恋愛遍歴～暴力・極道・借金･レイプ・不倫…

～絡まった赤い糸～

佐藤との話し合い

佐藤とイロイロ話し合いの結果、佐藤は待つと言ってくれた。
私と佐藤で親を納得させようと。
親を落ち着かせる為に一度、離れた事にしようと。

ゆか２０歳２月

両親の決断

両親は内緒で佐藤と連絡を取り合い、佐藤を怒らせた。
何度も、何度も電話をし、佐藤を怒らせた。
でも、私のためを思って我慢してくれたようだ。

ゆか２０歳３月

手紙

佐藤から手紙が届いた。両親を大事にしろと。
私はその足で佐藤のいる東京へ行った。
が…、佐藤は私と会うと私に怒鳴りそのまま家に帰させた。
あの、佐藤が泣きながら。

駅

東京駅で一人になった私はさとみ姐さんに電話した。
そして、ミキオ君が迎えに来てくれて、さとみ姐さんの家に行った。
姐さんに今までの事を話した。
そして姐さんは親を大事にしなさい。と私に言った。
私はミキオ君に送られ東京駅に向かった。。
さとみ姐さんだけは私の気持ちをわかってくれると思っていた。。

ゆか２０歳３月

荒れる

生まれて初めて、あんなに親に反抗した。
母親には土下座までさせて謝らせた。
が、私の気持ちは納得できるわけなく、荒れた日々が続いた。

毎日の電話

さとみ姐さんから毎日、電話がかかってきた。
佐藤の事、私の事、いろいろ話しをした。
姐さんからの電話が私の中で支えになっていた。
ある日の電話、姐さんはこう言った

「辛いのはゆかちゃんだけじゃない。佐藤君だってボロボロになってる。
　結婚ってのは縁の問題。赤い糸は色あせても切れることはないから」

と…。その時、私の赤い糸は佐藤なのか、誰なのかわからなかった。。
私の赤い糸は色んなモノに絡みつき赤い糸の先が見れないようになっていた。

ゆか２０歳３月

佐藤

佐藤は荒れていたらしい。ミキオ君からの連絡と姐さんからの連絡。
そして、仕事が順調に行かず、また会長から私が来ないことでいろいろ言われ。。
佐藤はどんどん痩せていった。

ゆか２０歳３月

生活

私は無職だった。職安に行くわけでもなく、収入もなく。
そして、佐藤との結婚で必要になるものを自分の貯金を崩し買ったため
貯金も残りわずかとなった。
そして、昼と夜の逆転の生活。
夕方になると出かけ、朝方帰ってきて寝る。
そんな生活をしていた。そして貯金はとうとうなくなった。
でも、出かける。でかければお金がいる。
そして、母親からお小遣いをもらうようになった。
母は何も言わずにお小遣いをくれた。
そして、私も何も言わずにお金だけもらってでかけた。
すさんだ生活だった。
家族の誰とも口を聞かないなんて当たり前だった。

ゆか２０歳４月

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