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先週末、台風で買い物に行けなかった日のごはんです。 食卓にどーんと出てきた何かの塊を見たダンナさん「・・・今日って何かの記念日だったっけ?」いや違います、単純に買い物に行けなくておうちにある食材で間に合わせた結果がコチラ。「なにこれ?」というこちら、インパクトありますよね~。◆豚バラ肉のポルケッタ(イタリア風ローストポーク) その週、角煮でも作ろうかなあと買っておいた豚バラブロック肉500g弱。下茹でするの面倒だなあ、どちらかと言うと塩味っぽい感じで香ばしく焼いてガブッと食べたいなあ…と考えているうちに「ならばオーブンで焼けばいいんじゃないか???」と思い立ちました。とは言え以前つくったイタリアのメディチ家風ローストポーク「アリスタ」(⇒過去エントリのコチラ)を作るほど大きい肉ではないのでどうしようかなあと思っているうちに、だったら「縦に(なかば無理やり)巻く」を試してみようという結果がこれ。本来は塩・にんにく・ハーブ類をまぶしてぐるぐる巻き、タコ糸で縛った状態で何日か置いて味がしみてから焼くものですが、即日焼いてもすんごい美味しかったです。≪即席イタリア風ローストポーク「ポルケッタ」≫レシピ:豚角煮用バラブロック1枚分1)豚バラブロックの各断面に塩(粗塩がよいです)、みじん切りにしたにんにく1かけ分、お好みのハーブ各種(今回はローズマリー、オレガノを使用。特にローズマリーはあった方がよく、お肉の脂身の部分に刺すようにするとよく味がしみます)をまぶしつけ、脂身の方が外側になるようにして渦巻き状に巻き、タコ糸でぐるぐる巻いて縛って固定する。2)オーブンを170℃に予熱。3)フライパンを熱し、オリーブオイル少々を温めて1)の外側の各面(外側の脂身の部分、巻いた渦巻き状になっている上下)すべてに焼き目をつける。4)外側を焼いたお肉を耐熱容器に入れてオーブンに入れて30~40分、十分に熱が通るよう焼く。お肉が大きい場合は途中で上下を返したり角度を変えたりなど、まんべんなく熱が通るようにしてください。5)焼き上がったお肉をホイルで包んで15分ほど置き、余計な肉汁が流れ出ないよう落ち着かせる。6)その間、オーブンで焼く間に出てきた肉汁をフライパンに入れ、コーンスターチまたは片栗粉でとろみをつけ、ソースにする。7)やすませたお肉を皿に盛り、ソースをかけてできあがり!(あればクレソン等、緑の野菜を付け合わせると映えます)いやーあまりに美味しくって切ったところの写真を撮り忘れましたが、薄め(7~8mm)に切っても、大胆に数センチ角に切っても美味しいです。豚さんはいいよねヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。なんといっても「思い立ったらすぐできる」のが家庭料理のよいところ。食べたくなったら角煮用のお肉を買いに行き、適当に下味をつけてぐるぐる巻いて焼く!以上!それでよいと思います。残ったらパンに挟んで明日食べよう、と思っていましたが「残る」だなんてありえませんでした。2人できれいに完食╭( ・ㅂ・)و グッ !また作ります。◆焼きピーマンのトマトソース煮 さすがにこれだけお肉を食べるとけっこうな量の野菜を摂取しないとバランス取れないなあ、と思ったものの、冷蔵庫にある野菜の種類は限られており、だったらこれまた「1種類の野菜をモリモリ大量に食べる」傾向の強いイタリア・ポルトガル辺りのお料理にならい、ピーマンをオリーブオイルでさっと焼き、これまた常備しているホールトマト缶と玉ねぎでさっと作ったトマトソースで短時間煮ました。「焼いたピーマン」の風味を生かしたいので煮込みはごく短時間です。パンによく合います。ししとうでも美味しいです。簡単な作り方は1)ピーマン5個(で2人分)は縦4つ割にして種を除き、食べやすい大きさに切って、オリーブオイルを熱したフライパンで強火でさっと炒める。2)トマトソース(玉ねぎ1/4個のみじん切りを炒め、つぶしたホールトマト1/2缶を加えて余計な水分が飛ぶまで煮込み、塩・オレガノで調味)を1)のフライパンに加えて5~10分ほど、ピーマンがしんなりして全体がなじむ感じになるまで蓋をして弱火で煮ればできあがり!◆そば粉パスタのピッツォッケリ風(だいぶ手抜きなあっさりバージョン) これまた「ある材料でできる、この日の献立に合うパスタ」を検討した結果の間に合わせです。冷蔵庫には半端に残ったキャベツとじゃがいも。フェットチーネ状のそば粉のパスタもちょうど1食分ほどあったのでこれは!と思って久々につくりました。詳しい作り方は過去エントリのコチラに書きましたが、今回のはだいぶ簡単で1)じゃがいも1個は皮をむいて1.2cm角にダイスカット。キャベツ1/8個分程度は太め(1cm程度)の千切りにする。2)パスタ用のお湯を沸かし、沸いたら塩を加えて先に1)の野菜を軽く茹でてざるに取り、それからパスタをアルデンテに茹でる。今回はそば粉のフェットチーネ90g(ごく軽めの2人分)を使用。3)フライパンにオリーブオイル少々を入れて温め、切り目を入れて軽くつぶしたにんにく1かけを入れてゆっくり炒め、香りが出てきたら2)の野菜を加えて炒める。油が回ったらパスタのゆで汁おたま1.5杯程度を入れて温めながら火を通しておく(じゃがいもが食べられる硬さになっているように)。4)ゆで上がったパスタをざるにとって水気を切り、3)のフライパンに入れて具と絡めながら、火を強めて余計な水分を飛ばす。仕上げにバター少々(10g程度)とチーズ(今回はとろけるチーズ大さじ1程度)を加えて絡め、黒コショウを振ってできあがり!★今回はだいぶあっさりめに作りました。これでも美味しい。北イタリア(ドイツ寄りのほう)のお料理なので、バターは使った方がそれっぽく、かつ美味しいです。 私は疲れてくると豚肉を食べたくなるのですが、という話を毎年この季節に書いている気がしますが(笑)やはりそれぐらい、夏の疲れが出やすい時期だと思います。少しガツッとしたものを食べて代謝を促進し、デトックス&栄養補給につとめるよう身体が求めているのでしょう。というわけでこれから磐田へ向けて出発です。横浜はかなり肌寒く、まだ雨も止んだばかりですが磐田は晴れで暑くなる予報。ではでは行ってきまーす
2017.09.21
最近あまりレシピをアップしていませんでしたが、ちょこちょこいろいろ作っています。 例年この時期はスーパーに春野菜がどっさり並ぶうれしい時期ですが、どうも今年は冬将軍のしっぽが長く、なかなか食卓が春めかず…。この時も冬野菜のカリフラワーと春野菜の芽キャベツが混在していますが、なんとなく春らしいのでよし╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! この日のオススメは特に春らしく見た目も明るいこちらの2品です。◆芽キャベツのパルミジャーノ仕立て これはホントにおすすめです。スーパーや八百屋さんで芽キャベツを見つけたらぜひ作ってみてほしい、それぐらいオススメ。芽キャベツは焼いただけでも美味しいですが、贅沢に味付けしてあげるとこんなにも!こんなにも美味しいのか゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚と夢のような美味しさでした。もともと何かの雑誌でざっくりとした作り方だけ見て覚えていたため適当にアレンジしていますが、ポイントは「ナツメグの香り」です。これは絶対入れてください!作り方は実に簡単!5分でできてしまいます。1)芽キャベツ1パック(6~7個入っていました)分は軽く洗って水気を切り、十字に切り込みを入れて熱を通りやすくしてパックごと(あるいはラップをかけて)レンジで柔らかくする。2~3分といったところかな?2)その間にパルミジャーノチーズをおろしておく。市販の粉チーズではなく、パルミジャーノをおろして使ってください。大さじ1ぐらい。3)小さめのフライパンにバター5mm程度を溶かし、1)の芽キャベツを絡めるようにして焼く。焦げない程度の中火で、かつちょっとだけ焼き目をつけるイメージで。全体に絡んだらナツメグと黒コショウを軽く振ってなじませます。入れすぎず(ナツメグは入れすぎると苦くなるので注意)、かつ香る程度の量で。4)仕上げに2)のパルミジャーノをたっぷり絡めてできあがり!★芽キャベツの固さ、バターとチーズの量はお好みで調節してください。アツアツもよいですが、少し冷めてきて、味がよくなじんだあたりがまた美味しいです。白ワインに最高 いやコレほんとに美味しかったんですよ。びっくりしました。想像以上に美味しいはずです…(-ω☆)◆ちりめんじゃことプチトマトのアヒージョ これもオススメです。ちりめんをアヒージョにしたくて、何を合わせるのがいいかなあと思いながら冷蔵庫を開けてこれだ!!と思いました。カリッと香ばしく加熱されたちりめんの風味&食感とトマトのジューシーさがぴったり!普通のトマトは水気がはねるのでアヒージョに適しませんが、こういう時にプチトマトは頼りになります╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !じゅわ~ 魚介類でつくるアヒージョはオイルをたっぷり食べたいのでオイルを多めに使いますが、これはあくまで具が主役なのでオイルはかなり少なめでOK。ヘルシーなアヒージョです。こちらも作り方はいたって簡単。これも5分~8分ぐらいでできるかな?1)アヒージョ用の耐熱容器(直火OKの小鍋)にピュアオイル(なければEXオリーブオイルでも可)を深さ1~1.5cmほど注いで弱火でじわじわ加熱。2)あったまって来たらちりめんじゃこ2つかみ程度(食べたい量)とスライスしたにんにく1かけ分を入れて加熱。ちりめんがあっという間に焦げる温度は熱すぎなので、最初試しに1~2尾入れて温度を確認してください。3)途中何度か混ぜてじゃこが均等にカリッとしてきたら、仕上げにプチトマトを5~6個入れ、皮にしわが寄る程度に軽く加熱したらできあがり!★じゃこから塩分が出ますが、味が薄い場合はオイルに塩・こしょう・おろしにんにく等を加えて調味してください。それとアヒージョつながりでこちらも最近の大ヒット!◆ひよこ豆と海老のアヒージョ もともとは豆のアヒージョをつくってみようと思っていて、それとは別に海老を焼こうと思っていたところ、買い物に行ってくれたダンナさんが割と大きめの有頭アルゼンチン海老をお安く入手してくれたので「これは…海老味噌を入れてつくれる (☆Д☆)!!!」と予定変更。ひよこ豆をアヒージョにしたのも初めてでしたが、表面を香ばしく揚げると「こんなに!?」と驚くほど美味しい!さらにオイルに入れた海老味噌が、オイルも豆もさらにとっても美味しくしてくれます。 オススメです。これはぜひ有頭えびで海老味噌を入れてつくってみてください。1)有頭えび5~6尾(小さめのものでよいです)は頭と殻、背ワタを取り除き、頭だけフライパンで炙って海老味噌を取り出しておく。2)茹でたひよこ豆(自宅で戻して茹でたものでも、缶詰でもOK)適量は洗って水気を切っておく。3)アヒージョ用の小鍋にオリーブオイル(ピュアオイルが良いですがEXでも可)を1~1.5cmほど注ぎ、切り目を入れてつぶして香りを出したにんにく1かけと種を抜いた赤唐辛子1本分を入れて加熱。4) 3)のオイルがあったまって来たらひよこ豆を入れ、軽く塩をして全体がこんがりするまで加熱。5)仕上げに海老味噌を加えて全体をざっくり混ぜ、最後に海老を加えて加熱しすぎない程度(赤くなって丸まる程度に両面加熱)に焼いたらできあがり!イタリアンパセリをのせて食卓へどうぞ!★ひよこ豆のアヒージョがこんなに美味しいとは発見でした!豆の固さ・香ばしさはお好みですが、私はこれぐらいこんがりしていた方が好き。海鮮味もいいですが豚肉味も合うと思うので、干し肉やベーコンを味出しに使ったタイプも美味しいと思います。あとは冒頭の写真の日のメニューはこんな感じ。◆カリフラワーのストゥファート(卵チーズのせ)・わけぎ入り 大きなカリフラワーを買うと食べたくなるのがこれ。冬の間に何度も作っていて、この時はわけぎがあったので、葉玉ねぎの代わりに使ってみました。基本レシピはこちらです。入れるチーズはとろけるタイプなら何でも可(チェダーは味が濃すぎるので、ごく一般的なとろけるチーズの方がよいです)。レシピはこちら。◆豚バラ肉・ハムと青菜の煮込み ちょっとスープっぽい青菜の煮込みが食べたいな、と思って作りましたが水気が多すぎたというか、盛る器を間違えましたね(笑)豚やハムのだしと青菜の苦みを合わせた野菜たっぷりの煮込み、青菜の苦みが美味しいです。田舎パンっぽい感じのパンを合わせるのもお約束のイタリア料理です。 こちらはちょっとだけ煮込み時間がかかりますが、手間はかかりません。1)煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ1程度、切り目を入れて軽くつぶしたにんにくと赤唐辛子を入れて弱火でじわじわ温め、香りが出てきたら、3~4cm角に切った角煮用豚肉数切れ(2人分で60~80gぐらい)とハム(味出し用です。ベーコンやパンチェッタ等でも)少々を入れて軽く焼き目をつける。2)にんじん1/4本、玉ねぎ1/4個分のみじん切りを加えてさらに炒め、しんなりしたらかぶる程度の水を加えて蓋をして弱火で20分ほど煮る。3)煮汁に野菜・ハム(肉)の味が出たらざく切りの小松菜(菜の花でも)適量を入れ、足りなければ水を少し足し、青菜の苦みがスープにしみ出すまでさらに煮る。4)塩と、お好みでオリーブオイルで味を調え、パンを添えてできあがり!★仕上げにポーチドエッグを添え、チーズを振ってオーブンで焼くこともあるようですが今回は割愛しました。うーん美味しかった…(回想中)。春の食べ物はいいですね、明るくて(○´∀`)ノ春野菜の苦みはこの時期の身体にとても良いそうで、その辺りもうまくできているなあと思います。日差しはだいぶ春めいて、桜も開花しましたが朝晩はまだまだ冷えるし北風も冷たいですね。風邪をひきやすい時期なので、春服や春のコートはちょっとだけガマンして、みなさんしっかりあったかくしてくださいね。関東では来週あたりお花見できるかな
2017.03.22
最近あまり各国料理の記事を上げていませんでしたが、作って上げていなかったのがいろいろ…。今更ながら少しずつ書いていきます。 ある日のブランチ。我が家でよくあるイタリア料理っぽい感じですが、イタリア南部のバジリカータっぽく揃えた日でした。というのも、その少し前に「バジリカータ州の料理には地元特産の西洋わさびが多用される」的なことを知ってこれは!!と思っていたのです。西洋わさび=ホースラディッシュ。ローストビーフの薬味として有名ですね。私もある時ローストビーフを食べるためチューブ入りを買ってはみたものの、その後使う機会がなく、わさびに近い感覚で使ってみようとしてもどう~もしっくり来ない。同じ肉なら、と馬刺しに合わせてみてもどうもイマイチで、使い道に困っていました。それが!イタリア料理を作るとたっぷり使える╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ!◆ホースラディッシュ入り豆サラダ 半年ほど前に買ったパンツェッタ喜久子さん(ジローラモさんの奥様)の『ちょっとオタクなイタリア料理』という料理本、イタリア各州のお料理がたくさん載っていて、すごく気に入っています。(同著『野菜でパスタ』もとても気に入っていますが、今は中古でしか入手できないみたい)【楽天ブックスならいつでも送料無料】ちょっとオタクなイタリア料理 [ キクコ・パンツェッタ ]その本のバジリカータ州のところで紹介されている、西洋わさびをたっぷり使った豆サラダがとても美味しそうでした。本来のレシピはドジョウインゲンやうずら豆がたっぷり入っていますが、豆サラダはもともとよく作っていたので自己流で。 その時自宅にあったひよこ豆、きゅうり、玉ねぎとピーマンのみじん切り、トレビスをオリーブオイル、塩コショウ、セージ、白ワインビネガー、そしてホースラディッシュで和えてできあがり。普段の豆サラダは辛子やマスタードで辛味をきかせていましたが、ホースラディッシュの方がより爽やかで鼻に抜ける感じ。普段のお料理の延長線上的に身近で新しい美味しさ、アリです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ!◆ラファナータ(西洋わさび入りのポテト・チーズ入りオムレツ?スフレ?的なもの) 同著ではポテトが入らないバージョンのレシピが掲載されていますが「この記事にポテトやパンを加えたもの、同じ記事を揚げたものもあります」と書かれていて、ポテト入りが食べてみたくなって自己流で作ってみました。ネット上に情報がないので(私イタリア語わからないので日本語でしか探せてませんが…)こういうものなのかどうかは疑問ですが、美味しかったのでよし。 本のレシピは「卵+ペコリーノチーズ+サルシッチャ(イタリアの生ソーセージ、ハーブがきいて美味しい)+西洋わさび」を混ぜ合わせ、油(ラード)を塗った円形の型に入れてオーブンで焼く、という感じだったので、今回はそれに茹でてマッシュしたポテトを加えて焼きました。それもサルシッチャを切らしていたので家にあったハムを使うという適当感。たっぷりのホースラディッシュは、食べた一口めには来ないですが後味をふんわり爽やかにしてくれる感じ。基本の材料は慣れ親しんだものなのに、今まで食べたことがない美味しさでした。ダンナさんにも好評だった一品、簡単なのでオススメです!≪ラファナータ(西洋わさび入りポテト・チーズキャセロール)≫2人分1)ボウルに卵2個、たっぷりのホースラディッシュ(15g)、おろしたペコリーノチーズ30gを入れてよく混ぜる。2)じゃがいも中1個は洗ってラップで包み、レンジで柔らかくして(5分ほど)皮をむき、なめらかにマッシュ。固すぎる場合は牛乳を少しずつ入れて滑らかなピューレ状にする。3)刻んだハム2枚を1)に加え、粗熱がとれた2)も入れてよく混ぜ、足りなければ塩で調味。(チーズとハムから塩気があるので、なくてもいいぐらい)4)油(ラードまたはバター)を塗った丸型に3)を流し入れ、200度のオーブンで20分ほど、表面にいい焼き色がつくまで焼いてできあがり!美味しかった。ハムではなくサルシッチャを使った方が絶対に美味しいので(まったくの別物なので。笑)、またサルシッチャでつくってみようと思います。それと、ネット上に「ポテトとチーズの味がしてふわふわで冷たくて美味しかった」という、お店で食べた方の感想が見つかったので、ひょっとしたら卵を泡立ててスフレみたいにするのが正解なのかも、とも思っています。それも美味しそう。だいぶ前(10月ぐらい)につくったものですが、美味しかったなあ~。また作ろうっとd(⌒ー⌒) グッ!! 今週はほんとうに寒い日が続いていますが、明日は首都圏も場所によっては雪になるかも、とのこと。足元(地面)から冷えが上がってくる感じの本格的な寒さなので、みなさん十分あったかくして、風邪ひかないようにしてくださいね(○´∀`)ノ
2017.01.17
シーズンも終わる頃になると、冬野菜や煮込み料理っぽいものが食べたくなってきます。というわけで久々にごはん記事でも。 こちらは土曜日のブランチ。午前中~昼過ぎにかけて出かけており、帰ってから食べたのでけっこう遅めの時間です。◆豚肉と玉ねぎのトマト煮込み 出かける前に仕込んでおいたので、お肉も玉ねぎも柔らか~くほろほろに煮えていました。基本はギリシャ料理の「スティファード」の作り方(コチラ)で、スパイスは控えめに、ローリエは2枚使いました。玉ねぎはペコロスと普通の玉ねぎを両方入れてみました。ペコロスは見た目はかわいいのですが、私は味は普通の玉ねぎの方が好き。でもつい買っちゃう(笑)風味付けのお酒は梅酒少々を使用。美味しくできました。◆カリフラワーのパスタ これも前に作ったことのある煮込みパスタに近いものですが、今回は時短のため以下のような作り方で作りました。1) 小鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を加えてカリフラワー1/2房を柔らかめに茹で、茹で上がったらざくざく刻む。2) 1)のゆで汁でお好みのショートパスタ(2人分で100g)を茹でる。3) フライパンに切り込みを入れてつぶしたにんにく1かけとオリーブオイル大さじ半分、粗く刻んだアンチョビ2尾を入れて最初弱火で香りを出し、香りが出てきたら火を強めて1)のカリフラワーを入れ、焦げ目がつかない程度の火力で炒め、2)のゆで汁おたま1~2杯を加えて固さと塩気を調整。4) 茹で上がったパスタをざるにとり、ざっくり水気を切って3)のフライパンに入れ、弱火~中火で混ぜ、余分な水分が飛んだら火を止める。5) 皿に盛り、刻んだイタリアンパセリを散らしてできあがり! アンチョビを2尾使うとけっこうな塩気になってぼやっとした味のカリフラワーが締まるので、ダンナさんは殊の外美味しく感じたようです。イタリアンパセリが買えずに実はパクチーを使いましたが(笑)ありだと思います╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !◆トレビスのブルスケッタ 苦みのあるトレビスがちょっと前から食べたくて、ようやく買えたので生と過熱と両方で食べてみました。まずは生で食べる版。トレビスの葉っぱ2~3枚を洗って食べやすくちぎり、塩・コショウ・オリーブオイル少々で和え、削ったパルミジャーノを混ぜ、トーストしてにんにくの断面を塗ったパンにたっぷり。 イタリアでよくある食べ方だそうですが、初めてなのでもう一工夫できたなという感じ。トレビスは少し水気が残るぐらいフレッシュな感じの方が良さそうなのと、レモン汁が少し入った方が美味しかったかも。基本かなり美味しいものだと思うので、次はそうしてみます。――という若干の心残りを踏まえたその日の夜。 ◆トレビスのタプナード風グリル 今度は加熱版です。これも初めてつくりましたがとても美味しかった。ブラックオリーブ6粒(種を抜く)、ケッパー小さじ1弱、ノンオイルのツナ缶半分、アンチョビ1尾をフードプロセッサーにかけ、ちょっとパサついたのでマヨネーズちょっぴりを加えてまろやかさをプラスしたソースを縦1/4に切ったトレビス2切れ(1/4個分×2切れ)の葉っぱの間に適当に塗り付け、180度のオーブンで10分程度焼いただけ!簡単!!! ブラックオリーブ+ケッパー+アンチョビのタプナードソースは美味しいですがかなり味が強いので、苦みの強いトレビスにそのまま合わせると角が立つというか、ソリッドすぎる感じの味なので、ツナとマヨネーズがいい感じに和らげつつボリュームも出してくれて、かなりいい感じに仕上がりました。これお気に入り認定です。◆牡蠣とほうれん草のリゾット 冬の定番ですね。気が付いたら牡蠣がお安く出回り始めていて、季節が廻ったんだなあと実感。この組み合わせはグラタンでも無敵に美味しいですが、翌日グラタンを作るつもりだったのでこちらはリゾットに。作り方はいたって簡単です。1)牡蠣100gは洗って軽く水気をふき取り、オリーブオイル少々を熱したフライパンで焦げ目がつくまでしっかり両面焼いて取り出す。2)スライスした玉ねぎ大1/4個(小なら半分ぐらい)を1)のフライパンで炒め、しんなりしたら洗って水けを切った米1/2~3/4合を加えて炒め、水3カップぐらいを徐々に加えながら蓋をしないで10~15分ほどかけて煮る。3)米が食べられる程度の固さになったら、3~4cm長さに刻んだほうれん草お好みの量(これはかなり多め、1/2束ほど入っています)と1)の牡蠣を入れ、全体があったまったら塩で味を調えてできあがり! 牡蠣&ほうれん草はどんな味付けにも合うすごい組み合わせで、バター&ブイヨンで正統派西洋風に仕上げるのはもちろん、中華風の味付けでもアジアンでも和風でもどれも美味しくできてしまいます。すごいなあ~。この時はトレビスがかなりしっかり味だったので、塩と野菜ブイヨン少々であっさり味に仕上げました。ほうれん草をたっぷり美味しくいただけます╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ!◆ラム肉の卵レモンソース煮 本来パスクワ(復活祭)のお祝い料理なので季節が真逆ですが(笑)前々から試してみたかった「卵+レモン」味(イタリア~地中海近辺の国のお料理で時々見る作り方)。たまたまスーパーで安く買えたラムの薄切り肉で試してみました。1)ラムは大きめにカットして塩コショウをまぶし、玉ねぎ1/4個は粗みじん切りに。レモン1/2個は皮をそいでおく。2)煮込み鍋にオリーブオイル少々を熱して1)を炒め、白ワインちょっぴりを入れてアルコールを飛ばす…代わりに白ワインビネガー少々を加え、レモンの皮とレモン汁も絞り入れる。3)2)を30秒ほど煮詰めてからひたひたよりちょっと少なくなる程度の水を加え、蓋をして10分程度煮(今回は薄切り肉を使ったからで、大きめのお肉ならもっと時間をかけるといいと思います)る。4)テーブルに出す直前に温め返し、溶き卵1個を注ぎ入れて混ぜ、固まらないうちに火からおろし、とろとろの状態で盛ってできあがり! これも美味しかったですね~。ラムの味がかなりまろやかになるので、言われないと気づかないかも知れないくらい。ラムが苦手な人でも食べられそうです。なんといっても「卵が固まらないうちに火からおろす」が最大のポイント!!というわけで、冬っぽいお料理が美味しい季節に、いつの間にかなっていたなあ~。昨日でJ2・J3リーグも終わり、思うところもありますがまたまとめは別途!今日も寒いので、あったかくしてお出かけしましょうね~
2016.11.19
週末、ダンナさんがこんなお祝いを用意してくれてまして。 トップスのチョコレートケーキとチョコペンを買って自分で書いてくれたようです。ありがとうダンナさん、そして今年バレンタイン的なのを一切用意してなくてごめんねー(人*・ω・)あ、そうだ、自分が食べたくてPSMの帰りにドーナツ買って帰りました。 右の2つは期間限定バレンタイン仕様でダンナさんは美味しいって喜んでたけど自分的にはきなこがいちばん美味しかった╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !――という先週末のおうちごはん。 その前の週、八千代へ車で行った際に直売所の前を通りがかったので野菜をどっさり買っていました。中でもこの季節限定で毎年つくっているこちら。◆葉玉ねぎのフォカッチャ フォカッチャ生地というかピッツァ生地というか「小麦粉(私は地粉と全粒粉をブレンドするのが好き)+塩一つまみ+ドライイースト+ぬるま湯」で練った生地に、葉玉ねぎを炒めてトマト少々を加えて煮、オリーブとケッパーを散らした具をたっぷり包んで焼いたもの。味付けは本当に塩とオリーブ、ケッパーだけなのに何故こんなに美味しいんだo(゚ロ゚o)!!!!!と声を大にして言いたくなるほどの美味しさ。野菜ってすごいなあと改めて思い知らされます。↓こんなに地味な断面なのに! というのも、葉玉ねぎってそれだけ食べると「美味しいけれどちょっと物足りない」感じの味なんですよ。成長する前の玉ねぎなので、葉っぱの部分は長ねぎに似ているけれどもっと優しい味。辛味は一切ありません。なので調理する際は何かしらコクの出る材料を合わせるのが基本。例えば味噌やあさりと合わせたぬたとか。↓今回買った一部もぬたにして食べました(辛子酢味噌+ちょっとごまも入れてみました)。ダンナさんが大喜び。 でも、このお料理で言うとそれが「ない」んです。敢えて言うとトマトとオリーブ、ケッパーとの相性+小麦粉の生地との最高の相性、でしょうか。確かに葉玉ねぎはピッツァの具にしてもすごく美味しい。という訳で「葉玉ねぎはこれが一番おいしいよね((((゚∀゚(。_。(゚∀゚(。_。(゚∀゚(。_。∀゚(。_。(゚∀゚(。_。(゚∀゚)ウンウンウンウン!!!!」と改めて実感した一品、基本レシピはこちらですが、具も生地も分量はかなり適当です。今回の具は「葉玉ねぎ2束半+ホールトマトのトマト1個+グリーンオリーブ7~8粒+ケッパー大さじ半分ぐらい」といった感じ。トマトはあくまで引き立て役で、入れ過ぎない方が葉玉ねぎの美味しさが活きて美味しいです。ぜひ!ぜひ!!!つくってみてください╭( ・ㅂ・)و̑ グッ!それと、同じく直売所で買った立派なキャベツ。ダンナさんが「キャベツ切って食べていい?」と言うのを「ロールキャベツにするから待って」としばらく待たせてつくった(笑)こちら。◆フィンランド風焼きロールキャベツ、ベリーソース ベリーソースと言っても本来はコケモモ的なものですが、入手しにくい(できたとしてもきっと高い)ので今年は冷凍庫&冷蔵庫にすごくたくさんあるブルーベリーを使用。さらに ギリシアやトルコでよく食べられるピーマンの肉詰め&ブドウの葉でそういった具を包んだ「ドルマダキア」同様、肉詰め系の具に「お米が入る」のも北欧料理の特徴。西欧ではパン粉やちぎったパンを使うところにお米を使う訳で、面白いですよね。つなぎと言うより食感のアクセント兼ボリューム出しになっている感じで、これも美味しい。こちらも過去エントリで一度レシピを上げていますが、フィリングはお好みでアレンジしてみてください。今回は豚多めの合挽(冷凍庫にあったのを適当に混ぜた)にしていますが、牛肉やちょっとジビエっぽい味のお肉が混ざるとそれっぽさが増す気がします。なお、焼く際にバターを塗ると現地レシピには書かれていますが、今回は頂き物のメープルバターを塗ってみました。これもいい感じです。あと、これももはや似たようなものを毎週作っているような気が。◆かぶとにんじんのキャセロール 直売所でにんじんを2袋買ったのですが、その日からがんがん使ってもはや残りはわずか。なので同じくその時買ったまるまると大きなかぶと合わせてキャセロールにしました。 かぶから水分がかなり出るので柔らかめの口当たり。優しい味です。今回の材料は「かぶ大1個、にんじん2/3本、卵1個、ヨーグルト大さじ1、塩コショウ、とろけるチーズ適量」といった感じ。基本のレシピはこちらですが、スパイスは入れていません。それと、使ったかぶには美味しそうな葉っぱがついていたので、葉っぱは先に使っていました。↓セントレアで買ったヤマサのちくわと一緒にごま油で炒めて仕上げにお醤油をジュッ!としただけ!でもウマイ~ヾ(o´∀`o)ノ かぶの葉はちょっと苦みがあるのが美味しいですよね。ほろ苦みのある野菜、春だなあ~(○´∀`)ノ我が家にもきのうシーチケ一式が届きました。開幕まであと10日、春よ来い来い早くこーい
2016.02.16
久々におうちごはん記事です。 最近買ったワインセットにこんな海老ラベルの白ワインが入っていたので ぱんだ家早春の甲殻類祭り╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !まずはラベル通り海老を使った一品。◆海老のぷりぷりフリット&ゼッポリーニ わりと鮮度がよく身が厚い海老だったので、ぽってり気味の衣をつくり、カレー粉を混ぜてさっと揚げました。本当にさっと、衣が香ばしくなる程度に揚げただけなので海老はレア気味。ぷりっぷり感が残ってとっても美味しくできました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !せっかく揚げ油を使うので、久々にアオサ入りの揚げピザというかひとくちパンのゼッポリーニも。ゼッポリーニの作り方はこちらです。 久々につくりましたがすんごい美味しかったヽ( ゚∀゚)ノアオサの香りと小麦の香ばしさ&もっちり感がすごくいいので、ぜひ香りの良い海藻を使って作ってください。個人的には諫早産(※💪(´-`💪)のふるさと)アオサが最高だと思います。驚くほど香りが違うんですよ!!◆ムール貝&牡蠣の「緑のパン粉」オーブン焼き どちらも同じ「緑のパン粉」をまぶしてオーブンで焼きました。水分が出そうな牡蠣は下に薄切りのパンを敷いて。他の魚介類にも応用がききます。白ワインを飲むときこういう一品があると嬉しいですね。 緑のパン粉は、ヨーロッパ産のすごく細かなパン粉に刻んだイタリアンパセリとにんにく、塩を混ぜたもの。これをムール貝と牡蠣にたっぷりまぶし、オリーブオイルをたらしてこんがり焼くだけ。チーズは入れていません。たったこれだけなのにすんごく美味しい!焼きたてにブラックペッパーを振ってもいい。レモンを添えて。◆牡蠣のバジル風味クスクス、トーストのせ 雑誌で見ておいしそう!と思ったもののまねっこ&アレンジですが、まだ試作段階という感じ。イメージ的には、牡蠣のエキスをクスクスに吸わせたうえでバジルソースですっきりさせ、更にレモンを絞って引き締め、食感のアクセントと美味しさアップのためカリカリトーストにレタスをのせ、その上に的な感じ。絶対もっと美味しくつくれるはずなので、美味しくできたら改めてレシピ化します。もっとはっきりした味につくれるはずなんだよなあ・・・。◆グリーンピースとしらすの煮込みパスタ この時期毎年つくるグリーンピースのパスタ。春野菜がお店に並び出すと嬉しくなってグリーンピースを買い、豆ごはんにしようかリゾットにしようか考えながら、だいたい真っ先に作るのがこの手のパスタです。 いつもは干し肉を味のベースにしますが、今日はなんといっても「甲殻類祭り」なのでお肉のだしではなくしらすのだしにしました。これはこれで美味しい。基本のレシピはこちらですが、今回は玉ねぎを炒めたあと、どっさりのしらす(2つかみぐらい)を入れて味を出し、お水を足してパスタもこの中で茹で、しっかり味をしみこませました。パスタは、ショートパスタ(ニョッケッティ)と、普通のロングパスタを4cmぐらいにポキポキ折ったものを組み合わせて使用。鍋で煮込むタイプのパスタは味もよくしみるし、食感も煮込んだならではの感じになって、これはこれで好き(○´∀`)ノそして「春の甲殻類祭り」と言っておきながら、まだまださむ~いこの時期に美味しい白菜を前日1個買ったので、大胆にローストしてみました。◆白菜のロースト・ゴルゴンゾーラ&はちみつ風味 いや本当にただただ香ばしく焼いてみただけなのですがすんごい美味しかったよヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノ子供の頃から「おひたしの白菜」よりも「鉄板で焼いた白菜」が好きだったんですよね、私。香ばしく焼いた白菜の味が好きなんです。コツは一応あって、縦4つ割りにした白菜1/2個分を、最初はオリーブオイルを熱したフライパンで断面に焦げ目をつけるために焼き、その後耐熱皿に移して軽く塩をし、180度で20~30分。焼き上がりに、1つにはナイフで削いだゴルゴンゾーラをちょっとずつ挟み、余熱で溶かしてはちみつを少しかけ、もう1つにはちょっとだけ、おろしたパルミジャーノチーズを。ゴルゴンゾーラ&はちみつはあっさりしたものによく合う味なので、この日のラインナップによくなじみ、じっくり焼いて甘みの出た白菜とも相性抜群!シンプルなパルミジャーノの方も、チーズの味を感じさせないくらいに白菜の甘みと香ばしさが味わえてとっても美味しかった。冬場の定番になりそうです。この冬はなんだかんだと忙しく、例年のシーズンオフのような新メニュー研究をあまりできませんでしたが、季節の食べ物はやっぱり美味しいなあと実感した次第です。いよいよプレシーズンマッチまであと2日!春よ来い来い早く来ーいヾ(o´∀`o)ノ
2016.02.11
リーグ戦が終わってからというもの、仕事が忙しすぎて私的な時間が減っているのでお家の中もまったくクリスマスっぽくないのですが、とりあえずクリスマスっぽいシーズン開始。 ふだんの年はシーズン終了ぐらいから「今年は何つくろうかなあ」と構想を練り、買い物にも何度も出かけてかなり気合が入りますが、今年はほんとうに時間がなく、先週はお弁当を作る余裕もない状況(ヽ´ω`)やむなく食材福袋だけを買って、金曜夜に届いたその中身からメニューが決まりました。◆チーズ&サラミ盛り合わせ イタリア産の熟成チーズセットとバスク産のおいしいサラミが福袋に入っていたので、それを少しずつカット。どれも味が濃く深いので、チーズは小さめにカットして舌の上で味わうように、サラミも薄くスライスして口の中で溶けていく脂を味わいます。熟成系のチーズは私はあまり得意ではないですが、フランス産よりイタリア産の方が全般的に風味が優しく、口に合います。ブルーチーズの柔らかいのが特においしかった。前日パンを買いに行く時間がなかったので、パンは当日ダンナさんに買いに行ってもらいました。メインをお肉にしたいと思ったので、合わせて温野菜系もいくつか。◆いんげんとロマネスコのトマト煮 いんげんだけでもよくつくりますが、加熱すると柔らかくほろっと崩れるロマネスコも入れたら、食感の差もあってとても美味しくできました。いんげんの香ばしさがクセになります。作り方はすごく簡単。1)煮込み用の厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、筋をとったいんげんをオリーブオイルで香ばしく焼き付ける(焦げ目がつくぐらいこんがり炒めるのがポイント)。2)全体的に焼き目がついたら小房に分けたロマネスコと、切り目を入れて包丁の腹でつぶしたにんにく1かけ、つぶしたホールトマト1/2缶を加えて蓋をし、野菜が柔らかくなるまで煮込む。3)塩で味を調えたらできあがり!◆にんじんのキャセロール これはもう我が家の定番で、疲れ目の時に私がすごく食べたくなるもののひとつ。基本のレシピはこちらです。何度も作っているのでその時々の気分や体調で量も調整され、今回はにんじん1本半、たまご1個、牛乳100ccと玉ねぎ1/4個(すりおろし)、そしてクラッカーがなかったのでサラダ味のおせんべいで代用という(笑)これも味付けのひとつなので、他のスナックを使って作ってもOK。チーズの量もその時の気分やその他のメニューで買えています。昨日のはチーズはやや少なめ。◆ほうれん草のキャセロール 昨日の野菜料理の中でとりわけダンナさんに好評だったのがこれでした。ほうれん草をどっさり使ったお料理もよく作りますが、これは初めてかな?もともとはアメリカ料理がベースですが、生クリームを使わずバターも殆ど使っていないので、アメリカらしさがだいぶ薄まっています(笑)1)ほうれん草3束は洗ってレンジで柔らかく加熱し、細かく刻む。玉ねぎ1/4個も粗みじん切りに。2)フライパンにオリーブオイルを敷いて先に玉ねぎを炒め、しんなりして透き通ったらほうれん草も加え、余計な水分が飛ぶまで炒め、塩・こしょうで調味。3)小麦粉大さじ1を加えて全体になじませ、牛乳150~200cc程度を少しずつ加えては煮詰め、加えては煮詰め…を繰り返し、ホワイトソースのようにする。4)もったりして余計な水分がなくなったら火を止め、溶き卵1個分を加えてさっと混ぜ(※火からおろしておかないと固まってしまうので注意)、バターを塗った耐熱容器に流し入れて180度のオーブンで15~20分焼けばできあがり。 ダンナさんいわく「ほうれん草の苦みが残っているのがいい」そうで、要はアク抜きをしていないからなのですが(笑)アクも美味しさの一部なので、私はほうれん草のあく抜きはあまりしません。この後縮みほうれん草が出回ったら、そちらで作ると苦みが少なく甘く出来上がるかな?という訳で、昨日のメイン。◆サーロインステーキ&フォアグラのソテー どーん! どーん!! いやーもう説明不要ですね。この画像だけでお察しください。すんんんんんんごく!ウマかったーィェ‐ィ v(´▽`v)))))).......((((((v´▽`)v ィェ‐ィいいお肉ってホントに美味しいんだな、というのと、フォアグラも何度か使って焼き方のコツを会得したるので、どちらも塩コショウだけでシンプルに焼いただけなのにトリップしてしまうほどの美味しさ。ダンナさんがお肉(脂の部分)をひとくち食べた瞬間から「お肉と2人きり」になってました。 これだけの厚みがあると(2人分1切れで460g)中まで適度に熱を入れるのもフライパンだけでは難しいので、お肉については室温に戻して塩・コショウをなじませたのを最初にフライパンで側面も含めよーく焼き付け、オーブン用の焼き皿に移してスライスにんにくをのせ、180度のオーブンで10分焼いてからホイルで覆って休ませました。フォアグラは私は半解凍を使って焼くのが最も失敗なくできると思っています。表面に塩コショウを塗った後小麦粉をまぶし、油を敷かないフライパンで両面こんがり(しばらく動かさずにいると脂がどんどん出て来て、それでこんがり焼ける)焼いて皿に移し、ソースはバルサミコを切らしていたので、焼いた後残った脂にはちみつとお醤油、コショウを加えて少し煮詰めたものを塗りました。フォアグラは少し甘みのあるソースがよく合います。あとお醤油。ほんとおいしかった。いやーおいしかった~・・・(※トリップ中)…という訳で実は今日もこれからお仕事なのですとほほ(ヽ´ω`)ああ休みたい!特に精神的に!!!と思いつつ現場いってきまーす
2015.12.19
この時期スーパーにたくさん並ぶ鱈の白子。もちろん鍋や煮物、天ぷらにして和食でいただいてもさいっこう~~~に美味しいヾ(o´∀`o)ノ(って書いてたら鍋食べたくなってきた)ですが、今回はイタリアンです。 ◆鱈の白子のフリット・バジル風味トマトソース 作り方は白子の天ぷらと全く一緒。あらかじめ洗って湯振りした白子に(これをしないと生臭くなってしまいます)、ややもったりめの衣をつけてカリッとするまで揚げます。このまま塩で食べても、天つゆで食べても美味しい。で・す・が。今回のポイントはトマトソース! ソースどっさりです。フォークにフリットと同じかそれ以上のソースをのせて一緒に「食べる」感じ。白子自体に殆ど味をつけていないので、にんにく・唐辛子をきかせ、仕上げにバジルをたっぷりのパンチのあるソースにしました。フリットの衣にチーズとパセリを入れてもよかったかな。美味しかったです。◆緑と黒のオリーブとケッパー、くるみのパスタ とてもシンプルなこのパスタ、オリーブやケッパーの個性を引き立て、かつ負けないためには食べ応えのあるフェットチーネを使うのがベターです。・・・が、この日のフェットチーネ在庫が2人分には少々足りなかったため、今回はスパゲッティーニを取り混ぜて使っています。ゆで時間が一緒のタイプを合わせたので違和感なく、食感のバラエティが出て美味しくできました。 これまた「本来は」の話ですが、オリーブはもともとのレシピでは黒のみでした(過去エントリだとこんな感じ)。でも緑のオリーブでも美味しいのでは?という気持ちもあって、今回は2種類使用。大正解でした( v ̄▽ ̄)個人的には取り混ぜた方が美味しいと思います。噛みごたえのあるフェットチーネだけならより味の主張が強い黒オリーブだけでも美味しいですが、スパゲッティーニには緑の方が合う気がします。予め少し炒めて(ローストして)香ばしさを出して砕いたくるみもいいアクセント。以前ご紹介した際にはくるみのペーストを市販の「ごまペースト」で代用しており、それもアリですが(特に太くて噛みごたえのあるパスタにはそれぐらい濃厚にした方が美味しいと思う)、くるみがあるならこの作り方でも美味しいです。≪2種のオリーブとケッパー、くるみのパスタ≫レシピ:約2人分1) オリーブ(緑と黒各5~6粒)は種を抜く。くるみ大さじ1程度は軽くローストしておく。フェットチーネ130g(今回は足りなかったのでフェットチーネ90g+スパゲッティーニ40g使用)は沸騰して塩を入れたお湯でゆでる。2)切り目を入れて包丁の腹でつぶしたにんにく1かけとオリーブオイル大さじ1を弱火にかけ、香りが出てきたらオリーブとケッパー小さじ1、パスタの茹で汁おたま1杯程度を入れて蓋をし、具の香りを出す。3) 茹で上がって水気を切ったパスタ、おろしたパルミジャーノチーズとペコリーノチーズ、イタリアンパセリを加えて混ぜ、仕上げにローストしたくるみを手で砕きながら散らしてできあがり!◆アオサのゼッポリーネ ナポリ系のお料理が得意なイタリアンのお店で時々見かける海藻入りの一口揚げピッツァ。昨年「トラットリア・ダ・テレーサ」さんで食べたのがすごく美味しくて、それをイメージしながら作ってみました。↓テレーサさんのはこんな。 ご覧の通り、「テレーサ」さんのはかなりボリュームがあり、前菜でこれを食べるとかなりおなかいっぱいになってしまいますが(笑)、今回は小麦粉60g程度でかなり少なめにつくりました。そして、「テレーサ」さんで食べた口当たりが軽く、かつ「もっちり」した感じを目指してかなり水分多めの生地にしたものの、それでも思ったよりはかなり「過もっちり」な感じに(ダンナさんは「お店のより好き」って喜んでたけど)。これでも十分美味しいですが、私のイメージ通りに作るなら、おそらく生地はもっと水分が多く、手ですくって揚げるような感じに近いんじゃないかなあ。作り方は単純で、小麦粉60g、ドライイースト少々、塩少々にぬるま湯を少しずつ入れて混ぜて発酵させ、戻して刻んだアオサと青のりを混ぜ、スプーンですくって揚げただけ!簡単です。そして、この日のメインはダンナさんが狂喜する羊のお肉でした。◆ラム肉のポルペッティーネ・サルデーニャ風 ラムのひき肉を買ったので、以前から作ってみたいと思っていたこれがやっと作れたヽ( ゚∀゚)ノ最近、イタリア料理の中でも私の興味をそそるサルデーニャ島。この島のワインが安くて美味しいこともあり、お料理自体にも関心が強まっていますが、この肉だんごはズバリ「ザ・南イタリア」。ナイフを入れた断面からわかるかな?? レーズン、松の実、フェンネルシードとにんにく、イタリアンパセリ、おろしたペコリーノがたっぷり混ぜ込まれています。この辺りの食材を取り合わせて使うのはすごく南イタリアっぽい。中でも「フェンネルシード」を使うのはイタリア料理分野では初めてでした。これがもう美味しくないわけがな~~~い\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/お口の中にラム肉の迫力、レーズンの甘み、松の実の香ばしさにフェンネルの香りが次々に広がって、いろんな味と食感でお口の中が楽しくなってきます。それをまとめ上げるトマトソースもパンにつけて残さず食べたいウマさ。この「南イタリアこれでもか攻撃」な具に負けないのはやはり羊のお肉。お団子を最初に焼き付ける際にも、トマトソースでぐつぐつ煮込む間も、台所にはラム肉の香りがもわーん( ̄○○ ̄)ラムの脂が溶けだしたソースも最高にウマイ!!!豚ひき肉での代用もアリかなと思いますが、できることならぜひ羊のお肉で試して頂きたい一品。薄切りのラム肉なら比較的手に入りやすいと思うので、それを刻んで使ってみてもいいと思います。≪ラム肉のポルペッティーネ・サルデーニャ風≫レシピ:2人分1) ラム肉のひき肉120gににんにくのみじん切り1/2かけ分、ぬるま湯で戻したレーズン大さじ1、松の実大さじ1、フェンネルシード小さじ1とすりおろしたペコリーノチーズ適量、イタリアンパセリ適量と塩コショウ、溶き卵とパン粉少々を加えてよく混ぜ、肉だんごの生地をつくる。2) 煮込み用の厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、1)の生地を直径4cm程度に丸めて表面を焼き付け、いったん取り出す。3) 2)の鍋に少し油を足して粗みじん切りのにんにく1/2かけ分と玉ねぎ1/2個分を炒め、しんなりしたらホールトマト1/2缶をつぶしながら加えてぐつぐつ煮、塩少々を加えてトマトソースのベースをつくる(この後煮るのであまり煮込まなくていいです。3分程度)。4) 3)の鍋にいったん取り出したポルペッティーネを加え、蓋をして弱火で20分程度煮込む。途中、水分が足りなくなったら少し足してください。5) 仕上げにすりおろしたペコリーノをたっぷり振ってできあがり!この冬いっぱい試してみた北欧料理に比べ、やはりイタリア料理は試行錯誤しつつも7~8年は作り続けているので、量やコツがある程度しみこんで「何も考えずにつくれる」最も気軽な分野。かつては中国料理がそうだったのですが、やはりお料理も反復のたまものですね。雨や雪の昨日とは打って変わって今日は晴天。この後暖かくなるようですが、どうやら花粉が飛んでいるような…。ちょっとコンタクトを入れた目がゴロゴロします。花粉症に悩まされている方は既に対策を取っていると思いますが、引き続きマスクが手放せませんね。今週も今日で一区切り!お仕事、家事、勉強、それぞれみんながんばりましょうー
2015.02.05
これなーんだ? ダンナさんの手が持ってもこの長さ。お店で見つけて「ながっΣ( ̄□ ̄*)!」とびっくりした熊本県産長ナス、1本150円。長さ60cm近くあるんじゃないかなあ。発見したのは職場近くのスーパー。自宅に持ち帰るためには山手線と京浜東北線を1時間弱乗り継がなくてはなりませんが、買わない訳には参りません!オフィスにあった洋菓子屋さんのオシャレな紙袋で擬態して持ち帰りましたよ。という訳で'15シーズンJリーグ始動ごはん☆―(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエ―イ ややJ2寄りなラインナップでお送りします。◆たかなめし、長茄子のひこずり(熊本) 美味しそうな茄子を見ると「ひこずり」を作りたくなります。熊本の茄子はアクが殆どなく、みずみずしく柔らかいのが特徴。生でそのままサラダにできるぐらいです。そんな茄子で作ったひこずりは熊本らしい優しい味。たかなめしも古漬けタイプで作ると断然美味しさアップ!◆カキオコ(岡山)+愛媛産青のり 「牡蠣のお好み焼き」略して「カキオコ」。岡山の名物ですね。この日近所のスーパーで美味しそうな牡蠣が安かったので、贅沢して1パック使用! 現地ではもやしも入れたりするようですが、キャベツをどっさり入れて作ったら美味しかった。◆徳島の「ふしめん」を使った牡蠣のオイル漬け(広島)のペペロンチーノ風 ◆手羽先煮(名古屋)のオーブン焼き あっためればOKの名古屋土産の手羽先。パッケージに「オーブンで焼いても美味しい」と書かれていたので、耐熱容器にスライスして手羽先のタレを絡めた蓮根を敷き、その上に手羽先を置いてオーブンで焼いてみました。皮がこんがり、中とろ~んでただあっためるより断然ウマイヽ( ゚∀゚)ノ下に敷いた蓮根も手羽先の旨みを吸ってちょうどいい柔らかさに。いい感じです。それでもまだたっぷりある茄子は、ややイタリアンな食卓にも登場。 久々に食べたくなったパクチーのかき揚げ(パコラ)とか混じってますが 美味しいブロッコリーやロマネスコが手に入るとよく作るブロッコリーのパスタ。(うっわこのエントリも相当前ですね。そしてにんにくは「カリッ」とはさせず「クタクタ」にしてつぶしてブロッコリーと混ぜるのが正解です…。昔のレシピ記事もいつか見直さないとダメかな~…) ロマネスコだけだと野菜の甘みが勝ちすぎるので(自家製アンチョビを使うのであまり塩辛くないし)、店頭に並びだした菜の花もとり混ぜて使いました。ほろ苦味がくわわってちょうどいい感じ。色的にも濃い緑が混じって美味しそう。で、長茄子はこちらに。◆茄子とモッツァレラのオーブン焼き 単純に「茄子にチーズを挟んで焼いたやつ」が食べたくなって作りました。茄子に合わせるチーズはだいたいなんでも美味しいですが、この時は「焼いても食感があるもの」が食べたかったのでモッツァレラ使用(スーパーで安くなってた)。せっかくの長茄子なので、長さを活かしてこんな感じに。 黄色い色は卵です。このテのお料理だと茄子は下揚げした方が絶対美味しいですが油の量がすごいことになるので、溶き卵をくぐらせてフライパンで蒸し焼きに。こうすることで適度な柔らかさを保ちつつ、ふんわりした食感が出て味わいもソフトに。ソースも絡みやすくなって一石三鳥ぐらいの役割。間には5~7mm厚さにスライスしたモッツァレラとバジル風味のトマトソース(ホールトマトに塩を振って煮詰め、仕上げにバジルを振っただけ)を挟み、パン粉とチーズ、イタリアンパセリを振ってオーブンへ。こういうお料理は普段手に入る茄子でもよく作りますが、やはりアクの少ない茄子で作ると味が違います。こういう茄子なら小さい子でも嫌いにならないだろうなあ。茄子って美味しい~ヾ(o´∀`o)ノ一緒にあるのは牛肉です。肉汁+玉ねぎのすりおろし+梅酒+お醤油で作ったソースで。 ・・・いや~それにしても今朝はすごいですね、雪。横浜も屋根にこんもりです。今のところ交通機関にはそれほど影響が出ていないようですが、この寒さ、家を出るのがつらい・・・。皆さんぜひあったかくして、足元も万全にしてお出かけください。私もお仕事行ってきまーす
2015.01.29
昨日は最近無性に食べたくなっている「コーン」の特集的なエントリでしたが、今日もそんな感じの内容です。 今日は“いわし”。 青魚は何でも好きですが、中でもやっぱりいちばん好きなのはいわしだと思います。小さくても大きくても全部美味しい。味わいが深くて、身も脂も、カリッと焼いた皮のところもみーんな美味しいヽ( ゚∀゚)ノ青魚って当たりの年がずれると言われますよね。鯖が大漁の年はサンマやアジ、いわしが獲れず、他のどれかが豊漁の時は他方が獲れない的な。過去数年、春にはシコイワシでアンチョビを仕込んでいましたが、ここ1~2年はその時期いい感じのシコイワシが店頭に出回らず、夏には鯵、秋にはサンマが大当たり。自家製アンチョビの在庫も底をつきかけていますで・す・が!ちょっと前に、まるまる肥った美味しそうなイワシがスーパーに並んでいるではあーりませんかヽ( ゚∀゚)ノこりゃー食べるしかない!という訳で、何をつくろうか迷った結果、上のブツに決定したのでした。◆いわしのベッカフィーコ(シチリア風いわしのイタリア風詰め焼き) ベッカフィーコを作ったのはかなり久々です。大きめの肥ったいわしが買えた時しか作れないからで、以前作り方をアップしていますが、今回は「松の実、レーズン、にんにく、イタリアンパセリのみじん切り、ケッパー、パン粉」を炒めた具を、あらかじめさばいてあったいわし(背びれは取りました)に巻き込んでいます。「ベッカフィーコ」とは、シチリアの野生の鳥の名前だそう。いわしをくるくる巻いて、尾の部分を上にしてカリッと焼き上げた形がその鳥に似ているからだそうで、きっところっと丸っこいかわいい小鳥なんだろうな、と思ったところ↓ 冬のスズメとかウグイスに似た丸い感じですね。かわいいヾ(o´∀`o)ノなんでも、ベッカフィーコは熟したイチジクしか食べない贅沢な鳥さんだそうで、イタリア貴族が好んで食べたらしいです。「ベッカ」が“ついばむ”、「フィーコ」がイチジクを指すようで、まさに「イチジクをついばむ鳥」。それならきっと鳥さん自体も美味しくなっていることでしょう。お料理のベッカフィーコの方は、焼いたイワシの味わいにレーズンの甘み、松の実の香ばしさにケッパーの塩気と酸味、にんにく&イタリアンパセリの香りにカリッとしたパン粉が相まってイタリアならではの楽しい美味しさ!白ワインにぴったりです。≪まるまると肥ったいわしでぜひ!「いわしのベッカフィーコ」≫レシピ:2人分1) 具の用意をする。レーズンひとつかみ弱はぬるま湯につけて柔らかくし、松の実大さじ1はフライパンで軽く炒る。にんにく1かけ、イタリアンパセリとケッパー小さじ1は粗く刻む。これらとパン粉大さじ2弱をざっくりと混ぜ合わせる。2) 予めさばいて開いたいわしは口に当たらないよう背びれも取り除いてごく軽く塩コショウし、1)の具を1/4ずつのせて尾が最後になるよう巻き込んでいく。3) 1)とは別にパン粉を用意し、2)の全体にしっかりまぶす。4) オイルを塗った耐熱容器に3)を尾が上になるよう詰めていき、180℃のオーブンで軽く焦げ目がつくぐらいに焼いて(15分ぐらい)できあがり!続いてのいわし料理は、オイルサーディンを使ったお手軽な一品。◆オイルサーディンとじゃがいものオーブン焼き オイルサーディンは缶の蓋を開けてそのままオーブンで焼いても美味しいですが、さすがにそれではちょっと「男の料理」すぎるので(笑)少しだけ手間をプラスしました。 ダンナさんが「じゃがいも美味しい」と喜んでました。その秘訣は、じゃがいもをあらかじめオイルサーディンの油でソテーして、その後一緒にオーブンで焼いたこと!いわしの風味がじゃがいもの中までしみ、かつ表面は高温でカリッと焼き上げられてたいへん美味しいヾ(o´∀`o)ノホクッとしたタイプのじゃがいも、特にキタアカリ~インカのめざめに近いような、黄色っぽいタイプのお芋(実家から送られてきたのを使いました。たぶんインカのめざめだと思う)がオススメです。≪いわしの味がしみたポテトもウマイ!オイルサーディンとじゃがいものオーブン焼き≫レシピ:2人分1) じゃがいも1個はさっと洗ってラップでくるみ、レンジで加熱して柔らかくするか固めに茹でて皮をむき、3~4mm程度にスライス。オイルサーディンの油をフライパンで温めて、両面を軽く焦げ目がつく程度にソテーする。2) 耐熱容器の底にオイルサーディンの油を塗り、1)のじゃがいもを敷いてその上にサーディンを並べ、余ったじゃがいもをサイドに差し込んでいく(底に敷いたのはホクッと、顔を出しているのはカリッと焼けるので、お好みで調整してください)。3) 粗く刻んだイタリアンパセリ、にんにく、パン粉とオリーブオイル少々を混ぜたイタリアンパン粉を上からかけて、180~200℃のオーブンで全体が温まり、表面に焼き色がついてじゃがいもがカリッと焼けたら(やっぱり15分ぐらいかな)できあがり!両方いっぺんにオーブンに入れて焼けるので簡単です。オイルサーディン侮れません。この日の全体メニューは冒頭の写真のとおり。丸っこいブツはじゃがいもとブラックオリーブの入ったプーリア風のパン「プッチェ」。少量で作ったら実に素朴な見た目になってしまいました。 これも素朴で美味しいパンです。じゃがいもの甘みとブラックオリーブの塩気がいい感じで、以前作り方をアップしているのでぜひお試しください。もう1品は、これまたすでにダンナさんが「うちの定番」と呼んでいる「トルタ・ヴェルデ」(北イタリア風の緑の野菜が大量に入ったパイ)。これも何度か作り方をアップしていますので、参考になさってください。 この日は、かぶの葉5株ぶんと小松菜、ほうれん草、玉ねぎ、ブロッコリーと冷凍しておいた麦ごはん少々と溶き卵半分が具。緑の野菜が主とは言え、アクの強い種類だけでなく、優しい味の野菜も使うのがコツな気がします。現地では「ズッキーニ+フダンソウ(と玉ねぎ、米)」が主らしいです。焼く際にパイ皮の表面にかなり多めの油を塗って焼いたところ(現地では「ドボドボ注ぐ」レベルでかけるらしい)、やはりかなり美味しくできました。焼きたてよりもちょっと冷めかけて来たぐらいが、油も味も落ち着いて美味しい。 特に冬はふだんチャレンジできない国のお料理を「作ってみる」ことが多いですが、ふだんの我が家の食事は平日は和食中心、週末ダンナさんと食べるごはんはイタリア・ポルトガルが多いので、今やほぼ何も考えずに作れるイタリア風の家庭料理が、ダンナさんはいちばん落ち着くみたいです。――とか言いながらまだまだ続くシーズンオフ。残り何度かの週末でも新メニューに挑戦したいと思ってまーす
2015.01.27
クリスマス前後ともなると食べる記事ばかりで恐縮ですが、引き続きごはんの記事です。昨日このお肉を食べるために、土曜日はほぼお肉抜きのごはんにしたのでした。 我が家の「ごちそう」の代表格は羊肉です。それも塊の「ラムラック」が定番ですが、先日中山の「トラットリア・ダ・テレーサ」さんでやはりラムを注文してその話をすると、我々の胃袋のサイズ&嗜好をよく知るソムリエさんが「普通じゃないですね」とニコニコ。だってラムチョップは調理は楽だけど、塊で買って焼いた方が断然柔らかく旨みも逃げず美味しいんだもんo(゚ロ゚o)!という訳で、羊です。もう7~8年、事あるごとに焼いているので、これまでにいろんな国のいろんなタイプのを買ってみましたが、現状入手できる中では、楽天のお店で扱っているニュージーランド産のが私はいちばん好き。最も柔らかくミルキーな肉質で、お肉自体の味わいも繊細。調理する際も扱いやすいし、2人世帯の我が家にちょうどいい大きさなんですよね。一度買って2回分(1度に半分使う)です。◆ラムラックのロースト 当日の朝まで味付けをどうしようか決めかねましたが、オレガノ、ローズマリーと粗塩、にんにくとレモン汁で2~3時間程度下味をつけ(レモンだけ焼く30分前ぐらいに絞る)、盛り付ける際にピンクペッパーを添えました。最初にフライパンで表面を焼き付けてから180℃のオーブンで30分焼き(皮のない骨側の方から焼いて途中で裏返す)、その後ホイルで全体を覆って15分~20分休ませ、肉汁を落ち着かせてから切り分けます。迷っていたのはハーブっぽくするか、ワイルドに塩・黒胡椒だけにするか、それともクミン等のスパイスを使って中近東っぽい感じにするか、つまり周りのメニューも当日の朝まで決まっていなかったからで(笑)目が覚めた時点の気分と体調に合わせました。 お店で食べると羊が現れるのはお食事もほぼ終盤の方ですが、家だといっぺんに全部出るのでダンナさんはいきなり肉から行ってます。まあ気持ちはわかる(*・ω・)(*-ω-)好きなものから食べたいもんね。そんな訳で、メインだけが決まっていたこの日のごはん。周りの組み立ては「ニョッキ食べたいな」「昨日とは違うタイプのスープ、ポタージュが欲しいな」「羊以外のお肉も一口ぐらい欲しいな」という気分から組み立てられました。◆ワカメ入り揚げニョッキ、ワカメのフリット、ロマネスコのフリット 完全に後付けで作った前菜盛り合わせ。ニョッキがちょっと多くできたので、一部取り分けて揚げようかなーと考え、以前上述の「テレーサ」さんで食べた「ゼッポリーネ」が美味しかったのを思い出し、青のりがないので徳島で買ってきたワカメを戻して刻んで入れてみました。↓テレーサさんのゼッポリーネ。本当はパン生地に近い感じで発酵させてあって、食べるとふんわり&もっちり! ついでにそのワカメを素揚げ・・・しようと思ったら油がはねて大変なことになったので(水気をだいぶ拭ったつもりでしたがダメだった、気を付けましょう)、ひよこ豆の粉を溶いた衣をつけてフリッターに。ロマネスコも同じ衣で揚げ、ケチャップを添えました。 ニョッキはパスタとして食べるとそれほどじゃがいもの味を感じませんが、こうして揚げるとかなりポテトな味になって香ばしくって美味しいヾ(o´∀`o)ノポテトフレークを成型して揚げたタイプのポテトフライみたいな感じになります。磯の香りもいい感じ。揚げたワカメも美味しいです。また作ろう。◆ロマネスコのポタージュ ロマネスコの房だけでなく芯のところもたくさん入れて、玉ねぎのスライスと一緒に煮、昨日の「ベゲタ」でちょっとコクを出したスープをフードプロセッサーにかけ、仕上げに生クリームを垂らしただけの簡単スープ。房の部分を1/3個分、芯をいっぱいと玉ねぎ1/4個程度使って2人分。ロマネスコは緑っぽい色ですが、ブロッコリーではなくカリフラワーの仲間。こうして煮てみるとそれが実感できます。繊維がまったく残らず、とてもなめらかな美味しいポタージュになりました。「飲む」ではなく「食べる」感じの食感もいい感じ。これもまた作ろう。 ◆馬肉のブラチョーレ 以前何度か「インヴォルティーニ」という料理名のおかずを作ったことがありますが「ブラチョーレ」も同じ意味のイタリア南部の言い方。プーリア料理です。要は薄切りの何かで何かを巻き込んだロール系のお料理のことで、これは馬肉で南イタリアっぽい具(イタリアンパセリ、にんにく、ケッパー、チーズ)を巻き込んでタコ糸でしばり、玉ねぎ&トマト+赤ワインで煮ています。 本来は馬のもも肉、もうちょっと脂肪のある部位で作るものですが、家にあったのが赤身の部分だったのでちょっと固く「みっしり」した食感になっちゃった。でも噛めば噛むほど味が出る感じと、トマトソースに溶け出した旨みはさすが馬肉!ウマイ!!!最近馬肉のひき肉を買ったのですが、それに上の具を混ぜ込んでミートボールにして煮込んでも美味しいかも。今度やってみよう。◆ジャガイモのニョッキ・ムール貝のトマトソース これと上のブラチョーレを作ることになったためラムラックの味付けがオレガノになり、飲むワインがプーリア産になりました。ニョッキが食べたかったものの、シンプルなトマトやバジルのソースではなくもっと何か・・・と考えていて冷凍庫のムール貝に思い至りました。 作り方自体はとても簡単ですが、ニョッキってけっこう分量が難しいんですよ。今回のは上の揚げた分も含めてこんな感じ。≪ジャガイモのニョッキ・250g分(2~3人分)≫ ・じゃがいも 中2個(皮ごとで計250g程度) ・小麦粉 80g程度(粉は入れ過ぎないのがコツ) ・卵 1/2個 ・おろしたパルミジャーノチーズ 大さじ半分程度 ・塩、ナツメグ1)じゃがいもは柔らかく茹でて皮と芽を除いてマッシュし、卵、塩ひとつまみを加えて小麦粉を様子を見ながら入れて練っていく。2)だいたいまとまったら打ち粉をした台にのせ、手前に折りたたむようにして5分程度練り、ラップでくるんで30分程度休ませる。3)直径1.5cm程度の棒状にのばし、包丁で2cm程度にカット。 4)くっつかないようセモリナ粉をまぶしてできあがり。茹でる際は沸騰したお湯に入れ、浮き上がってからさらに2~3分茹でます。 これはけっこういい感じの分量だと思います。固さ・味共に今まででいちばん美味しくできたかも!ソースの方はよりシンプルで、切り目を入れてつぶしたにんにく1/2かけと種を抜いた赤唐辛子をオリーブオイル大さじ1を敷いたフライパンでじわじわ弱火であたため、香りが出てきたらムール貝12個ぐらいをどさっと入れ、蓋をして蒸らしながら貝の汁を出し(今回使ったのはあらかじめ貝が開いているタイプなので調理時間短め)、ホールトマト1/2缶をつぶしながら加えてオレガノを入れて煮詰め、仕上げにバジルを振っただけ。白ワインはなくていいと思います。塩味は味を見て調整。これに茹で上がったニョッキを入れて絡めてできあがりです。イタリアンパセリがあればもっとよかったですが、ブラチョーレで使い切ってしまったので割愛。――という訳で、全力で調理し、全力で食べたので昨日はこの1食で終わり(笑)クリスマス本番はまだなのに既に「終わってしまった」感がありますが、冷凍庫にはターキーが。どういうメニューにするか、これから出勤しながら考えます。行ってきまーす
2014.12.21
さてさて、世の中的には今週末からクリスマスっぽい時期ですね。今日は冷たい雨になりましたが、みなさん楽しくお過ごしでしょうか?我が家は私が今週あまり体調が芳しくなかったため(昨夜まで3日ぐらい寒気がずっと取れなかった)、クリスマスごはんはソフトな入りから。野菜中心のブランチです。 まずは今回どう~~~~~しても作りたかったのがこれ!◆トレビスのグリル・生ハム&モッツァレラ添え 疲れていると苦みのある野菜が食べたくなります。このところ「トレビス食べたい」とずっと思っていて、職場近くのスーパーでゲットして通勤バッグを膨らませ、1時間以上かけて持ち帰りました(笑)トレビスは以前リゾットにしたことがありますが、今回はよりどストレートにトレビス本来の味を味わうメニュー。作り方はとても簡単で、縦8つ割にしたトレビスにオリーブオイルを塗ってフライパンで焼き目をつけ、その後蓋をして弱火で蒸し焼きにして仕上げにバルサミコを振ります。モッツァレラは1個を半分に割り、生ハム1枚ずつでくるんで180℃のオーブンで4~5分(トレビスの上にのせた状態で加熱)。レモンとオリーブを添えて出来上がり!モッツァレラがいい感じに温まりますヾ(o´∀`o)ノ ナイフを入れるとこんな感じ。 焼くことで香ばしさも引き出されたトレビスは苦みと香ばしさが相まってそれだけでも美味しいですが、レモンを絞るとまた違った味になり、更に生ハムの塩気や旨みとモッツァレラのもっちり感がプラスされるとう~~~~~んお~いし~~~~~いヽ( ´ ∇ ` )ノスパークリングワインにたいへんよく合います。これはブラジルのスパークリングワイン。色合いも綺麗で、甘みはないので食事にぴったり。 続いては、これも本当はソースの方を作りたくて作ったメニュー。ソース部分だけでも立派に一品料理になりますが、カリッと焼いた白身の魚介を添えたくて、剥き身の鱈を買ってきました。◆鱈のソテー・甘長とうがらしのトマトソース ピーマンやししとうって揚げると油に味が移りますよね?その風味を生かしてその油でトマトソースを作り、揚げたピーマン・甘長とうがらしを和えたソースを、セモリナ粉をまぶして焼いた鱈のソテーにたっぷり添えました。 甘長とうがらしも好きな野菜のひとつ。マリネにしても美味しいですが、皮をむくのがちょっと大変(ししとうもそうですが私焼き過ぎちゃうみたいで…)。今回は揚げてから皮をむきました。ソースを作ってからしばらく置いて、味をなじませてからの方が断然美味しくなります。ピリッとしたのが好きな方は、ししとうで作ると美味しいかも。ソースの作り方は、オリーブオイル大さじ2程度でピーマン1個と甘長とうがらし3~4本を揚げ(はねるので甘長とうがらしには何ヵ所か穴をあけ、揚げる際は蓋をするとよいです)、その油にみじん切りのにんにく、カットトマト1/2パックとバジル適量を入れてもったりするまで煮詰め、塩で軽く味付け。そこに揚げたピーマンは縦割にして種を取り、ししとうや甘長とうがらしはそのままでいずれも皮をむいた状態でソースに加え、さっと混ぜてできあがり。鱈は軽く塩を振って放置し、出て来た水気をキッチンペーパーで拭って臭みを取ってから、セモリナ粉をまぶしてオリーブオイルで両面をカリッと焼きます。添えたのはすだち。お魚にすだちはよく合いますよね。大好き! これも美味しかったな~。そして、スタンダードなお肉のラグーソースも、今回はちょっとフェンネルをきかせたもの。ちょっと歯ごたえが欲しかったので、マカロニっぽいショートパスタを使って、ソースとよく和えてからパン粉とチーズを振ってオーブン焼きにしました。◆豚ラグーのフェンネル風味ソース焼きパスタ こってりしたお肉のラグーソースと言えばトスカーナ辺りのイメージも強いですが、今回のはエミリア・ロマーニャ州(ボローニャがあるところ)風の作り方。フェンネルをきかせるのが特徴だそうで、お肉は基本的には豚ベース。今回は豚ひき肉80g+サルシッチャ1本+家にあったイベリコ豚の脂多めの部位30g程度をカットして合わせて使いました。ソースは玉ねぎ・にんじん・大根(私セロリ嫌いなので)を刻んで炒めたソフリットを、お肉を傷めたところに加え、フェンネルシード(けっこう多め、小さじ1ぐらい)と刻んだイタリアンパセリを加え、粗塩を振り、カットトマト1/2パックと白ワイン少々を加えて煮つめ、最後に黒胡椒。ショートパスタは筋が入ったちょっと肉厚なタイプが合うと思います。今回はディチェコの「セダニーニ」100gを使いました。これを表示通りにゆでてソースと混ぜ、耐熱容器に入れてパン粉・パルミジャーノチーズをかけて200℃のオーブンで7~8分。 すごくイメージ通りの味に仕上がりましたヾ(o´∀`o)ノラグーソースもちょっと冷めてきたぐらいの方が味がなじんで美味しいので、歯ごたえのあるパスタと合わせて焼いたのは正解だった気がします。ラザニアにしてもよかったかなあ。添えたのはロマネスコ。これも大好きな野菜です。最近見かけるスーパーが増えて嬉しい。いやー美味しかった~ヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。自分のイメージ通りの味に作れるとよし!って思います。なーんてこんな時間に書いているのはその間におなかを空かせようとしているからで、これから夜ごはんの仕上げです。生地を寝かせてあるパスタをのばして、ソースを作って、オーブンに入れてあるブツを焼けば完成!…そして昨日および今朝放送のオレアル、やはり私がっつり何度か抜かれてました(笑)私の顔が映る角度じゃなくてあーよかったー( ゚∀゚)という訳で、夜ごはんの仕上げに入りまーす(○´∀`)ノ
2014.12.19
このところなかなかゆっくりお料理したり調べものをしたりする時間と体力的余裕がなく、新メニュー開拓と言うよりは「その時食べたいものを家にある材料で作る」的なごはんが多くなっております。という訳で、先週群馬帰りにつくった夜ごはん。 正田醤油で買ったブレッツェルが主張してます。デカイです。そして美味しかったな~(っ´ω`c)そろそろ各所でクリスマスフェアやクリスマスマーケットが開かれる時期なので、ブレッツェルを買える場所も増えそうで嬉しい。この日は正田醤油でお肉系スタグルをおなかいっぱい食べたので、野菜中心のメニューです。◆茄子・ブロッコリー・カリフラワー・いんげんのオーブン焼き、南イタリア風ソース 耐熱皿にオリーブオイルを敷き、塩とオイルを軽く絡めた野菜をのせて180℃で約20~30分(熱の通りにくいブロッコリーとカリフラワー、いんげんは先にレンジで少し柔らかくしておきました)。これだけでも十分美味しいですが、この日はさらに「オリーブオイル、ケッパー、アンチョビのみじん切り、にんにくのみじん切り、イタリアンパセリのみじん切り」をフライパンであたためたソースを仕上げに上からジュッ!これで文句なしにイタリアン、それも南イタリア風どストレートです。オーブンで焼く野菜にトマトが入っていたら、水分が出てよりソースっぽくなってよかったかも。ちょっと歯ごたえのある野菜を使うのがポイントです。じゃがいもやかぼちゃ、ズッキーニ、とうもろこし、パプリカ等もあれば入れたいところ。オイルのしみた茄子はもちろん、焼き付けると香ばしさが出て美味しくなるブロッコリーといんげんがとっても美味しかった! ◆ほうれん草のポルペッテ(お団子)、肉だんご風 ほうれん草をどっさり使ったお団子と言えば、何度もつくっている「ほうれん草のニョッキ」(レシピはこちら)もいいですが、この日はパスタは濃厚なソースで食べたかったので別ジャンルに。これは初出です。 大量のほうれん草+鶏ひき肉ほんのちょっぴり+パン粉+卵とすりおろしたパルミジャーノがベースで、ナツメグ・塩・コショウで味付け。薄味にしたので、これにソースを添えてもいいぐらいの味ですが、この日はあっさり頂きました。豪華にしたい日はバターがきいたソースやトマト系のソースを添えるとぐっと豪華になると思います。冷めても美味しいのでお弁当にもよさそう。ほうれん草の旨みがたっぷり味わえます(○´∀`)ノ≪冷めても美味しいイタリアのおかず「ほうれん草のポルペッテ・あっさり肉だんご風」≫レシピ:だいたい2人分1) ほうれん草1/2束は茹でるかレンジで柔らかくするかして水分をギュッと絞り、みじん切りにする。2) ボウルに1)と鶏ひき肉1つかみ(30gぐらいかな)、溶き卵1/2個分と塩コショウを入れて混ぜ、ほうれん草の水気が出てきたらパン粉大さじ2~3程度を様子を見ながら加えていく。3) 2)にすりおろしたパルミジャーノチーズ(大さじ2~3ぐらい)とナツメグ適量を加えて味を調え、小型のハンバーグ型に整えて中央を軽くへこませる。4) オリーブオイル少々を敷いたフライパンで両面を焼いてできあがり!よりボリュームを出したい際は、ひき肉の割合を多くしたり、生地にハムやベーコンを混ぜ込んだり、中央に焼くととろけるタイプのチーズを入れ込んでもいいと思います。応用がきいて便利な一品、これからもそこそこの頻度で我が家の食卓に登場しそう!特に青菜が美味しくなるこれからの季節、オススメの一品です。パスタは久々にこれを作りました。◆ブカティーニのアマトリチャーナ ローマ名物のトマトパスタ「アマトリチャーナ」の作り方はけっこう「その家々の好み」に分かれるようで、玉ねぎを入れる・入れない、にんにくを入れる・入れない等、かなり流派が分かれている模様です。玉ねぎ入りのトマトソース、私は大好きですが、あの甘みが得意じゃないという方も時々いらっしゃいますものね。そんな訳で、アマトリチャーナは最終的には「豚の干し肉(グアンチャーレ)やベーコンを使い、ペコリーノチーズでコクを出した濃厚なトマトソース」でひとくくりな感じ。パスタの麺も、太い穴あき「ブカティーニ」が定番ですが、ふつうのスパゲッティーニを使う場合も割とよくあるようで、この辺りも好みですね。なので私も近年はその時々の気分に合う作り方で作るようになりましたが、この日は ・太めのしっかりしたパスタ(ブカティーニ)をカミカミして食べたい ・濃厚なトマトソースが食べたい ・具にも歯ごたえが欲しいという気分だったため、 ・味のベースは自家製干し肉+前の週に群馬で買った塊ベーコン(ちょっと大きめに切る) ・玉ねぎはみじん切りではなく薄切りでどっさり使う ・トマトもどっさり使って煮詰め、味を凝縮させる的な作り方になりました。ほぼイメージ通りヾ(o´∀`o)ノ ただ、使ったトマトがもともと甘みが強かったようで、イメージよりもちょっと甘いソースに仕上がってしまいましたが、そこは仕方ないかな。玉ねぎをどっさり使ったのが原因ではなく、トマト自体の力強さがちょっと足りなかった感じ。基本の作り方はこちらですが、この日の分量は2人分で以下の通りです。 ・干し肉少々、ベーコン50gぐらい(太めの細切り) ・オリーブオイル大さじ1弱 ・にんにく1かけ、赤唐辛子1本 ・玉ねぎ(スライス)1個分 ・カットトマト 1パック ・ペコリーノチーズ 適量(すりおろす) ・ブカティーニ 120gブカティーニってたまに食べたくなるのでだいたいストックが家にあるのですが、ある割にあまり使わない・・・。これからさらに寒くなるとこってりめのお料理を食べたくなるので、ブカティーニの使用頻度も高まるといいなと思ってます。チーズ系とか青魚系とか、最近作ってない系統のソースもそろそろ食べたいな・・・、あ、甲府遠征で買ったこれも最近食べました。どっさりのせたワカメは徳島遠征で買って帰った鳴門の干しワカメ。強力です。 カピバラは柚子がけっこうきいた(ちょっとハッとします)お醤油味。かなりあっさり味なので、海苔やごま油をちょっと入れるとぐっと美味しくなるかも。 とんこつベースのイルカはこの色ですが、食べてみるとけっこうあっさりめでちょうどいいコク。私これ気に入りましたヾ(o´∀`o)ノ いずれも袋ラーメンとしては油っぽくない方だし、シンプルな味でそこそこ美味しかったです。もっとほかの種類も買えばよかった。――そんなカピバララーメン&イルカラーメンはじめ「キリンラーメンシリーズ」の製造元「小笠原製粉」さんは愛知県の会社!そう、明日はアウェー名古屋戦o(゚ロ゚o)そんな訳で、軽く「敵を食らう」をしておきました( ̄∇ ̄+)今日1日がんばって、明日また豊田でお会いしましょう
2014.11.27
昨日、ただいま繁忙期と書きましたが、経理屋は目が命。細かな数字を追って追って追って合わせていく仕事なので、忙しい時期には殊に目を酷使します。なので現在絶賛眼精疲労中(◎-◎;)朝コンタクトを入れる際にちょっとしみて痛かったり、目やにの量が増えたり、さらに普段は得意なはずのこういうのにも↓ やたらと時間がかかってしまう始末orz(くやしい)眼精疲労も身体の疲れと同様、十分な休息と睡眠を摂るのがいちばんですが、症状に効く食べ物を食べるのももちろん効果的。食いしん坊のわたくしはこういうちょっとした不調にたいへん敏感。疲れが殊に目に来ている今は、ちゃーんとこういうものが食べたくなるのです。◆ロシア風にんじんサラダ にんじんを生でモリモリ食べられるサラダにはフランス風のもありますが、今回は断然ロシア風!――というのも、ロシア風はすりにんにくとマヨネーズを使ったパンチのあるはっきりした味付けが特徴だからで、にんにくが食べたくなる辺り、普通に身体も疲れてますよね(当たり前か)。かなり大きめのにんじん1本まるごと使って作りましたが、あらかた私が1人で食べつくしました。ウマかった!( ̄∇ ̄+)基本の作り方はこちらです。ディルをたっぷり入れて作りました。私のようにインドアで目を酷使する仕事の方でなくとも、この時期は外のレジャーで紫外線をたっぷり浴びて目が疲れがち。ビタミンA~カロチンをたっぷり摂って目をかわいがってあげましょう( *´д)/(´д`、)――という訳で、この時のごはん全体はこんな感じ。 にんじんだけでなく豚肉もガッツリ。やっぱりしっかり疲労回復系メニューですね。最近あまりお家で「ガッツリお肉」的なごはんを作っていなかったので、ダンナさんが「肉だヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ 」と大喜び。そしてダンナさんが「やっぱり肉の脂はウマイねえ」とご機嫌な一方で「うんそうだねー」と言いながらお馬さんのようにただひたすらにもぐもぐもぐもぐにんじんばかりを先行して食べ続ける私。とにかく目がカロチンを欲していたようです。あー美味しかった!◆イベリコ豚(プルマ、セクレト)のグリル いつも買うイベリコ豚のセットは複数の部位が入っていて、必ず入っているのがカルビに相当する「セクレト」。脂が適度に多めな部位で、上質のお肉ならではの脂の甘みが存分に味わえる美味しいところです。部位が選べる場合に私が必ず選ぶ「プルマ」は筋肉系の部位で、しっかりした噛みごたえと噛むたびに増す旨みから豚ならではの力強さを感じられる部位。味付けは粗塩とコショウのみ。どちらも美味しーいヾ(o´∀`o)ノすだちもたっぷり添えていただきました◆バターナッツかぼちゃの冷製ポタージュ 「バターナッツ」ってご存知でしょうか?こういう形の西洋かぼちゃ(ちょっと切った後で撮ったので上部が短くなっちゃった)です。 西欧ではかぼちゃと言えばバターナッツだそうで、日本でもここ数年で時々見かけるようになりました。これは先日松本へ行った帰りに立ち寄った蓼科の直売所で購入(ズッキーニとか大きな茄子とかどっさり買い込んでしあわせでしたー)。バターナッツの特徴はオレンジ色の果肉の鮮やかさと粘度のある肉質。日本のかぼちゃのように「ホクホク」ではなく「ねっとり」しているのが特徴で、なめらかさを活かしてスープにしたり、グリルやソテーで水分を飛ばして旨みを凝縮させるのが代表的な調理法のようです。今回は夏らしく冷たいスープにしました。牛乳を切らしていたので玉ねぎ・にんじん少々と一緒に煮てフードプロセッサにかけ、水でのばして塩・コショウで味を調えただけですが、ねっとり感がすごかった!これも目に効きそうな一品ですね。◆茄子とズッキーニどっさりのショートパスタ 上述通り、茄子もズッキーニもどっさり買い込んだのでその週はお弁当にも茄子味噌炒めやズッキーニのオムレツ等が毎日入りましたが、パスタでも食べたくなって作りました。茄子1本は縦6つ割り、ズッキーニ1本は4つ割りぐらいにしてから1.5cmぐらいにさくさく刻み、玉ねぎ1/4個(今回は普通の玉ねぎを使いましたが、このパスタには紫玉ねぎの方が美味しいかも)は粗みじん切り。最初にフライパンに刻んだ干し肉(我が家ではコレを常備していますが、パンチェッタやベーコン等で代用ください)と玉ねぎを炒め、お肉の脂が適度に出てきたら茄子・ズッキーニと塩少々も加え、脂が足りなければオリーブオイル少々も追加して少し強めの弱火で炒めて少し蓋をし、野菜の水分が出てきたら皮をむいてダイスカットしたトマト1個程度(缶詰でもOK)を加えて火を強め、余計な水分を飛ばすように炒めればソースのできあがり。少し冷めてから味を見て、コショウ少々と、必要に応じ塩少々で味を調えてください。後は好みのショートパスタを複数組み合わせて(今回はファルファッレとニョッキを合わせて100g程度使用)沸騰したお湯に塩を加えてから茹で、ソースに絡めればできあがり! 干し肉の旨みが水分の多いズッキーニにも、味をよく吸う茄子にもよく馴染んで美味しい。特にズッキーニって加熱すると「クシュッ」とした食感になるので、大量に使うと煮崩れ感がソースのなめらかさを増してくれます。この週はホントに野菜をよく食べました。買って帰った日の夜ごはんでは、よりストレートに茄子とズッキーニを使ったこんなグラタン風の一品も。◆茄子とズッキーニのトマトチーズアンチョビサンド・オーブン焼き これまた写真を撮るのをすっかり忘れて調理してしまいましたが、蓼科の直売所ですごく大きな(長さ25cm以上が標準らしいです)「ていざなす」という伝統野菜認定の茄子を見つけて購入。同じように大きく育ったズッキーニも買ったので、食べ比べ的に両方を並べてみました。茄子もズッキーニも皮付きのまま厚さ1.5cmぐらいに切って断面にオリーブオイルを薄く塗ってフライパンで両面焼いたのち、間に生のトマトとちぎったアンチョビを挟んで、やはりオイルを塗った耐熱皿に並べ、とろけるチーズをたっぷりかけてオーブンへ。こちらが「ていざなす」。アクがほとんどないのが特徴で食感がとろっとしています。茄子好きな方にはアクがない分少し物足りないかも知れませんが、炒めもの、特に麻婆茄子にしたらすごく美味しそうな種類の茄子(美味しかったので、麻婆茄子作らないうちに食べきっちゃったな…)。 こちらズッキーニ。やはり大型のものなので水分が多く、ナイフを入れると既に崩れそうに。でもこちらもうんまぁ~いヾ(o´∀`o)ノ トマトの適度な水分と旨み、アンチョビの塩気が相まって、簡単でとっても美味しかった一品。ぜひお試しください。パンによく合います。いやー夏野菜は美味しいですねーヾ(o´∀`o)ノ眼精疲労でにんじん食った!o(゚ロ゚o)という記事を書き始めたつもりが、気が付いたら夏野菜ウマウマエントリになりました。夏は野菜が美味しいから好き。明日1日がんばればやっと土曜日、マテウス出るのかなあ(泉澤君とキャラかぶりじゃないのか?)、っていうかこれだけDF怪我人続出してホント大丈夫かしら…(´;ω;`)マテウス獲得ってひょっとして「3失点しても4点以上取るチームに」的ヤケの現れなのか!?щ(゚ロ゚щ)(それ以前に外国人枠だいぶはみ出てる)けど本職じゃないヨコだってメロ君だって(捻挫しちゃったけど)一生懸命頑張っている中、祥平も北斗もいつも以上に「俺が守らなきゃ」的な意識が高まっているはず。ピッチに入れない我々はチームを信じて応援するしかありません。土曜日、新潟は雨の予報ですが、いい試合になりますように!
2014.08.13
えー、本日は久々にお料理の話題。以前から試してみたいと思っていた野菜を使ってみましたーヽ( ̄▽ ̄)ノというお話です。それはこれ。 ムラサキキャベツではありません。「トレビス」というチコリの一種(外側から葉をはがしてだいぶ使った後なのでちっちゃくなっちゃった)。スーパー等で時々見かけるものの、使い方がわからずこれまで買ったことがありませんでした。が、この冬~春の初めにかけて俄かに我が家に訪れたチコリ系野菜ブーム。この「トレビス」、イタリアでは「ラディッキオ・ロッソ・ディ・キオッジャ」と呼ばれるそうで、要は「ラディッキオ」の一種。イタリアの野菜料理の本や記事を見ると、この「ラディッキオ」のうち、ちょっと変わった形の「タルティーヴォ」という種類のを使ったリゾットやグリルをよく見ます。日本では入手が難しそうですが食べてみたーい!多少味は異なるかも知れないけれど、同じ「ラディッキオ・ロッソ」の仲間なんだからトレビスでもいけるだろう、いや行けるはずだ!!という訳で、今回は本来「ラディッキオ・ロッソ・トレヴィーゾ・タルティーヴォ」を使うお料理を、トレビスで代用して作ってみちゃいましたーヽ( ̄▽ ̄)ノ◆トレビスのリゾット トレビスの紫がとてもきれいなリゾット、煮込んでもキャベツのようにクタっとせず、シャキッとした食感が残るチコリ系野菜ならではのメニューです。イタリア系お料理ブログや旅行記でことごとく絶賛されているので是非食べてみたかったんです。やっと作れた! 作り方は一般的なリゾット同様、玉ねぎを炒める⇒お米を加える⇒温めたブイヨンを少しずつ、米が吸うのに合わせて加えていく⇒最後に味を調え、パルミジャーノを振ってできあがり!で、問題は「トレビスをいつ入れるか?」食感の点では、リゾットを作る程度の時間ではトレビスが柔らかくなりすぎる恐れはないのですが、加熱時間が長くなるにつれ苦みがスープにしみ出すので、今回はお米を加える段階と、仕上げに味を調整する段階の2回に分けて、太めの千切りにしたトレビスを入れてみました。ダンナさんがひとくち食べて「にがっΣ( ̄口 ̄*)!」と最初に言ったので「やっぱり加熱しすぎた(苦すぎた)??」と思いましたが、聞いてみると「ううん、これぐらいで美味しい。この苦みがいいね~」とのこと。我が家的にはこれぐらいの加熱でちょうどいいみたいです。ある程度煮た方がトレビスの風味が全体にしみわたるので、トレビスの味わいを満喫するなら早めに入れるのが良いようです。苦手な方は最後に入れても、独特のシャクシャクした食感が楽しめていいですよ!≪ラディッキオ代用メニューその1「トレビスのリゾット」≫レシピ:2人分1) 玉ねぎ1/4個はみじん切りに。トレビスの葉4~5枚は太めの千切りにして長さを半分~1/3程度にしておく。2) フライパンにバター少々を溶かして玉ねぎを炒め、透明になってしんなりしたら洗っていない米1/2カップを加えて優しく炒め合わせる。3) 2)に、少し薄めに作った野菜のブイヨン600cc(今回は野菜のブイヨンキューブ1個をお湯600ccで溶きました)をおたま1杯分ぐらいずつ加え、米がブイヨンを吸ったら再度おたま1杯ぶんぐらいを追加・・・というプロセスを繰り返す。苦いのが得意な方は、最初にブイヨンを入れる際に刻んだトレビスの半量を入れて一緒に煮てください。火力は「常に表面が少しふつふつしている」程度をキープ。4) 米が十分に水分を吸ってアルデンテ程度になったら残りのトレビスを加えてざっくり混ぜ合わせて2~3分ほど加熱し、パルミジャーノチーズをおろし入れてできあがり!★トレビスの加熱時間で苦みが全体にしみ出すので、味見してみて好みに合わせてください。ラディッキオ(タルティーヴォ)よりトレビスの方が苦味が強いと思います。続いても本来はタルティーヴォを使って作るメニュー。時間がない、けど作りたい!というシチュエーションで作ったため、たいへん手抜きな見た目ですみませんm(_ _)m◆トレビスの牛肉巻きクリームソース・バターライス添え こちらは本来ごはんがつかないお料理ですが、その日のほかのメニュー的にどうもお米が欲しい感じだったので、急遽思いつきでバターライスを下に敷いてみました。さらにトレビス風味をより満喫したかったため、下からバターライス⇒千切りの生のトレビス⇒トレビスの牛肉巻きの順で重なっています。 こちらはトレビス(ラディッキオ)の苦みをお肉の風味と合わせて楽しむ一品。トレビスは海老にもよく合いますが、牛肉に合わせてもたまらない美味しさ!これは是非脂多めの部位で作ってみてください。トレビスの苦みと爽やかさに牛肉ならではの贅沢な甘みが合わさった汁をクリームでまとめたソースが絶品!これを余さず生トレビスとバターライスで頂いてしまう訳で、これお~~~いし~~~~い♪ヽ(▽ ̄ )ノ/(_△_)ヽ(  ̄▽)ノ♪かなりテンションが上がる美味しさです。けどタルティーヴォで作ったら絶対もっと美味しいんだろうな。イタリア野菜、日本でももっと手に入ればいいのに…。≪ラディッキオ代用メニューその2「トレビスの牛肉巻きクリームソース・バターライス添え≫レシピ:2人分1) トレビスの葉4~5枚は食べやすい大きさにちぎり、軽くレンジで加熱して柔らかくして、細長く巻いた状態のものを6本分作る。2) 1)のトレビスを軽く塩・コショウした牛薄切り肉(ロースなど脂多めの部位)で巻き、軽く小麦粉をはたく。3) フライパンにバター大さじ1を溶かして2)を焼き付け、ブランデー少々または赤ワイン、ポートワイン等少し甘みのあるお酒30cc程度を加えてアルコールを飛ばし、蓋をして具材の汁と合わせる。肉に火が通った時点でいったん火を止めて蒸らす。4) 即席のバターライスを用意しておく(リゾットだともっと美味しいと思います)。白いごはん適量にバター少々と黒コショウ、刻んで炒めた玉ねぎ少々を混ぜ合わせ、あればリング型等に入れて皿に盛る。中央の窪みに千切りにした生のトレビス適量を盛る。5) 4)の皿にトレビスの肉巻きをのせ、フライパンに残った肉汁に生クリーム適量(60ccぐらいかな)を加えて混ぜ、塩・こしょうと隠し味程度にお醤油をたらして味を調え、全体にかけてできあがり!★本来はライスがつかないお料理ですが、ソースが美味しいので最後まで味わいたくて下に敷きました。茹でた生パスタを敷いてもおいしそうです。ちなみに、これらを作った際の全体メニューはこんな感じでした。↓リゾットのとき。久々にオッソブーコ(レシピはこちら)を作りました。レモンの皮を多めに入れたらすっごく美味しくできた! ↓肉巻きのとき。根菜を食べたくて、ごぼうのから揚げとミネストローネを作りました。 醤油とお酒、しょうがを混ぜた汁に少し漬け込んでから片栗粉をまぶして揚げたから揚げ。洋食にも違和感なく合う・・・と私は思ってます(笑) あーやっぱりうちごはんはいいなー、好きなもの作れるから(笑)とっても美味しくできました、ごちそうさまーヾ(o´∀`o)ノ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします!とか言いながら、明日の清水でもいろいろ食べるの楽しみでーす
2014.04.10
Jリーグが始まるとお料理の記事が減りますが、時間のある時は季節の野菜を買っていろいろつくってみています。こちらは連休中のある日の夜ごはん。 豆類は好きなので常に乾燥豆はいくつかストックしていますが(ひよこ豆、レンズ豆、白花豆、フェジョン用の金時豆など)、春になってそら豆・グリーンピースがお店に出て来るとつい買ってしまいます。そら豆はさやごと焼いて食べるのも好きだし、グリーンピースも豆ごはんにしたくなりますが、イタリア風に煮るのも大好き!それも両方を取り合わせるのはイタリアらしい贅沢さ。という訳で、本日の主役はこちら。◆そら豆とグリーンピースのニョッケッティ グリーンピースを使ったプリモ・ピアットは、リゾットや、ロングパスタをポキポキ折ってリゾット風に煮込んだパスタもおなじみですが、今日のは煮豆風のパスタ。玉ねぎと自家製干し肉(本来グアンチャーレやパンチェッタを使います)を炒めて味のベースをつくり、そら豆とグリーンピースを加えて予め味を染み込ませておき、最後に茹でたショートパスタを入れて軽く煮、パルミジャーノと黒コショウをふりかけて完成。小皿にとりわけた写真を撮り忘れてしまいましたが、予め煮た豆には玉ねぎの甘さや干し肉の旨味に加え、それぞれの豆から出た旨味もしみこみ、双方を引き立て合ってとても美味しいヾ(o´∀`o)ノパスタを入れず、それだけで一品料理として成立するものなので、この美味しいスープを吸ったショートパスタが美味しくないわけがなーい!チーズと黒コショウもホントよく合って「春っていいなー」って思います。簡単なのでぜひお試しくださーい≪お口いっぱいに豆の美味しさ、春の恵みが広がる「そら豆とグリーンピースのニョッケッティ」≫レシピ:約2人分1) 玉ねぎ中1/4個程度とグアンチャーレ・パンチェッタ等塩蔵の肉20g程度を粗みじん切りにし、オリーブオイル少々を温めたフライパンに入れて最初はじわじわ(お肉から脂が出るように)炒め、脂がしみ出て来たら中火で炒める。2) 玉ねぎの色が変わってしんなりしたら、さやから出したそら豆・グリーンピース各1パックを加えてざっくり炒め合わせ、塩・コショウで軽く味を調えて、具の高さ+1cm程度の水を加えて蓋をして7~8分煮、火を止めて蓋をしたまま蒸らしておく(数時間おくと味がなじむので、お昼にここまでやって出かけ、夕食時に続きを作りました)。3) ニョッケッティまたはお好みのショートパスタ80~120gを沸騰したたっぷりのお湯+粗塩大さじ半分の中で茹で、茹で上がり直前にこの茹で汁おたま2/3程度を2)のソースに加え、ソースも温めておく。4) 茹で上がったパスタをざるにとって軽く水気を切って2)のフライパンに入れ、軽くあおりながら全体を混ぜ合わせ、弱火で1~2分、余分な水分を飛ばしながらパスタに味をなじませる。5) 仕上げにパルミジャーノチーズをおろし入れ(味付けでもあるのでたっぷり!)、黒コショウをまわしかけて完成!最近ダンナさんがこの味付けを気に入ってモリモリ食べるので、ありあわせ野菜で作るのが習慣になりつつあります。◆南イタリア風野菜炒め 最初はエンダイブ(チコリ)を使った炒めものとして作っていましたが、ふと「この味は他の野菜でもいける」と思い、時間が経って味が馴染む種類の野菜を使えば応用OK!と気づいて今回はかぶ、茄子、ブロッコリー、ケールと芽キャベツの中間みたいな野菜を使ってつくりました。基本の作り方はコチラ。 今回の取り合わせだと茄子のアクが少し気になったので、茄子はあく抜きして使った方がいいかも知れませんが、かぶは味がよく染みるし、ブロッコリー(生のまま切って入れます)の食感もいい感じ。◆カリフラワーのストゥファート(基本レシピはこちら) これまた本当によくつくっている一品。味の特徴がないカリフラワーに余計な味付けをせず塩で煮るだけなので、何故そこまで気に入っているのかダンナさんは不思議なようですが、食感と口に入れた時の崩れ方、広がる香りがなんとも言えず好きなんです( *´艸`)スープ替わりの感じでもあるので、お鍋にかけておくだけでできて便利。今日はたまごを入れてから加熱しすぎて固まっちゃいました(笑)今日はイタリアンパセリ入りです。 そしてそして、買ってから少し時間が経って賞味期限が迫ってしまったモッツァレラ。カプレーゼにするほどあたたかい日ではなかったのであったかい一品をつくりたい、それもこの食事で1個使い切りたい!という訳で初めて試してみたこちらのお料理。私の感覚ではけっこう贅沢です。◆馬車に乗ったモッツァレッラ(モッツァレラとアンチョビのフレンチトーストサンド) こんがりきれいに焼けたフレンチトースト。間はなにか?と申しますと・・・ 白いのはもちろんモッツァレラ。さらに・・・ アンチョビΣ( ̄口 ̄*)モッツァレラってカプレーゼ以外あまり使ったことがなく、アンチョビと取り合わせる感覚も新鮮でしたが、それを食パンに挟んで揚げる贅沢さ!(きっとカロリーも高い( ̄(oo) ̄)ノ)でも絶対ウマイ。確かにウマイ。ちょー美味しーい\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/という訳で、じつに贅沢な一品、もっちりピッツァでおなじみナポリのお料理だそうです。「馬車に乗った(イン・カロッツァ)」という名前も可愛らしいですよね。このもっちり感がナポリの人々は好きなのかなあ。食べてみると、最初はカリッ&サクッと揚がった(今回は揚げ焼きにしたのでカリカリ感強め)フレンチトーストの味、続いてモッツァレラのもっちり&つるんとした美味しさとアンチョビの塩気&旨味が広がって、最終的においしく融合。揚げたてはもちろん、少し冷めてそれぞれの味が馴染んできた頃も美味しくいただけます。…でもたいへん扱いづらかったので、パンを1/4に切らずに作った方が良かった気がする…- -;これは食パンを使うのが現地流(とは言え日本の食パンとは違う「角型パン」だと思います)だそうですが、どんな味のパンを使うかで印象がかなり変わってくるはず。個人的には、少し甘みのある「パン屋さんの食パン」が合うのかなあと思いますが(※でもデニッシュ系は×)、お好みのパンでつくってみてください。ナポリだけに具のないピッツァ生地を使ってみてもいいのかなあ。≪とびきり贅沢なフレンチトーストサンド「馬車に乗ったモッツァレッラ」≫レシピ:2個分1) 食パン1枚(今回は6枚切りを使いましたが8枚切りの方が扱いやすいかも)を縦横半分に切って1/4の大きさにし、牛乳⇒溶き卵の順に浸す。モッツァレラは7mm厚さのスライスを4枚用意し、2枚の間に半分に切ったアンチョビを挟んだサンドを2つつくる。2) 食パンの間にモッツァレラサンドを1つずつ挟んでサンドウィッチ状にし、表面に小麦粉少々をはたきつける。3) フライパンまたは揚げ物用の小鍋にピュアオリーブオイルを1~2cmぐらいの高さに注いで温め、2)のサンドをこんがり揚げ焼きにしてできあがり!★この作り方だと焼いている途中にチーズが流れ出して長時間焼けなかったので、次回はパンを片面焼いた状態でチーズを挟んで仕上げてみようと思います。★カロリーなんて気にせず現地流に作りたい!という方は、チーズをしっかり覆う大きさのパンで縁をしっかり閉じ、油にドボン!と入れて揚げてみてください。きっとその方が潔くイタリア式にできあがるはずです。でもこれきっともっと美味しく作れるよなあ、もう1回チャレンジしたいなあというのが今回の感想。次はもっと美味しいパンを使ってこんがりとろ~りに作りたいと思います。うーん今日も美味しかった!今日もごちそうさまでしたーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。 ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。今朝は起きた瞬間にいきなりまぶたが腫れてました。私がやられるタイプの花粉がいっぱい飛んでいる模様です。。。どうにかコンタクトを入れられましたがいやだなあ。皆さんも気を付けて!
2014.03.26
明日はいよいよ待ちに待ったホーム開幕戦!ヽ( ̄▽ ̄)ノそして我らがミーヤのお誕生日な訳ですが、 今週はわたくし仕事がたいへんハードでして、毎日帰りがだいぶ遅く、手配していたプレゼントがどうやら間に合いそうにありませんorzごめんよミーヤ!先に謝っておくよ・・・(。-人-。) その次のホームゲームで渡すからね!!という訳で、現時点ですでにヘロヘロですが(今日はどうにか早めに帰って休もう・・・)先週つくったごはんの話題の続きなど。 こちら、日曜の夜ごはん。最近食卓が青っぽいですがこの日もそうでした。青菜おいしいんだもん。◆葉玉ねぎのファリナータ(リグーリア風ひよこ豆の粉のパンケーキ風、オーブン焼き) ファリナータはすごくお腹が膨れるので毎回作りすぎて余らせてしまうのですが(学んでない)今回も少し残ってしまいました。でもイタリアでは葉玉ねぎが出回る時期にたっぷり入れたのを作るらしいので、毎年この季節に作ってそれらしさを楽しんでいます。レシピはこちら。・・・でも、最近ふと思ったんです。日本で売ってる葉玉ねぎって、イタリアのと同じか?( ̄ー ̄?)?最近九条ねぎを買ってパスタにしてみたらびっくりするほど美味しくて、ひょっとしてこっちの方が近いのでは・・・?という疑念を抱いております。九条ねぎの方が加熱すると甘みが出て美味しい。そのパスタについてはまた今度。◆たらの白子のイタリア風衣の天ぷらと香菜・玉ねぎのパコラ(インド風かき揚げ) 白子、好きです。居酒屋さんで見かけると大概注文します。でも買ったはいいけど私和食つくるの上手じゃない(というかあまり作らない)しその他のメニューも和っぽくない。こりゃ揚げるしかない! o(゚ロ゚o)という訳で、ちょっとイタリアンっぽくしたくて天ぷら衣にイタリアンパセリのみじん切りとおろしたパルミジャーノチーズを混ぜました。そして揚げる際に衣がちょっとはがれた・・・。でも味は美味しかったです。今度は粉を水で溶かず、粉の状態でまぶして揚げてみようかな。香菜と玉ねぎのパコラはちょっと前に作って画期的に美味しかった(パクチー苦手な私でもパクパク食べれた!)ので、さらに香菜を多めにして作ってみました。これでも平気で食べられることが分かったので、「パクチー苦手」はめでたく返上しようと思います。やった!ヽ( ̄▽ ̄)ノ◆ナポリ風じゃがいものパスタ(パスタ・エ・パターテ) こちらも、少し前につくったナポリ風のカリフラワーパスタがたいそう気に入ったので、よりメジャーだというじゃがいもパスタの方を作ってみることに。カリフラワー版よりも具の種類が多いので刻むのにちょっと手間がかかりますが(でも手間というほどではありません)、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、パンチェッタ(我が家では干し肉を使用)を刻んで炒めて水を足して煮、柔らかくなったらパスタを加えて水を足して煮る!柔らかくなったらチーズをおろして入れ、味を調える!以上!的な手順なのでたいへん簡単です。 手順に書いた感じで想像された味の通りです。間違いなく日本人にもなじみやすい味。誰しも経験がありそうな「カレー(またはシチューなどの煮込み料理)作っててじゃがいもが煮崩れてしまった」時の、見た目は悪いけどなんだか和む庶民的美味しさを最初から意図する一品なわけで、親近感がわきますね( ̄m ̄* )≪煮崩れたじゃがいもとパスタが絡む!ナポリ風じゃがいもの煮込みパスタ≫レシピ:だいたい2人分1) じゃがいも中1個、にんじん中1/3本は皮をむいて1~1.5cm弱ぐらいにダイスカット、玉ねぎ小1/2個程度は粗みじん切り、パンチェッタ(またはベーコン、グアンチャーレなど塩蔵した肉)適量は粗みじんに刻む。セロリも入れる作り方もあるようですが、苦手なので割愛!2) 煮込み用の鍋で最初にパンチェッタを炒め、脂が出て来たら野菜を加えてさらに炒め、全体に油がまわってしんなりしたら、具+2cmぐらいの高さまで水を注いで蓋をして野菜が柔らかくなるまで煮る。3) 野菜が柔らかくなったらじゃがいもと同じくらいの重さのショートパスタ(2人分なら100gも入れればけっこうなボリュームです)を加えて全体を混ぜ、ひたひたになるくらいに水を足し、塩2つまみ程度を加えて蓋をして煮る。じゃがいもとパスタが煮溶けてくるとくっつきやすいので、時々様子を見て混ぜてください。4) パスタを加えて15分ほど煮た段階で水分が多過ぎたら蓋を取って火を強めて余計な分を飛ばし、パルミジャーノチーズをおろし入れてとろみをつける+味をつけ、この段階で味を見て塩気が足りなければ塩を少し加えて(チーズが入っているのでたぶん大丈夫)、好みでオリーブオイルをまわしかけてできあがり!なんとなく「煮込みラーメン」的な一品。美味しいけど私はカリフラワー版の方が好きかも。意図して作っているはずなのに「煮崩れちゃった・・・」という気分に少しなってしまうからだと思います(笑)そして、今日の目玉はこちら!◆プーリア風乾燥そら豆のピューレと青菜のアーリオ・オーリオ風、玉ねぎのマリネ添え これもずいぶんかねてから気になっていた南イタリア名物料理のひとつ。「そら豆のピューレに蒸した青菜を絡めて食べる」と聞いても日本人には今ひとつピンと来ませんが、どんなガイドブックや料理本、雑誌等を見ても南イタリア、特にプーリア近辺を取り上げた媒体では必ず目にする名物料理。ソウルフードに近いものなのだと思います。まあそもそも「干したそら豆」自体日本では見かけないですよね。そら豆は生または冷凍のを茹でるか蒸すかして食べる日本人にとって、それ以外の調理法自体が珍しい。しかし我が家には輸入品の乾燥そら豆(イラン製)があるのです。そしてイタリアっぽい苦みの野菜も最近使い方をちょっと覚えてきた!今がチャーンス(-ω☆)という訳で、満を持してのチャレンジ。 いくつか見た現地レシピの中から、今回取り入れたのは ・そら豆ピューレにじゃがいもを少し混ぜる(この方がたぶんなめらかさが増すのと、もったり感が増して食べやすくなる) ・青菜はただ塩で蒸すのではなく、にんにくと唐辛子、微量のワインを使って炒め蒸しに (この辺はどの青菜を使うかで工夫してOKだと思います) ・玉ねぎのマリネを添える(味と食感のアクセント、疲れていたので酸っぱいものが食べたかったし)の3点。どの青菜を使うか、どういう豆を使うかで調整ください。我が家の乾燥そら豆はいくら時間をかけて戻してもなめらかなピューレ状になりそうになかったのでじゃがいもを足しましたが、日本で作るならこの時期は生のそら豆を使ってもより美味しいのでは?風味が若干異なるので、乾燥+生だといちばん美味しそうな気がします。という訳で、おすすめに従い、ピューレと青菜を絡めながら食べてみました。 へえー、なるほどウマイ(・0・。) ⇒(*・ω・)(*-ω-)ウンウンひとくち食べて「ウマイ!」と唸るものではありませんが、食べていくうちにクセになる美味しさ。もともとが豆と青菜の素朴な風味なので日本人にもなじみやすいですが、時間が経って味が落ち着くにつれ、美味しさが増してどんどん食べたくなる感じの味。これけっこう好き!イタリア風に味付けした玉ねぎマリネもいいアクセントで、この料理に限らずいろんなお料理に添えたくなる一品です。これはリピート決定!d(´▽`*)≪日本人にもクセになる!プーリアのソウルフード「乾燥そら豆のピューレと青菜、玉ねぎのマリネ添え」≫レシピ:分量はかなり適当1) 乾燥そら豆カップ1/4程度は一晩水につけてから茹で、柔らかくなって来たら木べらでつぶすようにするか、フードプロセッサーにかけてピューレ状にする。今回はじゃがいも(小)1個を茹でたものも加えて一緒にピューレにしています。現地でもじゃがいも入りはポピュラー。今回はオイルで揚げ焼きにしたパンも加えましたが、なくてもいいみたい。2) 玉ねぎマリネを作っておく。玉ねぎは薄くスライスして水にさらして辛味を抜き、キッチンペーパー等で水気を取ってからワインビネガー+ケッパー+アンチョビ+オリーブオイルを混ぜたマリネ液に漬けてマリネにする。最初にビネガーのみにつけておき、後からケッパー、アンチョビ、オイルを足すとより味がしみるそうです。3) お好みの青菜(苦みのあるものが良いです。現地では野生のチコリを使うので、今回は小松菜とエンダイブ、ケールを混ぜて使用)を洗って水けを切り、フライパンにオリーブオイル適量と切り込みを入れてつぶしたにんにく1/2かけ、種を取った赤唐辛子1/2本を入れて温め、香りが出て来たら青菜と塩少々を加えて最初は強火、後は弱火でじわじわ野菜から水気を出しながら炒め、赤ワイン少々を加えて蓋をして蒸す。4) 全体をお皿に盛りあわせてできあがり!食べる際は青菜をピューレに絡めながら食べます。玉ねぎは箸休めにどうぞ!うーんこの日も美味しかったー、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。今日明日は寒いようです。皆さんあったかくしてお過ごしくださいねー
2014.03.06
日にちはおひな祭りですが、おひなさまとはほぼ関係ない(笑)我が家の週末の食卓。前々から食べてみたかったイタリア風の青菜料理をいっぱい作った週末でした。 こちらは土曜日のブランチ。明治神宮へ行って買い物してから帰ったら他会場のJ1が始まったところで、お腹も空いていたので急いで作った手早くできる3品。まずはボリュームのあるこちらから。◆カリフラワーとブロッコリーのストゥファート・ゴルゴンゾーラ風味チーズ焼き 先日つくったナポリ風のカリフラワーパスタがとても美味しかったので、その味付けでチーズ焼きを作ろう!と、にんにく+オリーブオイル+水+塩でカリフラワーとブロッコリーを煮(やり方はこちら参照)、茹で汁を軽く切って耐熱容器に入れてとろけるチーズとゴルゴンゾーラをのせて200℃のオーブンで焼きました。 もっとクタクタに煮ても美味しかったと思いますが、今回はブロッコリーはそこそこ食感を残したかったので煮た時間は15分程度。あっ、カリフラワーを先に入れてピューレ状にして、ブロッコリーを後から入れて食感を残すという手もあったか!Σ( ̄口 ̄*)(ものぐさしないで別鍋で煮ればいいんですけど)間違いのない美味しさ。ダンナさんとモリモリ食べました。続いては、これまた春の定番・・・というか、先日からあさりのおむすび食べまくってるのでおわかりですよね。好きなんですあさり!<( ̄^ ̄)>◆あさりたっぷりのボンゴレ・ビアンコ 最近、苦手だったパクチーを食べることに果敢にチャレンジしていたところ(どうも大丈夫になったらしい)、いつの間にかやはり生食が苦手だったイタリアンパセリも食べられるようになっていました。という訳で、加熱用に買っておいたのを私としてはかなり大胆に散らしてみたつもりですが、美味しくいただけましたヽ( ̄▽ ̄)ノ天敵・セロリを食べられるようになる日も近いのか!? このボンゴレはあさりをたっぷり使って、一部は刻んでよーく味を出すことと、にんにくをほぼ加熱せず生の状態で使って風味をはっきりさせるのがポイント。この作り方にしてから、ボンゴレはダンナさんにたいへん好評です。レシピはこちらをご覧ください。今回は冷凍のむきあさりをたっぷり使用。やっぱり春はあさりやはまぐりが食べたくなるなあ~。そして、今回の目玉はこちら。◆南イタリア風青菜(エンダイブ、チコリ、小松菜)と松の実・レーズン・ブラックオリーブ炒め これは本来「スカローラ」というイタリアの青菜でつくる、ナポリ~それより南のイタリアで作られる料理で、とても気になっていました。松の実、レーズン、ブラックオリーブと言えば南イタリア料理っぽさ満開の組み合わせ。この組み合わせを使ったパスタもありますが、青菜を合わせたらどんな味になるんだろう?しかも、このソテーはパイの中身にもするそうで、きっと現地ですごく愛されているお料理なんだろうな。日本で手に入る食材でつくる場合、小松菜・レタス・ロメインレタス・アンディーブ等、つまり「ちょっとほろ苦い青野菜」が味が近いそうで、今回はエンダイブ(イタリアでは「チコリア・リッチャ」と呼ばれてチコリの仲間みたいな呼ばれ方ですが、フランス料理の世界では「エンダイブ」というと日本のチコリを指すことも多いようで、まぎらわしい・・・)、チコリ、小松菜を使用。 普段から家でイタリア料理を作ると、「アツアツよりも少し冷めてからの方が味が馴染んで美味しいな」と感じることは多いですが、これについても「常温に冷ましてから供する」とレシピにあって、さすがイタリア!と感心。さすがに積極的に冷ましてから出す余裕はなかったので「アツアツではない」状態でテーブルに出しました。ダンナさんの感想は「うーん、南イタリアの白ワインにぴったりのつまみだな( ̄▽ ̄)どっさり作ってちびちび食べたらワイン止まらないな」とのこと。そして、確かに冷めるにつれてどんどん味が馴染んで美味しくなっていき、私の感想は「これそのまま食べても美味しいけどパスタに絡めたり、パンにのせて食べたりしても美味しいな」という感じ。冷めても美味しい=お弁当にも適している訳で、これからのお出かけシーズン、パンと一緒に野外に持ち出したい感じも。簡単につくれて南イタリアっぽさを存分に味わえるソテー、是非お試しください≪冷めてからの方が味が馴染んでぐっと美味しい!南イタリア風青菜と松の実・レーズン・ブラックオリーブのソテー≫レシピ:2~3人分1) 小松菜1束、エンダイブ1/3個分、チコリ1個は洗って食べやすい大きさに切ったりちぎったりしてから熱湯で軽く茹で、水気を切って冷ます。2) フライパンに切り込みを入れてつぶしたにんにく1/2かけとオリーブオイルを入れて温め、香りが出て来たら刻んだアンチョビ1~2尾を加えてつぶし、1)の野菜と塩少々を加えて中火で炒める。油が馴染んだらケッパー10粒程度、松の実大さじ1程度、レーズンひとつかみ程度を加え、火を弱めて水分を蒸発させながら炒める。3) 余計な水分が飛んだら火を止め、ブラックオリーブ7~8粒を加えて混ぜ、少し冷ましてできあがり!★少し苦みのあるレタス系の野菜(ロメインレタスなど)と小松菜、チコリ系の野菜を混ぜて使うとそれっぽくなるようですが、ローマ近辺ではほうれん草で作られるそう。それだと雰囲気がかなり変わりそうですが、手に入る青菜で作ってOKなんですね。あー美味しかったー、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。それにしても、これは土曜のお昼ですがこの後土曜の夜、日曜の夜と青い野菜の消費量がすごかった我が家。前週もそうだった気がしますが、青虫並みに青い野菜をどっさり食べている気がします。春はこの手の野菜が美味しいんですよね。今日は一日春らしい穏やかな日差しが注いで嬉しくなるお天気でしたが、明日は一日冷たい雨が降る模様花粉症の方にとっては雨はありがたいですが、皆さん風邪をひかないように気を付けてくださいねー
2014.03.04
いやー大雪でしたねー、というのとフィギュア男子すごかったですね高橋大輔選手のフリー見てたら涙出てきました。素敵でしたね。+゚(ノД`)゚+。そして羽生くんおめでとう!すごすぎるぞ!以前ベガルタのホームゲームゲストで見た時と見違えるような成長と素の幼さのギャップがなんともかわいくて、応援したくなりますね。…けど私が日本勢で最も注目していたのは町田選手。独特の世界観を持っている選手は好き。――ジェイ子にはかなわないけどな!o(゚ロ゚o)いやージェイ子(すみません、ネットで見たこの呼び方がどハマり)ことジェイソン・ブラウン選手の乙女っぷりと来たら!ジェイ子かわいいよジェイ子ヾ(o´∀`o)ノもうすっかり虜です。どうしてこんなに日本のおネエっぽいんだろう。常に手首が内側に入ってる仕草や表情の一つ一つがかわいくてたまりません。日本に来てくれないかなあ、生で観たいなあ~。という中でのバレンタイン雪と交通機関の影響がすごすぎて、バレンタインどころじゃなかったよ!щ(゚ロ゚щ)という方も多いかも知れませんが、我が家は11日に既に済ませていたのでした(笑) 今年はケーキがいいなと思い、楽天の「パティスリーLT」さんで冷凍ケーキを買ってみました。これです。 LTの中でも一番人気の高い大人から子供までも楽しめる絶品ケーキROUGE [メープルチーズ&バナナ]最初に目に付いたのはケーキ上部になまめかしく鎮座まします唇チョコ。シャンパン入りのお高いチョコで、これがおいしそうだなあと思ったのがきっかけ。断面はこんな。 外側はメープル風味のマスカルポーネムース、いちばん下はざくざくした食感のプラリネの台で、下からバナナ入りのガナッシュムース、甘酸っぱいパッションフルーツのムースにバナナソテーが重なるムースケーキ。かなり軽い食べ心地で、2人でいっぺんに1台食べられそうなくらい。甘さも適度で美味しかった!唇チョコの中は甘酸っぱいベリー味。 この時のごはんはこんな感じ。 ある日スーパーで珍しくチコリを発見!ちょっと高かったけど(1個198円)迷わず2個買った理由は、久々にこれを作りたかったから。◆ベルギー風シコン(チコリ)のグラタン 以前一度作って「もっと美味しく作れそうだなあ」と思っていたので再挑戦。やはり前回より美味しくできました!ヾ(o´∀`o)ノ前回の作り方からの変更点は「チコリは洗ってラップをかけてレンジで蒸す(その汁をホワイトソースに入れる)」ことと、ホワイトソースをより濃厚に作ってみたこと。チコリをブレゼするの大変なので簡略化してみましたが、全然問題なし!OK!ホワイトソースの分量はバター大さじ1(箱入りバター7mmスライス分ぐらい)、小麦粉大さじ1強、牛乳250ccぐらい。牛乳を加える前に小麦粉をよく炒めて粉臭さを飛ばし、いったん混ざった粉とバターが再び分離しかける頃に牛乳を少しずつ加えていくとうまくいくみたい。仕上げに、よりとろみをつける目的もあってソースにチーズを混ぜました。このソースをパンにつけると止まらなーいヾ(o´∀`o)ノ それと、今回はためしに1皿2切れのチコリのうち1切れはごく普通のロースハム、もう1切れは生ハムを使ってみたのですが、やはりロースハムが正解であることが判明。 生ハムを使うとチコリにお肉の苦みが重なって、苦みが勝ってしまうのです。ロースハムのあの甘みが、チコリの苦みにはよく合うんですね。このお料理に関しては生ハム<<<<<ロースハムです。スーパーで普通に買えるロースハムを使って作ってください。詳細レシピはこちら。ホワイトソースの分量はお好みで調整くださいねーあと、パコラを作ったカリフラワーの余りと、お店に並び始めた葉玉ねぎを使ったスープ代わりの一品。◆プーリア風卵とカリフラワー&スプンザーリ(葉玉ねぎ) これも以前から「カリフラワーのストウファート」として作っている我が家の定番。カリフラワーの味を最も自然に美味しくいただけるメニューだと思います。今回はこれに葉玉ねぎを1本分たっぷり加えてみました。もともと「卵とスプンザーリ(イタリアで食べられる葉玉ねぎの一種)」という料理もあるそうで、これとカリフラワーの合体版です。 美味しーい(*´∪`*)和み系の美味しさ満点。とっても優しい味で、かつ身体に効きそうな感じ。こちらも以前詳細レシピを載せていますので参照ください。オリーブオイルを多めに使うのがポイントです(過去レシピの倍ぐらい入れてもいいかも)。オイル煮の感覚なんですよね。そして、葉玉ねぎを買うと必ず作るのがこれ。◆葉玉ねぎとトマトのフォカッチャ・ピッタ風 もともと長ねぎ大好きの私、普段から長ねぎは青い部分まで使っていますが、葉玉ねぎは青い部分が特に柔らかく甘い春の味覚。これまた見かけるとつい買ってしまいます。その葉玉ねぎをたっぷり2本分使って作りました。一緒に入れたのはざく切りのトマトとちぎったオリーブ、たっぷりのケッパー。 そして、もともとは普通のフォカッチャ生地を作っていたものの、具をつくる過程で「野菜の甘みがもうちょっと欲しいな」と思い、茹でてマッシュしたじゃがいもを発酵後の生地に混ぜるという暴挙に出て(笑)焼いてみました。じゃがいも入りの生地のフォカッチャを「ピッタ」と呼ぶようなので、ピッタ風。じゃがいも入りの生地の作り方は本来はこうです。 この思い付きが大正解+.゚(*´∀`)b゚+.生地に加わったじゃがいもの素朴な香ばしさと甘みが葉玉ねぎにぴったりーヾ(´∀`○)ノダンナさんも「生地ウマイ」と喜んで食べてました。これまたレシピはこちらをご覧くださいませませー。――でね。11日にバレンタインを合わせようとした方が我が家にもうひとり。 ダンナさんもフォンダンショコラとチョコタルトを買って来てくれてました。ありがとうーヽ(*´∀`*)ノ(〃´З`〃)つ我が家ではバレンタインは女性もチョコをもらう日のようです(o ̄∇ ̄o)これも甘さ控えめでチョコが濃厚で美味しかった。東京駅前のKITTEの高知県ブースで買って来てくれたんだって。とっても美味しかった。今度私も行ってみようっと!サッカーのオフシーズンは時間をかけてお料理できる日が多いので、前から作ってみたかったいろんなものを試したり、前より美味しく作ってみたりする良い機会。この日もとっても美味しかったです。今日の私にごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。それにしてもPSM中止残念だなーと思ってたらそれどころではない交通機関の大混乱とものすごい積雪Σ( ̄口 ̄lll)今日は気温が上がったので、この後は融雪の影響が心配です。今度は頭の上により注意が必要ですね。皆さんもお気をつけてお過ごしくださいねー
2014.02.14
こうして年間観戦計画を立てると「いよいよシーズン始まるんだなあ」という気持ちになります。外はまだ寒いけど、もうすぐ立春ですしね!という訳で、観戦計画を囲んでの昨日のお昼の食卓。 職場近くに季節の野菜に強いスーパーがあって、早くもグリンピースが安かったので即購入。グリンピース、嫌いな方もけっこういるようですが、私はかなり好き!冷凍ものはクシュっとして美味しくないけど、さやつきは香りが良くて美味しいですよね。豆ごはんやパスタもいいですが、肉だんごっぽいものが食べたくなって、イタリア風のポルペッテを作って一緒に煮込みました。◆チキンのポルペッテ(肉だんご)とグリンピースの軽い白ワイン煮 私が肉だんごっぽいものを作るのはけっこう珍しいのでダンナさんが大喜び。それも、いつもならひき肉料理はトマトソースに合わせることが多いので、一見あっさりした見た目が意外に思えたようですが・・・ 「ウマイ!何この香り!?ヽ( ̄▽ ̄)ノ」そう。チキンベースなので一見あっさりして見えるこのポルペッテ、にんにくが練り込まれてナツメグが効いた、それだけ食べてもけっこうパンチがある味わいなのです。しかも、鶏ひき肉があまりなかったので冷凍庫にあった粗挽きの合いびき肉まで混ぜて、鶏・豚・牛のオールスターキャストだったのでした(笑)イタリアでは仔牛のひき肉がメジャーだと思いますが、チキンも美味しいです。マッシュルームも一緒に入れてみましたが、これは入れなくてもよかったかな。あるいは刻んでポルペッテに混ぜ込んで、煮込むスープにもきのこをきかせればよかったかも。玉ねぎを入れないのでお肉の味がしっかりして、かつ玉ねぎを刻まなくてもいいので、手早く簡単にできる一品です。ぜひお試しあれ≪刻んで入れたにんにくがポイント!チキンのポルペッテ(肉だんご)とグリンピースの軽い白ワイン煮≫レシピ:2人分1) ポルペッテ(イタリア風肉だんご)のタネをつくる。ボウルに鶏ひき肉300g(今回は鶏ひき肉と合挽肉を混ぜて使いましたが、鶏だけで十分美味しいです)とみじん切りのにんにく1/2かけ、溶き卵1/2個分とパン粉を入れてよく混ぜ、塩こしょう、おろしたパルミジャーノチーズ(大さじ2くらい)、ナツメグ各適量を加えてさらに混ぜる。タネの固さはパン粉で調整。2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル少々を温め、手にオリーブオイルを塗って1)のタネを直径4cmぐらいに丸めて入れ、表面を焼き付けていく。全体に焼き色がついたら、さやから外したグリンピース2つかみ程度とスライスしたマッシュルーム2個(なくても、あるいはしめじ等でもOK)を加えてさっと炒める。3) 2)に白ワイン80cc程度とひたひたになる分量の水を加え、10分ほど煮てグリンピースが柔らかくなったら、パルミジャーノチーズ少々をおろし入れてできあがり!★ポルペッテに味がついているので、煮込み汁には味付けしていません。スープとして飲みたい場合は別途味付けしてください。★玉ねぎを入れていないので、ポルペッテはしっかりした食感です。柔らかくしたい場合は玉ねぎを入れるか、牛乳を浸してちぎった食パンやパン粉を加えてください。それと、たっぷりほうれん草を食べたくて作ったこちら。◆そば粉クレープのどっさりほうれん草ラザニア 本当にかなりの量のほうれん草が入ってます。1パックの3/4ぐらい。炒めるとかさが減るんですよね。この時期甘みが増して美味しくなるちぢみほうれん草と玉ねぎをバターで炒めて小麦粉・牛乳を加えて少しホワイトソースっぽくし、羊のチーズ少々と塩・こしょうで味付け。そば粉を水と牛乳で溶いて焼いたクレープ3枚の間に段々に重ねてバターをちょこっとのせ、オーブンで焼きました。 そば粉のガレットは、ガレットを主役にしたい時には卵やシードルを加えておいしい生地にしますが、今回はラザニアの台なのでシンプルにそば粉60g+牛乳60ccと水だけ。これで3枚分です。溶いた後冷蔵庫で1時間程度なじませてから再度よく混ぜて焼きます。そば粉に水分が馴染むのに時間がかかるんですよね。香ばしさと独特の香りがほうれん草によく合って美味しかった。そば粉のクレープはカリッと焼けて焦げにくいので、扱いも小麦粉クレープに比べて簡単!さらにもう1品、本当はひとくち大のボール風コロッケになる予定だったんですが・・・◆カリフラワーとじゃがいもの「揚げないコロッケ」風マフィン 作り始めてからパン粉を切らしていることに気が付きました(笑)なので、上のポルペッテに入れたパン粉は冷凍庫に入れてあった食べ残しのバゲットをおろしたもの。揚げ物に使えるほどの分量はないので、このお料理は急遽粉なしで焼くことになったのでした。 まあそれはそれで美味しい( ̄m ̄* )カリフラワーの香りがふわっと口の中に広がります。生ハムとチーズの塩気でいただく一品。カリフラワーのあっさり味を生かしてふんわりしたコロッケになるはずだったので、マフィン型に入れて焼くならもうちょっと強めに味付けするか、とろけるチーズを入れても良かったかな。でもダンナさんには好評でした。作り方は簡単です。カリフラワー1/3個分ぐらいはよく洗ってラップでくるんでレンジで柔らかくし、同等に茹でるかレンジにかけて皮をむいたじゃがいもといっしょに粗くつぶし、粗みじん切りの玉ねぎとハム(今回は生ハムを使いましたが、ふつうのハムでも美味しい)、溶き卵1/2個分(ポルペッテで使った残り程度)を加えて混ぜ、塩コショウとおろしたパルミジャーノチーズで味付けして小さめのマフィン型に詰めて200℃のオーブンで10~12分。本来はふつうのコロッケ同様、タネを丸めてパン粉をまぶして揚げる予定でした。ちょっとピリッとさせたケチャップやトマトソースもよく合います。終盤ケチャップつけて食べちゃった(笑)うーん美味しかったー、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。白~緑の優しい色合いのお料理が食卓に並ぶようになると、もうすぐ春だなあという感じ。春野菜がスーパーに並びだすとワクワクします。早く葉玉ねぎとかも出てこないかなあ。先週末~今日・明日までは春のようなあたたかい日が続きますが、火曜日から関東はぐっと冷え込むようなので、寒暖差で体調を崩さないよう、みなさんも気を付けてくださいね。私もせっかく治した風邪がぶり返さないよう、気を付けなくちゃ。ちなみに、夜もイタリアっぽい晩ごはんにしたのですが、なぜか昼とよく似た見た目というかカタチのお料理が・・・。という続きはまた書きまーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします
2014.02.01
2日まで秋田に帰省していたダンナさんが帰ってきました。向こうは大雪&雷、秋田らしい厳しい天候だったようですが、さらに往路の高速バスが郡山でなんと事故Σ( ̄口 ̄lll)早朝に着くはずのバスが昼に着く大惨事でしたがとにかく無事でよかった(*´∇`*;△冬の東北道は怖いので、冬の帰省に高速バスはあまり勧めませんが、今回ダンナさんにはどうしても29日の昼に着きたい理由が↓ bjリーグの秋田ノーザンハピネッツ、今季はたいへん快調で現在22勝4敗、イースト首位でーすヽ( ̄▽ ̄)ノこの日は'13年最後の試合。見事大分に勝ちました!いやーあの不安定なチームが連勝を飾れるようになるとは!(って偉そうに言えるほど見てない)この日も年末だったこともあって、超満員の立見だったそう。しかもどのゾーンも熱さが一緒の大盛り上がりにダンナさんはいたく感動したようです。いいなあ私も行きたかった。↓名物らしいビッキーウエーブ。ビッキーにも会いたい。 bjリーグのオールスターも今月下旬に秋田で開催されますが、チケットは完売。小さめの会場とは言え秋田で完売はすごいなあ。ハピネッツが盛り上がるのは嬉しいですが、そちらが盛り上がれば盛り上がるほどブラウブリッツが厳しくなるような- -;まあでも、産業が乏しく高齢化や人口減少がかなりの速度で進んでいる秋田において、みんなで盛り上がれることが増えたのは嬉しい。スポーツ以外でも、同世代が産業・経済の主力になりつつあり、同窓生たちが各分野でいろいろ頑張っているので、これから先が、むしろ帰省が面白くなる年頃かも知れません。そんな訳で、今年もお義母さんのお煮しめゲット!私の実家からもお餅が届き、今年も楽させてもらいました。 今年はえびと昆布でだしを取ったお雑煮。かまぼこ、蓮根、里芋、にんじん、もやしを入れました。お餅は、私の実家は焼かない派でしたが私は焼いた方が好き。ダンナさんの実家は昔から焼いていたそうで、秋田のお雑煮文化に統一性はありません(笑) お義母さんのお煮しめは毎年いただくのが楽しみ!帰らない年でも送ってくれるので、私は作らず楽しみに待ってます( ̄m ̄* )今年はさつま揚げとちくわも入ってボリューム多め。いろんな具の味を吸った大根と里芋がやっぱりいちばん美味しい。 秋田ではやっぱり「いぶりがっこ」は懐かしい味。はたはたの昆布巻きは珍しい! 実家では毎年豆餅と草餅も作ります。今年の草餅はすごく香りが良いので、後であんこも煮ようかなあ。 という訳で、和風のお正月料理は一切作らず楽をさせてもらったわたくし、昨夜はダンナさんの帰宅に合わせてなんとなーくお正月風な各国折衷ごはんを作りました。 秋田ではあまりお肉を食べなかっただろうと(おせちってお肉少ないので)、メインは縁起がよさそうな鴨ねぎ。鴨ロースはいつもの焼き方(→これが鉄板!)で焼いて、ソースを少し和風に。肉汁+お醤油+水+みりんとお酒少々で煮詰め、片栗粉で少しとろみをつけました。◆鴨ロースの和風ロースト、焼きねぎ添え 辛子や柚子胡椒をつけても美味しい。 そして、鴨を焼く際に出てくる脂を使って煮たレンズ豆(基本レシピはこちら)。日本では「まめに働けるよう」黒豆が定番ですが、イタリアでもお正月にレンズ豆を食べる風習があるそうです。お金が貯まる($Д$)んですって!◆レンズ豆のシンプル煮 クリスマスに行ったレストランで鴨のだしで煮たレンズ豆が出てとても美味しかったのでまねっこしてみましたが、もっとがっつり入れてもよかったみたい。またチャレンジします。あと栗きんとんに象徴される「黄色くて丸いもの」が欲しいのと、おせちの定番海老を使いたくて思いつきで作ったのがこちら。ついでに蓮根も入れちゃった!◆天使の海老とサフラン風味の焼きリゾット、カリカリ蓮根添え もともとはクリスマス用に買っておいた天使の海老。そのまま焼いて食べるのがいちばんですが、先に殻を焼いてだしをとり、そのだしでリゾットを煮て合わせてみました。リゾットをそのまま食べても美味しいですが、さらにひと手間かけてカリッと両面を焼き(このときスライスした蓮根をプラス)、腹開きにして軽くソテーした海老をのせて完成。海老のだしが驚くほどよく効いて、焼いてとろっと溶けたえびみその香りもばっちり( v ̄▽ ̄)海老の殻でだしを取ったのは久々ですが、思った以上に美味しくできました!≪天使の海老とサフラン風味の焼きリゾット、カリカリ蓮根添え≫レシピ:1人~2人分1) 天使の海老(または車海老など、少し大きめの殻つきの海老)は殻をむき、むいた殻と香味野菜(なくてもよいです。今回はスープを作った際のにんじんの皮使用)を中火で炒め、香りが出てきてから水1カップ強を注いで煮詰め、だしをとる。サフランひとつまみはぬるま湯大さじ1~2に浸して色を出しておく。2) 玉ねぎ1/4個を粗みじん切りにして少量のオリーブオイルで炒め、しんなりして色が変わったら洗っていないお米(日本のお米でOK)半合を加え、火を弱めてそっと炒める。3) 全体に油がまわったら1)のスープとサフラン水を少しずつ加えて蓋をして煮、米がスープを吸ったら追加する工程を2~3回繰り返し、米の芯がなくなる柔らかさにする。仕上げにパルミジャーノチーズをおろして加え、粗熱をとる。4) 薄めにスライスした蓮根を多めのオイルでカリッと炒め、この上に3)のリゾットを丸く広げてお好み焼きのように焼き、こんがりしたら裏返してもう一面も焼いて皿に盛る。5) 1)の海老のおなかの方に包丁を入れて開き、軽くソテーして4)にのせたらできあがり!★かなり少なめの量で、前菜っぽく作りました。主菜にするならお米の量を倍以上にし、えびのだしも多めに用意してください。あとは彩と食べたかったものを合わせました。◆にんじんのポタージュ ちょっと濃厚なポタージュを作りたくて、スライスしたにんじん1本と玉ねぎ1/2個をしっかり炒めて甘みを出してからひたひたの水とブイヨン1/2個を加えて煮、柔らかくなったらフードプロセッサにかけ、仕上げに水と牛乳100ccぐらいを加え、粘度を調整して完成。普段私が作るにんじんスープよりかなり濃厚ですが、冬はこれぐらい濃いのが美味しく感じます。◆スパナコピタ(ギリシア風ほうれん草とチーズのパイ) この手の野菜どっさりパイはイタリア風の「トルタ(=タルト)」をよく作っていたので、ギリシャ風に作ったのは久々ですが、ギリシャ風にした理由はクリスマスに使ったカッテージチーズがけっこう残っていたから。ほうれん草1/2束強(けっこうな量)+玉ねぎ1/2個+長ねぎの白いところ1/2本分に対してカッテージチーズが100g以上とかなり贅沢に使いました。が、それだけに最高にウマかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノひょっとしたら鴨以上に好評だったような…。 それと、チーズを多めに入れたので皮にも少し甘みを出そうかと、皮を作る際に練り込む油もオリーブオイルではなくバターを使いました。薄く伸ばした生地に薄くところどころバターを塗ってから何度か折りたたんで再び伸ばした皮、ちゃんと層ができてパリッと焼けて美味しかった。作り方は、こちらのレシピを参考にしてください。今は卵不使用、ディルはけっこう大胆に入れてつくっています。生地の水ももうちょっと多めでいいかも。昨日は小麦粉120gに対して100ccくらい入れた気がします。柔らかめの方がのばしやすいです。生地も今は切り込みを入れず、適当に折りたたんで伸ばしています。そんなこんなで私のお休みはあと1日。5日が仕事始めなので、お休みもなんだかあっという間だったなあ~。1月~3月が私の毎年の繁忙期。中でも大きな仕事の納期が集中する1月がもっとも大変なので、今年は早めにがんばって2月・3月に時間を作れるようにしたいです。風邪ひかないように気をつけなくちゃ。帰省やお出かけ疲れの方も多いかと思います。仕事始め前に少しゆっくりして、体調を整えてくださいね
2014.01.02
みなさま、メリークリスマース(●´∀`)ノ_∠※☆PAN! 今日明日が本来のクリスマス当日ですが、働く方々の中には連休中にイベントを終えた方も多いのではないでしょうか。平日の帰宅が遅い我が家もそう。22日の昼過ぎ~夕方にかけて全力で食べまくるクリスマスディナー開催( ̄(oo) ̄)ノいやー食った。がんばって作って、それ以上にがんばって食べました。全体はこんなです。 今年のメインはこちら!メイン1◆コクレ(雄雛鶏)のにんにくどっさりロースト クリスマスと言えば(日本では)チキン。例年ダンナさんの希望で羊を焼くことが多かった我が家、今年は私の独断で鶏を選択。せっかくなので丸鶏ですヽ( ̄▽ ̄)ノ2人世帯の我が家には小さめの雛鶏がぴったり。コクレを焼くのは2~3回目ですが、以前最初に焼いた際はおなかの詰め物を欲張りすぎて今ひとつ美味しくできず、今回はシンプルに「塩・ハーブ・にんにく」だけで勝負!とっても! とぉ~っても! とってもウマかったー☆d(o⌒∇⌒o)b ★イエーイ★ d(o⌒∇⌒o)b☆手がべとべとになるのも構わず、夢中でとりわけ夢中で食べ続けました。いやーコクレいいですね。お肉柔らかいし、まるごとなので部位によって味わいや食感の違いを楽しめて、大きくないので扱いがラク。さらに、今回のレシピは驚くほど簡単なのです。≪超簡単!失敗なく感動的に美味しくできるコクレ(雄雛鶏)のにんにくどっさりロースト≫レシピ:コクレ1羽分(500gぐらい)1) コクレ(内臓や毛を始末して洗ってあるもの)は焼く前日に解凍し、表面とおなかに塩をすりこんでおく。おなかとつめ口のあたりにはタイムとローズマリーも少々。2) 焼く数時間前に、手にオリーブオイルを塗って、皮つきのにんにく(粒にばらした状態で皮はむかない)を詰められるだけ詰め込み、鶏の表面と残りのにんにくにもオイルを塗る。3) 200度に熱したオーブンで最初はホイルか蓋で覆って全体に熱を通し、その後蓋を外して1時間~1時間半焼いてできあがり!今回は付け合わせにじゃがいもも一緒に焼きました。その他の野菜(ブロッコリーやにんじんなど)を一緒に焼いても、チキンの脂や塩味を吸って美味しいですよ!どうですか?簡単でしょ?なのに超~~~ウマイ!ヽ( ̄▽ ̄)ノ感激するほど美味しいです。今回使ったのはあらかじめ処理済のコクレで、焼きやすいようタコ糸で脚もしばってある状態だったので殊に楽に扱えました。ポイントは「皮付きのにんにくを使う」こと。皮付きのおかげでにんにくも蒸し焼き状態になってほくほくねっとり!長時間加熱するのでにんにく臭さもなくなり、こんなに使ったのに(計10粒ぐらい使ったはず)翌日ダンナさんも私も匂いが気になりませんでした。その他のメニューは野菜をたっぷり使用。先週は仕事がかなり忙しく、あまり野菜を摂取できなかったので緑黄色野菜が食べたいモードだったようです。前菜1◆ほうれん草と帆立のムース二層仕立て おしゃれなムースやテリーヌ、前から作ってみたかったですがテリーヌの方が手間がかかるので手抜きしてムースに。今年は美味しいほうれん草がいっぱい売られているのでどっさり使ったら色が濃すぎたかも(笑) ほうれん草味が濃くなりすぎたので、下に帆立のムースを敷きました。帆立のだしがほうれん草部分にもしみて美味しかった。だいたいの作り方は、ほうれん草60gをレンジで柔らかくしてフードプロセッサにかけ、豆乳適量(70mlぐらいかな)とあわせて温かなスープ状にし、塩・こしょうで調味。少しのお湯でふやかした粉ゼラチン3gとよく混ぜて冷やし固めればOK。帆立の方は、帆立貝柱50gを軽くソテー&白ワイン蒸しにしてフードプロセッサにかけ、マヨネーズ少々と豆乳少々、こしょうで調味。こちらも少量のお湯でふやかした粉ゼラチン2gと混ぜて冷やし固めればOK。今回は帆立を下に敷いて先に軽く固め、その上からほうれん草を流し入れました。いずれも豆乳の代わりに生クリームを使えばもっとリッチにできます。牛乳<豆乳<生クリームの順でコクが出る感じ。前菜2◆スモークサーモンとクラマト(海鮮トマトジュース)のゼリー スモークサーモンはちょっと良いのを買ったので、手を入れずにそのままいただくことに。ケッパーとディルを添えました。 トマトのゼリーは、ここ数年しつこく作り続けている、フィレンツェで食べた思い出の一品。 ふつうのトマトジュースだと酸味が強すぎ&コクも不足。かといっておいしいスープにするとやりすぎな感じで、再現がとてもむずかしい。今年はふとひらめいて、海鮮風味のトマトジュース「クラマト」を使ってみました。クラマトは、ブラッディメアリ(ウォッカ+トマトジュース+レモン+お好みでウスターソースや黒コショウ)の進化版「ブラッディシーザー」に使われるジュース。むかし新横浜のバーで飲ませてもらったのを思い出して初めて買ってみました。そのままだと味が濃すぎるので、少しトマトの果汁と水、レモン汁で薄めてゼリーにしてみました。食べた感想としては、これをトマトベースの野菜ジュースで割ればフィレンツェで食べた味にかなり近づく!o(゚ロ゚o)「もうひといき」な感じ。これはこれで美味しいですが、来年またチャレンジかな。前菜3◆帆立とじゃがいも・里芋のフリコ これも一昨年のクリスマスに一度つくっていますが、今年の方がこなれた感じで美味しくできました。前菜というにはかなりボリュームがありますが、温かい前菜も欲しくて急遽メニュー入り。 フリコは粗くつぶしたじゃがいもにおろしたパルミジャーノを混ぜてフライパンで焼いた、北イタリア風のポテトケーキというか衣なしコロッケ的なもの。海鮮を合わせると美味しいんですよね。さっきのムースに使った立派な帆立、こちらはどーん!と丸ごとバターでソテーしてのせました。今年のフリコは里芋2個+男爵1個+パルミジャーノ適量。里芋のねっとり感もまたいい感じです。帆立の上には焼き汁にバルサミコを少し加えて煮詰めたソースと粗挽きコショウ。・・・ここまででかなり満腹なんです。けどどうしても作りたかったこのスロヴェニア料理。メインその2◆蕎麦の実と野菜のギバニッツァ 先日つくって とっても美味しくできたギバニッツァ、よりスロヴェニアっぽく蕎麦を使って作りたいなあと機会を伺っていました。挽きたてで香りのよいそば粉を買いに行く時間がなかったので、家にあった蕎麦の実にサルシッチャ(イタリアのハーブ入り生サラミ)を合わせ、上下を人参とブロッコリーの層で挟んで3色にしてみましたが、味的にはもうちょっとだったなあ~。野菜のセレクトに失敗した感じ。ほうれん草をムースに使ったので、ここでも使うとくどいかな?とブロッコリーにしましたが、ほうれん草の方が絶対美味しかった。にんじんも単体ではなくかぼちゃを合わせた方が味わいがソフトでほっこりした感じになっただろうな。これまたいつかリベンジです。そんなこんなで、制作時間約4~5時間、食べるのにかかった時間もそれぐらいだった今年のクリスマスディナー。もうひとつな出来のものもありましたが、作った側としてはおおむね満足しております。同じお料理を作っても、数年前と今年では出来が違ったり、使う材料が変わったりするのは、やはりおいしいものを食べた経験と場数が影響しているのに違いなく、たとえB級グルメ的なものでも、美味しくごはんを食べている方が絶対にお料理は美味しくできる!ことを再認識いたしましたヽ('(OO)'*)ノ――という訳で、昨日は美味しいお店へお出かけして美味しいお料理とワインをたっぷり頂いてきた我が家。若干の二日酔い(笑)を残しつつ、今日もお仕事!いってきまーす
2013.12.22
最近お出かけや試合の記事が多くて自分が作ったお料理のことにほぼ触れていませんが、現在毎年恒例の「実家から届く夏野菜攻め」真っ最中です。いろんな野菜をどっさり食べたい!という時にはやはり煮込みが有効。ふだんはトマト味で仕立てることが多いですが、今回はちょっと目先を変えて軽めの塩味だけで作ってみたら美味しかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノこの日のメニューはこんな。 そう、先にトマトをパスタで使うことが決まっていたので煮込みをトマト味にしなかったのです(笑)◆ムール貝とあさり、たこのペスカトーレ 冷凍庫にある材料を一掃したかったので、あった食材だけで作りました。いかが入っていないのと、貝をかなり多めに入れたので貝だしの味が濃い仕上がりに。 ソースの味を見た時ちょっと甘い(貝の甘み)感じだったので、思い立ってブラックオリーブを加えました。これもあり合わせ。入れるならグリーンオリーブの方が爽やかでよかったな。でも美味しかったです。パスタはリングイーネ。◆ズッキーニのフリッタータ これは我が家のほぼ定番。大きめのズッキーニがあるとほぼこれを作ります。ズッキーニから出る甘みが凝縮して美味しい・・・はずだったのですが、辛子みたいな味がするΣ( ̄口 ̄lll)ダンナさんに「この味付けは辛子?」と言われて何言ってるんだろうと思ったら、ホントにそういう味がしてびっくり!マスタードみたいにまろやかな酸味ではなく、溶き辛子みたいなピリッとした後味がしたのです。そういう味が出るものは何も入れていないので、このズッキーニがたまたまそういう味だった模様(腐っていた訳ではありません!)。そんなことは初めてなのでたいそう驚きました。うーん、そういう土のところで育ったのかなあ。これはスーパーで買って来たやつなんだけど…。そしてこれ!◆チキンと夏野菜の軽い煮込み、ゴルゴンゾーラソース とにかくその時あった野菜をいろいろ入れました。ゴーヤ、茄子、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、さらにはもやし(笑)もやしは食べ切ってしまいたかったので後々足したのですが、もやしってスープが出るのでいい感じにまとまりました。トマト味にしたら喧嘩したかも知れませんが、そういう時塩味は便利!あればかぼちゃを入れたかったな。そして、野菜を適当に切って煮えにくいものから煮込み、軽く塩味にして20分ほど。そこで火を止めてしばらく置いてからスープの味をみたらそのままでかなり美味しいヽ( ̄▽ ̄)ノ特にゴーヤとピーマンから出る苦みがいい感じでチキンにぴったり!夏野菜さすがだなーという感じでしたが、少しコクととろみをつけたくて入れてみたのがゴルゴンゾーラとサムソーチーズ。 あくまで隠し味程度で、入れすぎないのがポイントだと思いますが美味しくなりましたね~。これもあれば、煮込みの段階で白ワインを入れておけば尚、チーズの味が引き立つ煮込みになったと思います。ありあわせの野菜と買い置きの鶏肉(部位はささみ以外ならどこでもだしが出るのでOK)さえあればできるので、カレーやトマトシチューに飽きたら是非お試しください≪チキンと夏野菜の軽い煮込み、ゴルゴンゾーラソース≫レシピ:作りやすい分量で1) 鶏むね肉1枚は食べやすい大きさに切り分け、しっかりめに塩・コショウをなじませる。2) ありあわせの夏野菜(ゴーヤ、茄子、ピーマン、パプリカ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、豆類などの中からあるものをできるだけ多く)を食べやすい大きさ(玉ねぎはスライス)に切り分ける。3) 煮込み用の鍋にオリーブオイル少々を温め、最初にチキンを焼き付けてからにんじん・玉ねぎなど根菜類を先に入れて焼き付け、その後その他の野菜を加えて炒め合わせ、あれば白ワイン60cc程度を加えてアルコール分を飛ばしてから水100cc程度を加えて蓋をし、煮たつまでは中火、その後弱火で20分ほど、にんじんが柔らかくなるまで煮込み、火を止めて1時間以上味をなじませる。4) 食べる直前に温め返しながらスープを少し煮つめ、ゴルゴンゾーラ20gまたはゴルゴンゾーラとその他のチーズ(加熱して美味しくなるタイプ)を合わせて20g程度、スープのたまっている底の方に加えてとかし、スープとなじませてできあがり!★最初にチキンになじませた塩味とチーズの塩気だけでちょうどいい味になったので、仕上げの段階で塩を加えていません。野菜をどっさり使う場合は調整してください。という訳でやや駆け足でお届けしましたが、私はそろそろNACKへ旅立たねば!ではでは皆様行って来まーす雨降りませんように!そして勝てますように~ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.08.23
暑さと肌寒さが代わる代わるやって来て、だるさが消えない火曜日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。わたくしは免許の更新に行ったり(5年ぶりなので講習映像とか新鮮)未だ消えない筋肉痛に苦しんだりしております。とほほ、まだふくらはぎが・・・あっあと昨日はうなぎ食べました!o(⌒囗⌒)oΨ ゴメンよダンナさん、私の職場の近くには美味しいうなぎを安価で仕入れてくれるスーパーがあったのです・・・( ̄m ̄* )ふっくらしてとても美味しかった!お米もなかなか!さてさて皆さん、日曜は選挙に行かれましたか?かつては選挙は「行くけどさほど関心はない」だった私。30代後半ともなると政治の仕事への影響を実感する機会が大分増え、おじさんたちが政治の話を好むのはこういうことか!と納得したり、学生時代のバイトの先輩が初当選してもうそういう年齢なんだなあ…としみじみしたりしています。その方と初めてお会いしたのは私が高校生の頃、もう20年も前のこと。思い返せば当時から地元を盛り上げたい、経済をどうにかしたいって言ってたっけ。本当に国政デビュー、すごいなあ一方で私の進路は常に行き当たりばったりだったな~、当時から変わらないのは食いしん坊だけか・・・( ̄(oo) ̄)と思いつつ作った日曜の晩ごはん。 食べ始めた頃始まった開票速報ですぐに当確が出て、ダンナさんとバンザイならぬカンパーイヾ( ̄∇ ̄=ノ ヾ= ̄∇ ̄)ノ ワインをオレンジ炭酸で割ってサングリア風。汗をかく夏場は水分が不足気味なので、これぐらいが飲みやすいです。前日栃木でお肉をいっぱい食べたので、ごはんは野菜と炭水化物を多め。夏野菜が美味しくなってきました。◆夏野菜と乾燥豆のチャンボット(南イタリア風の煮込み) 茄子やズッキーニが安く出回るようになると作りたくなる夏野菜の煮込み。冷たくして食べても美味しいです。今回はいったん煮て自然に冷めた頃にいただきました。今日の材料は茄子・ズッキーニ・ピーマン1つずつ、玉ねぎ1/4個、にんにく1かけ、小さめのさつまいもと乾燥そら豆。パプリカの代わりにピーマン、じゃがいもの代わりにさつまいもを入れて、豆は初めて加えてみましたがいいアクセント、美味しくできました!作り方は「適当に切って炒めてトマト・ケッパーを加えて煮込み、仕上げにバジル」という感じですが、以前書いた作り方はこちら。旬の材料で作ってみてくださいね。◆ほうれん草のオムレツ・ゴルゴンゾーラ スーパーで安かったほうれん草。オムレツにしよう、でもちょっと味のアクセントが欲しいので、ほうれん草と相性の良いゴルゴンゾーラをのせました。具として中に入れるより、ゴルゴンゾーラの場合は上からかけた方が味の輪郭がはっきりしていい感じ。◆フルーツ入りのパンとチーズ 汗をかいた翌日なので塩気が欲しくてチーズをいくつか。チーズも冬と夏で食べたい種類が変わりますね。これはフルーツ入りのクリームチーズとサムソー、グリュイエール。◆イカの刺身のバジルパスタ お刺身のイカとバジルのパスタは夏に手抜きをしたい時に時々作ります。バジルのパスタって美味しいけれど具が欲しいなあと思いませんか?そういう時、イカやタコのお刺身とトマトがとてもよく合います。今回は細めのパスタで冷製に。≪パパっと簡単!イカの刺身の冷製バジルパスタ≫レシピ:2人分1) トマト1個は1cm程度にダイスカットし、イカのお刺身(適量)と市販のバジルソース(お好みのもの、写真は1人分程度の量で少なめです)と共にボウルに入れておく。トマトの一部のみ、飾り用に別にしておく。2) たっぷりのお湯をわかし、細めのパスタ(カッペリーニまたはフェデリーニ)100~140g程度を袋の表示の時間だけ茹で、時間が来たら手早くざるに取って冷水と氷で締め、水気をよく切って1)のボウルに入れて全体を混ぜ、冷凍庫または冷蔵庫に入れて冷やす。器も冷やしておきましょう。3) 食べる直前に冷蔵庫から出して器に盛り、飾り用のトマトを散らしてできあがり!★お好みでレモンを絞ってもOKです。 バジルに合わせるとイカの甘みが引き立って美味しいダンナさんはパスタをもりもり食べたい気分だったようで「美味しかったー」とご満悦。夏痩せせずに済みそうです、ごちそうさまでしたー( ̄(oo) ̄)ノ学生の頃、周囲に「政治家になるんだ!」と言う男の子は常に何人かいましたが、本当になった例を見たのは今回が初めてで、日ごろのほほんと生活している私も昔の自分を思い出し、背筋が伸びる思いでした。そのバイト先には優秀かつ意識の高い学生がとても多く、卒業後は国内外の一流企業や官僚、弁護士、医師や研究職等の華麗な(に見える)世界へ自然と進まれる方が大半。後々考えてもすごい人たちが集まっていたなと思います。その中で私はすごくダメだったので、逆にそうした世界を避けるように仕事をしてきましたが、ある程度の年齢とキャリアを経た今、私の歩みも悪くないなと思うようになりました。学生時代は思いも寄らなかった道ですが、意外と自分に合ったルートを辿って来たのかも知れません。自分に向いていることをぱっと見つけられる方とそうでない方がいて、先輩は前者、私は後者だったのかも。当ブログを読んでくださる方に若い方はさほど多くないかも知れませんが、もし若い方が読まれていたら、焦って自分から可能性を狭めることなく、いろんなことにチャレンジしてみて欲しいと思います。今回はちょっと毛色の違う内容ですみません。また次回から通常モードに戻りまーす( ̄∇ ̄+) ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.07.21
そんなこんなで土曜日はまる1日遊び倒した私ですが、日曜日はけっこう頑張ってお料理。じゃーん 数日遅れですがダンナさんのお誕生日ディナーでーすヽ( ̄▽ ̄)ノいつもダンナさんにリクエストを訊ねると100%「羊」と言われます。今回も当然そう。今回はたまたま、いつもラムを買うお店で熟成タイプがお手頃価格で売られていたので初めて買ってみました。◆熟成骨付きラムのロースト いつもはこの倍程度のサイズを買って2回分にしますが、今回は小さめなので丸ごと。塩・コショウ・オレガノをすりこんで冷蔵庫で3時間程度置き、焼く前に1時間くらい常温に戻してから230℃のオーブンで15分。その後ホイルで全体を覆って肉汁を落ち着かせます。 ダンナさんの感想は「男らしい味だね。いつものラムはミルキーだけど、今日のは肉の味がガッツリする」とのこと。確かに、熟成なので肉質が締まって旨味が濃い。けど2人ともミルキーな普通のラムの方が好きかも(笑)もちろん美味しかったです。やっぱり骨付きはいいそれ以外は「『ぱんだシェフにおまかせ』というリクエストで」とのことなので、数日前からイメージを膨らませ(妄想とも言う)、通勤の行き来で立ち寄れるスーパーの品揃えとにらめっこしてその他のメニューを決定。「春野菜の香りと食感を楽しもう」的イメージです。今日はそのうち2品をご紹介。まずは前菜です。◆かぶのソテー、かぶのピューレとモッツァレラ添え かぶというと最近当ブログではカブかわいいよカブ の頻度がやたら高かったですが(たまたま等々力が続いたので)、かぶは好きです。特に、ここにも書かれている通り煮崩れやすく(いぬさんのこのネタ大好き)、その分いろんな食感が楽しめていい。これは以前イタリア料理の本で見たのをより簡単にアレンジ。3段階の加熱でそれぞれの食感と味わいを生かしました。1)生のかぶ(おろした状態)2)厚めにスライスしてソテーしたかぶ3)柔らかく煮てピューレにしたかぶ特にピューレが思った以上においしく、他のメニューと合わせたりパンに乗せたりといろいろ楽しめました。とても優しい味わいで、しかも食べ応えもあります。このピューレをお湯でのばすとそのままかぶのスープになるので、スープ代わりっぽい感覚でもあります。ソテーしたかぶは表面はカリッとしていますが中はふかっとジューシー!もっちりしたモッツァレラによく合います。この両者を際立たせる意味で、間にすりおろしたかぶを挟みました。美味しかった。≪3段階の食感が楽しめる「かぶのソテー・かぶのピューレとモッツァレラ添え」≫レシピ:2~4人分1) かぶ2個半は葉を除いて洗い、1個はピューレ用に皮をむいてスライス。玉ねぎ1/4個分のスライスと共にバター少々を敷いたフライパンに入れ、塩少々を振って蓋をしてゆっくり蒸し煮に(時々混ぜて均等に加熱)。柔らかくなったらフードプロセッサーにかける。粗熱がとれたら大きめの皿に薄く敷く。2) 半分のかぶは皮をむいてすりおろし、軽く水気を絞って1)の上に敷く。甘いピューレとの味わいを際立たせる目的です。この上にスライスしたモッツァレラチーズ100g(市販のものの半分程度)を並べる。3) 残り1個のかぶは皮付きのまま7mm程度にスライスし、オリーブオイルを敷いたフライパンで両面焦げ目がつくまでカリッとソテー。軽く塩で味付けし、2)のモッツァレラの上に並べ、黒こしょうをぱらぱらと振ってできあがり!★見た目が白っぽいのでトマトを添えましたが、なくてもよいです。続いてはこれまたダンナさんが好きなニョッキ。◆じゃがいもと春豆のニョッキ 何かニョッキを一品作ろうと思っていて、上のかぶが全体的に白っぽいので色のある食材を取り合わせたいな、そうだ豆のグリーン!ということで色のきれいな春豆を取り合わせました。 グリンピースとスナップエンドウ。そら豆は後のお料理で使ったのでこの2種類です。あればグリーンアスパラも入れたかった。口の中で豆特有の香りとじゃがいもの甘みが広がります。シンプルな味付けが正解。ニョッキ自体の色が少しくすんでいるのは、毎度おなじみ栃木の地粉を使ったからと(何故かパンでもニョッキでも、もともとの粉の色は白いのに加熱すると茶色くなるんですよね)、さらに「豆を茹でたお湯でニョッキを茹でた」から。豆の風味をより豊かに移したくて使う手法、もっとニョッキを柔らかくすればより香りが移ったかも。次はそうしてみよう。≪一口噛むとじゃがいもと豆の爽やかさが広がる!じゃがいもと春豆のニョッキ≫レシピ:2人分1) じゃがいものニョッキをつくる。じゃがいも中2個は洗ってラップでくるんでレンジで柔らかくし、熱いうちに皮をむいてマッシュ。少し冷めたら溶き卵1/2個分を加えてざっと混ぜ、様子を見ながら小麦粉100~120gを加えていき、ひとまとめになるまで混ぜ、うち一部(1/4程度かなあ、直径6cm程度分)は他のお料理に使うので寄せておく。2) 1)を直径1.5cm程度の棒状に伸ばし(打ち粉をした台の上で転がします)、1.5~2cm程度にカットしていく。これの断面をフォークの背の手前部分に乗せ、向こう側に転がして上部を巻き込むようにしてニョッキの形を作る。これを繰り返し、くっつかないよう打ち粉をまぶし、乾燥防止にラップをしておく。ビニール袋に入れれば冷凍できます。3) グリンピース1/2パック程度と、スナップエンドウ(筋を取っておいた方が食べやすいですが、ヘタがあると可愛いので今回はそのまま)5つ程度は多めのお湯で塩茹で。ゆで時間が違うので注意してください。4) 豆を茹でた3)のお湯でニョッキを茹でる。浮かんできてからさらに3~5分は茹でてください。中まで柔らかくなるのはけっこう時間がかかります。5) フライパンに3)の豆と茹で汁おたま1杯、茹でたニョッキを加えてリゾットのように加熱。ニョッキがけっこうお湯を吸うのであおりながら混ぜて全体をなじませます。6) 仕上げにパルミジャーノと黒こしょう少々を振ってできあがり!★この分量だと「少し固くてじゃがいもっぽさが足りないかな?」と感じたので、じゃがいもの配合を増やすか、少し水を加えて柔らかめの生地にした方がよさそうです。じゃがいも自体の水分にもよるので、耳たぶ程度に調整してください。残りの3品(上の写真の角皿に盛り合わせたもの)は別途ご紹介します。どれも美味しかった!やはり本気で作ったお料理は美味しいです。それとイタリア料理を作るようになってから意識するようになりましたが、旬の野菜はやはり味わいが濃くて美味しい。この日はかぶ、グリンピース、スナップエンドウの他にそら豆、ホワイトアスパラを使っていますが、春野菜ってこんなに香りが豊かで元気な味わいだったんだなあ、と久々に感じました。土ってすごい。春の終わりから梅雨のはしりにかけては身体がだるく感じやすく、私も体力は比較的あるものの、朝起きるのが少しおっくうです。今日もこれから雨が降るようで、関東の梅雨入りも間近な様子。今年は例年より早そうなので、梅雨明けも早いと嬉しいな。今週もあと半分、シャキッとして行きましょう今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.05.27
日曜日、体力があれば三ツ沢行きたかったですが昼まで起きられませんでした。やはり大分疲れていたみたいです。なので家でのんびり。と言っても前日の試合を振り返りながらブログを書き、晩ごはん作りながらJ2をスカパー!で観て1日が終わってしまった感が(笑)試験で朝から出かけたダンナさんもお昼が軽めだったそうで、私も起きてボーっとしているうちにお昼を食べ損ねたので晩ごはんをガッツリめにしました。 慌てて撮ったら(というか本調子じゃないせいですね、食欲が写真に反映されてない)変な角度。うまく撮れてなくてごめんなさい。昨日はどうも豆料理が食べたくて、ボーっとしつつも朝のうちに豆を2種類戻しておきました。◆ひよこ豆のトマト煮 すごくイメージ通りの味に仕上がったひよこ豆、美味しくてたくさん食べられました。作り方は簡単。水で戻したひよこ豆を水ごと鍋にかけ、沸騰したら水を替え、塩を少し入れて1時間ほど下茹で。この状態で冷凍できます。トマト煮は、鍋に切り込みを入れたにんにくとオリーブオイル大さじ2程度を入れて温め、香りが出てきたらホールトマト1/4缶をつぶしながら投入。ぐつぐつしたら茹でたひよこ豆を大きめのおたま2杯ほど茹で汁ごと入れてざっくり混ぜ、余計な水分が飛ぶまで5~10分ほど煮ればOK。下茹での段階で軽く塩味がついているので、長く煮込む必要がありません。皿に盛っておろしたパルミジャーノを振ってできあがり!◆金時豆の野菜煮込み これはちょっと味付けが物足りなかった。本当はガラムマサラを仕上げに入れたかったのですが、切らしていたのでクミンで代用。もうちょっとスパイシーにしたかったな。ダンナさんには「ワインに合うよ」と好評だったのでよかった。豆と野菜だけだと味が甘ったるいので唐辛子は必須です。こちらはにんにく・玉ねぎのみじん切りと種を抜いた唐辛子1本、にんじん・じゃがいも・れんこん・カリフラワーの小さめの乱切りをオリーブオイルで炒め、下ゆでした金時豆(これも茹で汁ごと)とホールトマト少々を加えて野菜が柔らかくなるまで煮込み、塩で味を調えて最後にクミンを少々。あれば煮込みの段階でマジョラムを入れたかったかな。◆じゃがいも入り生地のフォカッチャ 時々作るじゃがいも入りの生地の具入りフォカッチャ、今日の具は葉玉ねぎと玉ねぎを炒めてオリーブを入れた塩気のきいた具。じゃがいも入りの生地は甘くなるのでちょっと塩気がきいた具がよく合います。◆ポレンタ粉のクレープ 本来はもうちょっと厚く、大きめに焼くもののようですが、なんとなく気分で薄く小さめに焼いてみました。コーンミールと小麦粉を半々、塩一つまみを混ぜた粉を水で溶いてしばらく寝かせてから焼きます。ひよこ豆と肉料理をちぎったクレープで包んで食べました。香ばしくて食感も独特な一品。◆アリスタ(豚肉のローズマリー風味ロースト) 晩ごはんを作り始めた時点では豆料理が2つあるからたんぱく質はこれでいいか、と思いましたがダンナさんが気の毒なのでお肉料理を加えなきゃと冷凍庫を覗いた結果、作るのが最も簡単だという理由でこれになりました。作っているうちに私も食欲がわいてきたので大正解。 アリスタは以前作り方を詳しく載せた過去記事がありますので、名前の由来等はそちらをご覧ください。今回はより簡単に、以下のように作りました。≪下味をつけて低温で焼くだけ!「アリスタ」簡単バージョン≫レシピ:2人分1) 豚バラ塊肉600gは塩・みじん切りのにんにく2かけ分・セージ・ローズマリーをまぶしつけ、ラップでくるんで常温で1時間程度置いて下味をつける。2) 脂身を上にして耐熱皿にのせ、140℃に予熱したオーブンで50分、スイッチが切れたらアルミホイルで覆って20分ほど休ませてできあがり!超簡単(笑)けどこれでも十分美味しかった!下味をつける時間を十分取ったのと、脂身を上にして低温で焼くことで、蒸し焼きのような熱の入り方になってお肉が柔らかく焼けたのが勝因かと思います。ダンナさんがナイフを入れて「柔らかい!これどうやって調理したの?」と聞いたくらい。これだとお肉を巻き込む正式な作り方よりも小さめのお肉で作れるので、より気軽に作れますね。今日はたまたま割と大きめのお肉がありましたが、300gぐらいから作れると思います。それと、正式なアリスタはロース肉で作りますが今回はバラ肉。脂の美味しさも楽しめました。ダンナさんは豪快なお肉にたいそうご満悦。思えばこういうお肉料理を作るのはけっこう久々。先週は私が風邪でろくにお弁当や晩ごはんを作れず、ダンナさんに栄養つけてあげられなかったので、いっぱい食べてもらえてよかった。私もようやくお肉が食べられるようになってきて、かなり落ちている体力(今回の風邪は最初に高熱が出たので食べられない期間が長く、咳も出て体力が落ちているのです…)も少しずつ回復するかなあ。げほごほ(←まだ治ってない)。久々にちゃんとごはんを食べた気がします。今日もとっても美味しかったごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。――なーんて言っているうちに今日はナビスコ清水戦。噂では久々にカルリーニョスが出場するようで、楽しみです。上述通りまだ体力に自信がないので、試合中はがんばりますが前後はできるだけ体力を温存しなくては・・・。まだ立っているだけで消耗しちゃうんですよね。今回の風邪はホントしつこくて体力を奪うので、皆さんも気を付けてください。今日は屋台村のラインナップがちょっと目新しい(見かけないのが2店入ってますね)のでそちらも楽しみです。まだ普段ほど食べられないので厳選しないと!ではでは皆様、今晩またNACKで!
2013.04.21
日曜日はあまりの強風に外出を控えたので、家にあった野菜で夜ごはんを作りました。 このところ細かい資料作りで目が疲れていたので、にんじんをたっぷり摂れるスープから。◆人参とキャベツのポタージュ 人参をスープに使う際はキャベツを取り合わせることが多いです。分量は気分次第ですが、今日はにんじん3/4本に対してキャベツ1/6個分ぐらい、特に芯に近いところ(甘みととろみが出るので)を多めに使いました。あと玉ねぎ1/4個分。にんじんと玉ねぎは薄切り、キャベツはざく切りにして鍋に入れ、ひたひたぐらいの水を注ぎ、野菜ブイヨン1個を入れて煮立つまで中火、その後弱火で煮て柔らかくなったら具だけ取り出してフードプロセッサーにかけ、ピューレ状にして鍋に戻して混ぜます。今日は殆ど水を加えずどろっとした感じにして、こしょうで味を調え完成。◆カリフラワーのパコラ ベサン粉(ひよこ豆の粉)を使ったインド風の天ぷら、インド風の場合はスパイスを加えた衣にして辛めのソースで食べますが、イタリアっぽい料理に取り合わせる時は水と塩だけでのばした衣にして塩で食べることが多いです。どんな野菜を使っても美味しくできるパコラですがいちばんはカリフラワーやブロッコリー。特にカリフラワーはほくほくした感じが楽しめ、少しスパイスを入れると味も引き立つので、今日はクミンとチリパウダーを少しだけ入れた衣にしました。かなりドロッとした濃度にするとうまく野菜が絡みます。ダンナさんが大好きな一品。◆葉玉ねぎのファナリータ こちらは同じひよこ豆の粉を使ったイタリア料理。要は「おやき」的なもので、ベサン粉+水+オリーブオイルでドロッとしたタネをつくり、刻んだ葉玉ねぎをたっぷり入れてオーブンで焼きます。ワインやビールのアテにぴったり。けどこれ、フライパンで焼いてもいいな、より気軽に作れるなと作った後で思いました。今度試してみよう。◆アスパラの蒸し焼き・ビスマルク風 先週ダンナさんが町田(町田ゼルビアの試合会場では「まち☆ベジ」といってハーフタイムから地元野菜が売られるのです)で買って来てくれた立派なアスパラ。素材がいいのでシンプルな調理法がいちばん。スライスしたにんにく+オリーブオイルを弱火で温め、香りが出て来たらアスパラを入れて表面を焼き付け、塩を振って蓋をして蒸し焼きに。卵の黄身を絡めながら食べると美味しい。卵を添えると「ビスマルク風」なんですって。◆米なすの詰め焼き 職場は新宿区ですが近くに野菜を安く買えるスーパーがあって、通勤バッグを野菜でパンパンにして帰ることが時々ある私。この米なすもそこで買いました。この日は品数が多く、こってりしすぎた感じにしたくなかったのでシンプルに。米なすの皮から1cmぐらいを残してナイフとスプーンで実をくりぬいてカップ状にし、カップの方は内側に塩を振ってしばらく伏せておいてアク抜き。20分ほど経ったら水で洗ってペーパータオルで拭い、ラップでくるんで皮を上にしてレンジで2分ほど加熱して柔らかくします。くり抜いた実の方はダイス状に切って、5mm角ぐらいに刻んで塩・コショウを絡めた豚ヒレ肉と一緒にフライパンで炒め、色が変わったら蓋をして弱火にして茄子がしんなりするよう蒸し焼きにし、トマトの缶詰少々とおろしたパルミジャーノを大さじ1程度加えて混ぜながら水分を飛ばします。具をカップに詰めて180度のオーブンで15分、全ていったん火が通っているので全体が馴染んで温まればOK。ダンナさんが殊の外喜んで食べてました。ポイントはひき肉ではなく大きめのお肉を刻んで使ったこと。食感がよく「お肉食べた」感が出るのです。そしてそして、今日のイチオシはこちら!◆黒オリーブ入りプッチェ・地粉版 南イタリアのプーリア州で、セモリナ粉とじゃがいもを使って作られる素朴なまんまるおやつパンの「プッチェ」。セモリナ粉は高いので栃木産の地粉を作って作ったら、思いのほかふかふかで柔らかいものに焼き上がってしまいました(粉のせいと言うよりも水の量+あまりこねずに作ったからかも)が、これがウマかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノ 切るよりもちぎって食べた方が良さそうなソフトな生地からは地粉ならではの香りとじゃがいもの甘く香ばしい香りがし、たっぷり練り込んだブラックオリーブの塩気となんとも言えずよく合う!ダンナさんと奪い合うようにしていっぱい食べてしまいました。セモリナ粉で作ったらきっと全然別のもの(笑)ですがこちらの方が気軽に作れるので、こういうものとしてレシピアップしておきます。≪じゃがいも入りの生地とブラックオリーブがよく合う!「黒オリーブ入り地粉のプッチェ」≫レシピ:1個(2人)分1) じゃがいも1個(100~150g)は洗って皮ごとラップで覆い、レンジで4~5分加熱して柔らかくし、皮をむいてマッシュ。2) 大きめのボウルに小麦粉130gと塩ひとつまみ、ドライイースト小さじ半分弱を加えてざっと混ぜ、1)のじゃがいもを上にのせてゴムべらで返しながら混ぜていき、粉と芋が馴染んで来たらぬるま湯を少しずつ加えながら混ぜる。ベタベタしない程度の分量、60~80ccぐらいかと思います。3) 粉っぽさがなくなり、全体に水気が行きわたるようにこねるように混ぜ、ひとまとめにしてボウルに入れ、ラップをして室温で1時間半ほど発酵させる(1.5~2倍の大きさになります)。4) へらか手でガスを抜き、種を抜いて半分に切った(現地では種入りのまま作るらしいですが噛みそうで怖いので抜きました)ブラックオリーブ12個を生地に混ぜ込み、手にオリーブオイルをつけてひとまとめにしてオーブンペーパーにのせ、少しふくらむまで2次発酵。この間にオーブンを180度に予熱しておきます。5) 予熱したオーブンで15分ほど、全体がふっくらして焼き色がつけばできあがり!★本来はもうちょっとハードな感じのパンだと思います。水分・固さ・形はお好みで。私は普段からあまりこねずにパンを作るので、こういう感じになりました。★粉は地粉なので、中力粉やうどん粉に近いグルテン量だと思います。こちらもお好みで。全粒粉を混ぜたりしても美味しいかも。いやー美味しかったヽ( ̄▽ ̄)ノけどお昼を軽くうどんで済ませたのでダンナさんがものすごくお腹を空かせており、あっという間に料理もワインも空に・・・^^;サッカーのシーズン中はスタグルでお肉と脂を多く摂るので、自宅のごはんは普段以上に野菜寄りになります。食べたいものを作ると自然とそうなる感じ。野菜たっぷりの料理や素朴な簡単パン、ぜひ作ってみてくださいね~ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。そして今日はナビスコ甲府戦張り切って行きたいところですが、どうもわたくし風邪をひいてしまった模様・・・- -;土曜日の雨のせいと言うよりは蓄積した疲労とストレスで抵抗力が弱っていたからだと思います。このところずっと喉が痛くて気になっていたんですが、来たか・・・。現在の主な症状は頭痛(けっこうひどい)+鼻水+のどの痛み+空咳。熱は7度ないくらいですが背中が痛いので、この後発熱するかも。薬を飲んでやっと楽になるこの感じ、症状が進んでいる気がして嫌だなあ。週末までに治さなきゃ。同じようにここ数ヶ月ずっと忙しかった兄さんも土曜日帰宅後発熱し、週明けからかなりの高熱になっているそうなので、今日は2人とも2階でおとなしく観戦しようと思います。サポートできず申し訳ない。ではでは皆様、今晩NACKで・・・
2013.04.09
ここ数日、通勤電車の窓から見える風景も驚くほどかわいい桜色今年の桜は本当に早いようで、きれいなうちにお花見できるかどうかちょっと心配です。さてさて、長く寒かった冬が終わり、肌に感じる空気が春めいてくると、服装や髪型もガラッと変えたくなりますが、食卓にも春らしいお料理を並べたくなります これは先週土曜日、ホーム新潟戦から帰った後の晩ごはん。その日は冷蔵庫にブロッコリーが2種類(普通のと「ブロッコリ・ロマネスキ」)あったので、パスタはこれにしようと決めていました。◆2種のブロッコリーのショートパスタ・アンチョビ風味 作り方はこちらの過去エントリをご覧ください。普通のブロッコリーはレシピ通り茹でた後刻んでいますが、ロマネスキは食感が面白いので小房のままフライパンに入れ、木べらで適当につぶすような感じで馴染ませました。風味と食感の違いを楽しめて美味しかった!ショートパスタは2~3種類を取り混ぜて、2人分で100gちょっと使用しています。そして、こちらもたまたま前日にちょっと良いお肉が安く買えたので作ろうと決めていた一品。◆ミラノ風カツレツ・春バージョン(コストレッタ・プリマヴェーラ) この日のお肉は薄切り肉ではなくステーキ用の厚さ1cm程度のお肉だったので、厚みを半分にそいで(大きさが倍になる感じ)、更に麺棒で叩いて薄く延ばしました。悔しい試合の後だったので、思いをぶつけるのにちょうどよかった(笑) ミラノ風カツレツの特徴は「パン粉の衣にチーズを入れる」「お肉はできるだけ薄く延ばす」の2点でフライパンで揚げ焼きにしますが、春バージョン「プリマヴェーラ」の場合、食べる際にダイスカットしたトマトとルッコラを添えます。この日は私もダンナさんもそれぞれサッカー帰り(ダンナさんは相模原へ行ってました)だったので、生野菜が殊に美味しく感じ、ルッコラ1袋があっという間に完売!この日はさらに爽やかな感じにしたくて、パン粉の衣におろしたパルミジャーノと共にパセリも加えました。基本のレシピはこちら をご覧くださいね。うーん、やっぱり季節を感じるお料理はいいですね。昨日も仕事帰りにグリンピースとそら豆を買えたので、今日の晩ごはんはそれを使ったこの季節限定のパスタを作ろうかなあと思っています。 ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。しかーし。私には、ごはんを作るその前に!やらねばならないことがある( ̄▽ ̄)本日16時キックオフ、大宮VS磐田@NACK。ナビスコの開幕戦です。創設以来タイトルにはとんと縁のない大宮ですが、そろそろ狙おうよ!せめて予選リーグ突破して夢見させてくれよщ(゚ロ゚щ)今日は今のところ曇り空。昨日の段階では横浜は夜雨が降るかも的な予報だったので、変わってくれてよかった。風もそれほど強くないといいなあ。今日はJ1はナビスコですが、J2はリーグ戦が開催されます。今日も祝杯を挙げられることを願って、ではではそろそろ行って来まーす
2013.03.18
みなさん、この野菜見たことありますか?? 不思議な形が特徴的、普段食べているブロッコリーより大分色は薄いですが「ブロッコリ・ロマネスキ」という、イタリアではポピュラーな種類のブロッコリー。私も初めて見たのはイタリア旅行の時で、前菜に出て来たこれに「何これ!?」と思いましたがイタリアではブロッコリーと言えばこの種類を指すようです。ちょっと驚く外見ですよね。この日本ではまだまだ珍しいロマネスキを何故持っているかと言いますと、いつもNACKへ行く際必ず通る商店街の八百屋さんで見つけたからそのお店は新鮮な野菜がすごく安く、NACKへ向かう際いつも横目でチラチラ(;¬_¬)さすがにスタジアムへは持っていけないので、帰りに開いているとつい寄ってしまうことも。PSMの帰りに「あっほうれん草安い!」と思って寄ったらほうれん草、小松菜、カリフラワー、そしてロマネスキ・・・。兄さんに「青虫みたいだね」と言われるほど傍目にもずっしり重い袋を抱えて湘南新宿ラインで帰りました。だってこれだけ買って700円ちょっとだよ!ボックス席で一緒だった湘南サポさんたち絶対「この人大宮サポなのになんで湘南新宿乗ってるんだろう、そして何故こんな大量の野菜を…」って思っただろうな。という訳でつい買ってしまったブロッコリ・ロマネスキ、調理するのは初めてです。持っているレシピ本で1個1個房に分けてから茹でるというのは知っていたので、ナイフで(私は普段から包丁ではなくペティナイフを使っています)切り分けて茹で、そのまま齧ってみると甘ぁい(*´∀`*)ブロッコリーも茹でると甘くなりますが、緑黄色野菜にありがちなえぐみや渋みがロマネスキには一切ありません。甘くほろっとした食感で、ちょっとアーモンドみたいな香ばしい感じの風味があって、このままでも美味しい。けどさすがに茹でた大量のブロッコリーをそのまま食卓に出すには抵抗があったので(それにこの美味しさは茹でたての短い間だけだと思う)、軽くマリネにしてみました。◆ブロッコリ・ロマネスキのアンチョビマリネ ロマネスキを食べてみるのを楽しみにしていたダンナさん、さっそく一口食べて「美味しい~、ウマイねこれ」とご機嫌ヽ( ̄▽ ̄)ノ1個の半分ほど作ったのが軽~く完売!「見つけたらまた必ず買うように!」とのリクエストが出ました。↓房の凹凸が普通のブロッコリーよりたくさんあるので、細かなところまで味が絡みやすいです。 味付けはにんにく、アンチョビ、白ワインビネガーとレモン、塩コショウ。本来は赤ワインビネガーで作る料理のようですが、我が家には白いのしかなかったので白で。でも十分美味しかった!私の好みから言えば白で正解かも。茹でたてに上の材料を絡ませて少し(30分以上)置くだけで味がしみるので簡単。やっと湯気がおさまったぐらいのにマリネの材料を絡ませると、にんにくとアンチョビの香りがふんわり立ちのぼって来ます。塩気は軽めで、ロマネスキの優しい風味を生かすのが美味しい。冷やさない方が美味しく食べられるマリネ、食べる直前に温サラダ感覚で作るのが良いと思います。普通のブロッコリーでも、またカリフラワーでも美味しくできそう!≪ブロッコリ・ロマネスキのアンチョビマリネ≫レシピ:2人分(1/2個分)1) ブロッコリ・ロマネスキは洗って小房に切り分ける。ゆで時間が揃うよう、大きさを揃えてください。2) マリネの材料を作る。ボウルにみじん切りにしたアンチョビ1~2尾(大きさによって調整)とオリーブオイル大さじ1、にんにくのみじん切り1/2かけ分、塩・コショウ少々と白ワインビネガーを好みの量入れて混ぜておく。3) ブロッコリーを沸騰したお湯(塩ひとつまみを加える)で茹でる。一旦沈んだ後、再び浮き上がって来てから1分弱ぐらいがちょうどいいです。4) ブロッコリーをざるにとり、湯気がおさまってきたら2)のボウルに加えて手でよく混ぜる(手の方が絡みやすいので)。5) 好みでレモン汁を絞り入れ、室温で30分程度からが食べごろです。あまり冷たくせず、ほんのり温かいぐらいで食べてください。この日の全体メニューはこんなでした。 パスタは馬ひき肉で、赤ワインとスパイスを多めにきかせたラグー。強めのソースなのでフェットチーネを合わせました。 もう1つのパスタというか粉料理は、全粒粉と地粉を合わせたクレープに、ほうれん草・普通のブロッコリー・しめじをにんにくと唐辛子で炒め、チーズと生ハムと一緒に巻き込んだインヴォルティーニ。 そば粉を切らしていたので全粒粉で代用しましたが、これはこれで美味しかった。 もう1品の野菜料理は茄子のマリネ。こちらもかなり軽めのマリネです。 茄子は2cmぐらいの厚みに切ったのを両面油を使わずグリルしておき(ガス台の魚焼きグリルで焼きました)、にんにくスライスとオリーブオイルを弱火でじわじわ温め、香りがしてきたら火を止めてチリパウダーと塩を加え、焼いた茄子ににんにくをオイルごとのせて15分~20分。予め焼いてあるので茄子がさほどオイルを吸わず、茄子の旨味とオイルの美味しさの両方、それにカリカリのにんにくの香ばしさが味わえます。細めの茄子で作ると美味しい。どちらのマリネも美味しいので是非つくってみてくださいね今日も寒いですが横浜は晴れ今日はお休みなので、午前中整体でバキバキやられてから午後は久々にマリノスタウンへ行ってみようと思っています。ではでは行って参りまーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.02.19
そんな訳で昨日は1日、日程をつまみにお酒を飲んだ我が家。2人ともしばらく忙しかったので、ゆったり過ごせるお休みは久々です。日程表は前夜のうちにほぼ固まっていたので、後はそれを巡ってあーだこーだと妄想を膨らませる楽しい時間☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ我が家の遠征は基本土日のはしごで考えるので「どこ(1日目または2日目の試合地あるいは途中のどこか)に泊まるか」・「何で移動するか」・「何を食べる(飲む)か」等、考えるべきポイントはいっぱい。今年は去年行っていない土地にけっこう行くので楽しみ!ヽ( ̄▽ ̄)ノ・・・という訳で、昼間から 日本酒を飲む際「あんきも」を頼むことが多い私、レバーも好きだし基本肝系は好き。数日前から「久々にフォアグラ食べたい」と思い、小さなステーキを焼きました。2人で1枚程度がちょうどいい量。その分フォアグラはちょっと多め。◆和牛のステーキフォアグラ添え・和風玉ねぎおろしソース お肉は塩・こしょうで下味をつけ、にんにくスライスと共にフライパンで焼きました。脂が多くないお肉なので途中で赤ワインを加えて蓋をし、少し蒸らす感じに。焼き上がりを少し休ませると肉から汁が出て来るので、その汁が出きった後でお肉を皿にとり、フライパンに残った汁+玉ねぎ・にんにくのすりおろし、醤油、バルサミコ少々を煮詰めてソースに。フォアグラは予めこしょうをまぶしておき、油を敷かずによく熱したフライパンで両面をカリッとソテー。すごく脂が出て来るので、それを除いてからお肉にのせます。 付け合わせは実家の父が毎年送ってくれるイチジクの甘煮。そのまま食べても、クリームチーズと合わせても美味しいワインのおつまみです。◆トマトときゅうりの玉ねぎサラダ 昨日は暖かかったので、冷たいサラダも美味しく感じました。トマトときゅうりを食べやすく切って、玉ねぎの粗みじん切り・塩コショウ・オリーブオイルとお好みのビネガー(いつもはレモン汁を使いますが切らしていたのでワインビネガーを使いました)を混ぜるだけ。◆プーリア風じゃがいも入り生地のフォカッチャ これまた先日実家からじゃがいもがいっぱい送られてきたので、キタアカリを混ぜ込んだプーリア風のフォカッチャを焼きました。基本の作り方はコチラ(過去エントリ)をご覧ください。今日の中身は玉ねぎ、アンチョビ、刻んだ茄子、トマトとオリーブ。具に味がついているので塩は使いません。ダンナさんがこの生地が好きで「甘い!もっちり&サックリ!」と毎回(前回同じように喜んだのを忘れて)喜びます。そして、今日のレシピはこちら。◆ごぼうのバターソテー・ゴルゴンゾーラ風味 以前レシピをご紹介したベルギー料理のごぼうのバターソテー。久々に食べたいなと思って作り始めようとし、ふとひらめきました我が家の料理はフランスよりはイタリア寄りのことが多く、飲むワインも最近はめっきりイタリアワインが多い。このソテーもちょこっとイタリア寄りにしてみたら???というのと、単純に「ごぼうにゴルゴンゾーラって合いそう」と思ったので、仕上げに軽く香りをまとわせてみました。シンプルなバターソテーと同様、作り立てよりも少し冷めてきた頃合いにゴルゴンゾーラの香りが立ってきて美味しい。赤ワインに最高です。ゴルゴンゾーラはあくまで「少量」使うのがポイント、多めにするとくどくなると思います。ゴルゴンゾーラははちみつにも合うので、少しはちみつをかけても美味しいかも知れません。≪ほのかな香りがポイント!ほっくり美味しい「ごぼうのバターソテー・ゴルゴンゾーラ風味」≫レシピ:約2人分1) ごぼう(太いものなら1本、細ければ2本)はよく洗って皮ごと5~6cm長さに切る。太い場合は縦2つ~4つ割りに。2) 1)のごぼうを水から茹でる。沸騰してから3~5分くらい、あまり軟らかくならない程度に。3) フライパンにバター大さじ1を溶かし、2)のごぼうと茹で汁大さじ1~2杯、適当に刻んだゴルゴンゾーラ・ピカンテ10~20g程度を一緒に入れ、ごぼうにバターを吸わせながらチーズを絡めるように弱めの中火で炒める。4) ゴルゴンゾーラは固まりやすいので、こそげるように絡めて皿に盛り、黒こしょうを振ってできあがり!ごぼうはからあげや素揚げにしてもビールのおつまみに最高ですが、ワインにも合います。気軽に作れるので、「あと1品」という時にも便利!ぜひお試しくださいね今日はこれからバスケ観戦、某所経由で行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.02.02
はーーーーーーーーーーーーーーーー風邪つらい(ヽ´ω`)年末から元旦にかけて数日寝込み、ようやく回復したかと思いきや、本当にしんどかったのはその後でした。熱ぶり返すわだるいわ食欲ないわでとにかく「寝る」以外ない状態。ここ1週間は平均して夜12時間、昼3時間以上は熟睡していたと思います。これだけ寝て育たないのが不思議なくらい。やはり人間「眠る」が一番なんですね。とは言え1日1回ぐらいは食欲のある時間帯が巡って来ていたので、その時だけはここぞとばかりに栄養のあるものを食べておりました。(頭で「食べたくない」のではなく、お布団の中では「あれ食べたい」「これ食べたい」と考えるのにいざ目の前にすると食べられない状態だったので、本人が一番滅入ってたんです)↓今年もお義母さんが送ってくれた煮しめとか(ありがとうお義母さん!) ↓いっしょに送られてきたお餅&あんことか(さすが和菓子屋のあんこ、ウマイ!) あと、普段から私は疲れて来ると青菜やチーズを食べたくなる傾向が強いですが、この時もやはりそうでした。↓手抜きしたい時に時々食べる「焼きカレーもどき」。さすがに量は普段の2/3程度ですが、ほうれん草も入れて美味しくいただきました。 これはダンナさんが夜遅く帰って私が既に寝ているような時にも活躍するメニュー。「ごはん⇒軽く温めたレトルトカレー(ビーフ推奨)⇒とろけるチーズを割と大量⇒ラップをかけずにレンジで4~5分」でできあがり。チーズをかなり大胆にかけることと、温める際ラップをかけないことがポイント。これで余計な水分が飛んで焼きカレーっぽくなるのです。起きていられる短い時間をピンポイントに使ったお昼ごはん。ピッツァを作りました。 この頃はまだ固形物やお肉・脂がかなりきつい時期で、香ばしい香りでどうにか食べられるような時期だったので、ピッツァとは言えチーズ少なめ、お肉皆無。食べられる量も普段に比べて相当少なかったですが、それでも食べたかったんですねぎしらす。 ピッツァの生地は小麦粉140g+ドライイースト小さじ半分弱+ぬるま湯+塩ひとつまみで適当に練って発酵させ、オリーブオイルを少し塗った手で薄く延ばして予め食べやすい大きさにカットしておき、その上から具をのせて230℃のオーブンで8分。具は「トマトきのこチーズ」と「ねぎしらす」と決めていました。 きのこの方はえのき・しめじ・適当に裂いたエリンギと粗みじんに刻んだにんにくを予め強火でさっと炒めて塩少々と黒コショウを振っておき、バジル風味のトマトソースを塗った生地にのせ、チーズをのせます。ねぎしらすは、ネギの白い部分を斜め切りにし、しらすどっさり+オリーブオイル少々で和えて生地にのせ、マヨネーズ微量を絞り出します。具はどちらもオーブンに入れる前から食べられる状態なので、ピッツァ生地にいい感じに熱が通ればOK。今日は私の体力都合で普段より若干厚めなので、焼き時間が少し長くなりました。きのこは予め焼いたおかげで水分が出ずしこしこした食感が楽しめ、ねぎしらすはねぎの甘みとしらすの塩気がベストマッチ、香ばしさが加わって本当に美味しい!大好きな組み合わせです。あとこれも体調不良の時によく食べたくなる食材、豆。 使える状態(茹でて冷凍)のストックがなかったのでやむを得ず市販の大豆の水煮を使ってベイクドビーンズ。ホントは少し辛くしたかったですが病人なので我慢し、イギリス風に少し甘くしました。とは言え自分ではあまり食べられず、結局ダンナさんに大半食べてもらったんですが、ちょっとでも食べられれば満足!ふーーーーーーーーーーーーーーーーー()´д`()いやーさすがに痩せたというか、肉が落ちましたね~、ここまで寝込むと。体力を戻すのにけっこう時間がかかりそうです。今日現在、まだ3時間以上起き上がってるのしんどいですもん。昨日から各会社・クラブが始動、大型補強や中型補強に成功し「うーん今年もいいとこ獲るなあ」と感心するクラブがある一方で、未だに大宮は気になるあの方の去就が発表されていません(-"-)あぁもういっそ一思いに!とは言え誰が去り誰が加わろうとも、我々は常に全力で後押しするのみ!・・・まずは早めに体力を回復させて、来週からのお仕事を頑張らねば。正念場です。今年の風邪はこんな感じで長引くパターンだそうですので、皆様も十分にお気を付けくださいませませ・・・(o_ _)o ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.01.03
1日遅れになってしまいましたが、皆さまあけましておめでとうございます はまりん鏡餅@中山駅、ちょっとかわいい( ̄m ̄* )我が家は喪中のため年賀状は出せませんが、この場をお借りして年賀状に使いたかった写真を何枚か。本年も当ブログと私共をどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m わん丸くん@犬山城。 ミーヤに「来年の年賀状に使うね!」と約束していた1枚、よく撮れてます。えりお姉さん撮影です。ありがとう!昨日は天皇杯決勝を観に行くつもりでチケット買ってあったのですが(当然大宮が勝ち進むと想定してましたよ…)、わたくし大晦日の20時ぐらい~元旦未明にかけてここ数年ないレベルの風邪がピーク((( +д+)30日からおとなしく家で寝ていましたが、この時は38℃超の熱と頭痛と吐き気がひどく、起きていられなかったので紅白も(金爆と美輪さま楽しみにしてたのに!)、初日の出も天皇杯も諦めざるを得ませんでした(食欲のない中31日にあんなエントリ上げましたけど)。とほほ。とは言え元日起きた段階で、明らかにその前2日とは体調が違う!熱が下がって食欲もある ( ̄(▽▽) ̄)という訳で、食べられる範囲で作った2013年初のごはん。喪中なのでお正月らしさゼロですが、我が家らしい気もします。 イタリア語で「めちゃくちゃなポレンタ」という名前の、ポレンタ(トウモロコシ粉のそばがきみたいなものです)を適当に切って耐熱皿に敷き、その上から香味野菜を多めに入れたミートソース(今回は馬肉の粗挽きを使用)をのせ、チーズを振って焼いたポレンタのグラタン。 作ろうと決めた時点ではものすごく食べたかったですが、食べてみると自分の希望の2/3ぐらいしか食べられなかった(笑)けど美味しかったです。馬ひき肉美味しい。けどポレンタはしっかり練る体力がなかったのでちょっと水っぽかった。元気な時に作らないとダメですね^^; 後は緑の濃い野菜が食べたかったのでポルトガル料理のほうれん草のビネガー炒めと、 イタリアではお正月にレンズ豆を食べるそう。コインの形なのでお金が貯まると言われているそうです。ごくシンプルに玉ねぎと塩、ローリエだけで煮ています。 あとは風邪の間食欲がない+料理できなかったので煮ておいたおでんの残りと、 年末で帰省していた宮崎在住の元同僚・マリノスファンのYさんから頂いた「スイート・スプリング」というはっさくと温州みかんをかけあわせた種類のみかん。 「食べたいのに食べられない」もどかしい状態ながら、31日はほぼ何も食べられなかったので、それに比べればまだ全然ましな元日の食卓でした。思えば12/27頃から朝布団から出るのがかなり億劫になっていたので、その時点で既にひき始めていたのでしょうが、諸症状のピークが休みに来てしまうあたり、非正規雇用になってもサラリーマン体質が抜けない私です。実際1月は相当忙しいので風邪を引いている暇はないですが、なんだか勿体ない・・・。という訳で!そろそろ外の空気に触れたいし日光も浴びたいので、今日は高校サッカーに行ってみようと思います。ホントは大晦日も三ツ沢に行こうと思ってたんですが到底無理でした・・・。ではでは皆さま、本年もどうぞよろしくです~ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.01.01
みなさま、メリークリスマース(* ̄∇ ̄)_∠※☆PAN! 楽しいクリスマスをお過ごしでしょうか?昨日も今日も首都圏は好天で、昨日の昼間は暖房が要らないほどの温かさでしたが、雪の降る地域にお住まいの方はさぞ大変だろうと思います。室内を思いっきり温かくしてぬくぬく過ごす北国のクリスマスも良いものですが、雪かき大変だもんなあ・・・。私の実家は両親共に車を運転しなかったので、冬でも移動は徒歩&電車のみ。子供の頃、クリスマスにはいつも「お父さんケーキ崩さず持って帰って来れるかなあ」と心配したものでした。当時はバタークリームのケーキが主流だったので、割と丈夫なんですけどね(笑)我が家は昨日のうちにクリスマス行事は終了。23日の熊谷帰りも一応チキン(数日前からダンナさんも私も焼鳥食べたかったので和風味)を買って帰ってシーズン終了の乾杯をしました。 昨日は少し頑張ってクリスマスディナーを作りましたよ( v ̄▽ ̄)じゃん 直前まで試合があったり仕事が忙しかったりして例年に比べ品数が少ないですが、作るものは事前に決めてありました。◆乾杯用のお酒:ドライ苺入りシャンパン 栃木へ行った際見つけた「ドライとちおとめ」。色がきれいなのでシャンパンに浮かべてみました。苺の味がちゃんとお酒にしみるのがすごい!お酒の後口が、イチゴジャムを食べた後みたいでほんのり甘くなります。そのままつまんでも贅沢なおつまみ。◆おつまみ:チーズ(フランスの熟成チーズとスイスのエメンタール)と干し杏 少し前に買ったチーズの福袋に入っていたもので、私熟成チーズは苦手ですがこれは美味しかった。但しチーズが強力なので安いテーブルワインだとまずく感じてしまい、少し良いワイン限定。この日はバローロを飲みましたが、国はバラバラでもすごくぴったり!◆パスタ:ほうれん草のニョッキ・トマトソース 緑の野菜を食べたかったのと、色的にクリスマスなものが欲しかったので作りました。大体のレシピはこんな。この日は水分をかなり絞ってしっかりした固さにし、大きめに丸めてボリュームを出しました。もっちりして美味しかった。 ホワイトソースやチーズソースもよく合って美味しいですが、やはり色がきれいなトマトソースを合わせたくなります。この日は他でバターを使ったのでトマトソースはカットトマトの缶詰を少し煮詰めて塩とパルミジャーノを加えただけでシンプルに。◆魚介料理:ロブスターのガーリックバター焼き・リングイーネ添え ロブスターは初めて調理しましたが、大きくて見栄えがするのでこういう食事には良いですよね。グラタンにするかガーリックを効かせて焼くかで迷いましたが、下にパスタを敷いて旨味を吸わせたい欲が勝り、この調理法に軍配。身が大きいので食べでがありますが、「調理初めて=我が家で食べるの初めて」だったこともあり、ダンナさんも私も身をほぐすのにものすごく集中。蟹を食べる時みたいな静かな時間が流れ、両手と口の周りがガーリックとバターでべったべた!でも最高にウマかったーヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノロブスターって形や大きさから伊勢海老やザリガニを想像しますが、食べてみて近いのはむしろ蟹なんですね。ザリガニほど泥臭くなく、胴体部分はしっとりソフトで上品な味。身がぴっちり詰まった大きなハサミはタラバみたいにぷりぷりで食べ応え満点!吸わないと身が出てこない細い脚は毛ガニやズワイみたい。大きいだけに、部位によっていろんな味が楽しめるんだなあと感心。 下に敷いて焼いたリングイーネも、思ったほどだしは吸わなかったものの、シンプルな味付けそのままの味がついて美味しかった。見た目は豪華ながら調理はすごく簡単なので、お正月の海老料理にもよさそう。ある程度大きさのある海老なら同じように調理できますので、是非お試しくださいねー!≪ボイルして焼くだけでとっても美味しい!ロブスターのガーリックバター焼き≫レシピ:2人分1) ロブスター1尾は蒸し器で7分ほど蒸すか、たっぷりのお湯で10分ほどボイルして粗熱を取る。にんにく2かけとパセリ適量をみじん切りにし、バター大さじ1程度と混ぜておく。2) リングイーネまたはお好みのロングパスタ60~80gをたっぷりのお湯で茹でて水気を切り、バターを薄く塗った耐熱皿に入れておく(※よりリッチに作りたい場合は茹で上がったパスタにバターをまぶすとくっつきにくくて良いです)。 3) ロブスターが少し冷めたら包丁で殻ごと縦半分に割って(調理ばさみの方が簡単かも)2)のパスタの上にのせ、断面にレモン汁を軽く絞り、1)のパセリ・にんにく入りバターをたっぷりのせる。4) 200℃に予熱したオーブンで20分弱焼いてできあがり!お好みでレモンを絞って召し上がれ★今回は時間短縮のため予めパスタを敷いた状態で焼きましたが、殻がもっとしっかり焼けた方が香ばしくて美味しいのかな?という気もします。茹でた後割る前に少しフライパンかオーブンで殻を焼いてもよかったかも。◆肉料理:ラムラックのロースト、焼き野菜添え 我が家はこういう時のお肉料理は大概羊です。ダンナさんのリクエストがほぼ100%そうだから。前日のうちに下味をつけておけば良かったですが、疲れて寝てしまったので当日起きてから(かなり昼に近かったですけど)下ごしらえを開始しました。下味は塩、オレガノとみじん切りのにんにく。これらを全体(特に皮と身の隙間や骨ぎしは味がつきにくいのでしっかり)にまぶしてオリーブオイル少々をかけ、冷蔵庫で2時間以上休ませ、焼く30分ほど前にレモン汁もまぶします。焼き方は、最初にフライパンで表面をしっかり焼き固めてから180℃のオーブンで30分。オーブンのスイッチが切れた後、アルミホイルで表面をすっぽり覆って15分以上休ませます。焼きたての状態は肉汁が落ち着いていないので、この工程は必要。余計な油もこの時取り除いてしまいます。 付け合わせの野菜はじゃがいも、にんじん、ブロッコリー。じゃがいもとブロッコリーは軽くチンし、にんじんは薄くスライスして、お肉をオーブンに入れる際にお肉の周りに並べて(ブロッコリーは後から)塩とオリーブオイルを少しかけて一緒に焼きました。特にじゃがいもがすごく美味しくなるんですよ!ふ~、ごちそうさま~´ (´(○○)`)`ノもう甘いもの以外入らない~ (o ̄∇ ̄o)という訳で、今年のクリスマスケーキどん! ecute上野「レパティシエール」さんの「ジャイアントパンダ」。これ大分前から食べてみたかったんです。けどあまりに可愛くて贅沢なので何かの記念で食べたいと思い機会を伺って来ました。今シーズンは残留も厳しかったし、スタグルも私なりにある程度の成果は出せたかなと思っているので、自分へのご褒美も兼ね、満を持しての登場。ふっふっふ、行きますぜー((o( ̄(●●) ̄)o)) ぶひー ( ̄(▽▽) ̄) =3 そう、ナイフを入れるのかわいそうだし、ムースなので大きなスプーンでザクッとすくって大口開けて食べてみたかったんです!やっとその野望が実現ヽ( ̄▽ ̄)ノ表面は甘さ控えめなチーズムース、中はスポンジやクラッシュビスケット、酸味のきいたベリーソースが入っていて食感・味共に楽しい。甘すぎず、クリーム少なめでさっぱりしているので意外といっぱい食べられてしまいます。2人世帯には大きすぎるだろうと思ってましたが、いやいやとんでもない!うっかりすると一度で食べ切ってしまいそうな危険なブツでした。美味しかった…。いやー満足満足他にも作ってみたいものがあったのですが、時間と体力の都合上今回はこれで終了。年末年始はいくらか時間があると思うので、ちょこちょこお料理したいなと思ってます。私の出勤日は年内あと3日!今年を締めくくる一週間、今週も頑張りましょうー ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.12.24
「また今度」とか言いながらネタが少ないので続けます( ̄▽ ̄)日曜日の夜ごはん。 「お肉はいいなー」という感じだったので、メインはお魚にしようと思いつつ、最初に作ったのはスープ。野菜をいっぱい食べたかったのと、豆を入れたいなと思い、久々にこのテのスープを作りました。◆リボリータ風パン粥スープ 本来のリボリータ(トスカーナの名物)は見た目がもっと緑色です。ケールっぽい青菜がいっぱい入って豆も白いんげんを使うためですが、コンセプト的には一緒。「野菜(特に葉物)がたっぷりと豆が入ったどろっとしたパン粥風食べるスープ」と言えばなんとなく伝わるでしょうか?イタリア旅行用のガイドブック等によく「旅行中に胃腸が疲れたらリボリータを食べるといい」的なことが書かれているので比較的日本人にもなじみのあるこのスープ、私が作る際はだいたいこんな感じ。 ・キャベツ多め、あればほうれん草も少々太めの千切り ・玉ねぎも千切り ・じゃがいも、にんじん(今回は大根も入れました)は小さめの角切り ・豆(できればいんげん系)最初にこれらの材料と水を入れて煮込み、少し柔らかくなってきたあたりでトマトを加え、大分煮込まれて来たら木べらでなんとなーくつぶす感じにしてドロッとさせ、 ・ちょっと固くなったハード系パン(細かくちぎって入れる) ・仕上げにオリーブオイルをひとたらし的な感じで作っています。味付けは塩のみ。本家のリボリータにはチーズも入りますが、私は(ミネストローネには入れるけどリボリータには)あまり入れません。パンとオリーブオイルからコクととろみが出るのでなくても十分美味しい。リボリータは「再び煮る」という意味なので、大量に作って何度も煮返しながら食べた方が美味しい。この日も多めに作って2~3日食べました。寒い朝の朝ごはんにもいいんですよね。うーん美味しかった(´~`)という感じでスープに割とボリュームがあったので、その他のメニューは比較的軽め。◆鱈の軽いトマトパスタ これは本当は骨付きの魚でだしを取って作るものですが、鱈の剥き身しか家になかったのでそれで作ったら、結果的にかなり軽~い味に仕上がってしまいました(笑)作り方はこんな感じ。1) 鱈2切れはラップをしてレンジにかけて軽く蒸し、骨をとって身をほぐす(出て来た汁も取っておく)。2) フライパンにオリーブオイルを入れ、粗みじん切りの玉ねぎ1/4個を炒め、色が変わってしんなりしたらトマトの缶詰1/4程度を加えて少しぐつぐつさせ、缶臭さがなくなったら1)の鱈とみじん切りのイタリアンパセリを加え、ざっくり混ぜて数分煮、塩少々で味を調え火を止める。3) 大鍋にたっぷりお湯を沸かして塩を入れてパスタを茹で、茹で上がる直前にパスタの茹で汁おたま1杯強を2)のソースに加え、塩分と水分を調整。4) 茹で上がったパスタをざるに取って2)のフライパンに投入し、オリーブオイル少々を加えて全体をざっくり混ぜつつ数分加熱し、パスタにソースの味をなじませればできあがり!骨付きでなければ、鮭や鰤など、身からもっと脂が出る種類のお魚で作ってもよかったかな。或いは数種類のシーフードを組み合わせてもよさそうです。にんにくも唐辛子も入れず、魚とオイルの味だけで勝負するシンプルパスタ。まぁこの日の体調には合っていた気もします^^;メインはこちら。◆鯵のハーブパン粉焼き フライにしようかと思いましたが、思ったより身が柔らかくて扱い辛かったのと、もう1品オーブンを使うものを作ったので一緒にオーブン焼きにしました。ハーブパン粉焼きは間違いのない調理法、確実に美味しくできます。 魚だけでももちろん美味しいですが、私は一緒に野菜も焼くことが多く、下に敷いておくと魚の旨味を吸って美味しくなるし、容器に魚がくっつかず一石二鳥!トマトでもいいですがこの日はじゃがいもを敷き、カリッと焼けた後仕上げに白ワインビネガーをかけました。これがウマかったーヽ( ̄▽ ̄)ノポテト+ビネガーの組み合わせはヨーロッパのいろんな料理で目にします。イギリスのフィッシュアンドチップスもそうだし、ポルトガルでもローストポテトにたっぷりビネガーをかけて食べる料理があります。日本の醸造酢だと酢がきつすぎてむせそうですが、ワインビネガーやモルトビネガーは酸味が柔らかで、加熱するとほんのり甘みが出るんですよね。魚の身もふっくらします。簡単で美味しいので、是非作ってみてください。魚は鮭や鱈、鰤や青身の魚などでも美味しくできます。≪仕上げのビネガーがポイント!鯵のハーブパン粉焼き≫レシピ:適量(食べたい分だけ)1) 鯵は3枚におろし、目立つ骨を取って軽く塩・こしょうする。じゃがいも1個は薄くスライスし、オリーブオイルを塗った耐熱皿に敷いておく。2) ハーブパン粉を作る。ボウル等にパン粉、オレガノ、パセリ、ローズマリーと刻んだにんにくを加えて混ぜる。パルミジャーノを入れてもよいです。3) 鯵をじゃがいもの上に皮目が上になるように置き、2)のパン粉をかけてオリーブオイルを回しかけ(じゃがいもにもかかるように!)、230℃に予熱したオーブンで10分程度、全体がカリッとするまで焼く。4) オーブンから取り出した後、白ワインビネガー適量を回しかけ、味が馴染んだらできあがり!★一緒に焼く野菜はブロッコリーやアスパラもおすすめです。ちなみに一緒にオーブンで焼いたのはこれでした。◆りんごのクラフティ 最終的にちょっと焦げてしまいましたが(笑)ダークチェリー等で作られることの多いフランスの焼きプリン的なデザート、りんごやオレンジでもなかなか美味しくできます。これまた作り方は超簡単で、卵1個、小麦粉30g、砂糖30g(もっと多くてよかった感じ)をよく混ぜ、牛乳180ccを少しずつ加えてなめらかな液状にしたら、バターを塗った耐熱容器にスライスしたりんご1個を詰め、その上から流し込んで180℃のオーブンで30分・・・でちょっと焼きが足りず、お魚を焼くとき一緒に数分入れたら焦げてしまいました^^;この分量だとかなり甘さ控えめなので、メープルシロップなんかがあればたらして食べたら美味しかったかも。ふ~、美味しかったごちそうさまでした!それにしても今週は冷えますね。晴れていても寒さが身にしみるのに、土曜日は今のところ予報…。10度以下の雨はホント辛いのでどうにか!どうにか!!予報が変わってくれることを祈るばかりです(;人;)選手の移籍に関しては今のところ情報が少ない大宮、気になる噂はどれもこれも未確定で気がかりですね。個人的には「青木は信じてる!」「河本は祈る!」的な気持ちでいますが、どうなるかなあ~。ラファも日本に戻るなら大宮でプレーして欲しい。東はいずれ巣立っていく選手だと最初から思っていたので、彼の特性が生かせるチームなら(それが国内だったとしても)やむを得ないと思ってます。あと気になってる何人かとレンタル組の去就もまだ…。チケットも売れているようですし、土曜日はそんなモヤモヤがきれいさっぱり吹っ飛ぶような熱い試合になればいいですね!ネオ屋台も出店があるそうですので、スタグルも楽しめそうですよ今週も今日で半分、がんばりましょうー ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.12.10
さてさて先日の「世界パスタデー」の晩ごはん記事で一品残しておいた米なすのお料理。茄子好きの方ならもうたまらない美味しさの一品です!◆米なすのインボルティーニ インボルティーニはイタリア料理の「巻き込む」という意味で、これまでにも何度か他の食材のインボルティーニを作っています。普通の茄子で作っても絶対に美味しいですが、先日たまたま米なすが1個50円で買えたので、これは!と思い作ってみました。 インボルティーニの具に特に決まりはなく、巻き込む食材との相性のよいものを複数組み合わせて使うことが多いようです。南イタリア風に味付きパン粉を使おうか?とも考えましたが、これまたたまたまバジルの葉が残っていたのでイタリアンどストレートに生ハム・チーズ・バジルを巻き込み、トマトソースを合わせることに。これは美味しくない訳がない!ひとくち食べたダンナさんが至福の表情。そうでしょうそうでしょうお肉や魚肉で巻き込む場合と比べ、茄子は適当な厚さにスライスして焼いておくだけで具を巻き込めるので簡単。ソースもほぼ「トマトの缶詰を煮詰めただけ」なので、見た目よりかなり簡単にできます。米なすならではの食べごたえが存分に満喫できる一品、ぜひお試しあれヽ( ̄▽ ̄)ノ≪米なすの食べ応えと具の組み合わせがたまらない!「米なすのインボルティーニ・トマトソース」≫レシピ:2人分1) 米なす1個は洗ってへたを取り、7mm程度にスライスして両面に塩をふり、ざるに並べてしばらく置く。水気とアクが出てしんなりしたら、軽く洗ってキッチンペーパーで軽く水気を拭う。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、1)の茄子の両面を焼き、蓋をして弱火で蒸し焼きにして具を巻ける程度に柔らかくする。焼けたら粗熱を取っておく。3) 生ハム2~3枚は茄子の枚数に合わせてカット。バジルの葉も茄子の枚数分×2枚程度用意。チーズ(リコッタかモッツァレラが最適ですがプロセスチーズでもその他のチーズでもOK、今回はモッツァレラ入りの6Pチーズをカット)も茄子の枚数分、食べたい大きさにカットしておく。4) 深めのフライパンにホールトマトまたはカットトマト1/2缶程度を入れて缶臭さや水っぽさがなくなるまで3分程度煮詰め、塩ひとつまみで軽く味付けし、耐熱皿に薄くひく。5) 2)の茄子に生ハムをのせ、その上にバジルとチーズをのせてできるだけきつめに巻き込み、解けないよう巻き終わりを下、または次の茄子と接するようにして5)のトマトソースの上に並べていく。6) 5)に好みのチーズを振り、予熱したオーブンでチーズがとろける程度に加熱してできあがり!★茄子のスライスの厚さは、8mm以上だと厚すぎ、5mm程度だと薄すぎる感じがします。7mmが最も食感・扱いやすさ共に適当な感じ。普通の茄子を使って作る場合はもう少し薄めの方がバランスが良いかもしれません。「世界パスタデー」の日も秋鯖のパスタを作りましたが、秋になると鯖が食べたくなる私。ある日トマトソースで鯖を食べたいな~と考えていてだんだんイメージが明確化。こんな一品になりました。◆秋鯖のグリル・娼婦風スパイシートマトソース(プッタネスカ) 鯖は塩・タイムで下味をつけて小麦粉をはたいてムニエル風に焼き、スパイシーなトマトソースを絡めながら食べる一品。鯖の旨味に負けないスパイシーなソースにしたくて、ただ辛いだけでなく複雑な旨味がある「プッタネスカ」のソースを合わせることを思いつきました。 う~ん美味しい~( ̄~ ̄)「プッタネスカ」と言えば「娼婦風パスタ」の意。別にミーヤのことを考えていた訳ではありませんが( ̄m ̄* )、このソースは前からパスタ以外のグリル料理に使ってみたいと思っていました。美味しいんだもん。オリーブ、アンチョビ、ケッパー等イタリアらしいスパイシーな食材に秋鯖の脂が絡んでほんと美味しい!これをパンにつけてもまた美味しい。秋ならではの贅沢を満喫できる一品、鯖以外のお魚ではメカジキ、鰆、鰹等にも合いそうです。この日は素揚げにしたししとうをソースに加えています。同じ唐辛子の一種なので違和感なく美味しい!≪秋鯖のグリル・スパイシートマト(プッタネスカ)ソース≫レシピ:2人分1) 秋鯖半身は軽く塩をしてしばらくおき、水気をふき取ってこしょうとタイム少々をまぶした後、小麦粉をごく軽くはたく。オリーブオイルを熱した中火のフライパンで皮目から焼き、裏返して火を弱め、蓋をして蒸し焼きにする。2) プッタネスカソースを作る。アンチョビ1~2尾(塩気によって調整)は粗みじん切り、オリーブ(できれば黒)5~6粒は種を抜いて適当にスライスまたはカット、にんにく1かけは縦横に切り目を入れて包丁の腹で叩いて香りをだし、赤唐辛子半本は種を抜いておく。3) 深めのフライパンにオリーブオイルまたはアンチョビの油大さじ1弱とにんにく・唐辛子を入れて弱火~中火で温め、香りが出てきたらアンチョビを加えてほぐすように炒め、色が変わって油に馴染んだらホールトマトまたはカットトマト1/2缶弱を加えて缶臭さと水っぽさがなくなるまで1~2分ぐつぐつさせる。この辺りで唐辛子を取り出す。4) 3)にオリーブとケッパー小さじ1程度を加え、弱めの中火で5分ほど煮て味をみる。アンチョビやオリーブから塩気が出るので塩は必要ないかと思いますが、足りなければ加えてください。5) お皿にソースを盛り、その上に焼いた鯖をのせて完成!好みでイタリアンパセリを散らしたり、ライムを絞っても美味しいです。★辛くなりすぎないよう途中で唐辛子を取り出していますが、辛いのが好きな方は最後まで入れておいてもOK。苦みが出ないよう気を付けてください。★このソースをパスタソースに使うと「スパゲッティ・プッタネスカ」になります。こんな感じ。美味しいですよ!(この時も私ミーヤのこと考えてましたね・・・)この時の全体メニューはこんな。かぼちゃのニョッキ(ゴルゴンゾーラソース)とキャベツと白菜のグラタンを合わせました。 秋が深まって日暮れも早くなり、Jリーグのシーズン終わりも近づいてちょっとさみしいこの時期。美味しいものと美味しいお酒をいただいて冬を迎えるパワーを蓄えなくては最近電車の中でマスクをしている人が目立ち始めています。空気の乾燥もかなり進んでいるので、気温の変動と併せて風邪をひきやすい時期。皆さんも美味しいものをいっぱい食べて元気にお過ごしくださいね!今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.10.29
さてさて秋田の話はひと段落つきましたが、帰ったその日のこと。前回同様、当然ダンナさんからは「パスタ食べたい」のリクエストがある訳ですが、私も自分の作ったごはんが食べたい!という訳で、食べたいものを集めた感じの晩ごはん。 まずはダンナさんのリクエスト。◆フェットゥチーネのカルボナーラ 暑い時期なのに珍しく「カルボナーラ食べたい」とダンナさん。言われてみれば今回卵っぽいもの食べてなかったもんね。パスタの麺を噛みしめて食べたくて、フェットゥチーネを合わせました。 基本のレシピはコチラですが、今日はより卵っぽい感じにしたくて全卵1個+卵黄1個、チーズはパルミジャーノとペコリーノを合わせて使いました。後は私の独断。まずは秋田の直売所で買って来たこの野菜。◆ゴーヤの塩にんにく炒め 県北のお寺から秋田市内へ帰る際、途中で寄った八竜の直売所。お義母さんがよくお義父さんと来ていたお気に入りだそうです。ゴーヤは私の実家で育てていないのでもらって帰れないし(笑)、緑が濃くておいしそう!ごくシンプルに厚めにスライスして生のままにんにくで炒め、塩だけで味付けしました。美味しい~この強烈な苦みが最高! 続いては先日栃木で買った野菜の出番。これ作ってみたくて機会を狙ってました。◆南伊風米なすの詰め物グラタン風 最高ヽ( ̄▽ ̄)ノ ひとくち食べてダンナさんも超ゴキゲンです。米なすの田楽や詰め物は珍しくないですが、自分的に「定番」と呼べるものがなかなか見つからず、肉厚な身の熱の入れ方も意外と難しくてうまく作れませんでした。でもイタリア料理をかなり作り慣れた今、自分的には今回が一番美味しくできた! ボリュームある身がいかにもこってりに見えますが、実はかなりヘルシーな作り方です。茄子は丸ごと揚げていないので、適度に油を吸いつつもベッタリせず、くり抜いた身も具にしているので身の締まった米なすならではのシコシコ感が味わえます(ダンナさんは「きのこかと思った」って)。ちょこっと使った合いびき肉がコクを加え、イタリアンパセリも良い引締め役。 お好みでよりこってりにも、逆によりあっさりにも作れますので、米なすが旬の今、是非お試しください!≪米なすの食感がたくさん楽しめる!「南伊風米なすの詰め物グラタン風」≫レシピ:2人分1) 米なすはヘタを取って縦半分に割り、皮から1cmぐらい残して包丁で切れ目を入れ、果肉をくり抜いてカップ状にする。くり抜いた身は1.5cm角ぐらいに切って後で使う。カップの方は、果肉部分に軽く塩をしてざる等にかぶせておき、軽くあく抜きしておく。2) にんにく1かけとイタリアンパセリ2茎(大さじ1ぐらい)、ケッパー大さじ半分程度を粗みじん切りにする。合いびき肉30gをフライパンに入れて熱し、脂が出てきたら1)の茄子と刻んだ具を加えて炒める。ごく軽く塩をして、肉に熱が通ったらすぐ火を止めて蓋をし、軽く蒸らしておく。3) 1)の茄子のカップを軽く揚げる。出てきた水をキッチンペーパーでぬぐい、鍋底から3cm程度熱した揚げ油でまず皮を下にして揚げ、少し柔らかくなって色が変わったら返してくり抜いた身の断面部分を揚げる(全体が油に浸かるとかなり油を吸うのと、カップの部分には具から出る油や水分がしみだすので油を通す必要はありません)。その後、油から引き上げレンジで3分程度加熱して全体を柔らかくしておく。4) 2)の具の粗熱が取れたら、おろしたペコリーノチーズ(なければパルミジャーノでも)大さじ1~2、溶き卵1/2個分を加えて混ぜ、パン粉大さじ2前後で水分を調整する。5) ホールトマトまたはカットトマト1/2缶程度を軽く煮詰め、塩ごく少々で味付け。6) 3)のカップに4)の具を半分ずつ詰め、上から5)のトマトソースをたっぷりかけてパン粉少々を散らし、250℃に予熱したオーブンで15分程度焼けばできあがり!★具を炒める際、茄子を炒めすぎないのがポイント。このことでカップの茄子と食感が違ってより美味しくできます。★よりこってり作る場合は茄子のカップをたっぷりの油で揚げると現地風に近づきます(でもカロリーもぐぐっと上がります…)。逆によりヘルシーに作るなら茄子は蒸しても作れますが、少し油を吸わせた方が絶対美味しいので私はこれぐらいが好み。これはプーリア風の作り方だそうですが、おそらく同じようなものがイタリア全土で作られているはず。チーズの種類や香草の使い方で地域差が出るのかなと思います。ボリュームがあるのでこれ1皿で大満足!あとは最近の我が家の定番。◆ズッキーニのグリル レシピは先日ご紹介しましたが、やはりこれは縞々の柄のズッキーニで作るのが一番美味しいみたい。横浜でも普通に買えたらいいのにな。パンは昨日の記事のパン屋さんのもの。 今回実家の両親が不在で野菜をもらって帰れなかったのですが、こちらより秋の進みが早い秋田では畑で獲れる野菜の種類が少し進んでいる感じ。いよいよ秋の食べ物が美味しくなってくるんだなぁとわくわくします。…横浜は猛暑ですけど- -;今年はさんまが豊漁だそうで、食べる機会が増えそうですねJファンの皆さんは明日から3連休まで金・土・月と3試合!という方も少なくないと思います(私もそう)。どうやら連休は暑くなりそうですので、水分をいっぱい摂って、熱中症や脱水に気を付けて楽しみましょう!ん~、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.09.12
今週は営業日が1日少なかった分、お仕事がハードだった方も多いかと思います。私もすこーしそう。夏季の人材採用真っ只中+実は7月決算だったりして(ほぼ私の「ひとり決算」ですけど)、ちょこっと落ち着かない感じです。そんな中、今季は開幕以来ずうぅっと「残留争い」という単語が脳裏から離れないわが大宮に助っ人第1弾決定!前回ホームゲームでもサポ友さんたちと「(監督が)ベルさんだから絶対『なんとかスキー』とか『なんとかコフ』とか『なんとかッチ』とか来るよねえ」「いやいやマトかも」なーんて話していましたが、やはり!ズラタン・リュビヤンキッチさん登場 電柱タイプではなさそうだし、ここ数シーズンの得点もそれほど多くないようですが(さらに裏に抜けるのが得意ってハセユウとまるかぶり!?)、イケメンですな(o ̄∇ ̄o)11番という背番号からも期待の大きさが伺えます。まずは早く日本のサッカーに慣れてもらって実戦で観たい!楽しみですスロベニアってどんな食べ物なのか気になってちょっと調べてみましたが、イタリアの東に位置するだけあってイタリア北東部と共通する要素が多いようです。あと隣接するのはオーストリア・ハンガリー・クロアチア。その辺りの料理とも似てるんじゃないかな?ベルさんに加えズラたんも来てくれた以上、近々何か作ってみようっと!( ̄m ̄* )さてさて今日のお料理は先日の3連休中に作ったブランチです。 久々に一式イタリアンで揃えましたが、やっぱりイタリア料理は色彩鮮やかできれい!食卓が華やぎますまずは野菜をもりもり食べたくて作った南イタリアの野菜の煮込み。◆チャンボット(南伊風夏野菜の煮込み) これも夏野菜カレー同様、基本的にはある野菜を使って作るものですが基本はトマト・玉ねぎ・茄子・パプリカ・ズッキーニあたりだと思います。簡単なレシピはこちらをご覧ください。が、今日はいろいろなかったので(笑)玉ねぎ、茄子、じゃがいも、ピーマンにトマトの缶詰で作りました。ズッキーニとパプリカがないと甘みがあまり出ないので、じゃがいもは皮ごとじっくり素揚げにして少し甘みを引き出してから煮込みました。生のバジルを添えてみましたがやはりフレッシュハーブは美味しい!冷やしても美味しい夏の野菜料理です。パスタはズッキーニをたっぷり使ってこちら。◆アマルフィ風ムール貝とあさり、ズッキーニのフェットゥチーネ これまた先日カシマで買ったズッキーニ、緑と黄色の2本セットだったのでどちらも使ってみたくてこのパスタに。作り方は過去エントリで詳しくご紹介していますが、ズッキーニを1本半使ったのと、パスタを柔らかめに茹でて折らずに使ったので少し印象が違っています。 黄色いズッキーニはやはり緑色のよりかぼちゃに近い風味。ちょっと火を入れるとかぼちゃみたいな甘い香りが漂います。食感はズッキーニなんですけどね。貝のだしとズッキーニから出た水分をパスタにたっぷり吸わせることで、一体感が出てとても美味しくできました口休めのフルーツはこちら。◆マチェドニア(イタリア風フルーツポンチ) これも基本的にある果物を食べやすい大きさにカットしてシロップに漬け込むだけの簡単なドルチェですが、どの果物を使うか、シロップをどの程度甘くするか、漬け込み時間をどうするかによってかなり印象の異なる仕上がりになると思います。私は大概手抜きをしたい時これを作りますが、基本は市販の果物ゼリー(100円しない安くてデカいやつ)を崩すか、フルーツの缶詰を使うかしてこれをシロップ代わりにし、そこに生の果物を2~3種類加えて冷蔵庫で1時間程度冷やします。この時はみかんの缶詰+桃+キウイ。こういうのが1つあると口の中がリフレッシュされて食が進みます。そして、本日のメイン(セコンド)。◆鯛のコトレッタ 生ハム・トマトとモッツァレラ重ね むふー豪華( ̄m ̄* )これかなり前から作りたかったんですが、気力が充実してないと失敗しそう(途中で衣がはがれるとか、重ねる際に失敗するとか)で機会を待ってました。重ねたところをうまくアップで撮れなかったのですが、鯛の切り身1枚分のコトレッタを3つに切り、間にモッツァレラ・トマト・生ハム・ハーブを挟んで5層に重ねてあります。コトレッタの熱でモッツァレラや生ハムがとろけ、口の中で重層的に美味しさを醸し出すという、なんともイタリアらしい食いしん坊全開な一品。ポイントは「魚の厚みをできるだけ均一にする」ことと、「パン粉を砕いて薄めの衣にする」こと。これでコトレッタがカリッと美味しく焼き上がります。「焼く」という言い方をしているのは油の使用量が少ないから。パン粉をパウダー状にするので油をあまり吸わずにカリッと仕上がるのも嬉しいところ。もはやこれ以上の説明不要な一品、旬の白身魚でぜひ作ってみてください!≪ふっくらした白身魚にチーズ入りのクリスピーな薄い衣、生ハムもとろける「白身魚のコトレッタ」≫レシピ:2人分1) 白身魚の切り身2枚(今日のは鯛です。ヒラメやイサキ、かじきまぐろ、スズキも美味しいと思います)はラップに挟んで麺棒等を転がして少し薄く均一に厚さを調える。2) 衣の用意。パン粉はミキサー等で砕くか、ビニール袋に入れて麺棒で叩く等して細かくしておく。パルミジャーノは別の容器におろしておく。卵1個はしっかり溶いておく。3) 1)の魚にパルミジャーノ⇒パン粉⇒溶き卵⇒パン粉 の順に衣をつける。この際、余分なパン粉や卵は手や菜箸で除いておくと、より薄くカリッと焼き上がります。魚が柔らかくて衣がうまくつかない場合は、この状態で少し冷凍庫に入れると焼く際に楽です。4) フライパンにバター大さじ1とオリーブオイル大さじ半分を入れてとかし、3)の魚を最初は中火で両面に焼き目をつけ、その後蓋をして弱火で2~3分、中までふっくら火が通るようにする。5) 間に挟む具の用意。生ハム1枚半は計6つに切り分け、モッツァレラチーズ適量は小さめのスライスを2つ用意。トマト1/2個もごく薄く6枚にスライスしておく。フレッシュバジルの葉は適当にちぎっておく。これも6ピース分。6) 4)の魚を1枚あたり3つに切り分け、魚⇒トマト・モッツァレラ・生ハム・バジル⇒魚⇒トマト・生ハム・ハーブ⇒魚⇒トマト・生ハムと重ね、いちばん上にバジルを飾ってできあがり!今回実は骨がついた切り身を買ってしまったため、調理前に骨を除いたら身が崩れるトラブル発生衣をつけた状態で冷凍庫で固めて調理自体はうまくできましたが、その分厚みが出てしまった感じ。カジキマグロ等扱いやすい切り身で作れば薄く上手にできると思います。チーズやハムの使用量・厚みで感じが変わるので、お好みのタイプに仕上げてください。周りに添えたのはパスタで使った黄色いズッキーニの残り。ソテーしたらかなり甘く美味しくなりましたよいやー久々のスローフード、やっぱり美味しい!今週も土曜日はJ1お休みなので、ゆっくり料理したいと思います。うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.07.20
お料理の記事を書くのはすごく久々ですね、さぼっててごめんなさいm(_ _)mここ数ヶ月ダンナさんの仕事が異常なまでに忙しかったのと、私も外出が多かったので冬ほど料理はしていませんが、傾向として「北関東行く⇒直売所で野菜買う⇒料理したくなる」サイクルができ上がっている気がしますという訳で、そろそろ暑くなってきて(昨日は真夏日でした)、緑の濃い野菜が食べたくなりました。◆プレコジータ(キャッサバ芋のフライ)とゴーヤのフリット ゴーヤって暑くなると自然と食べたくなります。あの強烈な苦みが身体に効くんですよね~ゴーヤチャンプルーやサラダも美味しいですが、油との相性がいいこの野菜は素揚げにしてもてんぷらにしても、はたまたフリッターにしてもとても美味しい。この日はインドのひよこ豆の粉「ベサン粉」を水で溶いて衣にしました。野菜を揚げる際はこの粉を使うと何でも美味しく揚がるので便利です。一緒に揚げたのはブラジルの「プレコジータ」というキャッサバ芋のフライドポテト、美味しいんですよ。鶴見のブラジル食材点で時々買ってます。というこの日の全体メニューはこんな。 きのこのパスタは、きのこ1種類でも美味しいですが複数取り合わせるともっと美味しい。この日はしめじとエリンギの2種類です。◆しめじとエリンギのペペロンチーノ きのこは気分次第でいろんな味付けをしますが(バター醤油に柚子胡椒をきかせるのもオススメ)この時はにんにくをガッツリきかせたペペロンチーノベース、間違いなく美味しい( ̄▽ ̄)しめじもエリンギも縦に手で裂いて使うと味がよくしみて美味しくできますよ。そして、ひき肉っぽいのと野菜を合わせたのをいっぱい食べたいな~とイメージしたらこんな風になりました。◆茄子・ピーマン・じゃがいもとラグーソースのラザニア風ヨーグルトグラタン ラグーソース(ミートソース)はいつ食べても美味しいですが、夏場にガッツリパスタで食べるのはちょっと重い、けど食べたい・・・という時に最適なのが野菜と合わせたグラタン。スライスして焼いた茄子と段々に重ねてラザニア風にするのが一般的ですが、今日は茄子・ピーマン・じゃがいもとの5~6層にしてみました。 ポイントはピーマンピーマンから出る苦みとピリッとした味が全体を引き締め、夏らしい味になるのです。今日のは北関東の直売所で買ったでっかいピーマン(笑)ですが、普通ので全然OK。それともう一つのポイントはヨーグルトです。パスタのラザニアはラザニア⇒ラグー⇒ラザニア⇒ホワイトソース・・・的にラグーとホワイトソースを取り合わせますよね。このホワイトソースの代わりにプレーンヨーグルトを使ってみました。ラグーだけだとちょっと重そうなところに、ヨーグルトの爽やかさと酸味、そしてコクがすごくよくハマります。野菜とヨーグルトの相性もばっちりなので、ダンナさんが「よくぞ(ヨーグルトを)入れてくれた!」と太鼓判を押してくれました作り方です。≪茄子・ピーマン・じゃがいもとラグーソースのラザニア風ヨーグルトグラタン≫レシピ:2~3人分1) ラグーソースを作る。軽く塩・コショウをまぶした牛ひき肉または合いびき肉80gを熱したフライパンに入れ、中火でほぐしながら炒める(肉の脂がしみ出て来るので油脂は使いません)。脂が出てきたらみじん切りにした玉ねぎ中1/2個分、にんじん1/3本分を加えて更に炒め、火を弱めて蓋をして2~3分、にんじんが少し柔らかくなるのを待つ。2) 1)にホールトマト1/3缶をつぶしながら加えて火を強めて少しぐつぐつさせ、余計な水分を飛ばしてから赤ワイン30cc程度を加え、全体をざっくり混ぜて再び火を弱めて蓋をし、7~8分煮込む。これでソースの完成。3) 茄子大1本(中くらいなら2本)は縦に厚さ7mm程度にスライスし、手で両面にオリーブオイルを塗って(こうすると油を吸いすぎません)フライパンで焼く。ピーマン大1個(これも普通サイズなら2~3個)は縦に割って種を抜き、手か木べらで平らになるよう押し付けながら焼く。じゃがいも中1個はごく薄くスライスして、少量のオリーブオイルを敷いたフライパンで焼いておく。4) 耐熱皿にホールトマト少々を敷き、まず3)の茄子を敷き詰め、ラグーソースの半量を平らに敷き詰め、この上にピーマンを広げ、水気を軽く切ったプレーンヨーグルト大さじ3程度をのせる(ピーマンのくぼみに載るようにするとうまくできます)。この上に残りのラグーソースをのせ、一番上にじゃがいもを敷き詰めて軽くパン粉とパルミジャーノチーズまたはとろけるチーズをふりかける。5) 200℃に予熱したオーブンで15分程度、表面に軽く焦げ目がつけばできあがり!★ラザニア代わりに使う野菜はズッキーニやかぼちゃ等でも美味しいです。ラグーソースに入れる野菜も、本来セロリが入りますが私は嫌いなので入れず、代わりに時々大根やかぶを刻んで入れますが美味しくできます。お好きな野菜でお試しくださいね!最近ようやくダンナさんが週末休めるようになり、平日も私が起きていられる時間に帰れるようになってきたので、できるだけ手料理を食べさせたいと思っています。夏野菜はこれからが本番、身体によく効くものをいっぱい食べて楽しい夏を過ごしたいですねうーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.07.10
明日はいよいよ鳥栖&熊本遠征に出発です嬉しいような残念なような気がするのは鳥栖は豊田、翌日の熊本は甲府のダヴィ、両対戦相手チームの絶対的エースが出場停止なこと。そりゃー大宮・熊本にとっては敵のエース不在はチャーンス!ですが、折角なので2人とも観たかったな~。特に鳥栖、大宮ホームは熊谷開催でピッチが超遠いので、臨場感満点のベアスタで豊田の迫力を実感したかったです(それに大宮ってこういうフラグに弱いんだよ…)。でもね。それ以上に困るのは、今回の遠征先、どちらも「気合入れて食べるぞー」なグルメ充実スタジアム。さすがの私も2日連続食べまくるのは厳しいので(それに夜は熊本で食べるしさー)、食べたければその分運動するしかありません。がんばってジャンプ!がんばってお腹から大きな声!(いやでも熊本着く頃声が出ないのもそれはそれで困るか)ダンナさんも全行程OKが決まり、楽しみでたまらないよヽ( ̄▽ ̄)ノウヘヘヘ~な状態です。という訳で、今日のお料理に移ります。これは連休中のある日の晩ごはん。確か大宮もフリエも負けた日だったっけ…- -; 昨日ダイエットの話してたじゃん!と叱られそうですが、お肉も必要。メインは牛肉のステーキにフォアグラを載せた豪華版。入籍記念日にそれらしいものを食べていないので、その分も込みです。 ソースは肉汁(お肉とフォアグラ両方の)+赤ワイン+バルサミコ+醤油ちょこっとを煮詰め、最後にマスタードを混ぜたもの。フォアグラの時は大体これです。フォアグラを焼く途中出てくる脂はできるだけ取り除くのがコツ。 付け合わせはポルトガル風のほうれん草のビネガー風味ペースト。これ私もダンナさんも大好きなんですよね~。レシピはこちらです。 ごはんはポルトガル風のグリンピースごはん。粗みじんに切った玉ねぎを炒め、米1合とグリンピースの缶詰1/3缶ぐらいを加えてざっと混ぜ、水を足してル・クルーゼで炊きました。味付けは塩のみ。簡単で美味しく、玉ねぎを加える分お米の量が減るのでダイエット向きでもあります。 で、野菜料理ですが今日はこちら。◆カンパーニア風茄子の小舟型グラタン この手の茄子料理は割とよく作りますが(検索したらクリスマスにも作ってましたね)、茄子の美味しさでほぼ勝負が決まります。今日の茄子はこの前大分は宇佐神宮の手前にあった直売店で見つけたとても立派な茄子!皮が厚くて身もしっかりしているので、茄子を主役にした料理に向きます。 作り方は至って簡単ですが、詰め物の組み合わせがイタリアらしい。米茄子で作っても美味しいと思いますが、とにかく美味しい茄子で作ってみてください!≪カンパーニア風茄子の小舟型グラタン≫レシピ:2人分1) 茄子大1本は縦半分に割り、皮の内側1cmぐらいにぐるりと包丁を入れて(とりづらいところはスプーン等で)身をくりぬき、くり抜いた部分は1.5cm角程度にダイスカット。皮の器の方は内側に軽くオイルを塗って180℃のオーブンで10分程度焼いておく。2) フライパンにオリーブオイル(アンチョビの油だとより美味しい)大さじ半分程度を温め、1)のダイスカットした茄子、粗みじんに刻んだにんにく1かけ、同様に刻んだアンチョビ1尾、ケッパー大さじ半分を入れて全体がしんなりするまで炒め、オレガノを振り、ホールトマト大さじ1~2を加えてしっとりさせ、おろしたパルミジャーノ少々を加えて全体を混ぜる。3) 2)の具を1)の茄子の器に半分ずつ詰め、200℃のオーブンで7~8分焼けばできあがり!★具はこの他にローストしたナッツや戻したレーズン、黒オリーブ等を入れても美味しいです。少しカレー風味にしてもいいし、お好みの味とお手持ちの材料で美味しく作ってみてください!茄子をアク抜きするかどうかも使う茄子次第ですが、私は原則的にアク抜きはしません。アクも含めての美味しさだと思っています。我が家はダンナさんが茄子好きなので茄子料理は食卓によく上がりますが、茄子やトマトって美味しさにホント差が出る野菜。美味しいのを食べ慣れると、大型スーパーの茄子が「味がない」と思ってしまいます。遠征先では「土地の美味しいものを食べる・呑む」のももちろんですが、農産物を買って帰るのも楽しみなんですよね。直売所を見つけると嬉しくなってしまいます。飛行機に乗るほど遠いと買えるものにも限りがありますが、今年はこの後もまだ遠征が控えているので、どこでどんなものに出会えるか楽しみです今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.05.10
週末にスタグルを食べると「野菜食べたい」病が募ります。かつ私はスタジアムで食欲が増していっぱい食べるため、その後の家ごはんは食べる量が減りがち。一方、最近忙しくて時に泊まりもあるダンナさんは家ごはんに飢えているため家の食事では野菜を特にどっさり、それ以外もきちんとという要望。なので日曜の夜ごはんは野菜が多く、お肉や脂肪は少々少なめなメニューになりがちです。この前はこんな感じ。 この日はダンナさんに「肉と魚どっちが食べたい?」と聞くと「肉!」とのこと。がっつりお肉に見えますが、実はこれ、かなりのヘルシーメニューです。◆オッソブーコ(仔牛の骨付きスネ肉の煮込み) 本来これにはサフラン風味の「ミラノ風リゾット」を添えるのがお決まりですが、今日は私がパスタを食べたかったのでリゾット割愛。ヘルシーポイントは、油脂の使用量を全体的に抑えてあるのと、前々から試そうと思っていた「かぶ」。私はセロリが苦手なので以前からオッソブーコのソフリット(野菜のベース部分)にセロリを使わず、玉ねぎや人参の量を増やす等して対応していたのですが、かぶいいんじゃない??と思い、大きいのをまるまる1個、みじん切りにして加えてみました。正解ヽ( ̄▽ ̄)ノかぶのあっさり感やとろける感じがオッソブーコのスープにぴったりで、味も爽やかになって美味しい。セロリのような清涼感ではないですが、優しくさっぱりした味に仕上がるのでこれはアリです。ダンナさんにも大好評、お肉はほぼダンナさんが食べ、私は野菜のところをお代わりして2人でどっさり食べました。基本の作り方はコチラをご覧ください。ミラノ風リゾットの代わりに、この日どうしても食べたかったのがこれ。◆ローマ風カルボナーラ 我が家のカルボナーラ(ほぼローマ式)は生クリームを使わず、卵黄とチーズだけで作ります。ダンナさんも「うちのカルボナーラはあっさりしてて美味しいね」と大好き。あっさりしていても味がぼやけている訳ではなく、旨味は干し肉からしっかり出しています。そしてコショウは食べる際につけるのが美味しい(お皿の茶色いのはコショウです)。 いやー美味しかった~。これも作り方は以前のエントリでご紹介していますので、そちらでご確認くださいね。これに慣れると外で食べるカルボナーラが物足りなくなります。そしてそして!今日の野菜料理はこちら!◆ブロッコリーと茄子・きのこのホットマリネ ホットマリネはイタリアでもよく見る前菜。今日は冷蔵庫にあった野菜のうち、食感の良いものを組み合わせて作りました。固めに茹でた後焼いたブロッコリーって香ばしくて美味しいですよね。それににんにくの風味をしみこませたきのこと茄子のジュワっとした感じが合わさると美味しいかな?と思ったのです。トマトは加熱せず、水分と旨味をプラスするため生のまま、仕上げの段階で混ぜました。これまた正解ヽ( ̄▽ ̄)ノダンナさんにすごーく好評でした。先日作ったプーリア風の茄子のマリネも大好評でしたが、それと同じくらい好きだそう マリネと言いつつ「炒める⇒ビネガーかける」の超簡単調理なので手早く簡単にできます。他の野菜でも美味しいテなので、是非お試しくださいね≪野菜の食感を生かすのがコツ!「ブロッコリーと茄子・キノコのホットマリネ」≫レシピ:2人分1) ブロッコリー1/2個は食べやすい大きさに分けてレンジで固めに加熱するか茹でるかする。茄子1本は縦半分に割って輪切りに、ひらたけ(シメジやマッシュルームでも)1/2パックは適当な房に分ける。にんにく小1かけはスライス。2) フライパンにオリーブオイル大さじ半分と1)のにんにくを入れて温め、香りがしてきたら最初にブロッコリーを入れて強火で焼き目がつくよう焼き付け、火を弱めて茄子とひらたけを入れ、塩一つまみを加えて全体をざっくり混ぜ、蓋をして3~5分ほど蒸し焼きにする。3) 野菜から出てくる水分でしんなりし、全体に火が通ったら火を止め、白ワインビネガー大さじ1とレモン汁1/4個分をかけてざっくり混ぜ、ざく切りにしたトマト1個分も取り混ぜて盛ればできあがり!温かいうちでも、少し冷めても美味しいです。★お好みでオレガノ・パセリ・バジル等のハーブを加えても美味しくできます。これはブロッコリーの勝利だと思います。茄子ときのこだけでも美味しいですが、ブロッコリーの食感と香ばしさが加わることで格段に美味しさがアップする感じ。ぜひ香ばしく焼いて(クタクタに茹でるのではなく)入れてみてくださいね。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.04.26
NACKからの長~い帰り道の間、電車に乗ってしばらくは試合のことを考えますが15分ぐらい経つと「今日のごはんどうしようかな」と考えていることが多い私。手間のかかるものは予め下ごしらえして出かけるため、考えるのは「もう1品」のこと。先週はパスタと魚料理までは決めてあったので、野菜をどうしようか考えたのですが、試合がひどすぎてむしゃくしゃしていたせいか、短時間で作れるこれになりました。◆南イタリア風(プーリア~カンパーニア)茄子のバジリコマリネ 「マリネ」と言うより「温サラダ」または「ソテー」と言った方が的確かも知れないぱぱっと作れる一品、茄子にオイルをくたくたにしみこませるのではなく、ある程度食感を残してバジルやにんにく、トマトとの組み合わせを楽しむマリネです。茄子は調理しやすくて美味しいので冷蔵庫に常備している野菜。なので食卓に上がる頻度もとても高いのですが、にも拘らずこれを出したらダンナさんが半ば狂喜レベルで大喜び。「これウマイ!ウマイ!」と言いながらいっぱい食べてくれました。 クタクタに煮えた茄子も美味しいですが、この日の私の気分は「噛めるもの」が欲しかったようで(笑)、気温が高めだったこともありサラダっぽいこのマリネを食べたくなりました。調理のポイントは3点。 ★茄子の厚さを1.5cm~2cm程度に揃える (これ以上薄いとオイルやレモンが染み過ぎ、厚いと熱が通りにくくなります) ★にんにくはごく薄くスライス ★トマトは生で!(水分を補う役目をします)本当はバジルも生のを使うのが望ましいですが、バジルは育てていないとフレッシュなものを常備するのは難しいですよね^^;なので私は乾燥を使っていますが十分美味しくできました。やや温かい季節にオススメの一品、簡単なのでぜひお試しあれ!≪適度な食感がポイント!南イタリア風茄子のバジリコマリネ≫レシピ:2人分1) 茄子中2本はヘタを取り、1.5cm~2cmの厚みに揃えて輪切りにする。 にんにく2かけはごく薄くスライス、トマト小2個は1.5cm程度にダイスカット。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1.5を入れ、温めながら1)の茄子を手早くフライパンにすりつけて裏返して同様にし、予めオイルを塗る(※オイルの吸い過ぎ防止)。全部の茄子の両面にオイルを塗ったら火を少し強め、両面に焼き目がつくようグリルし、火を止めて蓋をして少し蒸らす感じにして中まで軽く熱を入れる。3) 2)の茄子を皿に並べ、スライスしたにんにく⇒バジル⇒トマトの順にまんべんなく茄子の上に載せ、EVオリーブオイルと塩少々をかけ、レモン1/4個をギューッと絞りかけてできあがり!★茄子にオイルを塗る際、私は面倒なのでこうしましたが、刷毛で塗ってオーブンや魚焼きグリルで焼いてももちろんOKです。いやー簡単なのにここまで喜んでもらえると嬉しいような複雑なような(笑)この日先に作っておいたものも含め、全体メニューはこんなでした。 パスタは大きなカリフラワー半分を使って干し肉の風味を染ませた「ミネストラ・アッシュッタ」。作り方はコチラです。ペースト状になったカリフラワーが美味しい パスタは細めのロングパスタを砕いたものとペンネ・リガーテを半々ぐらいで使用。もっといろんな種類のを混ぜてもよさそうです。 魚料理は、当初フィッシュアンドチップスを作るつもりで買っておいた鮫。温かくなってイギリス料理を作る気分ではなくなったので、さっと煮のマリナーラにしました。 マリナーラはお鍋ににんにく・トマト・イタリアンパセリ・水・オイルを入れて煮汁を作り、ここにお魚を入れて10~15分煮込むだけの簡単なお料理。基本の作り方はコチラです。それだけに魚に臭みがあると美味しくできませんが、冷凍の魚でも、調理前に軽く塩をして半日冷蔵庫に置き、出てきた汁をキッチンペーパーで拭うと臭みがほぼなくなって美味しく仕上がりますよそして、前回ご紹介した際はパスタを合わせましたが、マリナーラは本来魚のだしも出た煮汁に予めトーストしたパンを入れて出すのがお決まりのお料理。今日は田舎パンを軽く焼いて添えましたが、この「半じみ」状態のパンがまたもっちりしてウマイ この秋冬はずいぶんプーリアを中心にした南イタリアの料理を作ったので、ダンナさんも「プーリアの料理はうちの好みに合ってるね」と認識した模様。いやひょっとしたら私が無意識のうちに我が家好みに作っているからかも知れませんけど(笑)でも薄味で素材を生かした調理感、日本人の好みというか和食の考えにも通じていると思います。簡単な料理が多いので是非お試しください!うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.04.10
昨日の午後から首都圏一円すごい風花粉と一緒に砂埃が舞うので、帰宅後顔を洗うとザラザラするくらいですそんな風が今日の試合にどう影響するか(しかも雨も降るらしいし- -;)少々心配ですが、10日ぶりのNACKへこれから行って来まーすというその前に今日のお料理。先日ちょっと珍しいメニューをお試ししてみました。◆ストッカフィッソ・アッラ・ヴィチェンティーナ(干し鱈のヴィチェンツァ風) 一見して「何!?」って思う料理の外観、鱈には見えないですよね。色が濃いのは私が若干ソースを焦がしてしまったせいもあるのですが(笑)、基本的にはこういうもののようです。これはイタリアはヴェネト州のお料理。かつて宗教上肉食を禁じられた日(たぶん金曜日とかなんだろうな)にお肉の代用として作られたお料理だそうで、あっさりした鱈の身を炒めた玉ねぎと濃いめのホワイトソース+油で思いっきり濃厚にぐつぐつ煮込んだ実にヘビーな一品。なのでかなり少なめに作って「2人で味見」ぐらいの感覚でしたが、 美味しい!いやー鱈の身にこういう手のかけ方をするとこういう味になるのか~、という驚きも感じつつ、それ以前にとにかくとても美味しいです。もちろん鱈は普通にスーパーで売っているのを使っています。炒めた玉ねぎが絶妙にソースのまとめ役になっていて、鱈特有の臭みも合わせて美味しい風味になっている。ポレンタを添えるのがお決まりだそうなのでコーンミールを買って来て作りましたが、ポレンタに合わせるならもっともっと濃厚に作った方が良かったかも。パンに合わせても美味しい一品です。≪濃厚なソースとあっさりした鱈が相性◎!「干し鱈のヴィチェンツァ風」≫レシピ:2人分1) 生鱈または甘塩の鱈1~2切れは一度冷凍したものを解凍し、余分な水気をふき取り、煮込み用の鍋にオリーブオイルを敷いて皮目を下にして軽く焼き、裏返して火を止め、おろしたパルミジャーノをふりかける。2) ソースを作る。玉ねぎ1/4個(小さいのなら半分)を粗みじん切りにしてフライパンに入れ、バター少々で炒め、刻んだアンチョビ1枚を加えて混ぜ、白ワイン50cc、小麦粉大さじ2、牛乳150ccを加えて弱火で加熱しながらよく混ぜる。3) 1)の鱈に2)のソースをかけ、更にオリーブオイルをトクトクという感じで大さじ2ほど注いできっちり蓋をし、弱火で30分~50分煮込む(途中焦げそうになったら適宜混ぜてください)。4) ポレンタを作る。水500ccを火にかけ、ある程度あったまってきたらコーンミール50g、塩一つまみを加えて最初は泡だて器で混ぜ、ダマがなくなったら木べらに持ち替えてまんべんなく混ぜ、30~40分以上練り続ける。これをバット等に広げて厚み2cm程度の四角い形に成型し、フライパンで焼いて焼き目をつける。5) 3)、4)を盛り合わせてイタリアンパセリを添えれば出来上がり!★ソースの濃さは私の好みにしましたが、チーズやバターの使用量で味はかなり変わります。現地のはおそらくもっと濃厚だと思いますので、お好みに合わせてどうぞ。この日の全体メニューはこんな。 カレイは以前ご紹介したポテトを下に敷いたオーブン焼き、 グラタンっぽいのはこれまた以前ご紹介したそら豆入りの焼きパスタです。 この焼きパスタ、私もダンナさんもかなり気に入っているメニューですが、今日はこれに先日鹿沼で買って来た黒っぽいカンパーニュを使ってみました。 いやこのパン料理に使うともんのすごくウマイ予めバターでカリッと焼いたのをパスタと合わせてオーブンに入れるのですが、軽く焦げた皮目のところがすごく良い香りでたまらない美味しさ。ダンナさんが「だからまた鹿沼行って来て」と言ったくらいですではではそろそろ出かける時間。今日も頑張るぞー ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.03.30
春になってさやつきのグリンピースがお店に並ぶようになると、豆ごはんを作るのを楽しみにされている方は多いと思います。私もその一人。豆ごはんは大好きです今回は少々趣向を変えてイタリア式の豆ごはん。本来ミネストラなのでもっと汁気が多めになるはずが、豆ごはんについて考えていたせいかしっかりリゾット気味に出来上がってしまいました(笑)◆リージ・エ・ビージ(ヴェネト風米とグリンピースのミネストラ) ※本来もっと汁気が多く、オリーブオイルもトクトク注いで供されるものです。 我が家は仕上げのオイル控えめであっさり頂くのが好み。玉ねぎ、生ハム、干し肉(グアンチャーレ)を炒めて下味を作り、お米とグリンピースを入れて炊くのですが、炊く際のお水にポイントがあります。それは、グリンピースのさやで取っただし(ブロード)!素晴らしい~\( ̄▽ ̄)/春しか手に入らないさやつきのグリンピースって、さやから出すとフレッシュなとても良い香りがしますよね。このさやを煮出して作ったブロードでお米を炊くのです。想像しただけでおいしそうでしょう? あまり緑色っぽくないですが、香りはしっかりさやつきの濃さ。具の優しい味と相まって美味し~い豆ごはん自体あまり好きではないダンナさんもこれには大喜び、「イタリア人でもこういう工夫するんだねえ~」と感心しつつパクパク食べてます。簡単で美味しいので是非!お試しあれ≪さやつきグリンピースで作る春のごちそうミネストラ「リージ・エ・ビージ」≫レシピ:2人分1) さやつきのグリンピース1パックはさやと豆に分け、さやはたっぷりの水(お米を炊くより多めの量、2.5カップぐらい)で煮出してブロードにする。生ハム、干し肉(グアンチャーレ、パンチェッタ等)少々と玉ねぎ1/4個は粗みじん切りに。2) 深めの鍋にバター少々を溶かし、生ハム、干し肉、玉ねぎ、グリンピースを炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら米3/4合とさやのブロードを加え、蓋をして弱火で20分ほど煮る。途中水気が足りなくなったら適宜足し、少し水気が残っている状態に仕上げる。3) 米がリゾットの固さになったら火を止め、バター少々、おろしたパルミジャーノを加えて混ぜ、イタリアンパセリをのせ、オリーブオイルをまわしかけてできあがり!★塩気は肉類とチーズから出ますが、味見をして足りなければ塩少々で整えてください。優しい味なのでコショウは使わない方が美味しいです。この日の全体メニューはこんなでした。 後のメニューはほうれん草をどっさり使ったスペイン風オムレツと、 主に夏の野菜をたっぷり使った南イタリア風の野菜の煮込み「チャンボット」。 チャンボットもすごく美味しくできました。野菜の甘みや旨味がたっぷりでモリモリ食べられます。私これ好きだなー特にじゃがいもとパプリカからいい味が出ます。 切り目を入れてつぶしたにんにく1かけ、茄子2本、かぼちゃ1/8個、パプリカ1個、玉ねぎ半分、じゃがいも小2個を適当な大きさに切ってオリーブオイルで炒め、つぶしたホールトマト少々とかぶるくらいの水を加えて柔らかくなるまで煮込むだけですが、ケッパーとバジルを加えるのが南伊風。ケッパーからもいい味が出て美味しく仕上がります。それと炒める際のオリーブオイルはちょっとドキドキするくらいたっぷり使うのもコツのようですよ。まだまだ気温は低めですが紫外線は元気になってきました。日差しを浴びた日はビタミンと水分、そして少し多めの油脂を摂ると身体にダメージが残りにくいです。こういうお料理が美味しい季節になりましたねうん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.03.26
Jが開幕してスタグルばかり食べまくっていそうな私ですが、料理もちゃんとしてますよ! スタジアムでは油脂・お肉が多くなるので、家での食事は野菜中心。ここ数ヶ月ずっと平日の帰りが遅く、家で晩ごはんを食べる日が少ないダンナさんにとっても週末は野菜補給+身体によい食事をするチャンスです。今日は緑の野菜がそこそこあったので、まずは「緑のタルト」こと、我が家の定番の野菜のパイ。◆トルタ・ヴェルデ 今日の具はブロッコリー1個、玉ねぎ(小)1個、ズッキーニ半分、小松菜1/2束。刻んでいる間はどっさりですが加熱すると少なくなっちゃうんですよね^^;具はブロッコリーはラップにくるんでレンジで柔らかくした後、他の野菜は生のまま刻んで(ズッキーニはチーズおろしでおろして)オリーブオイルで炒め、塩とパルメザンチーズで味付けして小麦粉を練った皮に包み、190度で30分。詳しい作り方はこちらを参考にしてください。今日は皮を柔らかめに練り、焼く際にたっぷりオリーブオイルを塗りました。焼き上がりがとても良い香り、ひとくちごとにオリーブオイルの香りが広がります。良い質のお肉に飢えているダンナさんにはメインにお肉が必要。力がつきます。◆イベリコ豚(カルビ)のグリル、焼きトマト・炒めもやしと黒オリーブ添え ダンナさんには120g、私は60gです。お肉自体が美味しいのでこのサイズで十分満足。良い塩とこしょうをすり込み、油を敷かずにフライパンで焼くだけ。野菜はイベリコ豚から出てきた脂で焼くのがお決まり!そして、今日のおすすめはこちら!◆グリーンアスパラのイタリア風フリット、温泉卵添え イタリアではホワイトアスパラも好まれますが、私はグリーン派。このお料理もグリーン・ホワイトどちらを使っても良いようですが、グリーンが正解なように思います。ポイントは、卵白を泡立てて作ったさくさくの衣!この衣のおかげで表面はさっくさくに揚がり、齧るとほわっとアスパラの優しい香りが膨らむのです。それに柔らかな温泉卵をつけると・・・ 至福アスパラと卵はもともと相性が良いので、茹でアスパラに茹で卵を合わせるサラダなんかも定番ですが、これはそれをぐぐぐっと贅沢にした感じ。使っている材料はぜんぜん高級ではないし、量もそれほど使わないのにメイン並の存在感、パルメザンチーズと黒こしょうもよい立役者です。アスパラと同じように、加熱すると香りが立ついんげんで作っても美味しいかも!≪さっくさくの衣がアスパラの香りを引き立てるイタリア風「グリーンアスパラのフリット」≫レシピ:2人分1) 65℃のお湯に卵1個を20分以上漬けて温泉卵を作っておく。アスパラ1束は根元の固い部分の皮をピーラーでむく。2) 衣を作る。卵白1個分を泡だて器で固くツノが立つまで泡立て、ふるった薄力粉少々、塩と水少々を泡をつぶさないよう混ぜる。3) フライパンに揚げ油を高さ2~3cmに注いで180℃に熱し、1)のアスパラに2)の衣をまぶして全体がきつね色になってカラッとするまで揚げ、新聞紙等にとって余計な油を吸わせる。4) 皿に盛り、温泉卵を添え、卵の上におろしたパルメザンチーズと黒こしょうを振ってできあがり!★衣はビールで溶くとより美味しいようですが、もったいないので使わずに作りました。これでも十分美味しくできます。ある程度の量を作る場合はビールを使いましょう。いやー美味しかったな~。アスパラの香りをこんなに口の中で美味しく感じたのは初めてかも。美味しいアスパラが手に入ったら是非お試しください。すごく贅沢に感じること間違いなし!うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.03.22
NACKへ行く際通る商店街で、いつも目が行ってしまうお店があります。それは新鮮野菜がとってもお買い得な八百屋さん!普段は試合前は荷物になり、試合後は閉店しているのでなかなか買う機会がないのですが、先日ユニを取りに行った際、「チャーンス(-_☆)」と思って買って来ましたよー ・ほうれん草 100円 ・小松菜 100円 ・菜花 168円×2束 ・いんげん 100円 ・アスパラ 78円 ・ブロッコリー 138円・・・全部青い(笑)その日ダンナさんに自慢げに報告すると「どこの虫ですか」と呆れられましたが、それぐらい私は青い野菜がだーい好き!という訳で、中でも特に好きでこの時期とっても美味しい菜花をこれでもか!と使った週末のごはん。 まずは、適度に苦みがあって太目の菜花を見ると作りたくなるプーリア風のパスタ。◆オレッキエッテのチーマ・ディ・ラーパ(菜花で代用) 今日はディチェコの乾燥オレッキエッテを使って作りましたが、えらく小さいのね^^; 昨年自分で作った時ぐらい(震災の直後、気持ちを落ち着かせようといろいろ躍起になって料理してたっけな・・・)食べ応えのある大きさ・厚みの方が我が家好みな気がするので、やはり次回は自作しようと思います。ソース部分の作り方は先日から何度か登場している「菜花のパスタ」と一緒。前菜というか、メイン並にボリュームがあるのはこちら。◆グリーンピースとズッキーニのタンバル 「タンバル」と言っていますがパウンド型で焼いているので厳密には違うかも(笑)これも昨年一度レシピをご紹介していますが、今日は卵を倍量にして、牛乳とチーズも若干多め、西洋おろし金でおろしたズッキーニ1本を加えて(玉ねぎと一緒に炒めて水分を凝縮させて使います)作っています。玉ねぎに加え、ズッキーニの甘みが出るので「より美味しい!」とダンナさんに大好評。 基本のレシピは過去エントリをご覧ください。今日は蒸し焼きではなく、170度のオーブンで普通に25分焼きました。美味しかった!そして!今日のオススメ新レシピがこちらです。◆リクルッダ(サレント地方風、豆と青菜とパンのミネストラ) 野菜料理がとても美味しいイタリアの長靴のかかと、プーリア州はサレント地方のクラシックなお料理。「ミネストラ」は具だくさんのスープという意味ですが水分たっぷりとは限らず、水分が殆どないようなものも「ミネストラ」と呼ばれたりします。これも作り方によっては水分が殆どないものもあるようですが、今日は汁気が欲しくて水分多めに作りました。 材料は菜花たっぷりと茹でた豆、それにダイスカットしてオリーブオイルで揚げるか焼くかしたパン(大きめのクルトン)、味付けは唐辛子と塩のみ。これでどれだけ旨味が出るか興味があって作ってみましたが、美味し~いいや~これすごく美味しいです。菜花の旨味がしっかりスープにしみ出して、クルトンからは適度な油も補え、豆の旨味も爽やか。ただカットしたパンではなく、油を使っているのがいいんですね。これがすごく美味しくしてくれます。全体的にすごくまとまった味わいですが、赤唐辛子がまたいい引締め役に。辛くなるほどではなく、引締め役として使うのがコツで、今日は辛みがまろやかな栃木産のを(とさこさんありがとね)使いました。現地では「チーマ・ディ・ラーパ(菜花系の大きく育つ野菜)」といんげん豆で作るのが最もポピュラーですが、苦みのある青い野菜、たとえば黒キャベツ等でも作られるそう。豆もひよこ豆等別の種類でも作られるそうですので、手に入りやすいものを組み合わせてアレンジできますね是非つくってみてください!≪リクルッダ(サレント地方風、豆と青菜とクルトンのミネストラ)≫レシピ:2人分1) 菜花1把は根元の太く堅い部分に切れ目を入れ、塩を加えたお湯で柔らかく茹でて水気を軽く絞り、3~4cm長さに切る。2) スープ用の鍋にオリーブオイル大さじ1程度と種を抜いた赤唐辛子1/2本を入れて温め、1)の菜花を炒める。全体に油が回ったら、塩ひとつまみと茹でたいんげん豆1/2カップを(あれば)茹で汁ごと加えて全体を覆う程度の水を加え、30分ほど煮込む。3) 煮込んでいる間にクルトンを作る。堅くなったパン適量を1.5cm角ぐらいにダイスカットし、たっぷりの油で揚げ焼きにしていったん新聞紙等に取り、余計な油を切る。4) スープの味を見て薄ければ塩少々で整え、3)のクルトンを加えてざっと混ぜ、火を止めて5分ほど蒸らせば出来上がり!★豆はひよこ豆を使うと豆の味が強くなるので、私はいんげん豆の方が好みかなと思います。大豆だとちょっと味が薄いかも・・・。金時豆でも美味しいかなと思います。いやー、食卓が緑色でまさに「虫」みたいなディナーでしたが美味しかった!菜花は今がいちばん美味しい時期です。たっぷり食べて身体に滋養をつけましょう今日は菜花を使った料理が2種類ですが、パスタにはアンチョビを使って甘みを引き出し、ミネストラには唐辛子を使って苦みや辛みを引き立てているため「かぶってる」感じは不思議なほどありません。この時期の菜花ホント美味しいです、大好き!うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.03.13
いやーU-23、よかったですね~とりわけわが大宮が誇る唯一の現役代表(Aじゃないけど)の東と「エヒメッシ」改め「カモメッシ」学が活躍してくれて嬉しい。面白いメンバーだったと思います。それと、韓国代表も五輪出場が決まった模様。こちらにもわが大宮が誇る韓国代表二大スターのヨンチョル・ヨングォンがいます。いい刺激を得てチームに戻ってきて欲しいです・・・昨日の試合時刻、まだ余裕で職場だったんだけどね・・・- -;帰ったら権田がインタビュー受けてましたよ- -;今回は嬉しそうな顔でよかった。という訳で、寝不足と体力の限界が近づく中、先週末のごはんの話題。 そういえば今年はあまりジビエっぽいものを食べてないなと思いながら冷凍庫の整理をしていたら、だいぶ前に買った鹿肉の切れ端少々を発見。煮込みにしようか?いやそれには量が・・・と考えた結果、ラグー(ミートソース)にしてパスタだな!と決定。鹿肉のラグーはトスカーナっぽい料理なので、合わせて全般トスカーナ風で統一してみました。濃厚なジビエのラグーには平打ちの極太パスタ「パッパルデッレ」を合わせるのが定番ですが、噛みごたえのあるボリューミーなパスタなので、あまりパスタ自体の量を食べる感じではありません。なので、炭水化物の調整と野菜をたっぷりと言えばコレ。◆ほうれん草のニョッキ・トマトソース 今冬は野菜が全般的に高値で困りますが、ほうれん草だけは比較的安値で買えるので気が付けば冷蔵庫に2~3袋あったりして(笑)今日はどーんと1袋まるごと使い、水分もしっかり絞って密度の高いお団子にしました。ほうれん草を倍量にしたこと以外は、ほぼ以前ご紹介したレシピ通りですが、今日のソースはホールトマトをぐつぐつさせただけでそれ以外の味付けを一切していません。バターも塩もなし!今日は濃厚な鹿のラグーがあるのでバターを使うと重たくなるなと思ったのと、ニョッキのほうれん草風味が濃くなった分、ソースはフレッシュな方が合うかなと思ったのです。結果、「やっぱりしっかり(ほうれん草の)水分絞ってどっさり入れた方が美味しくできる」と判明(笑)アクも抜けるので食べやすくなりました。シンプルなソースもダンナさんに好評。美味しかったです。 で、今日のオススメレシピはこちら。◆トスカーナ風マッシュルームのフリット 何か野菜の一品料理が欲しいと思ってトスカーナ料理の本(イタリア語できないので英語のです)をめくっていたら、写真もない数行の説明を隅っこに発見。マッシュルームをまるごと揚げる(詰め物とかしないで)ってやったことないのでどうなんだ?と思って試してみたら、美味しかった固めのフリッター衣で表面がしっかり覆われるので、口に入れた時にマッシュルームの香りがすごく際立ちます。お口の中が幸せな感じ。それとなるほどと思ったのは、笠と軸とを分けて揚げること!このことで笠も軸も衣でしっかり覆われるんですよね。軸をつけたままだとこんなにカリッと揚がらないはず。敢えて分けることで、笠の方だけでなく軸もしっかり美味しく揚がり、得した気分になるレシピです。安いマッシュルームを見つけたら、是非豪快に作ってみてください!≪笠はもちろん、軸の部分もカリッと美味しい!「トスカーナ風マッシュルームのフリット」≫レシピ:2人分1) マッシュルーム5~6個(1パック全部使っても余裕で食べ切れます)は笠を壊さないよう注意しながら軸を抜いて笠と軸に分け、土を落としておく。2) 溶き卵1/2個分に小麦粉大さじ2程度と水少々を混ぜて固めのフリッター衣をつくり、1)にしっかりまぶして180度の油でカリッとするまで揚げればできあがり!軽く塩を振り、レモンをギューッと絞ってどうぞいやーこれ簡単だけど美味しかった~。侮れませんキノコ類。という訳で、主役のはずの鹿のラグーと手打ちのパッパルデッレについては長くなるので明日に続きます。パッパルデッレ、太いので意外とラクに作れることが判明(笑)たまには手打ちもアリですね。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.22
えー、連日からあげの話題が続いてブログが相当油っこくなっているので(笑)、間にさっぱりした野菜レシピを挟むことにします^^;これは先週末、からあげを食べに戸越銀座へ行った日の晩ごはん。野菜中心の軽めのイタリアンで揃えました。 もともと野菜のラザニアとポルペットーネ(ミンチ状のものをローフ状に焼いたもの)を作ることは決めていたものの、スープの他に何かもう一品、汁気の多いものが欲しいと思って作ったのがこちら。◆干し鱈(ストッカフィッソ)のジェノヴァ風トマト煮込み イタリアでは塩漬けにして干した鱈を「バッカラ」、塩を使わず丸干しにした鱈を「ストッカフィッソ」と呼び分けるそうで、こちらは後者を使ったお料理。ジェノヴァでは毎週決まった曜日に食べられる(干し鱈を戻すのに時間がかかるかららしい)、とても有名なお料理だそうです。とは言え急遽作ることにしたため普通にスーパーで売っている鱈の切り落としの冷凍を解凍して(干し鱈同様水分が抜けるので、割とそれっぽくなります)使いましたが、びっくりするほどウマかった!w( ̄△ ̄;)w作り方は本当に簡単で、切って炒めて煮るぐらいの工程しかないのですが、材料の組み合わせがすごくいいんですよね。 干し鱈、にんにく、トマト、じゃがいもが基本の材料ですが、ブラックオリーブ、松の実、レーズンといったいかにもイタリアらしい食材が複雑な味わいを出してくれてほんっとに美味しい!いんげん豆は入ることも入らないこともあるそうですが、入れた方が美味しそうなので入れました。ウマかった~。なんというか、美味しさのエッセンスがいろんなところに凝縮された「考えた人はエライね~」と感心したくなるお料理。ダンナさんも夢中でした。簡単なのでぜひお試しあれ!≪お芋とお豆から出るとろみ、レーズン・オリーブから出る複雑な美味しさがたまらない!干し鱈のジェノヴァ風煮込み≫レシピ:2人分1) 解凍の鱈2~3切れは水分を拭い、骨を除いてコロコロと食べやすい大きさに切る。レーズン大さじ1はぬるま湯につけておく。トマト1個は皮をむいてダイスカット、じゃがいも1個は皮をむいて芯を取り、縦4つ割にして薄くスライス。いんげん豆適量は戻して固めに下茹でしておく(茹で汁ごと使います)。2) 煮込み用の厚手の鍋にみじん切りのにんにく1かけとオリーブオイル大さじ1.5を熱して鱈を炒め、表面の色が変わったら松の実小さじ1強、レーズン、種を抜いたブラックオリーブ8粒程度を加えて混ぜ、トマトとレーズンの戻し汁を加えて少しぐつぐつさせ、いんげん豆をゆで汁ごと加えてひたひた程度にし、蓋をして1時間弱煮込む。3) 途中水分が足りなければ少し足すようにし、仕上げの15分前くらいにじゃがいもを加える。煮あがりで味を見て、足りなければ塩で整え、仕上げにオリーブオイルをひとたらししてできあがり!★これはトマトを入れたバージョンで「ロッソ」ですが、トマトを使わない「ビヤンコ」もあり、この場合はアンチョビと白ワインを使って旨味を膨らませるようです。こちらも美味しそうですねで、名前の通りこれは港町ジェノヴァがあるリグーリア州のお料理。この日は実は全部リグーリア料理で揃えたのです。◆モロッコいんげんとじゃがいものポルペットーネ 私、さやのない豆はどれも大好きですが、いんげんの青臭さは苦手だったんですよね。なので食べられそうなお料理を見つけると意識的に試していましたが、気が付けば普通に好きになっていた(笑)というわけでこれは幅広で大きい「モロッコいんげん」をたっぷり使ったお料理。もちろん普通のいんげんでも作れます。茹でて砕いたものを玉ねぎ・じゃがいも・卵・チーズと混ぜてローフ状に焼いたものです。そう聞いただけで美味しそうでしょ? 上が焼いた表面、下が底面になった方の焼き色。卵を使っているのでプリンみたいな焼き色になっていますが、これまたホント美味しかったんですよね~。いんげんの青臭さが卵やチーズで和らぎ、フレッシュな風味が心地よく感じられます。いんげんが苦手なお子さんでもこれなら食べられるんじゃないかな?残ったらサンドウィッチの具にしても美味しそうだなと思いましたが、当然即日完売(笑)これもダンナさんから「また作って!」コールが入った好評の一品です。≪卵とチーズでなめらかになったいんげんが美味しい!「いんげんのポルペットーネ」≫レシピ:2人分1) モロッコいんげん1パック(普通のいんげんなら1/2袋強)は茹でるか電子レンジで柔らかくして粗みじん切りに。じゃがいも中1個(いんげんと同量~やや少なめ)も茹でて皮をむき、マッシュしておく(牛乳を足してなめらかにするとより美味しい)。玉ねぎ1/4個は粗みじん切りに。2) フライパンにオリーブオイル少々を熱し、1)のいんげんと玉ねぎをしんなりするまで炒め、粗熱がとれたら1)のじゃがいもと混ぜ、卵1~1.5個とおろしたパルミジャーノチーズ大さじ2程度、あればマジョラム少々を混ぜる。3) 耐熱皿にオリーブオイルを塗ってパン粉大さじ1程度をまぶし、2)を入れて厚さ3cm程度に整え、表面にもパン粉をまぶしてオリーブオイルをたらす。4) 180度に予熱したオーブンで15~20分程度焼いてできあがり!(厚みに応じて時間を調整してください)★今日はマジョラムがなかったので使わず、代わりにナツメグ少々で香りを付けました。どちらも使わなくとも美味しくできます。パルミジャーノは粉チーズでも全然OK!これ多分いろんな野菜で応用がきくメニューだと思います。茄子とかズッキーニとか、普通に美味しくできそうだもんねお好みの野菜でお試しください。じゃがいもの代わりにかぼちゃを使うのもいいかも。水分が多い野菜の場合、卵を多めにするとよいと思います。野菜のラザニアもリグーリア料理ですが、これは「パスタ」カテゴリに入るので別記事にします。作り方はものすごく簡単なんだけどね^^;うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.15
今年の冬は久々に気合の入った冷え込みですが、暦の上ではもう今日から春、昨日は節分という訳で、最近やっと時々家でごはんが食べられる時刻に帰れるようになったダンナさん。Jの家族会議も兼ねた晩ごはんはこちらでした↓ メインは依然として干物(笑)ですが、これとっても美味しかったんですよ◆塩サバのグリル・きのこトマトソース 青身の魚が大好きな私。冷凍庫には鯵やサンマもありましたが、焼いた魚にトマトソースを合わせたのを食べたいな~とイメージした際最もぴったり来たのが鯖。塩をして少し身の締まったのを焼くとすごくジューシー、この鯖の脂もトマトソースになじませちゃえ!という発想のお料理ですが、イタリアではポピュラーな調理法です。 軽く小麦粉をはたいて焼いた鯖は身がふっくらしてとってもジューシーこれに玉ねぎ・きのこをたっぷり入れたトマトソースもぴったりですが、ちょこっと添えたバジルソースもよく合います。2種類の美味しさを楽しめるお得な料理、カリッと焼いたじゃがいもも欠かせません!≪塩サバのグリル・きのこトマトソース≫レシピ:2人分1) 塩サバ半身は2つに切り分け、目立つ骨は抜いて軽く小麦粉をはたいておく(生の鯖を使う場合は軽く塩をして身を締め、出てきた水気をふき取ってから使います)。玉ねぎ1/2個はスライス、しめじ1/2パックは適当にほぐしておく。2) フライパンにオリーブオイルを温め、1)の鯖を中火で両面焼く。後で煮込むので中までしっかり火を通さなくても、表面がカリッとして焼き目がつけばOK。3) 2)のフライパンで玉ねぎを炒め(油が足りなければ足してください)、しんなりしたらしめじを加え、白ワイン少々とつぶしたホールトマト1/2缶を加えてぐつぐつさせ、余計な水分を飛ばしてから蓋をして3分ほど煮込み、塩・こしょうで味を調えて火を止め、2)の鯖を戻し入れる。4) 別のフライパンで、軽く電子レンジで加熱した後1cm角強にダイスカットしたじゃがいもをたっぷりのオリーブオイルで炒め(各面がカリッとするよう随時転がしてください)、これも3)のフライパンに入れ、そのままの状態でしばらく置いて味をなじませる。5) 食べる前に4)のフライパンを温め(水気が足りなければちょこっと足してください)、皿に盛り好みでバジルソース少々を添えてできあがり!★ソースはいったん冷めたのを温め直すことで、鯖の味がよく馴染みます。できたてよりも少し馴染んでからの方が美味しいので、早めに作っておいてもいい便利なおかずです。節分を意識した訳ではなかったのですが、なんとなーく豆料理が食べたくなって作りました。◆ひよこ豆の煮込み ひよこ豆は我が家では茹でてつぶしてホムスやファラフェルにしたり、パスタソースに入れたりすることが多いですが、もちろん煮込みも美味しい今日は野菜をたっぷりと、味出しに生ハムの切れ端を刻んで入れて少しこってり仕上げました。 ウマイ~ひよこ豆特有のホクホク感に刻み野菜がすっきり、生ハムは濃厚に絡みます。トマトを入れすぎないのがいい感じ。2人でペロッと食べ切りました。≪ひよこ豆の煮込み≫レシピ:2人分1) 乾燥のひよこ豆1/2カップは3~6時間水につけて戻し、戻した水ごと鍋に移して火にかけ、沸騰したら水を替えて豆の高さの倍くらいまでにして蓋をし、煮たつまで中火、その後弱火で20分ほど煮る。煮えた時点で水が1/3くらい減っていればいい感じです。2) にんじん1/3本、玉ねぎ1/4個は共に皮をむいてみじん切り(フードプロセッサがあればそちらの方が繊維が切れていいです)、生ハムの切れ端少々も粗く刻む。3) 油を敷かないフライパンに2)の生ハムを入れて弱めの中火で熱し、脂が出てきたらにんじん・玉ねぎも入れてしんなりするまで炒め、全部1)の豆の鍋に入れる。4) 豆の鍋につぶしたホールトマト1/5缶程度も入れて混ぜ、水分が多い場合は蓋をしないで、適度な場合は蓋をして中火~弱火で15分程度煮込み、塩で味を調えてできあがり!★最後に耐熱容器に移し、チーズを振ってオーブンで焼いても美味しいです。イタリアでは煮込むのもオーブンで仕上げたりするみたいですよ今日の主食はパスタ。末端冷え性改善のため通っている整体院では、当初は体を冷やす食べ物・飲み物は控えるよう言われたのですが、治療が進むにつれ私の冷えの原因はほぼストレスらしいことが判明。最近は冷えのツボよりストレスを抜くツボの方にいっぱい鍼打たれてます。「東洋医学では本来小麦は体を冷やす食べ物なんですが、ぱんださんの場合食の知識もあるし料理もされるので、好きなものを美味しく食べてストレスを減らす方がいいと思う」と鍼灸師の先生に言われました(笑)ひっひっひ、お墨付きだ!なので引き続き好きなものを食べさせて頂きますΨ( ̄∇ ̄)Ψ◆ブロッコリーたっぷりのプーリア風パスタ これは以前から大好きな、我が家ではほぼ定番のパスタですが、最近見た本では普段私が使うにんにく・唐辛子・アンチョビに加えてケッパーを入れると書かれており、なるほど美味しそうと早速まねっこ。基本のレシピはこちらですが、アンチョビを入れる際に一緒にケッパーも軽く刻んで大さじ1/2ほど入れてみました。 いひ、美味しい~( ̄∀ ̄*)ケッパーの酸味がなんともいいアクセント、この季節のブロッコリーは味が優しいので殊によく馴染みます。それにこのパスタ、2人でブロッコリー1株まるまる使うのでボリュームもあるしすごく「身体にいいもの食べたな~」という気になるんですよね。美味しいし。それとこういうソースの際は私は数種類のショートパスタを混ぜて食感の違いを楽しみますが、ダンナさんはそれもお気に入りみたい。「今日は何種類?」とフォークで探すのが楽しみなようですいや~美味しかった~で、肝心の家族会議ですが、ごはんに夢中でほぼ会議になってない(笑)まぁ後半はホントどうなるかわからないので、序盤に関してはダンナさんがいつ土日休める状況になるのかだけですね^^;なんか今年は「日程出た!早速予約!」的な感じではないので、ワクワクはしていますが例年よりも落ち着いちゃってます。今日は立春とは言え現在インフルエンザも大流行、各地で大雪と寒さはまだまだ続きます。乾燥もピーク!外からのケアも大事ですが、身体が喜ぶものを食べて健康を保ちたいですねうん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.03
昨日に引き続き、まずは元大宮選手のJ2動向から。昨日は期待していたリリースが出ました! 【甲府】(内田智也⇒未確定) ⇒ 【横浜FC】内田智也(甲府より完全移籍)キター(≧∇≦)我が家的には (  ̄▽)爻(▽ ̄ ) です。だって祥史の一年限りでの完全移籍はさすがに堪えたんだもん・・・。その日ダンナさんがかなり沈んで帰って来たので「そんなに好きじゃなかったじゃん」と思いましたが、サポとしては「来たばかりの選手が1年で完全移籍で出て行く、しかも1人はルーキー、1人は監督を慕って来たはずのFW」というのは辛い。思い当たる節があり過ぎるだけに、当人のためを思えば移籍は正解かも知れないけど辛い・・・そんな訳で、正直「今年のフリエは見る気しないなー」と私も少々思っていましたが、ウッチーが来るなら別!ウッチーが最も輝いていたのも鳥栖時代の祥史同様大宮に来る前のJ2フリエ時代(10番だったんですよね)。フリエはプレースキッカーも足りないし、ウッチーの運動量やミドルは今もハマると思います。楽しみだ!↓昨年2月、湘南VS甲府の練習試合。FKもCKもウッチーが蹴ってました。 できれば四中工の後輩・テル(田中輝和、元大宮&フリエ)も帰ってきてもらえると嬉しいんだけどな・・・。あとちらちら出始めた開幕戦カード報道、どうもウチはホームでFC東京らしいですね。渡邉兄弟対決は実現しそうですが、個人的にFC東京には「取られた(ポポさんとか千真とかアーリアとか)」感が多々あるので嫌なカード。せめてアウェーならいいのに- -;という訳で本題へ移ります。今日のごはんは先日ご紹介したムール貝のパスタを作った日のサイドメニュー。◆キャベツとアンチョビのさっぱりグラタン これとっても美味しかったんですよこの日はキャベツを使ったオーブン焼き、グラタン料理が食べたくて、当初は昨年の冬によく作った「ヴァルペリーナ風ズッパ」にしようと考えていたのですが、大きめにちぎったキャベツよりも刻んだキャベツをたっぷり食べるイメージでこちらにしました。このお料理はもともとは雑誌で見かけたもののアレンジ。都内にある野菜中心のイタリアンのお店のシェフが考案されたという「キャベツと白菜のグラタン」が美味しそうでいつか作ってみようと思っていました。が、この日我が家には白菜はなくキャベツがたっぷり。作り方を見ても白菜なしの方が私好みっぽかったのでそうしたのですが、ウマかった!私的にも思った以上に美味しくできて大満足でしたが、それ以上に喜んでいたのがダンナさん。この日作ったもう一つのオーブン焼き料理、茄子のグラタンと共に「チョー美味しい」と大喜び。野菜をおなかいっぱい食べて、2人とも大満足のブランチでした。で、改めてキャベツのグラタンと茄子のグラタン、とりわけるとこんな感じです。 ご覧の通り、どちらもホワイトソースは使っていません。私が作る野菜のグラタンはホワイトソースを使わないことが多いですが、今日のは特に「ソースなし・チーズもパルメザンのみ」でとてもさっぱりしており、その分野菜の美味しさを存分に味わえます。キャベツのグラタンのポイントは ★千切りならではの歯触りを楽しめる ★アンチョビとキャベツの相性抜群! ★パンでボリュームUP(汁気を吸ってもっちり感が出てウマイ)の3点。それにたまたま年末年始のお料理用に買っておいた生クリームが余っていたので仕上げに使ったところ、ダンナさんがこれに反応。「コクがあって美味しい」と大好評でした。これだけ見ても材料がシンプルなのがお分かりかと思います。でもこんなに美味しいから野菜はエライ!作り方自体にも難しいポイントはなく、簡単なのに美味しいグラタンです。野菜をたっぷり食べたい時に是非!おためしください≪ホワイトソースなしでたっぷり食べられる「キャベツとアンチョビのさっぱりグラタン」≫レシピ:約2人分1) キャベツ1/4~1/3個(大きさに合わせて調整)は太めの千切り(芯のところも使ってOK)に、玉ねぎ1/2個はスライス。アンチョビ3尾は適当に刻む。古くなったパン(食事用のなら何でも良いですが、できるだけ甘みのないものがベター)は厚さ5~7mm、3~4cm角ぐらいの大きさに切っておく。2) 深めのフライパンにオリーブオイル大さじ半分を敷いてまずは玉ねぎを炒め、色づいてしっかり火が通ったらキャベツをのせ、蓋をしてごく弱火で5分程度蒸し焼きにする。焦げそうだったら水少々を加えてください。3) キャベツのかさが半分以下~1/3程度になったら蓋を取り、水気を飛ばしながらアンチョビを加えてざっくり混ぜて火を止め、再度蓋をして余熱で5分ほどアンチョビの味をしみこませる。4) 耐熱容器にバターを塗り、3)の1/3量⇒1)のパンの半量⇒パルメザンチーズのすりおろし(なければ好みのチーズ)⇒3)の1/3量⇒残りのパン⇒3)の残り⇒パルメザンチーズ、の順に重ねていき、最後に生クリーム大さじ1~2を全体に回しかけ(なければ牛乳やヨーグルトで代用しても、或いはなくても作れます)、200度に予熱したオーブンで軽く焼き色がつくまで焼いたらできあがり!★今回使ったパンはカンパーニュの薄切りですが、ライ麦や全粒粉を使ったパンでも美味しいと思います。かなり固くなったパンでも大丈夫なので、バゲットの残り等を冷凍しておくといいと思います。もう一品はこちら。◆茄子とミートソースのグラタン ごくお馴染みの茄子のグラタン、思いつきと冷蔵庫にあった材料でぱぱっと作りましたがダンナさんにはこちらも大好評。「口に入れた時のインパクトがいい」とのことでしたが、秘訣は刻んだイタリアンパセリかなと思います。こちらもチーズを控えめにした分、パセリのインパクトが大きかったみたい。作り方は至って簡単で、茄子2個は斜めにスライスしてオリーブオイルで一度焼いておき、ミートソース(合いびき肉70gと玉ねぎ1/4個、にんじん1/3本、にんにく1かけを炒め、ホールトマトと赤ワイン少々で5分程度煮たもの)と3層程度に重ね、最後にパン粉・刻んだイタリアンパセリ・パルメザンチーズを上からかけてキャベツのグラタンと一緒にオーブンで焼きました。冬季は手に入る野菜が限定されますが、冬のキャベツや白菜は美味しいですよね。たっぷり食べて食物繊維やビタミンを補給しましょう!うーん今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.01.12
七草粥の日も過ぎ、皆さんの冷蔵庫もお正月食材から卒業される頃かと思います。(毎年のことながら、我が家は実家から大量に送られた食材から卒業しきれてませんが・・・- -;)そんな時は!肉!という訳で、年末に作ってたいへん美味しかったお肉料理をようやくご紹介したいと思います。◆アリスタ(フィレンツェ風豚肉のロースト、ローズマリー・にんにく風味) 豚肉を塊のまま焼くタイプのローストポーク、実は初めて作りました。というのも、ローストポークって調理の過程が単純すぎて作るのがつまらなそうなイメージだったから。でもこれはちょっとした秘密が隠されており、それがどういう効果をもたらすのかにすごく興味があって、ワクワクしながら作りました。結果、ものすごーく美味しかった!いやーウマかったです。決して高くない、ごく普通のスーパーで売っている豚ロース肉で作ったのですが「こんなに美味しくなるの!?」とびっくり。ダンナさんも「超ウマイ」とテンション上がりっぱなしでした。その秘密はこれ↓ お肉の真ん中あたりの上部に注目ください。何か挟まってるのがわかりますか?これが美味しさの秘密刻んだにんにくとローズマリーを、お肉の巻き目や予め開けた穴に埋め込んであるのです。これがじっくりオーブンで焼かれることでお肉の内側までしみてとっても美味しい!調理の過程としては「にんにくを刻む⇒ローズマリーや塩と共にお肉になすりつける⇒焼く⇒ソースを作る」ぐらいしかないのに、ほんっとに美味しい!しかもこれ、あまりに美味しかったので我々は即日食べ切ってしまいましたが、本来はもっと大きな塊肉で作って保存するもの。冷蔵で4~5日、冷凍すれば1か月以上もつそうです。冷たい状態でパンに挟んでも美味しかっただろうなー…(ちょっと後悔)。 ちなみにこのお料理の歴史はとても古く、ルネッサンス期のメディチ家に遡ります。これをフィレンツェで開かれた宗教会議に出したところ、ギリシャ人の高僧が「アリスタ!(最高!)」と叫んだことからこの名がつけられたんですって。当時はお肉の保存が難しかったはずで、ハーブや塩で長期保存を可能にしたこういうお料理はさぞ重宝しただろうと思います。作り方や材料が至って簡素なのもメディチ家らしい。最低でも500g以上ある塊肉で作った方が美味しいと思います。「うちには大きすぎる…」と思っても保存できますので、是非大きなお肉で作ってみてください。「作ってよかった!」と思うことうけあいですよ≪簡単なのにすごく美味しい!保存も効くフィレンツェ風ローストポーク「アリスタ」≫レシピ:作りやすい分量1) 豚ロース肉(500g以上~1kg前後)に下味をつける。今回使った肉は600gで予めタコ糸で縛ってあるものでしたが、これでにんにく2かけとローズマリー同量程度を使用。指の入るような大きな穴を思い切って4~5か所開け、巻いてあるお肉の場合は巻き目のところにも、塩⇒にんにく&ローズマリーの順に薬味を埋め込む。大きなお肉の場合は穴を深めにしてくださいね。2) 巻いていないお肉の場合はこの後タコ糸で縛って成型し、全体に塩、コショウ(今回は粒こしょうを使用)をまぶしてラップでしっかりとくるみ、冷蔵庫で3時間~1日寝かせて味をなじませる。大きめのお肉になるほどねかせる時間も長めにしてください。3) お肉を焼く。フライパンを熱してまずは表面をこんがりと焼きつけ、耐熱容器に移して190度のオーブンで1時間。お肉が1.5kgを超えるまでは1時間で大丈夫です(小さめの場合は少し短めに。今回は50分にしました)。まんべんなく熱が通るよう、時々転がしてください。付け合わせのじゃがいももダイスカットして一緒に焼くと美味しいです。4) ソースを作る。お肉が焼けたら、お肉はアルミホイルで覆って余熱で熱を通し、焼いている間に出た肉汁(脂が多過ぎる場合は除いてください)や焼きかすをこそげてフライパンに移し、同量程度の白ワインを加えて少し煮詰め、塩・コショウで味を調えてソースにする。余熱で落ち着かせている肉からも肉汁が出るので、これも加えてください。5) お肉を厚さ5~8mm程度にスライスし、付け合わせと共に盛り、ソースをかけてできあがり!★分厚く切るより1cm未満にスライスした方が美味しさがよくわかります。個人的には7mm程度がいちばん好き。お肉の脂が少ないものは薄め、多めならやや厚めに切るのがバランスが良いと思います。★そのまま食べても夢のように美味しいですが、残ったらサンドウィッチやパスタの具にして食べることが多いそうです。冷めても美味しいので、是非お試しあれ!この日の全体メニューはこんなでしたが、 これだけお肉を食べる分、野菜もいっぱい食べました。スープは先に取り上げたミネストローネ、サラダはにんじんまるまる1本使ったロシア風にんじんサラダ(レシピはコチラ)、 パンも生地にじゃがいも、中は玉ねぎをた~っぷり使ったプーリア風フォカッチャです(このレシピはコチラ)。これも美味しいんですよ 私はお酒を飲む際は必ず大量の水かお茶を一緒に飲むのですが、ガッツリしたお肉を食べる場合もその倍以上の野菜を食べるとお腹が落ち着く感じがします。この日もたっぷり野菜を食べて舌もお腹も大満足でした。今週からお仕事も本格的に忙しいという方も多いと思います(私も多分そう- -;)。身体に力の付くものを食べて、寒い季節を乗り切りましょう!今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.01.08
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