一時的に体重が増えたら!?



~一時的に体重が増えたら!?~


生理周期で体重が変動する事は良く知られていますね。
一般的に排卵から生理までは体に水分をため込みやすくなるため体重が若干増えます。
そして生理が始まるとそれが解消され少し体重が減ります。
でもこれはプラスマイナスゼロになったということ。
これは太った訳でも痩せた訳でもありません。

食べ物にも重さがあります。同じカロリーのお餅を食べた時とパンを食べた時ではお餅の方が重いので一時的に体重が増えるのは当たり前!
極端な話、ノーカロリーの水を飲んでも飲んだ分は一時的に体重が増えるのです。
でもそれは体重が増えたのではなく単に胃や腸の中の内容物の重さです。
これが体脂肪になって体に蓄積されるか代謝されて体の外に出ていくかどうかということで本当に太るのかそうでないのかが決まるのです。

筋肉と脂肪では脂肪の方が軽いです。
体に必要な栄養素が不足するほどの厳しいカロリー制限をした場合は落としたい脂肪だけでなく同時に筋肉も落ちてしまいます。
脂肪より重い筋肉が減れば体重は目に見えて減りますが、筋肉が落ちれば基礎代謝量が落ちるということになるのです。
反対に運動や代謝を高める方法でダイエットした場合は筋肉はそのままか、もしくは筋肉量を増やして代謝を高めるようにします。
多少脂肪が減っていったとしても脂肪は軽いのでそう急激には体重は減りません。
ましてや筋肉量が増えると一時的に体重が増えることもあるかも知れませんし、なかなか思うように体重が減っていかない、ということも考えられるはずです。
それでも地道に基礎代謝を上げる努力をしていると3ヶ月くらいで徐々に効果が現れてくるはずです。
目先の体重を落とすほうに必死になりすぎて基礎代謝まで落としてしまうか、体重変化はゆっくりでもリバウンドせず食べても代謝される体になりたいかどうかということを良く考えてみて下さい。
そもそも何ヶ月かかけてじわじわ太った分を1週間、1ヶ月といった短期間で落とすということ自体無理があります。
リバウンドしないダイエットをしようと思うなら時間をかけてゆっくりとしか体重は落とせないと理解して下さい。


いつものように体重計に乗って少し体重が増えていたらどうしますか?
たいていの人は「わ~大変!今日から食べる量を少し減らして節制しなきゃ~」とは思わなくてもいいんですよ。
そこで頑張ってカロリー制限しすぎるとまたまた基礎代謝を落とすことにつながります。
ダイエットしているのに体重が増えた場合は、このダイエット法は効果がないとすぐ諦めてしまったり、もっと制限しなきゃ、と思ったり自暴自棄になってダイエットをやめてしまう場合が多かったりします。
でもこれらの基礎的な知識さえ頭に入れておけば、少しくらい体重が増えたところで落ち着いていられます。
代謝を落とさないダイエットさえ出来ていれば多少の体重の増加は一時的なものと受け止められるようになります。
そして地道にコツコツ代謝をキープする努力、代謝を上げる努力さえしていれば、時々ドカ食いして一時的に体重が増えても自然と元に戻れる体になれるはずです。


同じカロリーを取っても基礎代謝の高い人と低い人では太りやすい人とそうでない人の違いが出てきます。
リバウンドを何度となく経験してきている人は低体温になっていたり、体脂肪率が高く筋肉が少ない体になっているために基礎代謝が低く一時的に体重が増えてしまうとなかなか自然には戻りにくくなっています。
そういう人の場合は多少のリバウンドは覚悟の上でまずは普通に食べることから始めて代謝を正常な状態に戻すことから始めてみてください。





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