清多夢くらぶ

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2023年07月19日
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カテゴリ: ダム、堰、水門
新中野ダム を43年ぶりに訪れた。ダム湖の名称は、「なかの湖」で、334万m3を貯水する。山あいの中、静かに初夏の緑に囲まれて水を湛えていた。工事に従事した若いころの日々が甦ってくる。​​

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 新中野ダムは、水道専用であった中野ダム(堤高53m)に、洪水調節機能等を付加するために嵩上げを行ったもの。 嵩上げ高さ は、旧ダムの高さの41パーセントに当たる21.9m。国内最大規模の嵩上げダム工事であった。この事業により、新ダムの貯水量が4.4倍となる。親が大きな子を背負うような断面構造だ。​

 ダムの下流側に下りて、堤体コンクリートの状態を眺める。外見上問題はないようだ。今後も数十年、地域の社会インフラを支えるダムであってほしい・・。旧仮排水トンネルの出口には、河川維持水を放流すると同時に、 小水力発電所 (260kw)が設置されていた。また資材置き場などに使用した敷地は、ダム公園(ミニダム湖)と整備されていた。​​



写真1 水を湛える新中野ダム。


写真2 新緑に囲まれる「なかの湖」。


写真3 左岸天端広場とダム管理事務所。


写真4 ダム下流側と越流部、小水力発電。


写真5 ダムカード(Ver.2)とダム嵩上げ断面。


写真6 下流ダム公園とミニダム園。





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Last updated  2023年07月19日 06時00分08秒
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