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2016年04月10日
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カテゴリ: オーディオ
私、オーディオは結構好きなのですが、ノートパソコンはなぜかいつもスピーカーがイマイチなモデルしか買ってません。
前はパナのLet'sのYシリーズでしたし、今は富士通のLIFEBOOK WU1/Lです。
まあ、解像度重視ですね。

買うときは納得しているのですが、やはり使っているうちに「もう少しいい音で鳴ったらな」とか思います。

で、毎回USB電源駆動の外付けアンプと、小型スピーカーを制作しています。
Let'sの時はパソコン台一体型で、パソコンと同じ設置面積のものを作ったのですが、
色々と不満もあったので今回は普通にPCの左右に設置するスタイルとしました。

で、折角作るのだからちょっと変わったことをしてやろうと思い、トリプルバスレフの実験機を作ることにしました。
ミニチュアユニットでまあまあ聞ける帯域バランスを実現するために、3段バスレフにしてやろうと思った訳です。
ダブルバスレフの場合、ダクト音とユニットからの直接音のクロスオーバー(切り替わり点)が逆相になるため、
音圧周波数特性にどうしても深いディップ(谷間)が生じてしまいがちですが、トリプルだと回避できる可能性があります。
何段にもダクトによる共振を重ねるので、群遅延は酷いことになりがちですが、まあ所詮・・と大目に見ます。
そもそも、どうせそんな低い周波数までは再生できませんから、遅延時間はたかがしれています。

使うユニットは共立で買ったフレーム寸法3.4cm、振動版の直径わずか2cmのミニチュアユニットです。

さてさて、私の悪い癖なのですが、製作途中の写真はありません。
設計図もなしです。
いや、メモは作ってたのですが無くしました。
いきなり完成品です。

ミニトリプルバスレフ-外観

内部は3分割されており各容量は40cc、70cc、110cc程です。
細すぎてすぐ転ぶので、専用スタンドを作りました。

ミニトリプルバスレフスタンド1

ミニトリプルバスレフスタンド2

持ち運びの際を考慮してスタンド同士を合体できる構造にしています。

周波数特性です。

ミニトリプルバスレフ周波数特性

アンプは安っいデジアン基板を使って適当に作りました。
ただ、このユニット1kHz以上の特性がハイエンドに向かって一直線にハイ上がりとなっていたので、
部品ストックの中から適当なコイルをアンプに仕込んで調整してあります。

さて、肝心のトリプルバスレフの動作ですが、一応は豆みたいなユニットから200Hz以上はまともに引き出せています。
でも400Hz付近、650Hz付近にディップが残っちゃったのが少し不満・・・
実はこの後、トリプルバスレフ2号機(テレビ用に作成)で原因らしきものは判明しています。
ユニットとダクト開口部の距離が遠すぎるようです。
ユニットとダクト開口は極力近づけた方かうまくいくみたいです。
その辺のお話は後日。





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最終更新日  2016年04月11日 00時59分56秒
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