C&A 02年5月21日 大阪城ホール

2002年5月21日(火) 午後6時半開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 01>>02 NOT AT ALL 追加公演
大阪城ホールにて


セットリスト
~Opening Movie~
One Day
もうすぐだ
明け方の君
(MC)
Born the trap
no doubt
砂時計のくびれた場所
ふたりなら
(MC)
告白
moon light blues
(質問コーナー)
LOVE SONG
(MC)
鏡が映したふたりでも
夢の飛礫
C-46
(MC)
新曲
(MC)
アジアンレストランにて
パラシュートの部屋で
HOTEL
夢~higher ground
YAH YAH YAH
ドラムソロ~ギターセッション
can do now
NとLの野球帽
ロケットの樹の下で
(MC)
not at all
~Ending Movie~



覚えているところとあやふやなところがあり、少々間違っていると思いますが、こんな感じだったということで、お許しを。ホールコンサートの内容がまだアップできないので、ホールと内容がたぶるところも詳しく書いております。内容を良く知っている人にとっては、くどいかもしれません…

このコンサートは、昨年10月から今年の4月まで行われたホールツアーの追加公演として、全国5ヶ所のアリーナホールで行われており、この大阪がラストとなります。1ホール2公演で、1日目はファンクラブ限定で、2日目は一般発売限定という内容で行われています。21日のこの日は大阪1日目のファンクラブ限定コンサートでした。

30分遅れの開場でしたが、開演は15分くらいの遅れだったと思います。席はスタンドで、横からステージを見るという感じでした。舞台には大きなスクリーンとスクリーンの両側に大画面があり、オープニングの映画が始まる前にC&Aが出演しているJALのCMと、去年発売されたアルバムのCMと、先日発売されたDVDのCMと、この追加公演のCMが流れました。この追加公演のCMは町を歩いている人の横にいきなり並んで、「追加公演やろっか?」と突然話し掛けてその人たちを驚かせるというドッキリ的な内容で、画面が変わって「追加公演やりまーす!」とコンサート中のホールで盛り上がっている映像(この映像は実際にコンサート中に撮影しました)が流れるというものです。チケット発売の数日前からテレビで放送され、ファンの間では話題になっていたものです。全国で4パターンのCMが放送されましたが、4パターンとも流れました。私は関西で流れた2パターンしかみたことがなかったので、他の2パターンが見ることができてうれしかったです。いよいよ本編の映画が始まりました。この内容は、二人がコピーロボットに自分達の身代わりで働かせて自分達は遊びまくり、コンサート当日になってようやく二人が会場に現れ、ステージにいたコピーが退場し本人たちがステージに現れるというもので、ホールで流れていたものとほとんど同じですが、少し違うものが流れていました。

スクリーンにステージに立つ二人が映っていて、「YAH YAH YAH」のフレーズとともにスクリーンの後ろにライトが当たり、スクリーンと同じポーズをとった二人が登場!スクリーンが上がり、「One Day」から始まりました。観客も総立ちです。ASKAさんはいつものようにステージを右から左へ。「もうすぐだ」ではASKAさんおなじみの「待たせたね!」が。「明け方の君」まで歌って、最初のMCです。ASKAさんは、「ようこそ。…ホール、アリーナとやってきて、いい形で最終日(22日)を迎えられたらいいですね。」と話していました。CHAGEさんは「いらっしゃい。ASKAに言いたいことを全部言われちゃったので、以下同文。」と簡単にご挨拶。ここで、普通なら「C&Aのコンサートはフィルムで始まりフィルムで終るという形をとっており、アンコールはありませんが、内容を凝縮してお届けしたいと思っています。」というCHAGEさんのコメントがあるですが、今日はありませんでした。ファンクラブ限定だったので説明は要らないとでも思ったのでしょうか?
再び歌に戻り、「Born the trap」から「ふたりなら」までの4曲を歌った後、二人は用意された椅子に座り、私達も着席。ここではちょっと長めのMCがありました。

CHAGEさん「大阪は電光石火(99年)以来です。あの時はまだ20世紀だったんですね。さっき流れてた追加のCMは大阪フェスティバルホールで撮ったんですよ。」
私もその時そこにいました。みんなでわぁぁーっとやりました。
「大阪は今熱いですね。阪神も。今日の新幹線でデーブ大久保さんに会ったのですが、『これから甲子園に行くところです』と言ってました。みんな阪神が優勝したらまた飛び込むの?なんか他のことしようよ!」
「阪神は今5回の裏で3-0で勝っています。工藤と藪の対戦ですね。
大阪の好きなところは、阪神が7連勝した時にスポーツ誌が『マジック127』と書いたところ。そこが大阪の好きなところです。」
ASKAさん「大阪は博多と同じように地域で盛り上がるところですから。」
それからこのMCで言ったかどうか記憶があやふやなのですが、去年やった夏の野外が好評でオファーがたくさん来たので、夏の野外を何本かやるということと、今まで野外をしないというイメージがあったが、そのイメージを払拭していくということと、秋から始まるツアーの話をしていました。あとはあまり覚えていません。
大阪話や阪神話の後、次の曲紹介のMCに入りました。
CHAGEさん「今日はファンクラブの方が多く来られていると思いますが、これまでホールと全く変わっていません(笑)。今からホールと同じ歌を歌います。」
「告白」と「moon light blues」を披露。
その後再びMC。

ホールでは質問コーナーをやっていてアリーナではどうするのかな?と思っていたら、CHAGEさんが「横浜アリーナと同じくらいの大きさだからやめとこうか?服の色まで変わっちゃうし。」と話し始めました。横浜アリーナで質問コーナーをやろうとしたのですが失敗したようです。でもやることとなり、ASKAさんが「そこの非常口の…(一番後ろを指して)見えにくいので(スポット)ライトを消してください。」と探し始めました。ASKAさんにはお客さんが見えているらしくて、「そこのタオルを振っている人」とおっしゃっていて、CHAGEさんは「あなたよく見えますねー。」と感心していました。一体、どんな視力をしているのだろう??指名された人が自分の名前を紹介し、「お久しぶりでーす!」と話したので、「お久しぶりって…まさか一度当たりましたか??」と二人が驚くと、その人は「名古屋で!」と言ってました。なんとラッキーな人なんだろう!!CHAGEさんも「あなた、一生分の運使い果たしましたね。」と感心していました。
質問内容は、「指定と立ち見はなぜ同じ値段なんですか?」この質問にはお客さんがわーっと盛り上がりました。
CHAGEさんは「俺達に聞くか??歌ってるだけじゃだめなのか??」と。
ASKAさんは「昔コンサートに誘って一番後ろの席って言ったら安いように思われたけど… やるほうはみんなに同じパフォーマンスをしている…と聞いたので…」とかなんとかそのようなことを言ってました。最後には「CHAGEが決めてる。」とまで言ってました。
質問者は「次はよろしくお願いします。」と言ってました。それで何とかなるんだったら私も何とかしてほしいかも。
次の質問…と思ったのですが、ライトが消えたので1人で終了。
次の曲に入る前にCHAGEさんから説明がありました。「名古屋で突然歌ってくれと言われまして…今からその歌を歌います。」その後ろでタオルを振るASKAさん。
CHAGEさんは、「『LOVE SONG』です。日本語で『愛の歌』、大阪弁で『あいのうた』」とにせ関西弁風に紹介していました。
そして「LOVE SONG」の前奏が始まりました。しかし、なかなか歌に入らない。みんなが手拍子を始めると、「拍手はやめて。ずれるから。」とCHAGEさん。ASKAさんは別の歌を歌い始めたり。自分のことを「今日は(声が)ガラガラ君」と呼んでいました。で、ようやく歌が始まり1フレーズだけ歌って終了。ASKAさんは途中でマイクを離して歌ったりもしていました。ギターを取りに後ろに戻るASKAさん。戻ってきて次の歌を…と思ったら、「(君が想う)よーりーもー。」と再び歌い始めて、「よーりーもー 僕は君が好きー」とふたりで歌って終了しました。
そしてアルバム「NOT AT ALL」からの歌ということで、「鏡が映したふたりでも」「夢の飛礫」「C-46」が披露されました。

次は新曲の紹介。
「新曲を歌います。」お客さん拍手。その拍手がだんだん大きくなってものすごい盛り上がりになっていました。みんな期待しているんですねぇ。
ASKAさん、「6月に発売する…予定です。」「詞は出来…ない。」「はっきり言い過ぎると自分を追い詰めることになるから。」と苦しそうでした。
「毎日書いているんですけどね。松井五郎(作詞家さん)とやり取りをしています。今はいろいろと仕切りなおしをしているところです。」
「がんばってるよ。がんばってるってなんか変だけど。」
「昨年は曲が出来たらすぐ披露したいということでシングルを乱発しすぎました。」そのあとも何か言ってましたがあまり覚えてないです。
「仮歌でラララで歌います。」と言って始まりましたが、ロック調でとてもカッコイイ曲でした。かなりいい感じです。

続いてメンバー紹介。CHAGEさんが話し始めましたが、ASKAさんは後ろの方に引っ込んでいました。ASKAさんがなかなか前に出てこないので、「今日は俺が(メンバー紹介を)やるぞ!」とCHAGEさん。そこで慌ててASKAさんがマイクに滑り込んできました。その走り方がかわいらしかったです。ドラムの今泉さんからの紹介でしたが、ASKAさんが名前を呼ぶ前に、客から先に名前を呼ばれてしまって、ASKAさんはズルッとこけていました。紹介されたメンバーは指を一本立てていました。コンサートが残り一本ってことかな?旭さんはCHAGEさんが紹介していました。「WALK」をちょっと歌ったり、「万里の河」の手拍子をしたりすることもなく、メンバー紹介はあっさりと終ってしまいました。
CHAGEさんの「今まで歌ったことのない曲を歌います」との紹介で「アジアンレストランにて」が披露されました。そのあと「パラシュートの部屋で」に入り会場も大盛り上がりです。「パラシュートの部屋で」では、ASKAさんがいつものように後ろポケットに手を入れて歌うだけでなく、左側のジャケットを肩までめくって歌っていました。あれはなんだったのだろうか??「YAH YAH YAH」で盛り上がったあと、ドラムソロです。今までに行ったコンサートの中で一番長かったと思います。途中で手拍子の出るところも。メンバーはみんなタオルを振り回していました。CHAGEさんはタオルを股に挟んでキュッキュッと拭いていました。ドラムソロの後はふたりでギターのセッションです。すごい迫力でふたりが接近して弾いていました。そしてASKAさんがジャンプして「ジャーン」と「can do now」が始まりました。その後くるっと回るASKAさんがかなりかっこよかったです。ここでASKAさんは弦を2本切ってしまってギターを交換していました。「NとLの野球帽」では、CHAGEさんが4本も弦を切っていました。今日は「NとLの野球帽」の最後の部分が長く、CHAGEさんがお客さんを煽って、みんなで「おーおーおー…」と大合唱。このパターンは初めてでちょっと新鮮でした。「ロケットの樹の下で」では、ASKAさんが熱唱しながら客席の方を指す場面がとてもかっこよかったです。ミラーボールもとても印象的でした。この曲は、ライブで聞いてとても感動して、今まで以上に好きになった曲です。

いよいよ次はラストです。
CHAGEさん「秋の終りからツアーが始まります。今回もホールから始まります。でも、アリーナもやっぱりいいねぇ。…このツアーでは1000本目も迎えることができたので、思い出に残るツアーになると思います。月の半分をライブでやってきて、ふと何のために歌を歌っているのか、お客さんはなぜ歌を聞きに来ていているのかを考えてきたんですけど、余計なものを取り除くと、自分達とお客さんのシンプルでピュアな関係が出てくるんです。このシンプルでピュアな関係をもっと深めていきたいです。ここから見ていると皆んなとてもいい顔をしていますよ。素敵です。お世辞じゃないです。ではまた。」と最後に謎な発言を残してASKAさんにバトンタッチ。
CHAGEさんに続いてASKAさん。さっきのCHAGEさんの『ではまた』発言を受けて、「来週ー!(笑)」といいながら前に出て来ました。
「歌を歌うことが自分の身分を証明するものと思っています。ステージに立っているとお客さんにすごく愛されているのが伝わって来るんだよ。だから僕らも皆んなを愛すぞ!目標はずっと歌いつづけること。願いは皆んなが歌を聞きつづけてくれること。答えが見つかりそうな時はこう言おう。『こんなもんじゃないぜ!NOT AT ALL!』今日はどうもありがとう!」とラストの曲「not at all」が始まりました。手をグーにして上に突き上げて歌っているASKAさんがとても印象的でした。

曲が終り、メンバー全員でステージの右から左へ移動。ASKAさんは「ありがとー」と叫んでいました。今日はメンバーで手を繋いで手を上にあげる場面は見られませでした。ちょっと残念。メンバー全員で移動した後、ASKAさんがステージの左の旭さんがいた機械の前のちょっと傾斜になっている部分に座ると、狩野さん以外のメンバーもみんな座りだし、ぎゅうぎゅうに座ってみんなで肘の突き合いをしていました。何をしているんだろう?記念撮影?と思ったら、全員でずるっと滑って最後に笑わせてくれました。そのまま幕が下りて、エンディングの映画へ。コンサート終了後、ホールから出て行く女性客にコピーロボットのボタンを押してもらおうと追いかける二人の話のほかに、ホールでは流れなかったホールツアーの様子が流れていて、お客さんもコピーロボットだったという場面も流れていました。そしていつものように最後は2人の「See Ya!」の掛け声にお客さんも「See Ya!」で応えて終りました。
そして出口を出たところで大入袋を貰いました。「大入り」と書かれた袋の中には野菜飲料が入っていました。最近ホールコンサートに慣れていて、久しぶりのアリーナでしたが、とても迫力がありました。さあ、いよいよ明日は最終日だ!




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