな感じ(過去エントリ)です。ピタにセットにするのは ・生野菜(レタス、トマト、玉ねぎ、きゅうりあたりが鉄板) ・レモンまたはライム(現地のレモンはライムに近い味がするのでライムを買いました) ・ヨーグルトソース(プレーンヨーグルトを水切りして、塩で味付けが基本。 おろしにんにくやチリパウダーを入れるとより美味しいですが、生のおろしにんにくは胃にくるので今回は塩のみ) ・ケバブ的なもの(味付け串焼肉か肉団子系、または豆で作ったファラフェル等)がだいたいの1セット。 今回は興味があって買ったケバブセットの中からクロコダイル>゜)mニニニニm=使用。ワニ初めて食べましたが食感がカエルみたいでした(ダンナさんいわく「イカみたい」)。いずれにせよそんな感じのちょっとミシっとした白い肉質で、もともとかなりクセがあるのか、ハーブ(主にミント)をだいぶ強めにきかせた味つけでした。ライムをたっぷり絞り、スライス玉ねぎと一緒に食べるとクセを感じず美味しくいただけます(※要はそうでないと日本人の口にはあまり・・・)。そしてせっかく久々にピタをつくるので、ファラフェル(基本の作り方はコチラ)も作ろうかとひよこ豆を水で戻して作ったのですが、ご覧の通り 揚げている途中で何個か油中分解 (((( ;゚д゚)))アワワワどうにか形状を保っているものとクランブル状にこんがり揚がったものが出来上がり、ピタ作ってよかった(クランブルも入れて食べられるから)と思いました。 ダンナさんがそういうのを面白がってくれるタイプの人でよかったです。体調がイマイチの時にお料理すると、集中力や注意力が欠けているのでこういう失敗を何かやらかすんですよね~…。まあいいです、おいしかったし<( ̄^ ̄)>!とは言えファラフェル分解が少々心残りだったからか、夜にも久々のギリシャ料理を作りました。 この2品がギリシャ料理。◆白花豆とほうれん草の煮込み&オーブン焼き 青菜がすごく食べたいフェーズの時にほうれん草を大量に買ったので作ろう!と決めてました。とろとろに煮えたほうれん草が美味しい。ほうれん草のえぐみがなくなって食べやすく美味しい一品です。レシピはコチラ。◆パスティチオ(穴あきパスタのミートソース&卵・チーズ入りホワイトソース焼き) これもだいぶ久々につくりました。ポイントはミートソースを豚ひき肉&羊のひき肉を混ぜて作ってみたこと。 羊味がパスタにしみてもんのすごくウマーーーーーー (  ̄▽)爻(▽ ̄ )ダンナさんが「羊の勝ち」としきりに言ってましたがそうでした。おいしかった。これまたレシピは過去エントリのこちらをご覧ください。とは言え週明けから残業したわけでもないのにたいへん身体が重いです。運動不足(=サッカーがない)のせいか、ここ1月ほどあまりよく眠れていないので、その疲れが取れていないのかも知れません。今日は早めに上がりたいな・・・。
2015.02.16
暦の上では昨日から新年、立春でしたね。3日には恵方巻きや恵方巻派生系グルメ(恵方巻ロールとか)を食べた方も多いと思いますが、一足先に我が家はコレでした。 むふーいい感じの断面(*´艸`)――に見えますが、巻くの大変だったよщ(゚ロ゚щ)生地と具の量のバランスたぶん誤ったよщ(゚ロ゚щ)もっと大きな焼き型があればよかったです。でも無理くりどうにかしてみました(生地の下にラップを敷いて、具をのせてラップごと巻き込んで固定)。というこちらは、オーブンで焼いた卵・牛乳とバターたっぷりの生地でひき肉の具を巻いた、材料と作り方を聞くだけで美味しそうなフィンランド料理。◆Munakasrulla(読み方不明) この単語でググると、クレープ的な厚みの生地にさまざまな具を巻き込んだ画像がたくさん出て来るので、おそらく「卵牛乳バター系の生地で具を巻き込んだお料理」がこう呼ばれる模様。皮の厚みや具にはいろんなバリエーションがありそうですが、今回は中でも最も美味しそうだったバージョンです。 私が見たバージョンでは具にはマッシュルームが使われていましたが、買うの忘れた&興味があって、おなじみビーツの瓶詰を入れてみました。牛肉とビーツの酢漬けの味は相性がとてもいいし、この生地にもよく合ってとっても美味しいヾ(o´∀`o)ノまあ、生地が少々失敗だったのは、欲張って同時に2種類のお料理をオーブンに入れたので、容器が少々傾いて生地の厚みが均一にならなかったのもあり、今度はその辺りを改良したいなと思います。≪バターの香り豊かな生地にひき肉の具がぴったり!フィンランド風巻きオムレツ「Munakasrulla」≫レシピ:2~3人分1) 生地をつくる。ボウルに卵2個を入れて溶きほぐし、牛乳150ccと塩ひとつまみを加えて混ぜ、小麦粉60gをふるいながら入れてむらなく混ぜ、最後に溶かしバター20gを加える。オーブンは200℃に予熱。2) バターを塗った耐熱容器(平たく四角い型)に1)の生地を流し入れ、予熱したオーブンで20~25分程度、虎柄っぽい焼き色がつくまで焼き、粗熱をとる。3) 具をつくる。牛ひき肉100gと粗みじん切りの玉ねぎ1/2個分をフライパンで炒め、汁を切って粗みじんに刻んだビーツの酢漬けを加え、全体に熱が通ってなじんだら塩・コショウで味付け。4) 2)の生地に3)の具をのせて、巻きずしやロールケーキの要領でくるっと巻いてできあがり!この時のメニュー全体はこんな感じ。 スープは残りもので作りました。◆キャベツとかぶのポタージュ この週はちょっとお酒を飲みすぎまして(兄さんと美味しいお店で遅めの新年会をしたら調子に乗って日本酒飲みすぎました…)。このため胃が少々疲れており、キャベツをたっぷり使った優しいスープが飲みたくなりました。ざく切りにしたキャベツ1/4個分(芯のところも甘みが出るので使います)、1個半端に残っていたかぶ、玉ねぎと一緒にひたひたの水と「ベゲタ」をを加えて煮、フードプロセッサーにかけて好みの濃度にのばして完成。簡単!キャベツは繊維の固いところを除いて使ったものの、思いのほかかぶの繊維が主張(笑)でも美味しかったです。乳製品ゼロ、野菜は炒めずに煮るだけですが、ベゲタのおかげでコクが出て美味しかった。ベゲタ便利です。◆ロヒラーティッコ(じゃがいも、サーモン、玉ねぎとディルの重ね焼き) えー、これも若干失敗しまして。本来は具を重ねた後流し込む卵+牛乳の液体が加熱されて固まるはずが、牛乳が多すぎたようで固まらず、型から取り出す際に半崩壊どうにか形をつけて盛り直しましたが、リベンジします。これ絶対もっと美味しく作れる! という訳で、レシピも成功した時に改めて書くことにします。間違いのない組み合わせなんですけどね~。失敗してもそれはそれで美味しかったですが、絶対もっと美味しいもののはずo(゚ロ゚o)!代わりにこの時すんごく美味しくできたのがこれ。◆フィンランド風ブルーベリータルト 寒いフィンランドではどっしりした焼き菓子が多く、家庭でも日常的に作られているようですが何せ ・分量が多い(一回あたり作る量が多い) ・バターが多い ・お砂糖も多い→確実に高カロリー( ̄(oo) ̄)ノという訳でなかなか手を出せずにいました。が、ブルーベリーを使ったタルトは好きなので、冷凍ブルーベリーを買って作ってみることに。 混ぜて焼くだけなので超簡単です。それに思い切ってお砂糖(三温糖)とバターを使ったのでお店で買ったみたいな味。冷凍のブルーベリーでもこんなに美味しくできるんだ!とかなり満足しました。ダンナさんも気に入ったみたい。「タルト」と言ってもタルト生地を別に焼くのではなく、いっぺんに焼くケーキなのでとっても簡単で、かつ美味しいです。ぜひブルーベリーをたっぷり入れてつくってみてください。≪混ぜて焼くだけ、超簡単なのにお店の味みたい!「フィンランド風ブルーベリータルト」≫レシピ:パウンド型1台分1) ボウルに卵1個と三温糖60gを入れてすり混ぜ、常温に戻した牛乳50ccを加える。2) ふるった小麦粉90gとベーキングパウダー小さじ3/4を加えて練らないように混ぜ、最後に溶かしバター60gを加える。オーブンは200℃に予熱。3) オーブンシートを敷いた型に2)の生地を流し入れ、コーンスターチをまぶした(生地にのせる直前にすること)冷凍ブルーベリーをたっぷりのせる。4) 予熱したオーブンで40分程度じっくり焼いたらできあがり!★現地レシピではブルーベリーにも砂糖を混ぜ、コーンスターチをまぶしていましたが、私はベリーに甘さを加えませんでした。それでも十分に甘さがあるし、美味しいです。上にのせるフルーツを変えればいろんなバージョンで作れそうです。生地が美味しいので、いろいろ応用がききそう!バターの品薄も少しずつ解消されてきたようですね。やはりバターを使って作るべきお料理はバターで作るのが一番美味しい。イタリアや地中海沿岸諸国のオリーブオイルを使ったケーキも軽くて美味しいですが、やはりバターを使ったどっしり系の味わいは文句なく美味しいです。私がスイーツを作るのはけっこう珍しいですが、これは気に入ったなあ~。さすがに干し柿を入れてつくるのには二の足を踏みますが(笑)またリンゴ等で作ってみたいです。昨日は職場の鹿島サポさんと一緒に仕事しながらちょいちょいニューイヤーカップ鹿島VS福岡をチェック。今季のアビスパには北斗だけでなく、大宮にはまる前から好きだった坂田(当時マリノス)や中原(当時ベガルタ)もいて、ついつい思い入れを持って見てしまいます。北斗はまだまだ重そうな感じでした。この時期だから当然かな。でも長い距離を走る場面はやはり昨年より多かったしテーピングもしていませんでした。 この試合ではボランチの出来がだいぶイマイチだったので(鈴木&末吉が鉄板かどうかは不明。過去2シーズンのスタメン中原をどう使うか)、今度井原さんがどういじるのかが気になります。アビスパは3バック(まあ5バックになりますが)と4バックを併用するようですね。――が、やはり「早く大宮の試合が観てえo(゚ロ゚o)」という思いがむくむくと・・・。フィジカル作りもこの時期たいへん重要ですが、やはりどんなチーム作りなのか、大事にしているのがどこなのか、そういったところがひじょーーーーーーーーーーーに気になります。早く観たいな大宮の試合…。
2015.02.04
大宮もやっと始動したとはいえ選手たちは現在グアム。情報も乏しいゆえに食べ物の話題が続きます。 この冬私的ブーム到来の北欧料理。まだまだ熱は冷めません。瓶詰のビーツも使い切っておりません。という訳で!◆フィンランド・スウェーデン風リンドストロームステーキ この色でお分かりかと思います。ビーツ入りのビーフハンバーグ。「リンドストロームさん」という方が考案されたことが名前の由来らしく、スウェーデン人説とフィンランド人説の二説あるそうで(でも別人)、両国で広く食べられているようです。作ってみようと思ったきっかけは「ビーツを使い切りたい」という気持ちもありつつも、どういう味になるのかちょっと想像がつかなかったから。もちろん本来は「瓶詰の味付けビーツ」ではなく「生のビーツのすりおろし」を使って作ります。でも、すりおろしたビーツと共にピクルスやケッパーのみじん切りを加えるので、あの甘酸っぱい味が入っても大丈夫なのでは???と、今回は強引に瓶詰で作ってみました。 うん、悪くない≠( ̄~ ̄ )というか、けっこう美味しいヾ(o´∀`o)ノ牛肉の脂にビーツの甘酸っぱい味が想像以上によく合います。美味しい。…けど、焼いてる途中に大崩壊orzつなぎにパン粉と卵を使いましたが、ビーツから出る水分とひき肉から出る脂がフライパンの中で喧嘩気味。ひっくり返す際に一度真っ二つに崩壊したのをどうにか皿に盛りました。おそらく生ビーツを使えばそんなことはないのでしょうが、瓶詰ビーツを使う場合はミートローフ的に型に詰めてオーブンで焼いた方がよさそう。慣れてきたせいか、これを食べてだんだんビーツの甘酸っぱさがクセになってきました。瓶詰め(まだ残ってるけど)また買っちゃうかも!≪ビーツの甘酸っぱさが好きになる!「リンドストロームステーキ」瓶詰使用バージョン≫レシピ:2人分1) 牛ひき肉または合挽肉200g、玉ねぎのみじん切り1/2個分、同じくみじん切りの瓶詰ビーツ100g、ケッパー小さじ1、溶き卵1/2個、赤ワインビネガー小さじ半分、パン粉1/4カップと塩コショウをよく混ぜ、ハンバーグのように形作る。2) フライパンで両面を焼く。焼く油はバターをオススメ。◆フィンランド風サーモンステーキ 本当はにしんが買えればにしんで作りたかったお魚のステーキ。作り方は実に簡単です。「魚の切り身に塩・コショウする→粗びきのライ麦粉をたっぷりまぶす→バターをたっぷり敷いたフライパンでカリッと焼く」以上!茹でじゃがいもと生のディル、レモンを添えていただくのがお約束だそうです。 これはなんと言っても「粗びきの」ライ麦粉を使うのがポイント。ライ麦の味はバターがすごくよく合うので、バターを程よく吸った表面はカリッと美味しい衣になり、しっかり覆われた中のお魚はホクッととっても美味しく焼けます。そして、ライ麦粉の味に負けない、それ自体味わいが強めのお魚を使うことも必要。日本で手に入りやすい魚では、鮭、マス、いわし…あたりがオススメかなあ。じゃがいもはツルッとした新じゃががよく合いますよ!美味しかった~これはお弁当にもよさそうです。◆フィンランド風サーモンサラダとディル入りヨーグルトソース 北海道をゆうに超す寒さのフィンランド。野菜料理は比較的少なく、スープやキャセロール等加熱したものが多い感じですが、ビタミン補給のためサラダもよく食べられるそう。これまた材料はポピュラーで、レタス、きゅうり、トマト、ブロッコリー、カリフラワーあたりがお約束なようです。今回はレタス・トマト・ロマネスコとスモークサーモンを使いました。そしてドレッシングはこちら。 プレーンヨーグルトにディルと塩コショウを加えたソース。マスタードやレモン汁を加えたバージョンもあるようですが、家庭ではこのソースをいろんなお料理にかけるそうです。お魚、お肉、温野菜などいろんなものに合いそうな味。 ◆フィンランド風じゃがいもパン(ペルナリエスカ) 北欧、特にフィンランドのパンと言えばライ麦や雑穀の入った黒っぽくて重たいものが殆どですが(上の写真の黒いパンはムーミンカフェ併設のベーカリーで買った「スニフの黒パン」。すっごく美味しいのでオススメ!!ほんのり甘いのがいい!)、じゃがいも入りの素朴なこのパンも広く家庭で愛されているそうです。じゃがいもを丸ごといれるのではなく、マッシュポテトを小麦粉に混ぜ、牛乳、バターを加えたそれ自体美味しい生地を焼くので美味しくないわけがなーいヽ( ゚∀゚)ノしかも、フィンランドの方は市販のマッシュポテトの素(粉末)を小麦粉と混ぜて作るそうで、今回は「小麦粉180g:マッシュポテトの素40g」に牛乳を少しずつ加えてもったりした固さにし、打ち粉用の小麦粉をたっぷり敷いたオーブンシートの上で成型しました。とにかくべたべたしがちな生地なので、扱いが難しいですが作り方自体はすごく簡単。≪フィンランド風じゃがいも平パン「ペルナリエスカ」≫レシピ:5~6枚分1) ボウルに小麦粉180gとマッシュポテトの素40gを入れて混ぜ、室温に戻した牛乳80~100cc程度を様子をみながら加えて混ぜる(本来はバターも入りますが、使用したマッシュポテトの素がかなり濃厚なので今回は使用していません)。2) 生地を5~6等分し、打ち粉をした台の上で直径10cm、厚さ4~5mm程度にのばし、フォークで穴を適当にあける。3) 200℃程度に予熱したオーブンで15分程度、軽く焦げ目がつくまで焼けばできあがり!これ、じゃがいもを愛してやまない私以上にダンナさんが気に入って食べてました。「むにょっ」とした感じの食感がウケた模様。焼きたてにバターを塗って、野菜やチーズ、スモークサーモン、ハム等をのせて食べたら最高に美味しいです。簡単なので、お子さんと一緒に作ったりもできそうですね。…という訳で、本日も北欧料理を作っておりまして。いずれその模様もアップしたいと思いますが今日も「盛る際大崩壊」の悲劇orz慣れないジャンルのお料理を作るとコツがつかめないのでそういうこともしばしば起こりますが、ハプニング含めて楽しいです。という訳でそろそろ晩ごはん作りまーす(○´∀`)ノ
2015.01.31
年末から確実と言われていた(というか主税がバラした)播ちゃんと、割と好きな京都の横谷の加入がようやく発表されました。河本はまだかщ(゚ロ゚щ)早いクラブの新体制発表も始まり、始動の遅さにも「一」抹どころかそうとう抹の不安を感じる今日この頃。日程発表を前に、今がいちばんやきもきする時期かもしれません。そんなやきもき時間を解決するのは私の場合「たべもの」( ̄(oo) ̄)ノ。美味しそうなものについて調べていると時間が驚くほど速く過ぎます。料理も同じで、シーズン中はどちらかと言うと間違いのない料理を効率的に作りますが、オフ期間はじっくり試行錯誤できる初モノチャレンジが増えます。という訳で、今回はこちら。 イタリア~地中海あたりの国のお料理をつくると赤・白~黄・緑が多く食卓が華やぎますが、それとはまた違ったカラフル感。依然北欧ブームは続いておりますが、この日は混在です。北欧とアメリカ~中南米の混在。理由はオーブンでいっぺんに焼いてしまいたかったから(笑)まずは北欧系から。◆フィンランド風ビーツの酢漬けのムース風とブロッコリー&ポテト焼き IKEAで買ったビーツの酢漬け、現地ではそのまま食べるはずですが、ダンナさんも私もそのままではちょっとキツイっス!という感じ(でも慣れればきっと美味しいんだと思う)。まろやかに食べられる方法を探していました。フィンランドのサイトでムースやテリーヌっぽいのがいくつか見つかり、サーモンやほうれん草でつくるテリーヌをイメージしてまねっこ。これなら美味しく食べれるヽ( ゚∀゚)ノそのままだと強烈だった酸味・甘味・ディル風味のいずれもが玉ねぎと生クリームで和らぎ、ちょっとだけ残ったビーツの食感もちょうどよく、ワインにすごくよく合うおしゃれな前菜になりました。これかなりオススメです!簡単なのでぜひお試しあれ!≪フィンランド風ビーツの酢漬けのムース風≫レシピ:小さめのマフィン型4個分1) ビーツの酢漬け100gは汁気を切ってフードプロセッサーにかけて細かくする。玉ねぎ1/8個分(ビーツの1/5~1/4ぐらいが目安)はみじん切りにして炒め、粗熱をとりビーツに加えて混ぜる。2) 1)に生クリーム大さじ2~3杯と溶き卵1/3個分程度を加え、あらかじめバターを塗った耐熱容器に流し入れて175度のオーブンで20分~30分焼いてできあがり!★ビーツに味がついているので調味料は加えません。簡単!ポテトとブロッコリーの方はIKEAの人気メニュー「ブロッコリーのメダリオン」を真似しようとしたものの、じゃがいもが多すぎたようで「マッシュしたじゃがいもとブロッコリーを焼いた」素朴な感じに。でもこれはこれで美味しいです。材料はじゃがいも小1個、ブロッコリー1/3個弱、おろしたチーズと牛乳少々。塩・コショウで味付けして同じ型に詰めて焼きました。じゃがいもの量を減らしつつ食感をちょっと変え、生クリームをもっと多くするとそれっぽくなるはず。◆フィンランド風お米入りパイ 北欧料理には「野菜の一種」としてのお米がたびたび登場します。これもフィンランドとスウェーデンの特集本で見つけてど~~~~~うしても!食べてみたくなった一品。パイの包み方はパイ皮が足りなかった(=中身を作りすぎた)からです。ごめんなさい。 私が本の写真と若干の説明から確認できたフィリングの中身は以下の通り。 ・お米(玄米っぽい感じらしい) ・ディル ・サーモン ・茹で卵 ・ほうれん草またはブロッコリー?っぽい緑の野菜たぶん素朴な感じに作るのが美味しいだろうと思い、かなり適当に作ってみましたがウマかったヽ( ゚∀゚)ノこれはアリだと思います。鮭、ブロッコリー、茹で卵、すべて食感を残して大きめにしておいたのが正解。お口の中でいろんな食感と味が出てきて楽しい。その意味で、お米もふつうの白米よりも若干味や食感のある玄米がオススメ。雑穀入りもいいと思います。今回は麦ごはんのあまり(冷凍庫にストック)を使用。鮭は缶詰もあったものの、前日お弁当に入れたあまりの焼き鮭があったので、これを砕いて入れたら香ばしいかな?と思ったのが大正解スモークサーモンやサーモンの缶詰を使うとまた違った感じにできあがると思います。それも美味しそう!ディルをいっぱい入れるのも北欧らしさを出すポイントです。≪素朴な風味がクセになる!フィンランド風「お米入りパイ」≫レシピ:約2人分1) 皮をつくる。小麦粉80g(で今回足りなかったので、100~120gが妥当かな)に塩ひとつまみを入れてざっくり混ぜ、ぬるま湯40~50cc程度を様子を見ながら加えていき、ひとまとめになるまでこねて冷蔵庫で30分程度休ませる。2) 打ち粉をした台の上で薄く延ばし、細かく切ったバター10~15g程度をポンポンと置いて生地を4つぐらいに折りたたみ、のばす作業を何度か繰り返し、四角くのばしておく。1)~2)を省略し、市販のパイ生地を使ってももちろんOKです。3) フィリングをつくる。ごはん(あれば玄米や雑穀入りがいいかも)40~50g、みじん切りにして炒めて冷ました玉ねぎ1/8個分にほぐした焼き鮭(缶詰でも可)1/2切れ、茹でて小房に割き、芯のあたりも粗みじんに刻んだブロッコリー適量と塩コショウ、生クリームまたは牛乳大さじ2程度を混ぜ、ディル小さじ1程度(けっこう大胆に入れてOK)と大きめに刻んだ茹で卵をざっくりと混ぜる。4) 2)の記事の上に3)を平らにのせて包む。生地が十分あれば長方形か円形の2枚で上下を綴じたかったのですが、足りなかったので無理やり円形にまとめました。上部に牛乳または溶き卵を塗ります。5) 220度に予熱したオーブンで15分程度、軽く焦げ目がつくまで焼けばできあがり!★バターがいくらでも使えてしまうメニュー(玉ねぎを炒める部分、パイ皮、焼く際の艶だしなど)。それに応じてカロリーもがんがん上がっていくのでこのレシピではだいぶ控えています。現地ではたぶんもっと・・・。◆スウェーデン風ポテトパンケーキ(ラグムンク) お歳暮で美味しいハム・ベーコン・ソーセージをいただきました。我が家はベーコンをあまり使わないので、北欧フェアの一環で使っちゃえ!ということに。 ざっくり言うと「ハッシュドポテト+ベーコンにベリー系のジャムを添えたもの」。アメリカ料理っぽくも見えますがスウェーデン料理です。先般より当ブログに名前だけは頻出している「コケモモのジャム」、北欧的には「リンゴンベリーのジャム」と共に食べる食べ物で、現地では塩漬けの豚を使って作りますが、ベーコンで代用してもそれらしさは出ます。間違いのない美味しさ。≪スウェーデン風ポテトパンケーキ&ポーク「ラグムンク」≫レシピ:1~2人分1) 生地を用意する。じゃがいも1個は皮をむいて芯を除き、西洋おろし金で斜め切りにする。ここに小麦粉ひとつかみ、溶き卵少々と牛乳、塩こしょうを加えて流れる程度の固さにする。2) フライパンを熱し、バター適量(たぶん現地ではけっこうどっさり)を溶かして厚切りの塩豚(ベーコンで代用しました。厚めだとよりそれっぽいはずですが、今回のは薄切りです)を焼き、豚は皿に盛っておく。3) 2)の豚から出て来た脂をそのまま使って1)の生地を丸く流し入れ、こんがり両面焼く。途中で油が足りなくなったらバターを追加。4) 焼き上がったパンケーキを豚と盛り合わせ、あればコケモモ(リンゴンベリー)のジャム、なければブルーベリー等ベリー系のジャムを添えてできあがり!★今回はブルーベリーのジャムを添えました。ベリーは豚肉によく合うので、ブルーベリーでも美味しかったです!★塩蔵の豚肉から出て来た脂をポテトにしみこませるのがキモなので、脂の出る豚肉製品なら、例えば粗びきソーセージ等でも美味しくできると思います。三連休も最終日ですね。今日はこれからバスケットを観に行ってきまーす
2015.01.11
いやー仕事始め、予想以上にしんどかった。。。通勤列車のストレス耐性ゼロ、おまけに職場の幹部が2~3人もインフル罹患…(; ̄д ̄)ここらで新加入パワーでも注入してもらわんとやってられんわ(ノ`Д´)ノ.:・┻┻と思う訳ですが、大宮からは一向に吉報がありません。新体制発表までに紅白戦できる人数揃うんだろうか。心配。という訳で、大宮からお年玉をもらえなかったので自力注入です。ワインです。 干支ラベルヾ(o´∀`o)ノふだん私はワインの「ラベル買い」をあまりしませんが、このイラストには食いつきました。かわいいしかもこれポルトガルワインなんですよ。 2013年ものですが、干支は12種類すべて描かれており、これは未年生まれの方のための「ゴールド・シープ」バージョン。現地在住の日本人の方が描いたラベルなんですって。“エト・カルタ”ティント“ゴールド・シープ(金の羊)”[2013]年・未(ひつじ)年・限定品・ニーポート社・DOCドウロ・(干支(えと)ラベル)ETO CARTA Tinto [2013] Niepoort DOC Douro (Portugal)ポルトガルワインは普段から好きでよく飲みます。日本人の口に合うんじゃないかな、食事の邪魔をしない穏やかな味の赤が多くて好き。ヴィーニョ・ヴェルデももちろん好きですが、赤もなかなかです。和食にも合うような味。そんな「金の羊」ワインに合わせたのは、もちろんラム肉o(´∇`*o)(o*´∇`)o 1月3日でまだおせちやお餅がけっこう残ってましたがお肉食べたかったんです。◆デンマーク風ラム肉のミートボール(フリカデラ) 北欧料理と言えばミートボール。スウェーデン、フィンランドでもミートボールは家庭料理の定番ですが、なんとラム肉バージョンもあるらしい。しかも機内食に登場するくらいメジャーらしい!ぜひ作ってみたい!と思ったものの、ラム肉を使ったレシピが見つかったのがデンマーク風のフリカデラでした。フリカデラは豚肉を使って作ったのを以前レシピ化したことがありました(W杯の打倒デンマーク料理でした、懐かしい)が、おそらく今回の方がかなり「それっぽく」できています。 ほぼ分量通りにつくったらタネがかなり柔らかく、手で成型するのが難しいぐらいだったのでスプーンで形作って焼きました。このため見た目の形はイマイチですがふ~んわり~&ジュ~~シ~~~ヽ(▽ `)ノワーイ♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪ヽ( ´▽)ノ普段は羊肉料理を作ると私よりダンナさんがハイテンションになることが多いですが、今回は私の方がはるかにテンションあがってました。食べたくて作ったから当然か。フリカデラの特徴は乳製品をたっぷり使用して柔らかく仕上げること。お肉の「みっしり」感よりも「ふんわり・ジューシー」を重視している感じで、これはハンバーグや日本の肉だんごとはだいぶ違った美味しさ!気に入りました。本来のフリカデラは牛・豚の合挽で作ることも多いようなので、手軽に入手できる合挽でもぜひお試しください!付け合わせは、フィンランド風にコケモモのジャムなどを合わせたかったのですが、家にあったリンゴといちじくを煮て肉汁と合わせ、甘いソースにしました(または、ブラウンソースを合わせることが多いみたい)。これはこれでなかなかです。≪ふんわり、ジューシーがたまらない!デンマーク風肉だんご「フリカデラ」ラム肉版≫レシピ:2~3人分(8個)1) タネをつくる。ラムのひき肉(または牛・豚の合挽肉)240g、みじん切りにした玉ねぎ1/2個(小さめなら1個)、みじん切りのにんにく1かけ、塩・コショウ少々をボールに入れてよく練る。2) ここに溶き卵S1個分と牛乳または生クリーム(今回は牛乳使用)50ccを加え(かなりゆるめになるはず)、薄力粉大さじ1~2を様子を見ながら加えていく。固くしすぎず、スプーンで成型できる程度に。30分程度冷蔵庫で休ませる。3) フライパンにバター少々を敷き、2)のタネをスプーンで大きめにすくっていく。両面を焼き付けたのち、蓋をして火を弱めて中まで火が通ったらできあがり!肉汁をのばしてソースにするか、リンゴンベリー(コケモモ)のジャムを添えると現地っぽいです。…リンゴンベリーのジャム、IKEAに買いに行こうかなあ…。そんな「羊祭り」の一方でお正月料理もいただいており、双方の実家から届いた秋田のかまぼことかはたはた寿司とか、 お餅とかお漬物とか(ダンナさんと私の実家は電車なら20分、車なら小1時間ですが、秋田市内と田舎なので食文化はけっこう違います)、あとこんなお酒も。 元旦にも飲んだ「太平山」の蔵元限定酒と地ビール「旨ネイガー」。秋田弁だと「んめねが~(うまいじゃないか)」ぐらいな発音になります。 超神ネイガーは秋田のご当地ヒーローです。実物見たことありませんが、活動歴はもう10年ぐらいになるらしく、twitterもやっていて秋田弁バリバリです。これはそのラベルの地ビール。「あくら」は秋田ではメジャーな銘柄。地ビールと言えばあくらです。 写真見切れちゃいましたが、ラベルの下部に「生きた酵母とボリフェノール群が超神ネイガーをこっそり応援しています」と書かれており、確かにそんな感じのパワフル系地ビールでした。それにしても、今年はJリーグの日程発表が早いんですよね。来週14日はホーム開幕カード、22日には全日程(後半戦のキックオフ時刻はまだ先らしい)が発表されます。いろいろ調整しないとなあ…。それにも選手の顔ぶれが決まらないとなかなかテンションが上がって来ません。まだinもoutもあると思うので、早く決まって欲しいなあ…。
2015.01.05
冬になると、Jリーグのシーズン中には作れない国のお料理が食べたくなります。クリスマスは英国風で攻めてみましたが、年末~年明けにかけて食べたくなったのが主にこの辺りのお料理。 ムーミンヾ(o´∀`o)ノ先月ムーミンカフェへ行ったばかり+日頃からミィグッズを愛用している私ですが、どうもこの冬本格的なムーミンブームがやって来たらしく、今年最初につくった外国料理はこれでした。 マカロニラーティッコ。フィンランド料理のマカロニ&ひき肉のオーブン焼きで、過去エントリに作り方を載せています。この見た目で日本人の多くは「マカロニグラタン」を想像すると思います。が、ひき肉と玉ねぎを炒めた具に茹でたマカロニを混ぜ、卵液をかけて焼いているので近い味なのはグラタンではなくむしろオムレツ。なので、 ケチャップが殊の外よく合う~~~ヾ(@⌒▽⌒@)ノなんとも懐かしい気分になれる味わいです。1月2日の朝起きだす際に「マカロニラーティッコ食べたい」と思い付き、夜ごはんはマカロニラーティッコ。たいへん美味しかったです。やっぱり「その時食べたいもの」を食べるのがいちばんという訳で、おせち&お餅もだいぶ片付いた昨日のブランチは引き続きフィンランド攻撃。 前菜はビーツ以外はフィンランドではありません。◆前菜3種盛り合わせ(ビーツの酢漬け、鮭とほうれん草のテリーヌ、干し柿のハム&クリームチーズサンド) ビーツの酢漬けは北欧~ロシアの定番。前にIKEAでダンナさんが買ってきてくれたのを開栓してディルを載せました。このままだと味がきついので、和らげる食べ方を模索したいと思います。テリーヌはダンナさんの実家から。そして問題のコレですが 年末、実家からコンビニ袋より大きなビニール袋2袋ぎっしりの干し柿が届きまして(-______-;)推定80個以上かと…。干し柿ってたま~にちょっと食べる程度なら美味しく感じますが、この量を見た瞬間「そのまま食べ尽くすのは無理」。ただちに20個程度はフルーツケーキ用のアルコール漬けになり、後はご近所に配ったりしつつ地道に消費しなければ…。今後しばらく我が家の食卓にはそのまま、或いは食材の一部としての干し柿が並びます。◆フィンランド風焼きロールキャベツ(カーリカーリュレート) 材料は日本で作られるロールキャベツとほぼ一緒ですが、中身のひき肉の具の一部にお米が入ることと、煮込まず「焼く」ことが特徴的。この日は前夜けっこうお肉を食べたため、ひき肉控えめでキャベツ分がだいぶ豊富になりました。 フィンランドのお肉料理(ひき肉料理)はコケモモのジャムと一緒に食べるのが定番ですが、それっぽい果物やジャムが入手できず、同じく代表的な付け合わせのマッシュポテトを合わせました。これもIKEAでダンナさんが買って来てくれていたもの。 子供の頃はこのテのマッシュポテトをよく食べました。大人になってから使うの初めて。温めた牛乳に分量の粉末を混ぜるだけですが、さすが北欧!すんごく濃厚o(゚ロ゚o)ロシアの人々は寒い冬に乳脂肪分たっぷりのアイスを食べて体温を維持するそうですが、それに匹敵~それ以上の乳製品を使うのが北欧料理の特徴。このブランチだけで500ml近くの牛乳を使用、日本人は低脂肪タイプの牛乳を使った方がいいかも知れません…。そんなクリーミーなマッシュポテトにロールキャベツはぴったり!焼いたキャベツの香ばしさ、中身のほんわり感、これ我が家で定番入りしそうな気配です。≪オーブンでじっくり焼くだけ!キャベツの香ばしさもごちそうの「カーリカーリュレート」≫レシピ:2~3人分(5個分)1) キャベツの葉食べたい個数分は軽く洗ってレンジにかけて柔らかくし、固い芯の部分は削いで細かく刻み、中の具に入れる。2) 具を作る。合挽肉80g、みじん切りの玉ねぎ1/4個、残りごはん茶碗1/3程度と1)の刻んだキャベツの芯をよく混ぜ、溶き卵少々、牛乳または生クリーム50ccを加え、大さじ2杯程度のお湯で溶いたビーフブイヨン1/2個で味付けする。3) 具を5等分して1)のキャベツにのせて巻き込む。端っこは溶き卵を塗って軽く留める。4) オーブンを170℃に温めつつ、フライパンにバター少々を敷いてロールキャベツの巻き終わりのところを軽く焼き色がつくまで焼き付け、耐熱容器にのせてそれぞれの上にバターちょこっとと黒蜜(ないので三温糖少々を振りました)をのせる。 5) 予熱したオーブンで30~40分、じっくり焼いてできあがり!そして最後のこれは、たぶん改良の余地がある感じ。◆カルヤランピーラッカ(ミルク粥を包んだライ麦のパン) 牛乳で炊いたお米をライ麦で作った生地で包んで焼く、と言うと「???」という感じがしますが、これはフィンランドのロシア寄り「カレリア」地方の伝統料理で、フィンランドではたいそうポピュラーなのだそう。ポピュラー=美味しいってことだよね、と思い作ってみることに。けれど我が家にあるライ麦粉は小麦粉と混ぜて使う粗びきタイプ。殊の外まとまりが悪く「これ絶対もっとなめらかな生地だよなあ」と思いながらなんとか成型しましたがひだ寄せがうまくいったのは3個中1個程度。 でもですね。確かにけっこうクセになる味なんです。ライ麦ならではの香りと香ばしさに、ドリアみたいな柔らかなお米がいい感じ。現地では茹で卵をつぶしてバターを混ぜたディップをのせて食べるそうですが(※バター自粛) のせるのはもちろんアリですが、なくても美味しいヾ(o´∀`o)ノこれは細かいライ麦粉買って再チャレンジしたいなあ。≪なめらかなミルク粥にライ麦の香ばしさが絶妙「カルヤランピーラッカ」≫3個分1) 具のミルク粥を炊く。米60cc程度は軽く粗い、牛乳250ccと塩ひとつまみを温めた鍋に入れて焦げ付かないよう時々混ぜながら弱火で20~30分程度、もったりして余計な水分がなくなるまで炊く。2) 皮を作る。ライ麦粉70~80gに塩ひとつまみを加えた冷水50~60ccを少しずつかけては軽く混ぜ、全体をそぼろ状にする(でないとライ麦粉が水をうまく吸ってくれません)。3) そぼろ状になったら握るように練ってひとまとめにし、直径4cm程度のボール型に分けて、「直径15cm以上、厚さ1mm以下」を目標に伸ばす(今回はここまで薄くできず、端っこが裂けてしまいました。水分が足りなかったみたい)。4) 2)の皮に1)の具を等分してラグビーボール型にのせ、両端を持ち上げて包むようにし、皮の余った部分と具を一緒にひだを寄せて写真のような形にする。オーブンは250℃に予熱。5) オーブンで10~12分焼き、焼き上がりに艶出しのバター+牛乳を塗ってできあがり!合わせるディップは茹で卵1個あたりバター20g程度を混ぜるのが定番だそうですが、今回はバターを使わず、牛乳少々と塩を加えています。うーん。ふだん作るジャンルに比べ、お肉やお魚の使用量はそれほど多くはないものの、乳製品の量がすごい。さすが超寒い北欧。やはりその土地の気候風土に合わせてごはんはできあがるものなんですね。私イギリス料理食べたくなるのだいたい冬だもんなあ、身体が自然とそういう風に要求しているのかも知れません。という訳で今回はフィンランドでしたが、お休み中にまた別の北欧料理にチャレンジしました。そのお話はまた別途!ではではお仕事行ってきまーす
2015.01.04
という訳で、昨日の続き。夜ごはんはちょっと東欧風でした。 東欧風になった主な理由はこれです。◆ベルギー風チコリのグラタン これまた苦みの野菜シリーズ。寒くなってくるとチコリのグラタンが食べたくなります。チコリは輸入野菜でちょっとお高いので(これも1個280円でした)、我が家ではごちそう待遇なんですよね。1人1個分ぜいたくに使ってみましたーわーいヾ(o´∀`o)ノ 基本の作り方は過去エントリのこちらですが、今はもっと簡単に作っています。チコリを蒸す過程は、縦2つ割にしてちょっと濡らしてから再度断面を合わせてタッパーに入れてラップをかけ、レンジの弱で10分間蒸して使用。出て来た汁をホワイトソースに入れるのは同じです。汁が出やすくするために予め縦に割って濡らしていますが、熱の通りもよくなって一石二鳥。味つけは、チコリの断面にディジョンマスタードを塗ってからロースハムを巻くのが私はいちばん好き。生ハムも試しましたが、ちょっといいめのロースハムの方がこのメニューには合います。チーズはパルミジャーノでもとろけるチーズでもOK。ホワイトソースは小麦粉臭さが取れるまでバターで炒めてから牛乳を入れ、木べらよりもゴムべらを使って混ぜると、ダマになりにくく美味しくできます。◆クロアチア風野菜のスープ 何の変哲もない、じゃがいも・玉ねぎ・にんじん・キャベツを煮込んだスープ。それがなにゆえ「クロアチア風」かと言いますと、これです。 クロアチアの人は何にでもこれをパッパッとかけてしまうという万能調味料「VEGETA(ベゲタ)」。以前、クロアチア料理について調べていて材料にこれがあり、どんなものなんだ???と思ったら普通~に通販で売ってるo(゚ロ゚o) 便利なチャック付きスタンディングパックです。クロアチア産 野菜ブイヨン ベゲタ VEGETA 150g Food Seasoning (PODRAVKA, Croatia)(クロアチア土産 おみやげ ヴェゲタ)万能調味料原材料表記ならびに日本語の説明によると、要は「野菜のコンソメ」的な感じです(乾燥野菜+アミノ酸+砂糖、香辛料、コーンスターチが原料)。アミノ酸を加えているため一般的な野菜コンソメよりコクがあるので、一味足りないスープに入れたら確かにいい感じ。ベゲタだけをお湯に溶いて飲んでも普通に美味しい。という訳で、これを味付けに使いました。この後2品はイタリアンが挟まります。◆マッシュルームのイタリアンパセリ・にんにくチーズ詰め マッシュルームが余っていて、前菜を1品増やしたくて作りました。マッシュルームの軸を抜き、その軸とイタリアンパセリ、にんにくを刻んで混ぜ、マッシュルームの底にゴルゴンゾーラほんのちょっぴり、その上に刻んだ具をのせてオリーブオイルをひとたらししてオーブンで10分。塩気とコクが足りないかなと思ってゴルゴンゾーラを使いましたが、なくても十分美味しかったかも。文句なくワインに合う一品。 ◆ズワイ蟹缶詰のトマトクリームパスタ・手打ちフェットチーネ お歳暮でいただいたちょっといいめの蟹缶を1缶使ったパスタソース。濃厚にしたかったので、合わせるパスタは手打ちの平打ち太麺にしました。モチモチでおーいしーいヾ(o´∀`o)ノ ソースはにんにく+唐辛子をオリーブオイルで温め、香りが出てきたら蟹缶、ホールトマト1/2缶をつぶしながら入れて煮つめ、塩で味を調えて仕上げ(パスタが茹で上がる直前)に生クリーム50ccを加えればOK。殻つきの蟹を使う場合は香ばしく炒めてブランデーを加えると美味しいですが、缶詰を使う場合は余計な水分を飛ばしつつ、缶臭さも抜けるようにするのがコツ。パスタは小麦粉とセモリナ粉の合計60g程度に塩ひとつまみを加えて混ぜ、水40cc程度を少しずつ加えて練り、1時間程度常温で寝かせてから透けて見えるぐらいの薄さに伸ばし、幅6mm程度にカット。沸騰したお湯に塩を加えて3分程度茹で(浮き上がってから1~2分茹でた方がいいです)、ソースと絡めてできあがり。文句なしの美味しさです。そして再びデザートで東欧に戻ります。◆ベルギー風黒砂糖のクレープ パスタの麺をちょっと少なめに作ったので、炭水化物を補いつつちょっと甘いものが食べたくて急遽つくった家庭的なデザート。とても素朴な一品ですが、特徴があります。それは「オレンジジュースを使う」ということ。ソースにではなく、生地を溶くのに牛乳とオレンジジュースを使うのです。 小麦粉80g程度に対して牛乳100cc、オレンジジュース40cc、卵1個弱に黒砂糖または三温糖大さじ2程度+お好みの洋酒少々(洋酒なかったので梅酒をちょっと加えました)。粉はいわゆる「薄力粉」ではなく、地方で買った地粉を使いました。ヨーロッパには「薄力粉」という概念はないので、むしろ感じが出たような。生地がなじむのにちょっと時間がかかるので、慌てず泡だて器で少しずつ解いていき、20~30分程度常温で寝かせてからバターを敷いたフライパンで薄くのばし、両面焼きます。26cmのフライパンで3~4枚程度の分量。焼き上がりはこんな風に折りたたんでやはり三温糖を振りました。焼きたてもバターや卵の香りが豊かで美味しいですが、少し冷めて落ち着くとオレンジジュースの香りがとてもいいアクセント。後口がさっぱりしてとても美味しいです。これは簡単で美味しくっていいなあ~。シンプルなクレープが好きな方はかなり気に入るはず。ふぅ~、おなかいっぱい、美味しかったーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。とは言えこのごはんでもお肉は殆ど使っておらず、野菜中心なので実はこの土日で私はまったく太っていない…というかシーズン中に太った分が落ちていく一方。今年は大宮でもアウェーでもいろいろ美味しいものも食べましたが、シビアな残留争いでストレスもだいぶ過多だったせいかちょっと増量しちゃったんですよね(´_` )オフ中に心身共にリセットしたいと思ってます。…にしても、この土日は更新のお知らせがなくてやきもき。シーズンシート更新のお知らせも届きましたが、選手の契約更新の状況を見てから席種を判断しようかと思ったりもしています。私1シーズンに数試合は体調を崩して立ち見が辛い試合が出て来る+通行制限もそろそろ我慢できない(スタグル買えなすぎ)ので、一度メイン側を買ってみようかな、とも思ってるんですよね。ともかく、先週から毎日10時・11時ぐらいと夕方1時間おきに落ち着かないので、早くお知らせ出してほしいなあ~。
2014.12.20
気が付けばもう10月も終わりです。そして今月は家でお料理してない訳ではなかったのにごはんの記事を上げていないщ(゚ロ゚щ)試合が多いとお料理の記事を書くタイミングがなかなかつかめません・・・。という訳で、今月作ったものをダイジェスト的にざざーっと書いてみます。秋になってコクのあるものを食べたくなった結果、今月はけっこう各国料理(特にヨーロッパのごはん)を作ったなーという感じ。◆ポルトガル料理の日 ポルトガルワインを買ったので、それに合わせてポルトガル料理をいくつか作りました。メニューはこんな。 ★ポルトガル風鴨ごはん 数年前から何度も作っている、我が家的にはわりと定番な一品。鴨を買うとだいたいローストかこれになるので、年に1~2回は作っていると思います。この日は少しあっさりめに作りたかったのと、野菜をいろいろ食べたかったのでにんじん・ピーマンを入れて作りました(本来は入りません)。チョリソーはポルトガルのものではなく、余っていたサルシッチャを使用。 鴨の脂を吸わせたごはんがおいしーいヾ(o´∀`o)ノこれはコツをつかめば(鶏もそうですが、皮を香ばしく焼いて脂の旨みを出すことが最大のポイント)失敗なしで作れるからいいんですよね~。鴨の脂を吸わせたにんじん・ピーマンも悪くないので、敢えてどっさり大きめに切って入れてみてもいいかも、とちょっと思いました。スタンダードなレシピはこちら。 ★ポルトガル風ひよこ豆と茹で卵のサラダ これは初めて作りました。と言ってもレシピ的にはひじょーーーに単純で、「茹でた豆とみじん切りにした玉ねぎを白ワインビネガー&塩コショウ、オリーブオイルでマリネして刻んだ茹で卵とパセリを散らす」サラダで、他の豆でも代用がききます。ポルトガルでは黒目豆でもよく作られるようですが、ひよこ豆のホクホク感と玉ねぎのシャキシャキ感&甘辛い味にビネガーがするっとよく絡み、茹で卵のソフトな味わいがよく合って美味しい。 豆は茹でたて(缶詰を使う場合でも、缶くささを消すためさっとゆでた方が美味しいです)の熱い状態でドレッシングに絡めるのがコツ。味がよく馴染みます。これけっこう気に入ったなあ、また作ります。 ★パン&ポルトガルの鯖ペーストとブロッコレッティのオムレツ ワインと一緒にポルトガルで作られた「鯖ペースト」というのを初めて買ってみました。それが食べたくてこの日はポルトガルっぽいごはんで揃えてみた訳ですが、初めて食べた鯖ペースト、「臭みをワインで消し、パプリカとチリで味付けしてペースト状にした鯖」という感じ。たぶん家でも作れると思います。ふつうの鯖と鯖の水煮缶を合わせて作ったらそれっぽい風味になりそう。1回ごとに食べ切れるポーションタイプで便利だし、ワインのつまみに悪くはないんですが、もう一味何か欲しいなあ。あっ多分玉ねぎのスライスを合わせればいいんだ!って今思いましたがあと1個しか残ってません(笑)オムレツはややイタリア風にすりおろしたチーズを入れ、実家から送られて来たブロッコレッティをどっさり入れました。日にちが少し経って筋張って来てしまっていたので、在庫一掃です。 ★りんごとぶどうのケーキ 地粉を使ったので茶色っぽくなりましたがこれも少々ポルトガル風で、バターの代わりにオリーブオイルを使います。ざっくりした作り方は「りんご大1個を1.5cmぐらいに刻んで三温糖をまぶし、水分が出てくるのを待つ→卵1個を泡立て、小麦粉100gとベーキングパウダー少々をふるい、オリーブオイル大さじ3~4と共に果物と合わせてざっくり混ぜ、180℃で30分」。本来ぶどうは入りませんが、食べきれなかったぶどう(甲府のスタジアムでもらったやつ)があったので、思い付きで皮をむいて入れてみたところ、これがダンナさんには大好評。「ぶどうがはちみつみたいな感じになって美味しい」と、ほとんど1人で食べ尽くしてくれました。私的にはもうちょっとオイルを控え、お砂糖を多くした方が美味しかったかな。続いては我らがズィライオの故郷・スロヴェニアっぽいごはんを作った日のお話を。◆スロヴェニア料理の日 スロヴェニア料理に関しては日本ではさすがに情報量がだいぶ少なく、推測や隣国レシピのヒントで作っている部分も多々あります。もっと情報&レシピが欲しいなあ。 ★そばの実のリゾット スロヴェニアでは蕎麦粉や蕎麦の実をよく食べるそうで、リゾットも普通に食べられているようです。この日は家にあった材料都合で鮭+茄子+きのこが具になり、スロヴェニアというよりロシア風になってしまいました。もっとバターやクリームを使ってリッチに作った方が美味しくできたなあ。要リベンジ。 ★そば粉のギバニッツァとチキンのトマト・黒オリーブ煮 「ギバニッツァ」はスロヴェニア風のラザニアみたいなもので、主菜としてもデザートとしてもよく作られる一品。詳しくは京都のスロヴェニア料理屋さん「ピカポロンツァ」さんを訪れた際のレポートをご覧ください。この日はそば粉で生地を作り、かぼちゃとほうれん草を具にしました。チキンのオリーブ煮はポルトガル料理ですが、この日はどうしてもこれが食べたかったので作りました。すごく簡単なのに美味しくできて便利。作り方はこちらです。手羽元の脂というかコラーゲン部分が煮込んだソースを美味しくしてくれるので、パンを合わせて食べたい一品。そしてそして、「ピカポロンツァ」さんで食べた超おいしいものものの中で、最も再現に苦心していたのがかぼちゃのスープ。かぼちゃのスープと聞いて即イメージするようなポタージュタイプではなく、ダイスカットされたかぼちゃとじゃがいもが入っているちょっとスパイシーな澄んだスープ。初めて食べる味でしたが、すっごく!美味しかったんです。熱くて、ちょっとだけスパイシーで。これがどこをどう探してもレシピのヒントが見つからず、何度か試しても「うーん、悪くはないけど・・・」という感じだったのが、この日ようやく!ようやく納得するものができたのでーすイエーイ( v ̄▽ ̄) ★スロヴェニア風かぼちゃのスープ 正確には「再現」ではありません。ピカポロンツァさんのスープのイメージをベースに、私が作れるそれっぽい美味しいスープの限界点がこれ。なにぶん1度しか成功していないので、レシピをご紹介するのもおこがましいのですが、備忘も含めてだいたいの作り方を書くと 1)ベーコンまたは塩蔵肉(我が家の場合は自家製干し肉)を5mm程度にダイスカットして炒め、出てきた油でみじん切りの生姜少々と玉ねぎ1/4個分を炒める。 2)皮と種を除いたかぼちゃ1/6個程度(かぼちゃの大きさにもよりますが、じゃがいもより少し多め)とじゃがいも1個を5~7mmにダイスカットし、1)に加えてざっと混ぜ、全体がかぶる+3~4cmの高さになる量の水を加えてチキンブイヨンまたは鶏ガラスープの素とオレガノ、セージを加え、具が柔らかくなるまで煮る。 3)塩と少し多めのコショウで味を調え、最後におろし生姜か揚げた生姜少々を加えてできあがり!――そう。「生姜」がポイントです。ピカポロンツァさんのにはおそらく日本の一般的な生姜は入っていないと思いますが(ひょっとしたら隠し味程度には使ってるかなあ、でもちょっと違う気がします)、別のスロヴェニア料理レシピでかぼちゃのスープの仕上げに細切りの揚げ生姜がトッピングされているのを見て「これだo(゚ロ゚o)!」生姜の使い方はインドカリーを作る時のように最初に炒めて使うのがいいのか、仕上げにトッピングがいいのか、好みや使う量にもよりますが、ソフトめに使うのがいい感じかなと思ってます。それと、ベースのスープ部分はややこってりめにした方が美味しい。ベーコンを塊で使うか、ブイヨンを使うならビーフではなくチキンの方がそれっぽいです。自分で取った鶏ガラスープがあれば、それがいちばん美味しいかも。いやーこのスープを美味しく作れた感動は大きかったなあ~.+:。(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。。ダンナさんも大絶賛。「これすごく美味しい、超美味しい、また作ってー」とおかわりして食べてました。実際美味しかった。やはり生姜が正解でした。生のハーブを使うとか、いいベーコンを使うとか、美味しくする工夫はまだまだできると思いますが、自分なりにベースがなんとなくつかめたので、これから寒い季節にまた工夫と改良を重ねていきたいと思います。ホントはあと2食分ぐらいダイジェストする予定でしたが意外に長くなってしまった…。続きはまた不定期に(○´∀`)ノ
2014.10.27
恥ずかしながら、現在こっぴどく風邪(の治りかけ)です((((_ _|||))))先週の今頃からなんか声かすれるなー、だるいなーと思っていたところ、金曜の大雪で本数減+早く帰る人で激コミの品川駅ホームで京浜東北線に乗るのに1時間近く並んだのがこたえた模様。早めに風邪薬を飲んでいたにも拘らず、日曜夜から急激に悪化痰が絡んだ咳と鼻水鼻詰まり+激しい喉痛が半日おきに繰り返され、気管も狭まってろくに眠れない状態がまる2日。落ち着いた頃に熱が上がり、一晩汗をかいてようやく今ココ。昨年も一昨年もそうだった気がしますが、忙しさの谷間にきっちり風邪をひくサラリーマン体質が悲しい…。という訳で、風邪がひどくなる前につくったお料理の話題。「寒い時期には寒い国の料理を」ということで、当ブログではかなりレアな北欧料理にチャレンジしてみましたーヽ( ̄▽ ̄)ノじゃーん なんか色合いが白・黄・茶ばっかり…なのは作るものを選んだ私のせいで、スウェーデン料理全般がそうだという訳ではありません(笑)そう、こちらのお料理はすべてムーミンのふるさと・スウェーデン料理。数年前から北欧雑貨がすごく流行っていますね。私も昔からマリメッコは大好きで、原宿にビルができた時には喜んで買いに行ったっけ。それと最近アラビアとイッタラのお皿も買って重宝していますが、しかーし!スウェーデンと言えばやっぱりムーミン 2014年はムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんの生誕100周年。各地でムーミン展ほかいろんなイベントが開催されるようで、今から楽しみです。という訳で、さっそく作ったスウェーデン料理のご紹介、まずは定番のこちら。◆スウェーデン風サーモンスープ「ロヒケイット」 寒い時期に脂がのって美味しくなる鮭の旨味を存分に引き出したサーモンスープ、日本でも「北海道シチュー」的なイメージってそんなですよね。それにディル(これ絶対必須!!)を入れればほぼOKじゃないか?というくらい、基本的な材料はホワイトシチューにそっくりです。が、買い物に行ったら鮭がたいそう高かったので、家にあっためかじきで代用。スープのベース自体はフュメ・ド・ポワソン(魚のブイヨン)で出しているので美味しくできましたが、本来は鮭が安い時にゴロっと豪快に入れて作るものだと思います。≪スウェーデン風、濃厚&具だくさんでおいしいサーモンスープ「ロヒケイット」≫レシピ:4皿分ぐらい1) にんじん1/2本、玉ねぎ1/2個は皮をむいて1.5cm角ぐらいにダイスカット。じゃがいも大1個は皮をむいて大きめの乱切り、サーモン1~2切れ(今回はめかじき1切れで代用)は皮・骨を除いてじゃがいもと同じぐらいの大きさにコロコロと切り、塩・コショウをまぶす。2) スープ用の鍋に水600ccとにんじんを入れて蓋をして温め、沸騰したら強めの弱火にして玉ねぎ・じゃがいも・鮭とフュメ・ド・ポワソン1袋(鮭をどっさり入れる場合は不要だと思います)を加え、具が柔らかくなるまで15分ほど煮る。3) にんじん・じゃがいもが食べごろの柔らかさになったら、牛乳200~300ccを味をみながら加えてひと煮立ちさせ、必要に応じ塩・コショウで味を調え、ディル適量を散らして完成。★しっかり味で美味しいですが、バターや小麦粉でとろみをつけていないので意外にあっさりいただけます。もっと濃厚にしたい場合は牛乳の一部を生クリームにしたり、サワークリームにしたりする作り方もありましたが、最も一般的なのは牛乳みたい。美味しかったです。続いては一見マカロニグラタン風なこちら。◆マカロニラーティッコ(スウェーデン風マカロニとひき肉のオーブン焼き) もともとはこれを作ってみたくて他の2品を添えました。マカロニグラタンに似ていますがホワイトソースを作る訳ではなく、ラザニアのように何層にもなっている訳でもなく、作り方はとっても簡単!だけど絶対美味しいはず! クリスマスにダンナさんが買ってきてくれたムーミンパスタ(ムーミン、ニョロニョロ、ミィ、スナフキンの4種類入り)も使ってみましたよー( ̄m ̄* )マカロニラーティッコは、ひき肉と玉ねぎを炒めた具に茹でたマカロニを混ぜ、牛乳と卵を混ぜた卵液を注ぎ入れてオーブンで焼く料理。これまたホワイトソースを使わないので、ボリュームはあるけれどその割にあっさりしています。 味付けは塩・コショウだけなので、シンプルに食べても美味しいですが、スウェーデンっ子たちはケチャップをたっぷりつけて食べるのが大好きなんですって! うーん、気持ちすごくわかる。合うねーケチャップ。これ子供たちだけじゃなくて、どっぷりつけてる大人も(特に男性)多いと思うぞ。これスウェーデン版おふくろの味なんだろうなあ。とっても簡単に作れるし、分量の増減も簡単なのでパーティメニューにも向きそう。ぜひ作ってみてください!≪ケチャップもよく合うスウェーデン風「焼きマカロニ」、マカロニラーティッコ≫レシピ:2~3人分1) 合いびき肉120gと玉ねぎの粗みじん切り1/2個分、にんにくのみじん切り(なくてもいいです)1/2かけ分を油を敷かないフライパンで炒め(合挽肉からかなり脂が出るので)、塩・コショウで味付け。2) アルデンテではなくしっかり食べごろに茹でたマカロニ120gを1)に混ぜ、耐熱皿に盛る。3) 溶き卵1個分(Lサイズ)+牛乳180ccに塩少々を加えた卵液を2)に注ぎ入れる。4) 200℃に予熱したオーブンで30分ほど、表面が固まるまで焼いて出来上がり!★お好みで、焼く際に上にバターを載せるレシピもありました。★ひき肉は合挽がいちばん合う味のお料理だと思います。日本だと牛・豚だけどスウェーデンでも売ってる合いびき肉ってそうなのかなあ?そして、炭水化物攻めだなあとは思いましたがどうしても興味があって作ってみたかったこちら。◆パンヌカック(スウェーデン風四角いオーブン焼きパンケーキ) これまた近年パンケーキがものすごいブームですが、これはリコッタチーズが入ったリッチなタイプではなく、見た目通り小麦粉+牛乳+卵のごくシンプルな構造。こうして3品見てみると、スウェーデン料理ってシンプルでどっしりしてますね。パンヌカックの特徴は、なんといっても「天板に流し入れて四角く焼いたのを切り分けて食べる」作り方の簡単さ(だから一見厚焼き卵みたい)と、もう一点。 この断面でわかるかな??ベリー系のジャムを添えるのもお決まりなんですが・・・ 断面に気泡がない=生地を寝かせて空気を抜き、膨らませないタイプなので、食感がたいそうもっちりーヾ(o´∀`o)ノふかふかで、口の中でふわっととろけるパンケーキも良いですが、牛乳をたっぷり使ったミルキーな優しい味の生地のもっちり感、厚焼き卵を思わせる香ばしい香り、パンヌカックもやっぱりマカロニラーティッコ同様「おふくろの味」的ほっとする美味しさ。このテのもっちり系の食べ物は大概私よりダンナさんがハマるんですが、パンヌカックは私すごーく気に入りましたヾ(o´∀`o)ノすごく簡単だし、味がシンプルなのでアレンジも自在。間にいろんなクリームや果物を挟んでミルフィーユみたいなケーキにしても美味しいんじゃないかなあ。ベリー系のジャムがベストマッチですが、マロンやチーズも合うと思います。アイスクリームをのせてもいいですね。≪スウェーデンのママのおやつ、オーブン焼きの四角いパンケーキ「パンヌカック」≫レシピ:作りやすい分量(2~3人分、8切れ)1) 牛乳250cc、溶かしバター少々、卵1個と塩ひとつまみ、砂糖小さじ1強をボウルに入れてよく混ぜ、よーくふるった小麦粉80gを加えてダマにならないようよく混ぜ、1時間ほど生地をねかせて余計な空気を除く。2) バターを塗った耐熱容器に1)を流し入れ、200℃に予熱したオーブンで30~40分、表面にこんがり焼き目がつくまで焼き、粗熱がとれた頃に食べやすい大きさに切ってできあがり!ベリー系のジャムを添えてどうぞうーん、美味しかったよムーミンのふるさとのお料理ヽ('(OO)'*)ノ作者生誕100周年イベントの一環でお手頃なツアーないかなあ、北欧も一度は行ってみたいんですよね。フィンランドへは直行便があるようなので、いずれ機会を作って行ってみたいです、できれば寒くない時期に・・・。 ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。
2014.02.18
週末に引き続き、今日も雪がちらついた首都圏。朝起きた時から「寒いなあ~」と思ってましたがより寒くなった気がしますそんな訳で今日もひきこもりな休日を過ごしてしまいましたが、その分ブランチはちょっと頑張ってみましたー ソチ五輪開催記念ロシア料理フェア第2弾!さすがにグルジア料理の情報は乏しいので、今回はソチ近辺に拘らず、作ってみたいものをいろいろお試ししてみました。ウマかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノまずはアゼルバイジャン地方の、ロシアというよりアラビアっぽい雰囲気のこのスープ。◆キュフタ・ボズバシュ(ひよこ豆入り肉団子のスープ) たぶん現地ではもっと粗挽きなお肉を使うんじゃないかなあと推測しています。それも、今回は鶏ひき肉を使いましたが絶対羊の方がそれっぽいはず。ラムの薄切り肉とか調達しておけばよかった。でも鶏でもいいらしいです。このまんまるかわいいお団子の入ったスープの特徴は、なんといっても この中身。お団子の中心にプルーンが入っています。アラブっぽい!お団子にはクミンシードが入り、ベースのスープにはミント・チリパウダー・サフランが入ってなんともエキゾチック。それなりに美味しくできましたが、やっぱりお肉が羊の方が美味しいんだろうなあ。簡単に作り方を書いておくと、お団子は鶏ひき肉+玉ねぎとにんにくのみじん切り+戻したひよこ豆+少しお湯に浸した米に塩・こしょう・クミンシード。つなぎに卵を使うこともあるようです。これでお団子を作って中心にプルーンを仕込みます。スープは適当に切ったじゃがいも・にんじん・玉ねぎとトマト入り。沸騰したらお団子を入れてサフラン・チリ・ミントも加えて弱火で30分ほど煮込めば完成。いつか羊で作ってみます。続いてはロシアと言えば!のこのお料理。◆グリヴィー(きのこの壺焼き) これ前から作ってみたかったんですよね~。たまたま昨日スーパーでマッシュルームがすごく安かったのでたっぷり使って作ったら、ちょーウマかった\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/これこんなに美味しかったのか!もっと前から作ればよかった!ぐらいの味。しかも簡単です。これは蓋のパン生地をはがして スープに絡めながら食べまーす(ノ゚▽゚)ノ マッシュルームの凝縮された旨味に、チキンや乳製品のこってり感がたいへんよく合うのです! ウマイー( )( =)( = ̄)( = ̄∇)(= ̄∇ ̄)(= ̄∇ ̄=)vニィ♪いやーこれホントに美味しいです。寒い季節のうちに、ぜひ作ってみてください!≪簡単なのに感激レベルの美味しさ!ロシアの壺焼きシチュー「グリヴィー」≫レシピ:2人分1) パン生地を用意する。今日は別途パンを焼く予定で用意していたので、その一部を使用。小麦粉+塩+砂糖+牛乳入りの生地をドライイーストで発酵させておきます。2) シチューを作る。マッシュルーム2/3パックはきのこの傘の部分は縦4つ割、軸の部分をみじん切りに。玉ねぎ小1/4個もみじん切り、鶏肉(できればもも)少々は粗みじん切りにして塩・コショウをまぶしつけておく。3) フライパンにバターを溶かして2)の具を炒め、全体的にしんなりして色が変わったら小麦粉小さじ2を振り入れて絡め、粉臭さがなくなったら牛乳70cc程度とサワークリーム適量(今回はカッテージチーズとプレーンヨーグルトで代用、じゅうぶん美味しい)を加えて塩・コショウで味を調える。4) 耐熱カップに3)を半分ずつ注ぎ入れ、1)のパン生地を打ち粉をした台の上でカップよりひとまわり大きいサイズにのばしてカップの上部を覆って蓋をする。5) 200度に予熱したオーブンで10分程度、焦げ目がつくまで焼けばできあがり!★パン生地に溶き卵を塗るとよりリッチになりますが、今回は全粒粉入りの味のある生地を使ったので卵は割愛しました。十分美味しかったです。そして、今回唯一のグルジア料理がこちら。◆グルジア風焼き茄子 茄子って各国料理では暑い季節のお料理が多くて身体が冷えそうでこの時期敬遠してるんですが(笑)、これは大丈夫だろう!と思って作りました。何故なら唐辛子が1本まるごと入っているから( ̄▽ ̄)そう、このお料理のポイントはなんと言っても茄子のおなかに詰めた詰め物。 本来は「サーラ」というロシア風の塩蔵豚肉と、唐辛子を練り合わせてペースト状にしたものを茄子のお腹に切り目を入れて詰め込んで焼きます。「サーラ」の代わりに使ったのがこの季節我が家の軒先に干される自家製干し肉。特に脂の多い部分を使うのがポイントのようだったので、皮目のところをそいで使いました。これまたウマイー (  ̄▽)爻(▽ ̄ )茄子のとろーり感に脂のとろみと時折ピリッと来る辛さが殊の外よく合います。脂と合わせることで唐辛子の辛味もマイルドになり、辛いのが苦手なはずのダンナさんも喜んで食べていました。これまた簡単に作り方を書いておくと、1) 詰め物を用意する。ベーコン等の脂の多い部分適量と赤唐辛子1本(種を抜く)を刻みあわせてペースト状にし、ヘタを取って4~5cmの切り込みを入れた茄子に詰め込む(多少無理目に詰め込むぐらいの量がちょうどいいです)。2) 直火やオーブンで茄子がこんがりするまで焼けばできあがり!(今回は他のお料理と一緒に200度のオーブンで30分)いやーこんなに簡単なのにウマイ。ロシア~中央アジア料理侮れません。そして最後はロシア料理ではありません。スロヴェニア料理というか「ピカポロンツァ」さんで食べたチキンロールがどうしても食べたくなってまねっこしてみましたが、どちらかというとイタリアンっぽい作り方かも。◆鶏もも肉の香草ロールオーブン焼き チキンロールは一般的には扱いやすい鶏むね肉やささみを使って作るレシピが多いようです。でも「ピカポロンツァ」さんで食べたジューシーで旨味の深い味は絶対もも肉!なのでもも肉を使って作りましたが 肉汁の量がすごいΣ( ̄口 ̄*)焼いたのを2つに切った瞬間溢れ出す肉汁!すごいぞ!私は普段鶏肉はむね派なので、ももの脂の多さにちょっとびっくりです。でも・・・ ウマイー\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/この皮の照り!パリパリ感!そしてお肉のジューシーさ! やっぱりウマイ。゜゜(´□`。)°゜。泣けてくるほどのウマさ。私これでトリップできます。これまたこんなに簡単なのに!作り方は、1) 鶏もも肉1枚は余計な皮や脂身を取り除き、身の筋をできるだけ包丁で断って食べやすくしてから塩と軽めにコショウ・タイムをまぶす。2) にんにくのみじん切りとハーブ類(イタリアンパセリ、バジル、オレガノを使用)を混ぜてお肉の身側にまぶし、皮目を外にして巻き込み、タコ糸で固定。3) 表面をフライパンで焼きつけてから200度のオーブンで30分焼けばできあがり!いやー、ライラさんのは美味しいソースもついてもっともっと美味しかったんですが、家庭で作るならこれでも十分美味しいです。これは鶏肉の勝利!今度はソースも作ってみたいなあ。・・・書いてたらお腹空いてきました。そろそろ夜ご飯の仕上げに入ろうっと ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。
2014.02.10
ソチ五輪、開催中ですね。日頃はウインタースポーツにさほど関心を持たない私でも、この時ばかりは夜中まで起きてフィギュア団体とかモーグルとか見ちゃってますが、オリンピックやW杯開催時に興味がわくのが開催国の食べ物。ソチという都市名自体、五輪開催決定時に知ったという方も多いのではないでしょうか。私もそう。どのあたりにあるんだろう?というレベルでしたが、かつてグルジアに属していたため、食べ物も比較的グルジアに近いようです。ロシアというより中央アジアのお料理に近いイメージかも。という訳で、土曜日の夜ごはんはソチっぽい(と思われる)お料理をいくつか作ってみましたーヽ( ̄▽ ̄)ノ まずは、トルコやギリシャでも同じようなものが食べられていて過去何度か作ったことがあるので、我が家的には特段目新しさはないドルマ。それだけに美味しくできました。◆ピーマンとキャベツのドルマ 合挽肉と玉ねぎ、にんにく、刻んだパクチー適量、クミン、それにお米でタネを作り、茹でたキャベツでロールキャベツ状に巻いたものと、種を抜いたピーマンに詰めたものをトマトで煮たお惣菜。トルコ料理版を作った時のレシピをコチラに載せていますが、分量も作り方もパクチーが入る以外はほぼ一緒。ただ今回は煮る際にローリエとチリパウダーも少々入れました。暑い時期には冷やして食べるもののようですが、もちろん今回は温かい状態でいただきました。タネの味がよくしみたキャベツも美味しいし、 独特の苦みがタネにもスープにも染みだすピーマンも美味しい。キャベツ・ピーマン両方一緒に作ると味がまろやかになっていい感じです。 ここから先の2品はいずれも初めて作ったお料理。◆ハチャプリ(グルジア風チーズ入り微発酵パン) えーと、たぶんこれ成功してません(笑)というのも、生地をつくる際に水分が多くなりすぎて、こねたりのばしたりできない「固めのペースト状」になってしまったため。発酵させたのち、フライパンにへらで入れて伸ばしながら焼いた感じになってしまいました。が、これはこれでウマイ( ̄∇ ̄+)昭和生まれのアナタならおばあちゃんやお母さんが作ってくれるおやつで一度は食べたことがありそうな「小麦粉を水~卵で溶いてフライパンで焼いたもの」的な味に近いからです。 でもそういう感想が出るのもたぶん成功してないからです(笑)こちらは材料の問題で、「ハチャプリ」はパン生地でグルジアの白チーズを挟んで焼くものですが、それに近そうなフェタ等の少々クセのある白チーズが今回入手できず、カッテージチーズを使用したため。でもこれはこれでアリです。はちみつを塗って食べても美味しかった。 作り方は、日本で作るなら本来こうだよ!というのを載せておきます。≪フライパンで焼けるグルジアの微発酵チーズパン「ハチャプリ」≫レシピ:今回つくった分量(2~3枚分)1) 生地をつくる。小麦粉(中力粉程度)2カップにドライイースト小さじ1(できれば事前にひと肌程度に温めた牛乳と砂糖で溶いておくといいらしい)、プレーンヨーグルト100gを加えて混ぜ、手につかなくなるまでこねる。⇒今回ここでヨーグルトを上にたまっていたホエーごと入れたら水分が多くなりすぎました。でもホエーを入れた方がよく発酵するので美味しくできたと思います。2) 生地がひとまとめになったらラップをして1時間以上発酵させる。微発酵なのでふつうのパン生地みたいに大きく膨らまなくてもOK。3) 具の準備。カッテージチーズとフェタチーズ、モッツァレラチーズをすりおろし、好みで溶き卵も加えて混ぜる。⇒今回はカッテージチーズのみを使用。卵も入れると味がぼやけそうなので不使用。4) 発酵させた生地を2つに分けて直径20cmぐらいずつにのばし、3)の具をのせて肉まんを包む要領で包んで上をとじ、さらにこれを押しつぶして直径20cm程度にする。⇒今回は生地を広げられる状態ではなかったので、以下の行程でフライパンで焼く際に生地を広げて具をのせ、さらに生地を上から垂らす要領で焼きました。これでもアリ。5) フライパンにバターを熱し、4)を両面こんがり焼けばできあがり!★現地とかけ離れるかも知れませんが、ハーブやガーリックの入ったクリームチーズを使ってもおいしそうだと思いました。現地ではワインのおつまみにするようなので、そういうイメージでいいのかも。次はフェタで作ってみようと思います。★微発酵なので、ひょっとしたらイーストではなく重曹を使うのもアリかも知れません。続いてもグルジア風のお料理。◆ヒンカリ(グルジア風水餃子) ・・・これ、ネットでいろいろ調べてかなり忠実に作ったんですよ。すごく上手にできたと思います。このスライムみたいな先っちょがとんがったかわいい形といい、 ちょっと大きめのサイズ感といい、サワークリーム代わりの水切りヨーグルトも用意したし、 それに、なんといっても生のパクチー食べると泣く(意識的に泣くというより勝手に涙が出ます)私がレシピに忠実にかなり大量のパクチーを入れて作ったんですo(゚ロ゚o)!!!――が。その結果、かつて中国に頻繁に出張していた頃、中国内陸部でよく食べた「饂飩(フントゥン、日本語で言うとワンタン)」に限りなく近い食べ物であることが判明。そう。皮を作ってタネを入れて包んで、茹でたら少し大きくなる辺りから「・・・ん??」とは思っていたんです。茹でて茹で汁を切って、つるんと滑るのをお皿に盛っている時にも、「これ汁切らないで茹で汁ごと小どんぶりに入れたら靖江で食べたワンタンに似てるなー」って。そして、ナイフで割ったのを口に入れた瞬間、確信しました。これ饂飩そのものだよ・・・( ̄ー ̄;この皮のむっちり感、お肉と絡んだパクチーの風味、全体的な素朴さ。現地で撮った画像がなくて残念ですが、上述通り汁を切らずに丼に入れ、パクチーと生姜、黒酢を添えれば完全に私が現地(靖江(ジンジャン)という、揚子江にほど近い内陸部の土地へよく出張してました)で食べていたワンタンというか、ほぼ軽食~主食扱いの水餃子です。ちょっと食欲がない時や、油ものが食べたくない時によく連れて行ってもらったワンタン屋さん。これしか置いてないので出てくるのも早いしとにかく安くて(200円しない)、プロジェクトの出張メンバーとも、現地法人の方ともよく行ったものでした。懐かしい。靖江自体が内陸部なので、いわゆる中国4大料理(北京、上海、四川、広州)とは味つけや調理法がけっこう違い、モンゴルやインドの影響が入っていました。なのでこのワンタンも本来中国で広く食べられるものとは違うかも知れませんが、靖江ではこれがスタンダード。――で、中国ではこれをそのまま、または黒酢で食べますが、グルジアではサワークリームで食べるようです。これは絶対うまくできた自信があります!作り方です。≪グルジア風水餃子「ヒンカリ」というか中国内陸部の「饂飩」でもある水餃子≫レシピ:中国ならこれでだいたい1人分ですが我が家的には2人分1) 皮をつくる。中力粉100g程度に塩ひとつまみとぬるま湯を様子を見ながら加えていき、耳たぶより少し固め、「ちょっと水が足りないかな?」ぐらいの量でこねていく。次第に粉が水を吸ってくっついていくので、そのまま5分程度こねてひとまとめにしてラップで包み、常温で1時間以上寝かせる。2) 具をつくる。合いびき肉120gに粗みじん切りの玉ねぎ1/4個、にんにくのみじん切り1かけ分、パクチーのみじん切り1株分(もっと、倍くらい入れてもいいかも)を加えて混ぜ、塩・チリパウダー・コショウで軽く味付けする。3) 寝かせた皮を棒状にして軽くちぎり、直径10~12cmぐらいにのばしていく。 4) できた皮の数ぐらいに具を等分してのせていき、肉まんを包むような要領でぐるっとひだを寄せていき、中心をひねって留める。 5) たっぷりのお湯を沸騰させて塩を加え、4)を茹でる。皮にそこそこ厚みがあると思うので、浮いてから2~3分さらに茹でてください。時間にして10分程度。6) 茹で汁を切って皿に盛り、サワークリームを添えてできあがり!★より中国っぽく作る場合、玉ねぎではなく長ねぎを使い、お肉も羊が入るとよりそれっぽくなる気がします。白髪ねぎを添えても美味しい。サワークリームというか水切りヨーグルトをつけて食べていたものの「これワンタンだなー」と思いながら食べてました。ダンナさんも「醤油かけたくなる味だな」。これがアジア人の感覚かも知れません( ̄m ̄* )ロシア~グルジア料理、まだ作ってみたいものがあるので、続きがあるかもしれません。ではでは今日もお仕事行って来まーす!みなさんもお足もとに気を付けて!
2014.02.09
先週の土曜日は久々に1日お休み。お家でゆったり過ごしました。という訳で久々のレシピ記事!まずはブランチ。 依然「ピカポロンツァ」さんを引っ張るわたくし、まねっこしたくてgoogle先生に頑張ってもらいましたがスロヴェニア料理に関する情報はなかなか…。やむなくお隣クロアチアの情報から近そうなものを探してみました。ダンナさんが大絶賛していたスープ。コクとスパイスを参考にしたのがこちらです。◆ザグレブ風スープの応用・少しスロヴェニア風なかぼちゃスープ クロアチアの首都ザグレブ風のいかにも身体が温まりそうなスープ。本来の具はマッシュルームで、スロヴェニアでもパンの器入りきのこスープがよく食べられるそうですが、今回はマッシュルームは使わず、コクを出す方法のみをまねっこ。味見を重ね、「ピカポロンツァ」さんのとは異なるものの、私の舌で美味しく感じるスープができあがりました。ポイントは「乾燥肉・塩蔵肉の良いものをたっぷり使うことと玉ねぎをしっかり炒めること」。ベースとなる味がしっかりしていたので、市販のブイヨンを使おうかと思いましたが、あれは牛ではなかった!と自家製干し肉と市販のソーセージでだしを取りました。これが正解ハーブはクミンシードとパセリ、セージ。ダンナさんは「もっと普通にカレーっぽい匂いだった気がする」そうで、クミンシードをもっと大胆に使ってもよかったみたい。≪本物とは違いますが美味しいザグレブ~スロヴェニア風スープ≫レシピ:作りやすい分量1) 玉ねぎ1/2個はみじん切り、かぼちゃ小1/4個とじゃがいも1個は皮をむいて5mmぐらいにダイスカット。トマト少々(生のなら半分くらい、缶詰やパックがあれば大さじ1くらい)もざく切りに。ベーコン・ソーセージ・パンチェッタ等の乾燥・塩蔵肉(お好みの量、玉ねぎと同じぐらい)もみじん切りに。2) スープ用の鍋にオリーブオイルとクミンシード小さじ1を入れて温め(バターでもいいかも)、まず玉ねぎをゆっくり炒めてコクを出す。続いてお肉類を加えて炒め、全体がよくなじんだらかぼちゃ・じゃがいもとトマトを加えてざっと混ぜ、セージとパプリカ少々、水600ccぐらいとローリエを加えて蓋をして煮る。3) じゃがいも・かぼちゃが柔らかくなったら、塩・コショウで味を調え、パセリを加えてできあがり!★キャベツを入れるともっと美味しくなるかな?と思いました。ザグレブ風の場合、サワークリームを加えてコクと酸味を出すようです。続いては鰆とチキンに添えられていた野菜のラグーソース。もっとマイルドでしたがベースはクロアチアの「アイヴァル」に近いものでは?と試してみたのがこちら。◆ポークソテー・ゆで卵とクロアチア風アイヴァルソース&ポルトガル風酸っぱいほうれん草 マイルドなソースを再現しようとするとお肉は豚よりもチキン、お魚ならカジキや鰆など「白っぽい」お肉が合うのですが、家には豚ロースしかなく、それっぽさを出すため間にゆで卵を噛ませました。食感・味共にいい感じ。 豚ロースは塩・コショウでシンプルに焼き、アイヴァルもあった材料でシンプルに作りましたがかなりそれっぽい!これをホワイトソースや手作りマヨネーズ等でのばすと、お店で食べたのにかなり近づく気がしますヽ( ̄▽ ̄)ノ≪ポークソテー・ゆで卵とクロアチア風アイヴァルソース≫レシピ:2人分1) アイヴァルを作る。茄子1本とピーマン1個(本来はパプリカですが、目指した味に近いのでピーマン使用)を丸ごとグリルで焼く。皮が黒くなったら火を止め、少し粗熱が取れてから皮をむき、ピーマンの種を除いてフードプロセッサにかける。2) フライパンにオリーブオイルとみじん切りのにんにく1/2かけを温め、1)のペーストとトマト少々を加えて少し煮詰め、水分を飛ばす。パプリカと塩で味を調えて完成。3) 豚ロース肉2枚は塩・コショウをなじませ、皮の部分がしっかり焼けるように皮⇒両面と焼く。ゆで卵1個は1個を6枚にスライス。4) 皿に豚肉を盛り、スライスゆで卵をのせ、その上からアイヴァルをかけてできあがり!★チキンやかじきを使う場合も塩・コショウとタイムぐらいで焼くのが合いそう。アイヴァルは数日置いた方が味が馴染むので、たっぷり作って上部をオリーブオイルで覆って保存すると便利!もともとは保存食です。にんにくとワインビネガーで仕上げる酸っぱいほうれん草はポルトガル料理。お気に入りでよく作ります。作り方はこちら。 ブランチで味をしめたわたくしは夜ごはんにもスロヴェニア風味を投下! お昼けっこう食べたので、品数は少なめ。やはり「ピカポロンツァ」さんのライ麦パンが美味しかったので、全粒粉ベースのパン生地にキャラウェイシードを入れてみました。 もっとふんわりさせたかったですが、ダンナさんには好評。次はライ麦パンで試してみます。蕎麦を多用するスロヴェニア料理、先日北長野犬さんに頂いたそば粉のペンネをここで使わずしていつ使う!スロヴェニアのお隣、北イタリア風に仕上げました。◆北イタリア風ピッツォッケリ(キャベツ・じゃがいもとそば粉のパスタ) このパスタは以前試して少し物足りなかったので、じゃがいもとチーズ多め、キャベツ少し少なめでより濃厚に作ってみたら大成功!パスタ自体の美味しさもあってかなり美味しくできました。 日本のそば粉だからこんなに優しい味に仕上がったんじゃないかなあ。なので外国産より長野産のそばパスタと、日本の食材を使うのがオススメです。これもとっても美味しかった!≪北イタリア風そば粉パスタとキャベツ・じゃがいも・チーズのパスタ「ピッツォッケリ」≫レシピ:2人分1) じゃがいも1.5個は皮をむいて1cm角強にダイスカット。キャベツ(2~3枚)は太めの千切り&長さ5cm程度に、玉ねぎ1/4個はみじん切りにする。タレッジョチーズとフォンティーナチーズ合わせて40~50gぐらい(なければナチュラルチーズで)は溶けやすいようにカット。2) 鍋にお湯をたっぷり沸かし、先にじゃがいもを茹でて箸が通る柔らかさになったら引き上げ、そのお湯に塩を加えてそば粉のパスタ(今回はペンネ100g)を茹でる。3) フライパンにバターを溶かしてセージ少々を加え、溶き卵1/2個分でふわふわのスクランブルエッグを作って皿に取る。同じフライパンにオリーブオイル少々を加えて玉ねぎ、続いてじゃがいも・キャベツを炒め、パスタの茹で汁少々を加えて1)のチーズ類を溶かす。4) 茹で上がったパスタとスクランブルエッグをフライパンに戻してざっくり混ぜ合わせ、黒こしょうをたっぷり振ってできあがり!★本来卵は入りませんが、ソフトな味と食感がプラスされて美味しかったのでレシピに残しました。じゃがいもは「インカのめざめ」と男爵を使用。そして!じゃん◆季節野菜のギバニッツァ 調査と構想数日を経て、手に入りやすい材料で作ってみたスロヴェニア風重ねパイ「ギバニッツァ」、これ超!超!!美味しくできましたーヽ( ̄▽ ̄)ノ 大満足。初めてでここまでイメージ通りに仕上がるとは思いませんでした。間に挟んだフィッロ代わりの春巻きの皮のおかげで崩れにくく、見た目もきれい。「おもてなしにいいね」とダンナさんも大喜び、レギュラーメニュー入り決定!≪スロヴェニア風重ねパイ「ギバニッツァ」≫レシピ:2~4人分(7cm×18cm×高さ6cmのパウンド型1台分)1) 春巻きの皮3枚は半分にカットして牛乳に浸しておく。プレーンヨーグルト大さじ5杯はこの要領で水切り。2) 好みの野菜(今回はかぼちゃ、ブロッコリー、ブロッコリーの芯の柔らかいところ、ほうれん草)をレンジで柔らかくし、食べやすい大きさにカット。玉ねぎ1/4個は粗みじん切りに。3) フライパンにオリーブオイルを熱して最初に玉ねぎを炒め、しんなりしたらその他の野菜を加えて優しく炒め、カッテージチーズ大さじ3~4を加えて塩・コショウで味を調える。4) パウンド型にオーブンシートを敷いて1)の皮2枚(切る前の1枚分)を敷き、3)の半量を敷き詰めてさらに皮⇒野菜の残り⇒残りの皮と重ね、最後に水切りヨーグルトで上部を覆って溶き卵を塗る。5) 予熱した200℃のオーブンで20分程度、ほんのり色づくまで焼けばできあがり!粗熱が取れてから切り分けてください。★野菜は何を使ってもOKだそうです。ズッキーニの代わりにブロッコリーの芯の中心を使い、クシュッとした食感を出しました。他のメニューはまだまだ改良研究の余地がありますが、ギバニッツァが美味しくできたのはすごーく嬉しい!ギリシア料理で「重ね焼き」系メニューの経験を積んだ甲斐がありました。寒い国のお料理は身体を温めてくれるので、これからの季節にオススメ。是非お試しくださいねー
2013.11.12
今日は作ってから長いことアップしそびれていた東欧系料理のご紹介。先月北イタリア料理にはまっていた時に「北イタリア」の流れで作った、でも本来ドイツやオーストリア、スイス辺りでよく食べられているパスタです。◆ほうれん草のスペッツリ・カッテージチーズ添え 「スペッツリ」はイタリア語の読み方。「シュペッツェレ」あるいは「シュペッツレ」のドイツ語の方の名称でなら聞いたこと、食べたことがある方も多いと思います。とろっとした小麦粉の生地を熱湯にポトポト落として茹でる、こねないニョッキ的なパスタ。もちもちした食感ながら、粒状なのでニョッキほど重たくありません。これ前々から作ってみたかったんですが、専用の器具を買うのも大仰なのでそれっぽい代用品を探し、これかな?と思ったのがこれ。 金属製の落し蓋大きい方の穴がちょうどいいかなと思い使ってみましたが、個人的にはアリ。穴の数が少ないため一度に落とせる量が少ないのが難点ですが、2人分程度までならどうにかイケます。味的には想像通りにできたので、我が家で作る分にはこれでOK。ダンナさんがこの手のものが大好きなので、大好評でしたよすごく可愛い食感と味で、いろいろ作って試したくなるパスタです。≪作る過程も楽しい東欧風パスタ「ほうれん草のスペッツリ・チーズ添え」≫レシピ:約2人分1) 小麦粉100~120gに茹でて水気を絞って刻んだほうれん草1/3わと卵1個、水適量を混ぜ、フードプロセッサー等でよく混ぜて天ぷらの衣程度の固さにし、塩少々で味付けする。水は最初少なめに入れて調整するとよいです。2) 鍋に熱湯をわかし、沸騰したら均等な穴が空いている器具(今回は落し蓋を利用。おろし金等でもよいかも知れません)を鍋の上10cm程度のところに持っていき、1)の生地をおたま1杯程度ずつのせ、ゴムべら等でこするようにして穴からポトポト落として茹でていく。3) 全部落とし終えて浮き上がってきたら、ざるにとってリコッタまたはカッテージチーズをたっぷりのせてできあがり!★ミートソースやトマトソースにも合い、付け合わせに使うこともあるようです。付け合わせの際はバターで炒めておくみたい。★ほうれん草を入れないプレーンな生地の場合、小麦粉を牛乳で溶いたり、生地に少々オリーブオイルを混ぜたりすることも多いようです。お好みでどうぞ。今日のは旬のほうれん草を練り込んだ生地。リコッタ代わりに余っていたカッテージチーズをどっさりのせてみましたが、相性の良い組み合わせで美味しい!それにこういうクリーミーな煮込みも合います↓ これはきのこと玉ねぎをバターで炒め、小麦粉少々を振って牛乳と生クリームでのばしたロシア風の煮込み。東欧~ロシア辺りは料理が似ているので、国をまたいでもよくなじみます。 なのでこの日のメインもこれでした。東欧料理のメインと言えば!お馴染みですよね。◆ハンガリー風グーラッシュ 「グヤーシュ」あるいは「グラーシュ」、国をまたぐと微妙に発音が変わるので難しいですが、これも北イタリアでも作られるそうです。ただお肉の大きさや種類、スパイスは地域ごとに変わるようなので、今日はハンガリー風にパプリカをたっぷり使い、キャラウェイやクミンも入れてドイツ色を出してみました。≪キャラウェイとクミンが香る、ハンガリー風グーラッシュ≫レシピ:2人分1) シチュー用牛肉200gは塩・コショウした後軽く小麦粉をはたいておく。にんにく1かけはみじん切り、玉ねぎ1個はスライス、にんじん1本は皮をむいて乱切り、セロリ(嫌いなので割愛)1本も乱切りに。ピーマン1~2個(できれば赤いもの)は食べやすい大きさに切る。2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ1を敷いてにんにくのみじん切りを弱火で炒め、香りが出てきたら中火にして玉ねぎも加えて炒める。3) 2)に肉を加えて各面に焼き目をつけ、残りの野菜も加えて全体をざっくりと混ぜ、油が行きわたったら赤ワイン50cc、ホールトマト1/2缶、パプリカ大さじ3、キャラウェイシード・クミン各小さじ1/2を加えて2時間程度煮込む(今日は圧力鍋で短時間で仕上げました)。4) 具がしっかり柔らかくなったら塩・コショウで味を調えてできあがり!ん~、キャラウェイとクミンを入れたのは大正解ですが、まだパプリカが今一つ足りない感じがするのは普通のパプリカを使っているからかなあ。現地では燻製のパプリカも入れているようで、以前都内の東欧料理のお店で食べた味に近づけるには必要な感じがします。あとドイツで食べたのはもっとトマトクリーム系の味だったんですよね。トマトが効いていて、それはそれで美味しかった(⇒それを再現しようとしたむかーしの記事はコチラ)。あと、嫌いでもセロリは入れた方がよさそう・・・- -;かぶでもいいかなとも思うんですが、西洋っぽい苦みのある野菜が何かしら入るといいような感じ。お肉は今日はスネを使いましたが、私は頬肉の方が好みかな。小さくカットされているものより、ある程度ゴロッと大きいものの方がよく味がしみるようです。うーん、奥が深いぞグーラッシュ(グヤーシュ、グラーシュ、グーラシュ)・・・。東欧料理はどっしりしていて食べる側にも力が必要なので、我が家ではそれほど多く登場しないジャンルですが、たまにチャレンジすると楽しい。作り方自体は簡単なので、材料の揃う方は是非つくってみてください。この日のメニュー全体はこんなでした↓ 今日も美味しかった!今日もごちそうさまでした↓買っちゃおうかな~^^;エストレマドゥーラの特産品伝統製法で作られた燻製の香り高いスペイン産 原産地呼称付き スモークパプリカパウダー ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.09
最近なかなか書けずにいるお料理の記事。このところ首都圏は残暑がとても厳しく、秋らしい暖かなお料理という気分ではないのですが、今日は前々から作ってみたかった寒~い国のお料理です。 ロシア料理。写真上部の瓶はロシアビールです。割と美味しかった。私好みです。「ボルシチ」「ピロシキ」のイメージが強いロシア料理ですが、それ以外に日常的に食べられているのはどんなかな??と興味があって、少し前から調べていました。寒い国なので乳脂肪分を多く摂る特徴はあるようですが、それ以外に気になったのが「そばの実」を食べるということ!東欧の国でもそば粉やそばの実を使ったメニューがあるので、ロシアにあっても不思議はないものの、何に合わせて食べるんだろう??と思っていました。今日の組み合わせも実はそれっぽくないのかも知れませんが、手に入りやすい(&家にあった)材料で作った3品です。◆ロシア風そばの実がゆ(そばの実のカーシャ) 「おかゆ」と言ってもどろどろではなく、リゾットに近いような感じでそばの実を水と塩だけで炊いたもの。香ばしさを出すため、水を加える前にお鍋で乾煎りするのが最大のポイントです。思うほどボソボソせず、程よい食感で、素朴な味わいが美味しい。そばの実は日本産、山形で買ったものです。言語ではおかゆを「カーシャ」と呼ぶそう。≪乾煎りがポイント!ロシア風そばの実がゆ(そばの実のカーシャ)≫レシピ:2人分1) そばの実1/2カップは軽く洗ってざるにとり、鍋に入れて木べらで時々混ぜながらまんべんなく乾煎りする。パチパチ音がして香ばしい香りがするまで、5~6分ぐらい炒ってください。2) 1)の鍋に水1.5カップ強を注ぎ、塩ひとつまみを加えて蓋をし、弱火で煮る。水分がなくなるくらいで硬さがちょうどよくなっているはずです。時々混ぜて、火の通りを均一にしてください。3) 仕上げにバター少々を落としてできあがり!温かくても、常温でも美味しいです。牛乳を少し注いで食べるのもおすすめ。今日はおかゆにこれを合わせました。 ◆鮭ときのこのバルト風サワークリーム煮「サワークリーム」と書いていますが、買いに行くのが面倒だったので(笑)家にあったプレーンヨーグルトを水切りして使っています。ロシアのサワークリームはヨーグルトに近い味だそうなので、これはこれでアリ。さっぱりして美味しかったです。作り方を簡単に書くと、塩・コショウして小麦粉をはたいた鮭をバターを溶かしたフライパンでソテーしていったん取り出し、そのフライパンでスライスした玉ねぎを炒め、きのこも加え、サワークリーム半カップ~1カップを加えて塩・コショウで味を調え、鮭を戻し入れて温まったらできあがり。あればディルを振ります。付け合わせはゆでじゃがいもが定番だそう、よく合う組み合わせですね。それと、何かサラダが食べたくて加えた一品。 ◆ロシア風にんじんサラダにんじんを生のまま刻んでサラダにするのはフランス風の「にんじんのラペ」がポピュラーで美味しいですが(→作り方はこちら)、同じようなサラダがロシア料理にもありました。ただ、マリネ風にねかせるフランス風とは違い、こちらはできたてから美味しく食べられます。理由は、味付けにマヨネーズとすりにんにくを使っているから。味にパンチがつくのと同時に、にんじんのクセも消えるので食べやすく、パクパク行けるサラダです。≪マヨとにんにくで人参嫌いも大丈夫!ロシア風にんじんサラダ≫レシピ:作りやすい分量1) にんじん1本は皮をむき、西洋おろし金ですりおろし、軽く塩をしてしばらく置いてしんなりさせる。水が出たら、軽く絞ってください。2) ボウルにマヨネーズ大さじ2、すりにんにく1/2かけ分と1)のにんじんを入れてよく混ぜる。水気が足りなければ、プレーンヨーグルトを使って補うと美味しいです。仕上げにディルを振ってできあがり!あればローストしたくるみを添えてください。ロシア料理ではサワークリームがよく使われますが、水切りヨーグルトで代用できる場合も多そうです。現地のレシピ通りに作るとかなり重たくなりそうなので、ロシアほど寒くない日本で食べるならこれぐらいのアレンジが身体にもいいかも知れません。うーん、そばの実がゆは特に気に入りました私。繊維やミネラルが豊富なので、便秘にも効果ばつぐん!風味がすごく良いので、そば好きの方には是非試して頂きたい一品です。にんじんサラダも味がはっきりしているので、そのまま食べる以外にも、サンドウィッチの具にしたり、まぐろやチキンのソテーに載せたりと応用がききそう。卵焼きの中に入れても美味しいです。ロシア料理、もうちょっと詳しくなりたいなあ。お店のメニューは決まったものが多いので、どちらかと言うと家庭料理が知りたいんですよね~。もうちょっと研究してみたいと思います。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.09.15
まずはニュース。昨日のエントリで書いた元柏の「魔術師」フランサの横浜FCへの移籍!実現しちゃいましたーうれしい!手続き的には次の試合(8/13栃木戦)から出場可能だそうなので、コンディション次第では見られるかも知れません。本人いわく出場可能な時間は「まだ20分」だそうですが、楽しみだな~それとヨングォンの怪我、全治2週間の捻挫で済んだとのこと。こちらも軽症でよかった。捻挫も馬鹿にはできませんがほっとしています。さてさて、そんなうれしいニュース前夜の晩ごはん。日韓戦の録画を見ながらいただきました。 ダンナさんが帰省した際、お義母さんが秋田の美味しいハム・ソーセージをたくさん持たせてくれました。この一部を使った晩ごはん。 ソーセージと言えばやっぱりビール!イメージ的に「ソーセージよく食べてそうな国」を選びました。ドイツ・スイスを中心に、なんとなーく近隣的な。 左からドイツの「エクピルス」、ベルギーの「ニュートン」、チェコの「バドバー」、オランダの「シャトーノイバーク・ピルスナー」。いずれも以前ご紹介した「サッカー大国セット」に含まれるものです。そしてそれに合わせたお料理。 急に思い立って作ったため時間がなく、ザワークラウト的なものを作るにはあまりにも時間が足りなかったのですが、キャベツを合わせたかったので「即席の即席」でそれっぽい味のものを作りました。キャベツをざく切りにして塩とキャラウェイシードを振ってもみ、しんなりしてからスライスした玉ねぎ、塩漬けの豚肉(上の写真のもの、ベーコン等でもいいと思います)と一緒に炒め、ローリエ・オールスパイス・ブラックペッパー(粒)・白ワイン少々を注いで蒸し煮にし、仕上げにリンゴ酢を少々。実際に発酵している訳ではないので酸味は少なめですが、かなり近い風味に仕上がります。即席としてソーセージに合わせるには十分。これにはドイツ風の白いソーセージがよく合います。マスタードは粒のないディジョンタイプを。もう一品は、初めて作ったオランダ料理。 ◆スタムポット(オランダ風マッシュ野菜)スタムポットは前々から作ってみたくて機会を狙っていました。焼いたお肉や塩漬けの茹で肉、ソーセージ等に合わせて食べるもののようですが、要はじゃがいも+別の野菜をクタクタに茹でてマッシュしたマッシュ野菜。今日はブロッコリーを使いました。 中・東欧全般に言えますが、基本的に料理が豪快でおおざっぱなので(笑)厳密に決まった作り方がある訳ではないようです。お肉の塩気で食べるものなので、単純にじゃがいもだけを茹でてつぶしてもいいのでしょうし、牛乳やクリームを使ってマイルドに仕上げる方法もあります。今回はマッシュする際に牛乳を加えてなめらかにし、グレービーソースを添えない分、塩・こしょう・ナツメグで軽く味付けしました。ダンナさんいわく「スルスル食べちゃうね」とのこの一品、大きめのメークイン1個とブロッコリー2/3個分を使いましたが割とあっという間に売り切れ。牛乳を使わずただマッシュしただけだと喉に詰まりそうなので、個人的には牛乳かブイヨンでのばしてなめらかにした方が美味しいと思います。お肉料理に添えて是非どうぞ!≪野菜がいっぱい食べられます、オランダ風マッシュ野菜「スタムポット」≫レシピ:2人分1) じゃがいも大1個とブロッコリー1/2~2/3個はかなり柔らかめに茹でるか、電子レンジで柔らかくしてボウルに入れ(じゃがいもは皮をむきます)、マッシュする。2) 1)をつぶしながら温めた牛乳50~80cc程度を様子を見ながら加えていき、なめらかなペースト状にする。3) 塩・コショウ・ナツメグで軽く味付けしてできあがり!焼いたお肉やソーセージに添えてどうぞ!(本格的には、お肉と一緒に玉ねぎを炒めてグレービーソースをつくってかけるのだそう。今回はソーセージと一緒に玉ねぎを炒めて添えました)★使う野菜はじゃがいも+他の野菜という感覚で、にんじんもよく使われるようです。ブロッコリーは繊維があってつぶしにくいので、フードプロセッサーにかけてもOK。★味付けの意味で、牛乳の代わりに薄めのブイヨンでのばす作り方もあるようです。茹で肉にはそちらの方が美味しく感じそうですね。全部盛り合わせるとこんな感じ。いい眺めですスタムポットには粗挽きソーセージに粒マスタードの組み合わせがぴったり! サラダ兼デザートとして添えたのは、中袋から出したグレープフルーツ2個分に、市販のみかんゼリーを崩して混ぜ、ミントで風味をつけたもの。甘すぎず酸っぱすぎず、口の中がさっぱりして美味しいです。 ちなみにビールはベルギーの青りんごビールが「甘い!」とびっくり。でもムール貝に合いそうな風味だなと納得。後の3本はイメージにほぼ近く、ソーセージやじゃがいもによく合う、麦やホップがかなり効いた味わいでした。最近サッカーや旅行の記事ばかりだったので、お料理の記事久々ですね^^;もっと書きたいなあ。がんばります。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.08.11
羊肉の塊をガッツリ焼きたかったのですが、誤って別のお肉を解凍してしまったので(^^;)慌ててラムチョップを焼いた今日の晩ごはん。 しかも、お肉を冷凍庫から出した時点ではまだまだ羊だと信じていたので(実は牛さんでした^^;この牛さんの行き先は明日にでも・・・)、羊に合わせて前々から作りたかった副菜を張り切って調理。これです。 ◆ベルギー風ごぼうのソテー、バター風味がっつりごぼう。見た目の通り、思いっきりごぼうです。でもこれ、れっきとしたベルギー料理なんです。都内のベルギー料理屋さんのメニューにもちゃんとあります。ごぼうは大好きなのでよく買いますが、どちらかと言えばやはり和食寄りなメニュー(これとか)に登場しがち。以前ご紹介した「根菜のパスタ」やポタージュに使うぐらいが例外でしたが、ベルギーでは普通にごぼう食べるんですねもちろん種類は若干違うのでしょうが、嬉しくなって必ず作るぞ!!と機会を伺っていました。私の中では、こってりした牛の煮込みよりラムラックの塊お肉に合いそうなイメージだったので、合わせるつもりだったんですが・・・作戦失敗です^^;でも、ごぼうのソテーは美味しかった!普通に気に入りました。一度茹でてからソテーするので適度な柔らかさで食べやすいし、同時にアクも程よく抜けているのでごぼうが苦手な人でも食べやすいのでは?そして、茹でたことによってバターの風味がしみやすくなり、温かいホクホクの状態もいいですが、少し冷めてきたあたりが、よりバターの風味が濃くなって美味しく感じます。パセリの香りも良いアクセントです。食べた感じとしては、ラムラックやラムチョップにも合いますが、炒めごはん・ピラフ系のメニューに合いそうだなと感じました。ベルギー料理からはかけ離れますが、オムライスやチキンピラフの付け合わせにあったら嬉しい感じお弁当の箸休めにもいいと思いますので、ごぼう好きの方は是非!お試しください。≪バターの風味にホクッとした食感も美味しい!ベルギー風「ごぼうのソテー、バター風味」≫レシピ:2人分1) ごぼう(太いものなら1本、細ければ2本)はよく洗って皮ごと5cm程度の長さに切る。太い場合は縦2つ~4つ割りにしてください。2) 1)のごぼうを水から茹でる。沸騰してから3~5分くらいがちょうどいいです。あまり軟らかくならない程度に。茹で汁は使うので捨てず、ごぼうのみざるに取ってください。3) フライパンにバター小さじ1を溶かし、2)のごぼうを中火でソテー。ごぼうがバターを吸ってテカテカしてきたら火を強めてカリッと仕上げ、ごぼうは皿に。4) 3)のフライパンにごぼうの茹で汁おたま1杯程度を入れて水分が半分になるまで煮詰め、皿に盛ったごぼうにかけ、彩りにパセリを振ってできあがり!★きんぴらごぼうと同様、れんこんやにんじんを一緒にソテーしても美味しそうです。そして、これまたお肉をがっつり食べるつもりで合わせて作った、ごくごくあっさりしたリゾット。 ◆クレソンとしめじのあっさりリゾットクレソンは肉料理の付け合わせにぴったりですが、加熱しても香りがある程度残るので、七草粥的に米と合わせても美味しいのでは??と思って作ってみました。しめじは食感と旨味をプラスするため。味付けは塩・にんにく・仕上げのチーズと黒コショウのみです。具・味付けともにあっさりしているので、米は日本米でなくリゾット用の長粒米を使いました。 これ、ダンナさんに大好評。この日のメニューの中で「一番美味しかった」とご機嫌。長粒米好きのダンナさん的には、長粒米特有の風味を生かしたあっさり風味が殊の外お気に召した模様。私ももちろん美味しかったですが、ここまで喜ばれるとは正直意外でした(笑)≪長粒米で作るのがオススメ!「クレソンとしめじのあっさりリゾット」≫レシピ:2人分1) にんにく1かけは縦横に切れ目を入れる。玉ねぎ1/4個はみじん切りに。しめじ1/3パック程度は根元の硬いところを除いてほぐす(太いものは縦にも裂くと味がよくしみて美味しいです)。クレソン1/2束は3cm程度の長さに切って、根元の太いところとそれ以外の部分に分けておく。2) 深めのフライパンまたはお鍋にオリーブオイル小さじ1とにんにくを入れて弱火で熱し、にんにくの香りがしてきたら玉ねぎを加えて中火で炒める。しんなりしてきたらしめじとクレソンの太い部分も加え、塩と白ワイン少々を振って蓋をし、弱火で少し蒸らす。別の小鍋またはやかんにお湯600cc程度を沸かしておく。3) しめじがしんなりしたら蓋を取り、洗っていない米(できるだけタイ米、リゾット用のお米など粒が長いタイプのお米を使ってください)をさらさらと加え、2)のお湯おたま2杯分を注いでひと混ぜし、後は混ぜずに米が水分を吸うのを待つ。4) 米が水分を吸ったら、今度はおたま1杯分のお湯を加えてひと混ぜし、同様に水分を吸わせる。このプロセスを2~3回繰り返し、全体がいい感じの柔らかさになったらOK。味をみて塩気が足りなければ塩少々を加え、おろしたパルメザンチーズ適量(お好みの分量で。大さじ1杯くらいが適度かなと思います)とクレソンの残りの部分を加えてざっと混ぜ、器に盛ってオリーブオイルをちょっぴりまわしかけ、黒コショウを振ればできあがり!お好みでレモンを絞ると美味しいです。残りの1品は、お肉分が足りなくて寂しかったので(^^;)作りました。 ◆アボカド・ラム肉・玉ねぎのモロッコ風スパイシーオムレツラムチョップはシンプルに塩・こしょう・にんにく風味で焼いたので、ちょっとスパイシーな感じが欲しいな~と以前作った「モロッコ風オムレツ」を参考に、冷凍庫にあったラム薄切り肉を細かく刻んで同じように作りました。ラムなのでクミン・コリアンダーを予め多めに肉にすり込んでから炒め、卵に混ぜましたが、とっても美味しかったです。怪我の功名と言うかなんというか^^;ラムの塊がなかった!ことが全てだった今日の晩ごはん。結果美味しかったので満足です(笑)そんな訳で、ラムと見間違えて解凍したのはなんと牛頬肉の残りでした。もちろん「ごめんなさい、間違えました・・・」とそのまま冷凍庫に戻すことはせず、ある仕込みをして冷蔵庫へ明日は一晩寝かせたそいつが登場!お楽しみにうん、いろいろあったけど(笑)今日もちゃんと美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.02.13
トリコロールフェスタ帰りの晩ごはん。18時前に家に着いたものの、お昼が軽かった分おなかが空いていたので(^^;)、比較的手早くできるものを作りました。 今日のメインは、先々週から漬けていたキャベツの漬物を使ったロールキャベツ。クロアチアやギリシャでも同様のものが作られますが、今日はルーマニア風に作ってみました。クロアチアでは「サルマ」ですが、ルーマニアでは「サルマーレ」と若干名前が変わります。◆サルマーレ(ルーマニア風発酵キャベツのロールキャベツ) お米入り。 基本的な作り方は、以前ご紹介したクロアチア風と一緒(こちらをご覧ください)ですが、ルーマニア風の特徴は、クロアチア風よりも小さめに巻くことと、パプリカやナツメグの代わりにディルをたくさん入れること。ディルの甘く爽やかな香りが食欲をそそりますやっぱり発酵させたキャベツで作ると美味しい!今日、何故ルーマニア風にしたかと言うと、主食をこれにしたかったから。 ◆ママリガ(ルーマニア風、コーン粉のポレンタ)イタリアで言うところの「ポレンタ」とほぼ同じものです。要はとうもろこし粉をお湯で練り上げたそばがき的な食べ物。ちょっと力と時間が要りますが、とうもろこしの甘さと香ばしさが、たま~に無性に食べたくなるクセになる食べ物。汁気の多いお料理によく合います(→過去エントリの「ヴェネツィア風イカのトマト煮」など)。 ルーマニアではママリガにチーズやバター、乳製品を混ぜて食べることが多いそうですが、今日はサルマーレを薄味に作ったので味を感じるものが欲しいかな?とチーズの他に様々なペースト類を添えてみました(イタリアで買ったトリュフのペースト、アーティチョークのペースト、自家製のいちぢく甘煮)。サルマーレとママリガ、何ゆえギリシャやクロアチア・イタリアをスルーして「ルーマニア風」にしたかと言うと、これに合うかな?とイメージしたからでした。 ◆シコン(チコリ、アンディーブ)のグラタン。以前から作ってみたいと思っていたチコリのグラタン。ベルギーの代表的な料理で、オランダでも似たものが作られるようです。私の中では、どっしりとしたベルギー料理はフランスよりも東欧に近い感じのカテゴリなので、同じく東欧のルーマニア料理を合わせてみたという訳でした^^;さてさて、スーパーでチコリが安くなっていたのでようやく作れたグラタン。 これ、とっても美味しかったです最初、見た目で「これ何??」と訝しげだったダンナさん、切ってみて「白菜?じゃないよね^^;何だっけこれ?」「チコリだよ」「あーそうかー、・・・(モグモグ)あっ、これウマイ苦味がいいねー、大人のグラタンって感じ」そう。苦味がポイントなのです。ベルギーではレタスもグラタンにすると聞きますが、チコリも同様に苦味が美味しい野菜。加熱して食べたのは初めてでしたが、加熱しても負けない風味を持っています。苦味を効かせるポイントは、予めチコリをブレゼ(蒸し煮)して、出てきた汁をホワイトソースに混ぜること。これで苦味が香るオトナ味のホワイトソースになるのです。当然ですがこれがチコリに合う!パンにつけても美味しいし、蒸したじゃがいもにつけても美味しそう。ママリガにもぴったりでしたチコリ、生で食べても美味しいですがグラタンはより美味しい!また安いときに狙って作ってみたいと思います。≪オトナの味のホワイトソースが美味しい!苦味がポイント、ベルギー風「シコンのグラタン」≫レシピ:2人分1) チコリ1個は縦半分、大きければ1/4に割り、バターを敷いたフライパンで表面を焼きつけ、白ワイン30cc程度を振り、蓋をして蒸し煮(ブレゼ)する。出てきた汁は使うので、あまり煮つめないでください。2) ブレゼしたチコリを取り出し、1切れをロースハム2枚で巻いてグラタン皿に置く。ブレゼした残りの汁は取っておく。3) 別のフライパンにバター大さじ半分を溶かし、小麦粉大さじ1.5程度を炒め、小麦粉臭さが消えたら、温めた牛乳300ccを少しずつ加え、ダマにならないよう溶いて煮詰め、塩・コショウ・ナツメグで味付けしてホワイトソースを作る(市販のものを使ってもOK)。とろみがついたら、2)のブレゼ汁を加えてのばす。4) 3)のソースを2)のチコリの上から注ぎ入れ、チーズ(できればゴーダ)を振って200度のオーブンで12分程度、いい色になってぐつぐつ言うまで焼いたらできあがり!アツアツをどうぞ★オランダ風に作る場合は、チコリを巻くハムの内側にマスタード・マーマレード・トマトピューレを塗りつけ、より濃厚な味にするようです。そちらも美味しそう★薄味に作るので、ハムの味も重要です。添加物や調味料があまり入っていない、シンプルで美味しいハムを使ってください。うーん美味しかったワインにぴったりです。またお気に入りのメニューが増えましたそして、多めに作ったので残ってしまったママリガ。明日は二次加工したいと思います(いひ、実はそれを見越して多めに作ったんですよ♪)。楽しみ!今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.01.29
数日前から、ベルギービール飲みたい病。 幸い、近所には各国のビールを扱うスーパーがあるので、昨日の仕事帰りにまとめ買い。お目当ての食材も買って、ふうふう言いながら持ち帰って作った本日のブランチがコチラです。 テーマはもちろん「ベルギービール祭り」!事の発端はその前日、木曜日に近所の別のスーパーで国産のムール貝を見つけたこと。そこから着想(というか妄想)がどんどん膨らみ、結果このような形となりました。そんな訳で、本来主役は「ムール貝の白ワイン蒸し」になる予定でしたが、 開けてびっくり!貝の身がものすご~く小さくて、食べるところが殆どないのです^^;このセロリ嫌いの私がわざわざセロリを買ってきて作ったというのに!!味はとっても美味しくできましたが、食べごたえゼロ(笑)やっぱりお手軽価格でムール貝の味を楽しむには、輸入物のパーム貝が一番なのね・・・。あ、「ムール貝の白ワイン蒸し」の美味しいレシピは過去のエントリをご覧ください。今日は玉ねぎと一緒にセロリも使いました。より洗練された味になります。そんな訳で、こちらは成功してよかった!本日のメイン「牛頬肉のシメイビール煮(カルボナード)」。 いひ雰囲気出てるでしょ?都内には何軒かベルギーレストランがありますが、ビールもお料理もかなりお高い(^^;)印象。ベルギー料理って、フランス料理の濃厚さを東欧の素朴さとボリュームでどーん!と表現した感じなので、外食だと食べ切るのが難しく、しかも高い・・・と我が家的にはあまり満足度が高くないジャンル。だったら家で作ろう!と頑張ってみました。牛頬肉は楽天の御用達ショップで調達、ビールは上の写真で唯一栓が開いているシメイビールの赤ラベルです。ダンナさんの反応。「うぉ~すごい!何これ?牛ヒレ肉?」「ううん、頬肉」「おわ~、ビールいっぱい買ってきたのはこういうことか~。ぱんだのことだからただ飲むためだけに買ったんじゃないと思ったよ」「にひひ」そしてナイフを入れると・・・「うわー柔らかいね~、あっ・・・うまい超ウマイ!この味、とろんとした食感、最高!!幸せ」ものすごい反応^^;ここまでの反応ってここ最近なかったかも。やっぱり「牛頬肉」のインパクトってすごいんですね。ちなみに、味付けに使ったのは塩・コショウ、微量のお砂糖・マスタードとビールのみ。普段の私の料理からすればバターの使用量が若干多めですが、それでも基本のレシピからは大分減らしています。この味を出すにはバターは必須。このシンプルな味付けでここまで複雑な味が出ることに驚き!どっしりとした旨味のシメイビールに加え、やはり頬肉のゼラチン質のおかげかな~。 長時間たっぷりの汁で煮込んではいないので、「箸で崩れる」ほどではないですが、ナイフがスッと通って気持ちいい食感。頬肉特有のクニュッ・とろんとした感じも美味しい。ゼラチン質が溶け出るので煮汁にもとろみがついて、マスタードを加えるだけで美味しいソースに。一緒に煮た野菜もとっても美味しいです。とにかく、簡単なのにここまで食べた人を感激させられるという点で、このお料理はかなりオススメご家族や恋人をびっくりさせたいときに、ぜひお試しあれ!≪ビールの甘みと苦味が絶妙!ベルギー風牛頬肉のシメイビール煮「カルボナード」≫レシピ:2人分1) 牛頬肉400~500gは予め塩・コショウをすりこんでおく。玉ねぎ2個は厚さ7mmぐらいにスライス、にんじん1本は皮をむいて乱切りにする。シメイビール(赤ラベル1本。なければブランドは問いませんが黒ビールを使ってください)は室温に。2) 圧力鍋にバター大さじ1弱を溶かし、頬肉の表面を焼き付ける。表面を固めることが目的なので、強火で各面を転がしながら焼き、全体に焼き目がつけばOK。一旦とりだす。3) 鍋にバターを少し足して玉ねぎ・人参を炒める。全体に油がまわって色が変わればOK。肉の焦げ付きがこびりつかないよう、鍋底をこそげながら炒めてください。4) 一旦取り出した頬肉を戻し入れ、薄力粉大さじ1(とろみづけ)、赤砂糖(三温糖でOK)大さじ1、白ワインビネガー大さじ2を加えて再び鍋をこそげながら全体を混ぜ(ビネガーできれいになります)、ローリエ1枚とシメイビール1瓶(肉にかぶるぐらいの量、本当はもっとあってもよいのかも)を加え、水分が足りなければ水を加えて具全体を覆うようにし、蓋をして圧力(強)で25~30分煮る。途中で水分が足りなくならないよう、時々様子をみてください。5) 水分が鍋底に2cmぐらい残る程度になったら、粒なしタイプのマスタード(今回は仏産のディジョンマスタード使用)大さじ1~2を加えて煮汁(ソースになります)の味を調える。6) 肉を適度な大きさに切り分け、お皿に盛ってソースをかけたらできあがり!★圧力鍋がなければ、厚手の鍋でじっくり2時間程度煮こんでください。本来はこちらの方が水分調節しやすくて失敗がないと思います。★マスタードは粒なしタイプを!!酸味とまろやかさを出すのが目的なので、粒タイプだと味がとがってしまいます。うーん思い出すだけで幸せ絶対また作ります。ちなみに、頬肉の代表的メニューと言えば「赤ワイン煮」もありますが、こちらは美味しく作ろうとすると2~3日前から準備が必要(お肉を野菜でマリネしなきゃいけないんだって^^;)。手軽さの点でもビール煮はオススメです。そして、ベルギー料理に欠かせないのは! 「フリッツ」、つまりフライドポテト今日はじゃがいも小2個+さつまいも1/2本分です。じゃがいも在庫が足りなかったので急遽プラスしましたが、さつまいもも美味しかった!皮付きのまま揚げたのがよかったらしく、食感と甘さがなんともいいアクセントでした。作り方は単純で、じゃがいもは皮をむいて(さつまいもはそのまま)7mm程度の太さに切り、最初は160℃の油で6~7分揚げて一旦取り出し、その後190℃に上げて二度揚げ。これで「カリッ、ホクッ」の美味しいフリッツができます。塩加減はお好みですが、ムール貝やカルボナード等、味のついているお料理に合わせた主食として食べるので、あくまで軽めでいいと思います。あとのメニューは焼き野菜。ベルギー料理って野菜のレシピが探しにくいんです^^;どなたか情報があれば教えてください!(チコリのお料理はよく見ますが、高いんですよね~^^;)うーん今日は豪華!美味しかった!!ごちそうさまでした↓でも意外と高くないんです牛頬肉。年末年始にトライしてみるのもオススメ! ビストロの定番!仔牛ホホ肉(生後6ヶ月程度/チークミート)【約800g】【YDKG-t】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2010.12.18
前々から本場の味を食べてみたいなーと思いつつ、日本ではなかなか入手できないブツがあります。それは「アイバル」または「アイヴァル」。ドイツから東欧一帯にかけて(主にクロアチア・ルーマニア、と聞きます。でも、チェコとかハンガリーもパプリカすごく多用しますよね??)作られる(らしい)、パプリカとオリーブオイルをベースにしたペーストで、ステーキ等のお肉に添えたり、トーストにのせたりと様々な使い方がされるようです。ペースト・ディップ好きのワタシとしては看過できなーい!で、作ってみました。 アイバルの種類は様々で、もっともシンプルなものはパプリカ・塩・オリーブオイルのみで作られますが、茄子を入れたりトマトを入れたりスパイス・ハーブ類を入れたりと、各家庭でお好みに合わせていくつもの種類が作られるそうな。だったら好みで作ってみようかなーと、「パプリカ・茄子・トマト」を魚焼きグリルで皮に焦げ目がつくまであぶって皮をむき(よーく焼くと驚くほどつるんと皮がむけます、パプリカ^^)、オリーブオイル・粗塩・チリパウダー・すりにんにく少々と共にフードプロセッサーにかけてペースト状にし、冷蔵庫で数時間寝かせてみたのが上の状態です。オリーブオイルを使ったペーストは少し味をなじませた方が美味しくなるので、数日経った方がより美味しいです。私、生パプリカは大好きですが、実は加熱したものはあまり得意ではないのです。少量なら美味しいと思うし、好んで食べるのですが、あまりパプリカパプリカしてしまうと独特の甘みが・・・(同様の理由で、人参もあまり得意ではないです、食べるけど)。なので、茄子・トマトとチリパウダーを入れたのですが、私の好み的には大正解!カリカリのトーストにたっぷりのせて食べるととっても幸せで、数日経ってこんなメニューを試してみました。 みじん切りのにんにく、玉ねぎをオリーブオイルで炒め、更に粗く角切りにしたトマトと上記のアイバルをたっぷり。そこにごはんを混ぜて、東欧風パプリカライスを作ってみました。仕上げに粉チーズをたっぷりと、縁をカリッと焼いて黒コショウを振った目玉焼きをのせて(炒めごはんに目玉焼きって大好きなんですよねー、私^^)。パセリを振ったらもっと綺麗だったなと後で思いましたが手遅れでした^^;もちろん全体をしっかり混ぜて食べます。その方が断然美味しい。野菜の旨味たっぷりのアイバルとフレッシュなトマト、半熟の黄身とチーズ、引き締め役の黒コショウ、どれ一つ欠けても物足りないかも!それぐらい美味しかったです。ピーマン入れてもよかったかなー。 簡単にできる割には満足度がかなり高いので、ゆっくり過ごせるひとりランチにおすすめ。もちろん、お友達が来る際の話題づくりにもよいと思います。アイバル、簡単にできるので、パプリカがお好きな方は安売りの際にでもぜひ!試してみてください。・・・それにしても、本場の味、試してみたいなー。私の好きなクロアチアレストラン「ドブロ」(お店のおにいさんのクールなメニュー説明も好き。笑)でアイバルが添えられたメニューがあるので、近々行ってみようと思います。そしたらアイバル改良するぞー!!おたのしみに! ↓たぶん、似た感じの食べ物だとは思うのですが、使い方はちょっと違うみたい。 現時点では残念ながら「アイバル」を扱うショップはないみたいです。 トルコ一流レストランの隠し味トルコのパプリカのペースト新しくなった瓶のビベルサルチャ5P19May09 156個完売のため48個追加赤パプリカ・ペースト(マッサ・デ・ピメント)200g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.04.22
ビールと言えばベルギー、酒飲みにとってベルギーと言えばワッフル・・・ではなくてムール貝!ですよね。新鮮なムール貝を白ワインで蒸したのが無造作にバケツみたいな容器にいっぱい盛られて出てくるアレ。手づかみで行きたい一品です。大概はポテトフリットとセットになってて、シンプルだけどウマイ。時々無性に食べたくなります。高いけど。高いので、家で作れたらいいのにな~・・・と長いこと思っていたものの、近所で気軽に買えるものでもないし、どうにかならんか??と思いつついつものように大型スーパーにまとめ買いに行ったところ、「パーム貝」というムール貝に似た感じの貝がそこそこ安く売られていたので買ってみました。で、ベルギー風に白ワインで蒸してみました↓ 雰囲気出てますよね?^^味もかなり雰囲気出てました。柔らかいけど食べ応えがあって、なかなかよい味の貝です、パーム貝。そしてベルギー風の味付けにぴったり。白ワイン、ローリエ、バター、仄かなにんにく、どれが欠けてもダメな、貝の汁にものすごくよく合う組み合わせです。黒コショウはお好みで、入れても入れなくても美味しいと思いますが、今回は貝の旨味をより強調するため、敢えて使いませんでした。いや~・・・ウマイですよ。当たり前ですけど。家で作るとこんなに安く作れちゃうんだな~、と改めて感動しつつ、白ワインがあっという間に空になりました^^;≪身の厚い貝の食べ応え、風味、旨味が溶け出した煮汁の全てがウマイ!ベルギー風ムール貝の白ワイン蒸し≫レシピ:2人分 <材料> ・ムール貝 8~12個 (今回はパーム貝で代用) ・にんにく 2かけ ・玉ねぎ 1/4個 ・バター 小さじ1 ・ローリエ 1枚 ・白ワイン 60~80cc ・塩 適量 ・パセリ 少々1) ムール貝は殻をこすり合わせてよく洗い、ざるにあけておく。にんにくは粗みじん、玉ねぎは食べやすい大きさに切っておく(角切りでもスライスでもお好みで。今回は1cm程度の角切りです)。2) 小鍋または底が深いフライパンにバターを熱し、にんにくとローリエを入れて、香りが出たら玉ねぎを加えて半透明になるまで炒める。3) そこにムール貝を入れ、軽く塩をしたら白ワインを注いで蓋をし、5分ほど(貝が開くまで。パーム貝は片貝の状態だったので3分強蒸しました)蒸し焼きにする。あまり加熱しすぎないよう注意。4) 貝に火が通ったら、パセリを振ってできあがり!美味しい汁ごとたっぷりどうぞ~!★コショウはお好みで加えてください。玉ねぎは、リーク葱でも美味しくできると思います。★残った汁でリゾットを作ったり、パンにつけたりして食べると超ウマイです。汁も残さず食べてください!! ↓という訳でムール貝です。思ったよりずっと安かった(笑) 自宅で本格派イタリアン旨みタップリの新鮮なムール貝(1k) 【まらぽい0611】 ボイル殻付ムール貝≪真空パック≫500g×2そのまま調理も出来て簡単便利! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.29
以前ご紹介した「鮭のポジャルスキー風コトレータ」の姉妹版、チキンを使ったロシア風のコトレータを作りました。 絶対に美味しくないはずがない食材の組み合わせ&調理法なので、もちろんウマイです^^カリッとした表面にふんわりした中身、ほのかに香るバターとナツメグ。たまりません!ビールまたはワインをくれ!!というお味です。現地ではパンに合わせるのでしょうが、私はごはんと一緒に食べるのが好きです(この日はごはん&お味噌汁とこれですから^^;)。断面はこんなです。 ガブッとかぶりつくボリューミーなチキンカツもウマイですが、このテのふんわりしたカツレツも美味しいですよね。トーストに挟んでも美味しいですが、それでもやっぱりチキンカツサンドとはキャラが違う感じに、ちょっとお上品に出来上がります。ロシア料理、ほかにもこうした、白身魚またはチキンをミンチにしてカツレツ風に仕上げたフライ料理がいくつかあって、試してみたいと思ってます。誰にでも好かれる味のロシア風コトレータ、簡単にできるので、是非お試しください!≪カリッと焼いた衣にふんわりチキンとバター風味がたまらない!ロシア風チキンコトレータ≫レシピ:2人分 <材料> ・鶏ひき肉またはお好みの部位 150g ・玉ねぎ 1/4個 ・パン粉 20g ・牛乳 大さじ3 ・バター 小さじ1 ・塩、コショウ 各適量 ・(あれば)ナツメグ、オレガノなどお好みで 少々 ・薄力粉、パン粉、油 各適量 (ソース) ・トマトの缶詰 1/3缶 ・トマトケチャップ 大さじ1 ・ウスターソース 大さじ1.5 ・水 100cc ・バター 少々 ・コーンスターチ 小さじ11) 鶏肉は、ひき肉以外を使う場合は包丁で叩くかフードプロセッサーにかけてミンチにする。玉ねぎはみじん切り。これらをボウルに入れ、パン粉、牛乳、バター、塩コショウ、ナツメグまたはオレガノを加えてよく混ぜる。2) 1)のタネを2つに分け、小判型に整えて薄力粉を薄くまぶし、パン粉を押し付けるようにしてまぶす。(柔らかめのタネなので、焼く前に冷蔵庫にしばらく入れると扱いやすいです)3) ソースを作る。トマトの缶詰は粗くつぶし、小鍋またはフライパンで少し煮詰めて味を濃縮させる。ここにトマトケチャップ・ウスターソースと水、バターを加え、程よい味になったら水で溶いたコーンスターチでとろみをつける(片栗粉でもよいです)。4) 2)を、若干多めの油とバター少々(分量外)を熱したフライパンで、両面カリッとするまで焼いたらできあがり!野菜を添えて、ソースをたっぷりかけて召し上がれ!★鮭のコトレータに比べると脂分が少なくさっぱりしているので、レモンを添えずに美味しくいただけます。ソースにもコンソメを使わず、鮭の時よりあっさり仕上げました。★パン粉にローズマリー少々を混ぜて焼くと、より香りがよくなります。チキン自体に主張があまりない分、衣やソースに変化をつけていろいろ楽しめそうです^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.27
ご存知の方も多いでしょうが、ヨーロッパ、とりわけ東欧諸国ではじゃがいもがよく食べられています。じゃがいも料理のレシピだけでも相当な数があるらしいです。先日、ハンガリー料理の「グヤーシュ」を作った際、パンだけでは寂しいので、同じ東欧・スロバキアの「ゼミアコヴァ・プラッカ」というじゃがいものパンケーキを作りました。 本場ではたっぷりの油でカリッと揚げ焼きにするそうですが、今回はちょっと控えめに。それでもじっくり焼くと、端の方からカリッと香ばしい匂いが漂います。中はもっちり。ナイフを入れると、混ぜ込んだすりにんにくの風味がフワーッと^^ビール飲みにはたまらない一品です(この日はワインでしたけどね^^;)。この日のグヤーシュのように、煮込んだお肉をのせてクルッと巻いて食べるのが本場の食べ方らしいですが、下のように、塩気のある具(この日はホワイトアスパラのヨーグルトソースと、菜の花のアンチョビ炒め)をのせて食べるととっても美味しいです。そのままでも美味しいし、やみつきになりそう。じゃがいもパンケーキ自体はよくあるメニューですが、にんにくを混ぜるだけでこんなに新鮮だとは!ちょっと驚きです。 すりおろしたじゃがいもの食感がまた独特で楽しいです。スロバキアのじゃがいもパンケーキ、簡単でとっても美味しいので、是非是非、お試しください!!≪すりにんにくがフワ~ッと利いてウマイ!スロバキアのポテトパンケーキ「ゼミアコヴァ・プラッカ」≫レシピ:2人分 <材料> ・じゃがいも 中2個 ・溶き卵 1/2~1個 ・にんにく 1/2かけ ・薄力粉 大さじ1 ・塩、コショウ、(あれば)マジョラム 各適量 ・バター 適量1) じゃがいもは皮をむいて芽を取り、すりおろす。にんにくもすりおろしてすりじゃがいも(汁ごと)と混ぜ、卵・薄力粉を加え、塩、コショウ、マジョラムで味付けする。2) 1)のタネを、バターを敷いたフライパンに薄くのばし(2~3mm程度)、両面カリッとするまで焼いたらできあがり!油は若干多めで、カリッとさせると美味しいです。★チェコやスロバキアではマジョラムがよく使われるそうです。今回はなかったので代わりにナツメグをちょっと入れました。これでも美味しいし、入れなくても十分美味しいと思います。 ↓スロバキアの国旗、知ってました?^^ミニサイズのバッジ、バッグにいっぱいつけたい! 国旗ピンバッチ スロバキア ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.22
以前、ドイツ料理として「チキングラーシュ」を取り上げたのですが、その後各国料理を作り続けるうちに、一度はハンガリー風の牛肉のグヤーシュを作ってみなくては、と思うようになりました。いろんな国の料理を作っていると、近隣国にはやはり共通性があり、その基本となる系譜が見られることがよくあります。グラーシュならびにグヤーシュといった煮込み料理の場合、オーストリアやドイツのももちろん美味しいですが、歴史的に見るとやはり元祖はハンガリーかと。チェコやスロバキアに見られるパプリカの煮込みの源流もこれかと思われます。という訳で、作ってみました↓ ん~、パプリカが濃厚。これでもか!というほど入れたパプリカと牛肉の風味が肉にも野菜にもよくしみて、いかにも家庭的な煮込み料理といった感じ。美味しいです^^現地の人々はじゃがいもやパンで作った茹で団子「クヌーデル」やパンを添えて食べるそうですが、これ、ごはんにもよく合いますね^^;薄切り肉じゃないハヤシライス、的な雰囲気も漂ってます。今回はお肉を比較的大きめに切っていますが、スープ風に食べるならもっと小さく切ってもいいし、メインとして食べるなら、もっと大きくてもよいと思います。煮返すほどに美味しくなります。ハンガリー料理はとにかくパプリカ(香辛料の)を多用するので有名ですが、今回ようやく、パプリカ味の何たるかがわかったような気がします。他のスパイスに比べ、パプリカは一度に使う分量が多いので、ドバッと入れるのが怖かったんですよね。これぐらい入れないと利いて来ないということがよくわかりました^^;家庭料理なので作り方は簡単。とにかくじっくり気長に煮込むだけです。煮込みと言えば寒い時期の料理という印象もありますが、我が家ではワインに合わせて夏でも煮込みをよく食べます。ここ数日首都圏は肌寒かったので、濃厚な赤ワインと共に美味しく頂きました。材料も揃えやすいものばかりなので、是非、お試しあれ!≪東欧諸国の煮込み料理の基本、ハンガリー風ビーフグヤーシュ≫レシピ:2人分 <材料> ・牛煮込み用肉 150~250g ・玉ねぎ 1/2個 ・にんにく 1かけ ・キャラウェイシード 小さじ1/4~1/2 ・パプリカ 大さじ1 ・ブイヨン 1個 ・トマトピューレまたはトマト缶 大さじ1または1/3缶 ・油 大さじ1 ・塩 適量 (以下の野菜は入れても入れなくてもOK。今回は入れました) ・じゃがいも(メークイン) 1個 ・にんじん 1/2本 ・ピーマン 1個1) 牛肉は角切りに(今回は2~3cm角ですが、スープ風なら1.5cm角がポピュラーなようです)。玉ねぎは薄切り、にんにくは粗みじん、その他の野菜は1~1.5cm程度の角切りにする。2) 鍋に油を熱し、玉ねぎをじっくりあめ色になるまで炒め、にんにく・キャラウェイシードを加えて炒め、香りを出す。3) ここにパプリカを加えてよく混ぜ、牛肉を入れてよく焼きつけ、かぶる程度の水を加えて30分~1時間ほど煮込む(肉からも水が出て来るので、少なめの水でOK)。4) 3)ににんじんを加え、500cc程度の水とトマトピューレ(または缶詰)、ブイヨンを加えて30分以上じっくり煮る。途中でじゃがいもとピーマンも加える。(野菜類を入れない場合は、最初に牛肉を煮た後、水・ブイヨン・トマトを入れて10分ほど煮ればOK)5) 味をみて、塩で整えたらできあがり!できれば、早めにつくって1~2度煮返してから食べた方が美味しいです。★固そうな牛肉は、前日から数時間前に油か酢をもみこんでおくと比較的柔らかく煮えます。大きめに切る場合、薄めに切ると煮えやすいです。★パプリカは焦げやすいので、一旦火を止めてしっかり混ぜ合わせるとうまく行きます。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします
2008.04.21
という訳で、クロアチア風丸ごと塩漬けキャベツを使ったレシピその1です。クロアチア料理と言えばこれ!お米の入ったロールキャベツ「サルマ」。 1枚まるごと使った巨大なロールキャベツと一緒に、刻んだものも一緒に煮てキャベツをたっぷり食べます。赤い色は、トマトではなくパプリカの赤さ。塩漬けすることでほのかに酸味が出たキャベツに、パプリカの風味と豚肉の脂がしみてとっても美味しいです。普通、ロールキャベツには合いびき肉を使うことが多いと思いますが、これは豚ひき肉で作ることをオススメします。あと、今回は入れてませんが、お好みでベーコンも入れると更にキャベツが美味しくなるそうですよ^^断面はこんな感じ↓ 生米をロールキャベツに入れるのって、東欧~中東あたりではポピュラーなようですね。やっぱり炊いたごはんよりも、生の状態から入れた方が食感も程よく、味もしみて美味しいです。付け合わせはマッシュポテトです。これまたよく合うんだな~^^大きなロールキャベツって、見た目は豪華なのにたくさん包まなくていいのでお手軽です^^塩漬けキャベツを作るのが面倒な方は、包むのには普通のキャベツを使い、一緒に煮る分に市販のザワークラウトを使っても、似たような感じにできると思います。簡単なのにご馳走っぽいクロアチアのロールキャベツ、ぜひお試しください!≪塩漬けキャベツの酸味がポイント、クロアチアのロールキャベツ「サルマ」≫レシピ:2人分(1人あたり1個) <材料> ・塩漬けキャベツ 大きい葉を2枚、刻む分を2~3枚 (合わせて300gぐらい) ・豚ひき肉 100g ・玉ねぎ 1/4個 ・米 20g(大さじ1.5程度) ・にんにく 1~2かけ ・(お好みで)ベーコン 30~40g ・(お好みで)パセリ 少々 ・(お好みで)溶き卵、パン粉 各少々 ・塩、コショウ 各適量 ・(あれば)ナツメグ 少々 ・パプリカ 小さじ1 ・ローリエ 1~2枚1) 玉ねぎ・ベーコンはみじん切り、にんにくはすりおろして、ひき肉・米と共にボウルに入れ、塩・コショウ、ナツメグ、パセリを加えてよく混ぜる(つなぎの溶き卵・パン粉を使う場合もここで入れてください)。2) 1)のタネを2等分して大きいキャベツの葉で巻く(具がモレないよう、横もきっちり巻き込んでください)。一緒に煮る分の葉は太めのせん切りに。※塩漬けキャベツの匂いがきつい場合は、予め水にちょっと漬けておくか、流水で洗ってください。3) 鍋に2)を入れ、ロールキャベツの2cm上ぐらいまでかぶる量の水を注ぎ、パプリカを振り、ローリエを入れ、落としぶたをして(更に上に重石をすると味がよくしみます)煮立つまでは中火、その後弱火で50分~1時間ほどことこと煮たらできあがり!途中、水が足りなくなったら足してください。★キャベツに塩気があるので、具の塩分は控えめにしてください。パプリカはかなり多めに振った方が美味しいです。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.13
サッカーのW杯以来、日本ではメジャーな国となった(気がする)クロアチア。新婚旅行先としても人気だそうで、いつか行ってみたい国のひとつです。そんなクロアチアの名物料理と言えば、塩漬けキャベツを使ったロールキャベツ「サルマ」。ど~うしても食べてみたくて、これを作る目的でキャベツを漬けてみました。↓ 作り方は至って単純。キャベツの芯をくり抜き、その穴にぎっしり塩を詰め、丸ごと入る容器に入れて頭まで完全に隠れるよう水を注ぎ、浮いてこないよう重石をして蓋をします。これを最初の数日間は常温で(私が見たレシピでは一週間とありましたが、怖かったので今回は3日で^^;)、その後2週間~1ヶ月程度冷蔵庫に入れて発酵させるだけ。キャベツに含まれる乳酸菌の効果で、出来上がりはやや酸っぱくなります(今回のは、冷蔵庫に入れて10日目ぐらいから酸っぱい匂いがしてました)。漬けておいた塩水も、こんな感じに濁ってきます。 キャベツの漬け物ってヨーロッパでよく見かけますね。長期保存するせいもあるのでしょうが、生食する日本の感覚とは違い、加熱して食べるのがポピュラーなようです。ギリシャでもこれに似た漬け物があるようだし、ドイツのザワークラウトも、ハーブが入るため味は多少違いますが、用途としては似たような感じだと思います。聞いた話では、ヨーロッパ辺りのキャベツは硬いため、塩漬けにして軟らかくする目的もあるんだそう。確かにドイツで食べたサラダのキャベツ、かなり硬かった(笑)そんな訳で、製作期間20日近くを要したこのキャベツ漬け、本来は長期保存が可能(冬場の保存食だそう)ですが、「サルマ」はじめいろいろ作りたいものがあり、わずか数日であっさり完食^^;もっと待てば更に熟成されたのでしょうが、あっという間に食べ切ってしまったので、匂いの割に味はマイルドでしたよ^^;今回作ったのは、クロアチアのロールキャベツ「サルマ」、ギリシャの豚肉との煮込み「ヒリノ・メ・ラハノトゥルシ」、やはりギリシャのロールキャベツ「サルマデス(←名前も調理法もほとんど一緒ですけどね^^;)」。ドルマデス、とも呼ばれるらしいですが、トルコの「ドルマ」と似てますね。ひき肉とお米を野菜で巻いたり中に詰めたりする料理は、中東~東欧一帯で食べられているようです。レシピは追って紹介します!^^ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.04.12
バルト三国。なかなか訪れる機会のなさそうな、私&ダンナさんにとっては謎の国です。――が、東欧~ロシア辺りって、じゃがいもをよく食べるんですよね。じゃがいも好きの私としては見逃せない地域ではあるんです。という訳で調べた結果、最も「食べてみたい!」と思わせたのがリトアニアのコレでした↓ 「ツェペリナイ(=飛行船)」という、飛行船を象った肉団子入りのじゃがいも団子にサワークリームベースのソースをかけたリトアニアの名物料理。いかにも「もちっ」とした外観が、じゃが好きにはたまらん一品です。これの特徴は、外側のじゃがいも団子は茹でてマッシュしたじゃがいもとすりおろしたじゃがいもの両方を混ぜて「もちっ&シャリッ」とした食感にしていることと、中のタネはそのままつめるのではなく、敢えて肉団子の形にしてから入れることの2点。このタネ自体、普通においしいのですが、団子状にしておくことでよりジューシーさが保たれている気がします。ナイフを入れてお団子が割れた時の肉汁が嬉しい^^ そして、サワークリームのソースがいかにも東欧ってカンジですよね。濃厚でウマイです。じゃがいもにもお肉にもよく合う!本来、このソースは「サワークリーム+ベーコン+玉ねぎ」で作ってディルを飾るらしいですが、サワークリームがなかったのでプレーンヨーグルトと生クリームを混ぜたヤツを常温放置して発酵させ、「もどき」にして使いました(サワークリームって生クリームを発酵させたものですよね?^^;)。クリームほど濃厚じゃないですが、それはそれでウマイ。ディルもないのでパセリで代用しました。そしてベーコンの代わりに、入りきらなかった肉団子のタネの余りを混ぜてたりします・・・が、これはちゃんとベーコンを使った方がよいです。味の出方と甘みが違うので^^;この日はにんじんのポタージュと黒パンを合わせましたが、ツェペリナイかなりのボリュームなので、一人2個ならパンはなくてもよいかも。あとはサラダがあれば立派な食事になると思います(本来、どんな献立で出てくるのか知りたいです。リトアニア料理のお店って首都圏にないですかね??^^;)。簡単に言うと「具を混ぜずに中に入れて茹でた衣ナシのコロッケ」にサワークリームをかけたもの。独特の食感が面白いので、是非食べてみて頂きたい一品です。休日のブランチにいかがでしょう??^^≪リトアニアの肉じゃが、もちっとシャリっとした食感がウマイ「ツェペリナイ」≫レシピ:2個分(1~2人分) <材料> ・じゃがいも(メークインより男爵がオススメ) 2個 ・片栗粉 適量 (中身) ・合挽きまたは豚挽き肉 50g ・玉ねぎ 少々 ・人参 少々 ・塩、コショウ 各適量 ・(あれば)ナツメグ 少々 (ソース) ・サワークリーム 大さじ2 ・ベーコン 少々 ・玉ねぎ 少々 ・塩、コショウ 各適量 ・(あれば)ディルまたはパセリ 少々1) じゃがいもは皮をむいて芽を取り、1個はラップをかけて電子レンジで3分半加熱して柔らかくしてからマッシュし、もう1個はすりおろして軽く水気を絞り、マッシュしたものに加えて混ぜる。水気が多すぎるようなら片栗粉を加えて調整する。2) 玉ねぎはみじん切りにして軽く炒め、粗熱を取ってからひき肉・みじん切りにした人参と混ぜ、塩・コショウ・ナツメグを加えて粘りが出るまでよーく混ぜ、4個の肉団子にしておく。3) 1)の半量を手のひらに取って楕円形に広げ、2)の肉団子の2個をのせて包み、飛行船の形(ラグビーボール型)に整える。これをもう1個作る。4) 鍋に湯を沸かし、3)のじゃがいも団子を入れて、沸騰させないよう弱火で(沸騰させると崩れます)30分ほど茹でる。5) 茹でている間にソースを用意する。ベーコンは1cm幅に、玉ねぎはみじん切りにしてフライパンで軽く炒め(ベーコンから油が出るので油を敷く必要はありません)、それとサワークリームを混ぜ、水少々を加えて粘度を調整し、塩・コショウで味付けする。6) 茹で上がった4)を皿に盛り、5)のソースをかけてディルまたはパセリを飾ってできあがり!^^★じゃがいものデンプン質によって衣の作り方(片栗粉の量)に大分差が出てくると思います。もっと多く作る場合は、マッシュする分のじゃがいもを多めに、すりおろす方は少なめにしても良いのでは??と思います。同量ずつだとちょっとシャリっとしすぎかも。★サワークリームは私はヨーグルトで似たものを作りましたが、コッテリしたのがお好きな方はクリームチーズを混ぜるとよりこってり感が増してウマイと思います。ワインにも合いそうですね^^ ↓リトアニアって琥珀の産地なんですね。こんなデザインなら可愛くつけられそうです^^ 余韻を味わうアクセサリー【送料無料】リトアニア産琥珀のシャイニーフラワーネックレス 世界に一粒だけの雫♪リトアニア産コハクのシャイニーネックレス ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.03.13
冬場は鮭もお安いですよね。基本的には好きなんですが、食べ過ぎたのかどうも飽きが来てしまい、シチューに入れるのもムニエルもパスタもイマイチ気乗りがしませんでした。とは言えスーパーで買った一切れ68円の甘塩鮭を美味しく食べるべく、各国の料理資料を探した結果、こんなのを発見!! パッと見、メンチカツみたいですよね?調理法的にはそんな感じです。「鮭のハンバーグ」と呼ばれてもいるようですが、どちらかと言うと「鮭のメンチカツ」に近いロシア料理、「鮭のポジャルスキー風コトレータ」です。「コトレータ」はカツレツのロシア~ウクライナ辺りでの呼び名、「ポジャルスキー風」は、ひき肉にクリームやバターを混ぜてカツレツを作る調理法の総称のようです。もともとは鶉で作られたメニューだそうですが、現在では鶏や豚、牛、鮭等で作られているらしく、私が調べたところでは鮭か鶏が最も一般的なようでした。脂肪分が少ない鶉をリッチに食べる方法として考え出されたのでしょうから、鶏肉はピッタリですよね。――という観点から言えば、脂の乗った冬の鮭を使うのは些かこってりしすぎか??と思わなくもないですが(笑)、まぁそこはそれ、美味しいので許すことにします^^;そう、これ美味しいんですよ!皆さん、鮭のミンチってあまり食べたことないですよね?ふんわりとして美味しいんです。玉ねぎの甘みとの相性もよく、生地にちょっとだけ混ぜたバターが双方を優しくまとめてくれてます。上にかけたトマトソースも、鮭のこってり感をさっぱり食べさせてくれて美味しい!!^0^ 鮭の洋風料理と言うと、ホワイトシチューやクリームパスタなどクリーム系のソースを合わせることが多いですが、トマトも合うんですね~。新たな美味しさ発見です!^^しかも、不思議と白いごはんに合います。これにスープでも添えればカンペキです!(こんな感じ。この日は残り野菜をコンソメで煮て、仕上げに牛乳を加えたミルクスープです)↓ 鮭を叩いてミンチにしてしまえば、後はハンバーグを作るのとさして手間は変わりません。フードプロセッサーをお持ちの方なら簡単に作れますよ。ダンナさんが「これ、定番にして!ウマイ!!^0^」と喜んだ一品、是非、お試しくださいね!!≪鮭のふんわり感がクセになる!鮭のポジョルスキー風コトレータ(ロシア風カツレツ)≫レシピ:2人分 <材料> (コトレットの材料) ・鮭(皮と骨をとる) 2切れ(150g前後) ・玉ねぎ 1/4個 ・パン粉 25g ・牛乳または生クリーム 大さじ3 (今回は牛乳を使用。お好みで選んでください) ・バター 小さじ1 ・塩、コショウ 各適量 ・(お好みで)ナツメグ 少々 ・薄力粉、パン粉 各適量 ・お好みの油 大さじ1 ・レモン 1/4個 (トマトソース) ・缶詰または生のトマト 約1個分 ・トマトケチャップ 大さじ1 ・水 100cc ・市販のコンソメ 1/4個 ・ウスターソース 小さじ1 ・バター 少々 ・コーンスターチまたは片栗粉 小さじ11) コトレットを作る。玉ねぎはみじん切り、鮭は皮・骨を取り除いて包丁で叩くかフードプロセッサーにかけてミンチ状にし、ボウルに入れてパン粉・牛乳(生クリーム)・塩コショウ・ナツメグを加えてよく練り混ぜる。生地の硬さはパン粉で調節してください。2) 1)の生地を2つに分けて小判型にまとめ、薄力粉をまぶし、パン粉をつける(鮭とバターの脂肪、牛乳の水分によって、卵なしでもパン粉がくっつきます。もちろん、卵を使ってもOKです)。3) フライパンに油を熱し(バターを少量混ぜると香りが良いです)、2)のコトレットを両面にきれいな焼き色がつくまでカリッと揚げ焼きにし、皿に盛ってくし型に切ったレモンを添える。4) トマトソースを作る。トマトは粗めのみじん切りにし、水・ブイヨンと共に小鍋またはコトレットを焼いた後のフライパンで熱し、トマトケチャップ・ウスターソースを加えて味を調える。水で溶いたコーンスターチ(または片栗粉)でとろみをつけ、バターを少量落として(お好みで。なくてもよいです)、3)のコトレットにたっぷりかけたらできあがり!レモンをギュっと絞って、温かいうちにお召し上がりください!^^★例によって、できるだけあっさり仕上げるために生クリームではなく牛乳を使用、衣の溶き卵をカットしています。現地では普通に溶き卵を使っていますので、お好みの方法でどうぞ^^レシピによっては、生クリームの代わりにサワークリームを使ったりもするようです。すごくこってり^^;★今回は甘塩の鮭を使ったため、生地には塩を使っていません。鮭の状態に応じて、味付けは加減してください。 ↓ロシア製のアクセサリーって珍しくないですか? 七宝焼き風のペンダントヘッド、ロケットになっていて写真が入れられます^^ 可憐なロシアペンダントロシアのアクセサリー フィニフティ ペンダントトップ★ロケットタイプボルゴグラードで見た花 RUINOK2 ルイノク2 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.15
という訳で、前回の「鶏のパプリカ煮」に続き、いよいよ「主材料:残り物のパン」のチェコのパン、クネドリキ(クネードリキ)の登場です!いや~、すごいですよねチェコの人。確かにフランスパンって時々食べ切れなくて余るけど、そこに小麦粉を足して新たなパンを作っちゃうんです(しかも、それが残るとチャーハンみたいにして食べちゃうんですよ!)。硬くなったパンをフレンチトーストに、とかクルトンにするとかならまだわかるけど、パンをパンに再生とは!すごいぞチェコ!!というのがコレ↓ 断面にところどころ覗いている茶色いのが、今回使った食パンの耳です。――ですが、これもいろいろ調べてみると、主に「パンまたはパン粉+小麦粉+卵+牛乳+イースト」で発酵させたタネを「茹でる」作り方が多かったものの、パンは使ったり使わなかったり、種の硬さもまちまちなようで、私が最初に見たテキスト「きょうの料理(昭和49年9月号)」では、緩めの種をイースト発酵なしで、蒸し器で蒸す作り方をしていました。以前、私がスイスで食べたパンはこの「茹でる」感じに近かったのですが、結構硬めの食感だったんですよね。茹でられるぐらいの硬さなら確かにそうなるだろうな、とは思うのですが、何となくふわっ、クシュっとした食感の方が美味しそうだったので、今回は「上記の材料を混ぜ、イースト発酵させたものを蒸し器で蒸す」という折衷案を採りました。断面をアップで見るとこんな感じ↓ どうですか?「クシュっと」感が伝わるでしょうか?^^基本的には蒸しパンみたいなソフトな食感ですが、発酵させたため弾力があり、パンが入っているのでお皿についたソースをきれいに吸収してくれます。前回の「鶏のパプリカ煮」や各種シチュー、ビーフストロガノフのような煮込み料理や、トマトソース等、ソースたっぷりのパスタにぴったりだと思います。もちろん、スープやポタージュに添えて朝食にもいいですね^^イースト発酵させているとは言え、通常のパンのようにこねないので作り方は至って簡単です。今度は茹でる作り方も試してみようと思いますが、まずは蒸すやり方をご紹介。「フランスパンが余っちゃったけど、もう硬くて食べたくないな~」という方、食パンが半端に余っちゃった方、或いはこの記事を見て興味を持たれた方、ぜひぜひお試しくださーーーい!!^0^≪硬くなったパンを見事に再生!チェコの茹で(蒸し)パン、クネドリキ≫レシピ:直径17cmのボウル1個分 <材料> ・残り物のパン(フランスパン、食パン、食パンの耳など) 50g ・牛乳 1カップ ・卵 1個 ・強力粉(薄力粉でもいいと思います) 1カップ ・ドライイースト 小さじ1 ・塩 少々1) パンは1cm角弱ぐらいの角切りにし、牛乳は人肌程度に温める。2) ボウルに小麦粉・溶き卵・牛乳・塩を入れて混ぜ、ドライイーストとパンを加えて混ぜたらラップをかけ、暖かい場所で1~2時間発酵させる(かなりドロッとした液体状ですが、かさが1.5倍ぐらいに増えます)。3) 2)のラップを外して軽く混ぜ、湯気の立った蒸し器で15分ほど蒸したらできあがり!1cmほどの厚さに切ってお召し上がりください^^★牛乳の分量を減らし、成型できるぐらいの硬さにして茹でれば「茹でる」やり方のクネドリキになります。この場合、牛乳は半量または80ccぐらいが適当かと思います。★どうやらチェコでは「クネドリキ用の粉」が売られているらしいです。さすがに楽天さんでは取り扱い店がまだなかったな~^^;どなたか情報をお持ちでしたら教えてください^^; ↓チェコガラスのネックレス。黒はワンピースにもシャツにも、タートルの襟元にも映えて便利です。カワイイ!!^0^ 【メール便で送料無料♪】ブラックチェコガラスショートネックレス 【0115新春】 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.27
むか~しから挑戦したくてしてなかったチェコ料理。なにゆえこのような、日本では比較的マイナーな国の料理に関心を持ったかと言うと、我が家にはこんなテキストがあったから↓ NHK「きょうの料理」昭和49年9月号!特集は「世界の家庭料理」です。私はこの自分と同じくらい古いテキストがお気に入りで、1人暮らしを始める際に実家からもらって来ました。なにぶん33年前のものなので背表紙もボロボロですが、とても気に入ってます。特集記事の他にも和・洋・中のいろんな料理、お菓子、保存食まで載っていて、とても勉強になります^^そんな「世界の家庭料理」特集の冒頭を飾るのがチェコ料理だったのでした。ズデンカ千野さんという方がいくつかのチェコ料理を紹介されていますが、最も衝撃的だったのが「クネドリキ」という蒸しパン(或いは茹でパン)。だって主材料が「古くなったフランスパン、または食パンの耳」ですよ!しかも、残り物のパンを使ったクネドリキの更に残り物を使ったチャーハンまで紹介されてる!どこまで作りすぎるんだチェコの人!と子供心に突っ込みたくてたまりませんでした。そんなクネドリキについては次回お話しますが、これに合わせるメインディッシュとして紹介されていたのが「鶏のパプリカ煮」でした↓ 一緒に写ってるのが話題の「クネドリキ」です(笑)初めて作るにあたり、ズデンカさんのレシピをそのまま、とも思ったのですが、念のため当たれるだけ多くのサイト・本・雑誌を当たってみました。結果、「作り方はかなり適当」ということがわかったので(家庭料理なので当然か^^;)、各資料を適当に混ぜ合わせ、「よりくどくなく、よりバターを減らし、より乳製品分を減らした分量」で作ったのが今回の作品(?)です。ズデンカさんのよりかなりパプリカ色が濃いですが、パプリカって味は殆どしないので、これぐらいでも全然問題ありません(むしろ美味しそうな気がする)。食べてみた感想。「乳製品もバターも小麦粉も相当減らしたけど、十分だな~」というのが一口目の感想です。乳製品と小麦粉は約半分、バターは半分以下の割合に減らしたにも拘らず結構ヘビーな口当たり。でも、レモン汁とヨーグルトを使ったせいか、味付け自体は塩・コショウだけであっさりのせいか、割とパクパク食べられちゃうんですよね^^;ダンナさんは普通に「これ美味しいよ。また作って」って言ってます。「男の子はみんな、こういうクリーミーなのが好きなんだよ」だって(笑)それにね、この「クネドリキ(またはクネードリキ)」がクセモノなんです。これがこういうソース系の料理に合う!実に合う!柔らかいクシュっとした食感もクセになるし、ソースをいい感じに吸収してくれるので、お皿についた分までキレイに拭い取って食べられちゃうんです。長くなりましたが、ともかく、チェコ料理の特徴が「乳製品たっぷり」「食料をムダにしない」なことだけはお判り頂けたかと思います^^;簡単なので是非試してみてください。きっとご主人もお子さんも大好きな味だと思いますよ。今回はクネドリキに合わせていますが、これ、ごはんにかけてもパスタにかけても美味しいと思います。じゃがいものニョッキなんかもいいんじゃないかな~^^≪レモンとヨーグルトで意外にさっぱり、パンにもごはんにも!チェコ風鶏のパプリカ煮≫レシピ:2人分 <材料> ・鶏肉(お好みの部位、今回はむね肉使用) 200~250g ・玉ねぎ 1/2個 ・バター 大さじ1/2 ・塩 小さじ1/2 ・粒コショウ(なくてもよい) 5~6粒 ・コショウ 適量 ・パプリカ 小さじ1 ・(あれば)彩り用パセリ 少々 (ルー) ・牛乳 1カップ ・プレーンヨーグルト 1/2カップ ・薄力粉 大さじ2 ・レモン汁 1/4個分1) 鶏肉はぶつ切りに、玉ねぎはみじん切りにする。2) フライパンにバターを溶かして粒コショウと玉ねぎを炒め、玉ねぎが半透明になったら鶏肉とパプリカを加えて鶏肉の各面が白く色づくまで返しながら炒め、塩で味をつける。3) 2)に鶏肉が隠れるぐらいの水(400ccぐらい)を加えて弱めの中火で15~20分ほど、鶏肉が柔らかくなるまで蓋をして煮る。4) 3)に薄力粉を溶かした牛乳・ヨーグルトを加え、沸騰させないよう弱火で温め、最後にレモン汁を加えて混ぜ合わせたらできあがり!彩りにパセリを振るときれいです^^★今回は「よりくどくなく」のため「牛乳+ヨーグルト」の組み合わせにしましたが、「牛乳+生クリーム」「牛乳+大量のバター」「牛乳+サワークリーム」など、ルーに使用する乳製品の種類は様々な模様です。また、牛乳が多いとサラッとした感じのルーになるので、小麦粉の量でとろみを調整するようです。いずれも皆さんのお好みでどうぞ^^★グリル野菜や茹で野菜がよく合います。ブロッコリー、じゃがいも、なす、ピーマンなどを添えてパプリカ煮のソースにつけながら食べると美味しいですよ!^^↓チェコと言えばチェコビーズ!ブレスレット、つい欲しくなっちゃいません??^^ 【Naturalmoment】Brass&Copper&チェコビーズのト音記号ブレスレット オールハンドメイドのセレブリティージュエリー 25%off Keiko Camui パール&チェコビーズ ブレスレット ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^
2008.01.26
前回の続きです。ドイツの宴のサイドメニュー。せっかくなので、サラダ・パンもドイツ風に揃えてみました↓ 実は、ねじりパンにしか見えないこのブツ、プレッツェルを作ろうとしてたんですよ^^;なのに、できあがったのは何故かパイ風に表面サクサク、中はもっちりふわっとした、それはそれでかなり美味しいパン(笑) サラダは、これまたドイツではたーくさん食べられているキャベツのマリネ風サラダ。これにもスパイスが利いてます。材料自体は食べ慣れたものなのに、ちょっとクミンを利かせただけでこんなに新鮮になるんですね^^キャベツ1/4個、あっという間に食べちゃいました。先日取り上げた中東風サラダはコリアンダーでしたが、クミンもまた違った美味しさ。キャベツって偉大ですね~^^結果的に、これ2つとも、我が家の定番入りしそうです^^;カンタンで美味しいので、前回のグラーシュと合わせて、是非作ってみてください!!^^≪ドイツ風キャベツサラダ「クラウト・サラダ」とねじりパン≫レシピ:サラダ2人分、パン8個分 <材料> (クラウト・サラダ) ・キャベツ 1/4個 ・玉ねぎ 1/2個 ・酢 50cc ・砂糖 大さじ1 ・サラダ油 大さじ1/2 ・クミン 小さじ1.5 ・塩、コショウ 各少々 (プレッツェルが失敗したけど何故かすごく美味しかったパン、敢えてそのまま書きます) ・強力粉 180g ・ドライイースト 3g ・ぬるま湯 150cc ・塩 小さじ1/2 ・砂糖 小さじ1/2 ・バター 小さじ1/2 ・溶き卵 少々 ・粗塩 適量 ・重曹 大さじ1.51) パン生地を作って発酵させる。強力粉・ドライイースト・砂糖・塩をボウルに入れて混ぜ、ぬるま湯を少しずつ注いで混ぜる。バターも加えて10分ほど練り、ひとまとめにしてラップをかけて1時間ほど置いておく。(ホントは発酵させないらしいです)2) その間にサラダを作る。キャベツは千切り、玉ねぎはスライサーで薄くスライスしてボウルに入れ、塩・コショウとクミンを振って混ぜておく。耐熱容器に酢・砂糖・サラダ油を入れてレンジにかけて温め、キャベツと玉ねぎにまんべんなくかけてよく混ぜ、味がなじむまで冷蔵庫で1時間以上置いておく。3) 1)の生地を8等分してそれぞれ細長く伸ばし(30cm以上の長さになるように)、二つ折りにして真ん中ぐらいを一度ねじり、輪になっている部分を広げてねじったところが中央に、端は左右にくっつけるように(ハート型になるように)形を整える。4) 鍋に600cc程度の湯をわかし、重曹を入れて3)を1分ほど、生地が黄色くなるまで茹でて水気を切り、15分ほど置いておく。この間にオーブンを200度に予熱。5) 4)の生地をクッキングシートに載せ、溶き卵を表面に塗り、粗塩を振ってオーブンで20分焼いたらできあがり!★パン(というか目指したのはプレッツェル)の敗因は「水分が多すぎた」ことと「発酵させすぎた」ことにより、成型がうまくいかなかった点にあると思います。発酵させすぎたために生地に気泡がいっぱい入って膨らんでしまい、表面サクサク、中ふんわりでかなり美味しいものになったのですが、プレッツェル的なカリカリ感は皆無です^^;あくまでパンとしてお召し上がりください、美味しさは保障します。★サラダは本来もっとクミンを利かせるようです。お好みで調整してください。以前ご紹介した「中東風サラダ」もそうですが、クミンの代わりにコリアンダーでも美味しくできます。それと、私が聞いたレシピでは「酢+砂糖+油」でドレッシングを作ることになっていたのでそう書きましたが、今回は「酢+砂糖」の代わりにサワードリンクの原液(酢+氷砂糖+りんごが溶け出した汁)を使用しました。これが美味しかったので、りんご酢などの果実酢を使っても美味しくできると思います^^ ↓ドイツと言えばソーセージ! プリッとした歯ごたえ、ジュワッと染み出す肉汁・・・たまりませーん!!ビール!!!^0^ プレッツェル・・・やはりラウゲン液使ってちゃんと作らなきゃダメかな~・・・(-"-)いつかまた挑戦します、たぶん^^; ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日も、ポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^
2008.01.05
ようやく、よう~やくおせち責めから解放されました!!!^0^/もう1年はおせち見たくない・・・^^;という訳で、早速いつものペースに戻します!やっと食べたいものが食べれる!!嬉しーい!!!(↑おせちの意義に完全に反したこの感想、何なんでしょうね^^;)という思いで作った渾身の一皿、ご紹介します。絶対美味しいので、作ってみてください!一昨年の秋、ずっと行きたかったドイツに初めて行ってきました。景色キレイ、街並みキレイ、雰囲気も落ち着いていて期待していた以上に気に入り、思わずドイツ語の教本を買ってしまったほどです(一ヶ月坊主でしたけどね^^;)。また行きたいな~・・・^^で、現地で食べたものの中で印象深かったのがコレ↓ 「グラーシュ」(または「グヤーシュ」)という、トマトかクリームベースのちょっとスパイシーな煮込み料理。ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリーあたりまで広く食べられているメニューのようです。添えられているお団子状のものはじゃがいもと食べ残しのパン、小麦粉がベースで、これもまた同じ国々で「クヌーデル」とか「クネドリキ」とかいう名前で作られ、食べられていると聞きました。じゃがいも料理の多いドイツ近辺ではよりじゃがいもの分量が多く、東に行くにつれ、パンの比率が高くなるようです(間違ってたらすみません^^;)。向こうで食べた時にはさほど美味しいとも思わなかったのですが、帰ってしばらく経ってから妙に食べたくなってきたんですよね、どういう訳か^^;そんな訳で、つくってみました。こんな感じ↓ ん~・・・写真の光の具合が変です(T0T)実物よりもはるかにテカテカしちゃったな~。この赤ピーマンみたいなの、トマトなんですよ。全体的にもっと優しい色合いなんです。ほっとするような。すみません、想像してください^^;ホントに美味しかったんですよ、現地で食べたのよりはるかに。だまされたと思って作ってみてください、美味しいから(←説得力ないなぁ~、ゴメンね、うまく撮れてなくて^^;)。あのね、これ、トマトというよりスパイスが決め手なんです。キャラウェイの甘さ、パプリカのスパイシーな香りが利いてます。トマトの酸味と肉汁、スパイスが溶け出したスープに最後に入れる少量のクリームがまたいい!全体をマイルドに包み込んでまとめてくれます。クヌーデル、家に食べ残しのパンがなかったのでじゃがいもとパン粉ベースで作りましたが(ドイツの味にはそれはそれで近かったけど)、次回は是非パンを入れて作りたいと思います。昔、チェコ料理の本で見た作り方には材料に普通に「食べ残したパンまたはパンの耳」って書いてあったので、ぜひともパンを食べ残して作ります!!(笑)という訳で、くどいようですが美味し~いグラーシュ、作り方です。≪ドイツで食べたのより美味しい!スパイスが決め手のチキングラーシュ&じゃがいも団子クヌーデル≫レシピ:2人分 <材料> (チキングラーシュ) ・鶏むね肉 1枚 ・玉ねぎ 1/2個 ・にんにく 1かけ ・ピーマン(なくてもよい) 1個 ・人参(なくてもよい) 1/2本 ・マッシュルームまたはしめじ 適量 ・ホールトマト 1/2缶 ・コンソメ 1個 ・生クリーム 80cc ・パプリカ 小さじ1 ・キャラウェイ(またはフェンネル) 小さじ1 ・レモン 1/4個 ・塩、コショウ 各少々 ・パセリ 少々 (じゃがいものクヌーデル) ・じゃがいも(男爵) 2個 ・パン粉 1/2カップ ・薄力粉 大さじ2 ・溶き卵 1/2個分 ・パセリ 少々1) グラーシュを作って煮込む。鶏肉は一口大に切って塩・コショウ・パプリカをまぶしておく。にんにくはみじん切り、野菜は食べやすい大きさに切る。2) フライパンまたは鍋に少量の油を熱してにんにくを炒め、香りが出たら肉を入れて強火で各面に焦げ目をつける。次に火を弱めて玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒めたら残りの野菜とキャラウェイ(またはフェンネル)を入れて軽く炒める。全体に油が回ったら、かぶるぐらいの水(500ccぐらい)とホールトマト(つぶしながら入れる)、コンソメを入れて30分ほど、汁気が2/3ぐらいになるまで煮込む。3) 煮込んでいる間にクヌーデルを作る。じゃがいもを茹でるか、或いはレンジにかけて柔らかくし、皮をむいてマッシュする。粗熱が取れたら残りの材料全てを加えてよく混ぜ、二つの団子に丸め、15分ほど茹でたらできあがり(火が強すぎると団子が崩れるので、入れた後は火力を調節してください)。4) グラーシュが煮詰まったら生クリームとレモンを絞って入れ、弱火で5~10分煮たらできあがり!^^スパイスのいい香りが漂います^^★ピーマン、人参はなくても構いません。また、生クリームは濃い牛乳、サワークリームでも代用できます。★実は今回、キャラウェイがなくてフェンネルシードを使いました^^;けど、特有の甘さは似ているので、十分美味しくできましたよ!(どっちも和訳すると「ういきょう」なんですよね^^;) ↓ドイツと言えば「プレッツェル」!ビールのおつまみに最高です!!大好き!!^0^ で・・・グラーシュに添えたサイドメニューについては、次回に続きます! ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ ポチッと応援、お願いいたします^^
2008.01.04
全36件 (36件中 1-36件目)
1