与乃登のご祈祷日記

与乃登のご祈祷日記

2009年01月09日
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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。

上品な感じの奥さんが相談に来られました。

与乃登「どうされました?」

奥さん「実は、妹が原因不明の重病なんです。」

与乃登「それはお困りでしょう。」

奥さん「何が原因か視て頂きたいのです。」

与乃登「わかりました。視てみましょう。」

早速、与乃登は神前に座り霊視を始めた。

寝ている女性の頭元に大きな白蛇が巻き付いていた。

与乃登「あっ!これは!」

よく見ると憑きものの蛇ではない。
眷属だな。
すると主祭神は白蛇の系統か?

ゆっくりと白蛇を見つめた。
白蛇はこちらを見据えてこう言った。

白 蛇「われにかまうな。」

与乃登「そなたはなにゆえ、この女性に憑いている。」

白 蛇「我らが役目。」

どうも、この蛇が原因で、病気になったのではなさそうだ。
眷属がこの女性を守っているのか。

与乃登「この女性は原因不明の病気と聞いている。何か知っているか?」

白 蛇「妙心様をお守りしておる。そなたも殺しに来た祈祷師か?」

与乃登「殺し?これは物騒な。この方の姉の頼みゆえ、病気の原因を探っている。命を狙われているのか?」

白 蛇「幾人も来ておるわ。おぬしもこざかしい事をぬかして、命を狙うておろうが。」

与乃登「笑止!そなたは格の高そうな眷属のくせをして私が理解できぬか?祓いをかけるぞ。」

白 蛇「祓い?かけてみるが良かろう。返り討ちにしてくれるわ!」

やれやれ、面倒な事よ。
どうしてくれよう。

白蛇は今にも飛びかかりそうな勢いで、鎌首をもたげ、牙を見せた。

すると、そこへ、弁天様が現れた。

弁天様「白牙、下がりなさい。」

与乃登「これは、弁天様。」

弁天様「これ、祈祷師よ。少し頼みがある。」

与乃登「なんでございましょう。」

弁天様「この者は、私の行者です。呪詛に負けて苦しんでおる。助けてはくれまいか。」

与乃登「はぁ、でも。」

弁天様「私も助ける。浄めてはくれまいか。」

えーっ。なんぼ弁天様の頼みでも、呪詛に負けた玉の緒の切れそうな方のお浄めとは。

与乃登「私には無理でございます。」

弁天様「では、頼んだぞ。」
すっと、お消えになられた。

えーっ!人の話は聞いてくれー!

奥さん「どうなりました?」

あぁ、聞かないで欲しい。

与乃登「妹さんは、弁天様の行者さんですか?」

奥さん「え!わかりますか。そうなんです。でも、急に倒れて。」

与乃登「呪詛に負けたようですね。」

奥さん「は?呪詛?治りますか?」

与乃登「何とも言えませんね。治られても元の躰に戻るかどうか。」

奥さん「医者にはさじを投げられました。尽くす手だてはありません。お願いします。」

与乃登「とりあえず、呪詛返しを致しましょう。」

ここから、与乃登と相手の祈祷師と長い戦いが始まった。

この続きは次回と言うことで。












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最終更新日  2009年01月09日 22時36分57秒
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