割箸職人のつぶやき

割箸職人のつぶやき

☆箸に関する諺☆

☆箸に関わることわざ☆

「箸にも棒にもかからぬ」   
            とるべき方法がない。手がつけられない。

「箸の上げ下ろしにも小言を言う」
            つまらぬ事にいちいち口やかましく言う。

「箸の転んだのもおかしい」  
            若い娘がちょっとしたことにも良く笑う事

「箸の廃らぬ病人」      
            食欲だけは盛んな病人を皮肉った言葉

「箸に当たり棒に当たる」   
            方々にみさかいなく当り散らす

「箸より重いものを持たない」 
            金持ちの家に生まれ働いた経験がないこと

「箸折り鏡の兄弟」      
            箸は二本一対で、顔の良く似た兄弟のことを言う

「箸の恩と親の恩は送り端がない」
            箸の恩は親の恩にも比べられるほど大きい

「箸片し無うても世帯はもたれぬ」
            何一つかけても十分に生活していけない

「箸に紅梁」          
            細く短いものと太く長いもの。比較にならない事
            (紅梁は上向きにそりのついた梁)

「御飯に箸を立てるな」     
            縁起の良くない事をしてはいけない

「移り箸をするな」       
            箸使いや八方美人を戒めたもの

「ゆるんだ扉は割り箸で直せ」  
            もっと知恵を働かせよという事

「火箸を持つも手を焼かぬため」 
            目的のための手段という事


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