源氏物語～柏木～
作詞 霧野ゆう
作曲 三宅良治
編曲 周防泰臣
歌 大樹ゆたか
朱い燭台 蝋燭揺れて
桜(はな)咲き乱れる 春の宵
道ならぬ 恋と知りつつ
胸の焦がれを 貴女に告げる
女三宮 愛しき人よ
ひとめ見かけた あの日から
柏木は 命を燃やす
この恋に 嗚呼・・・
春の嵐に さまよう心
手折れぬ花ゆえ 尚更に
御簾の中 垣間見たのは
心惑わす 貴女の姿
女三宮 眩い人よ
夢の中まで 逢いたくて
柏木は 吹雪の中に
立ち尽くす 嗚呼・・・
どんな咎めを 受けるも覚悟
男が命と 決めた恋
一度だけ 契り結んで
愛の証を 宿した貴女
女三宮 一途な人よ
露とこの身が 消えようと
柏木は 貴女と生きる
とこしえに 嗚呼・・・
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