恋愛遍歴~暴力・極道・借金・レイプ・不倫…

恋愛遍歴~暴力・極道・借金・レイプ・不倫…

~裏切り~



私はずっとケンジを待っていた。

もうケンジを傷つけたくない気持ちで待っていた。

一日も早く借金を返済して戻ってくる事を願った。

そして、事件は起こったのである。。


ケンジはとにかく大きい。185cm、100kg以上。
遠くからでもよく目立つ。

ケンちゃんだ!と思い、声をかけようと近くに行くと…

ケンジの横には小さくて、とても可愛らしい女性がいた。
その女とケンジは手を繋いで歩いていたのである。。
そして、プラダのバックを手に取った女はケンジにくっつき
そしてバックを持ってレジへ。
ケンジが支払いをしていた。
そして2人は手を繋いだまま店を出て車に乗り込み
「キス」をしていた。。

私はショックだった。
自分の今までしてきた事を棚に上げて怒りを覚えた。

でも冷静になってケンジに電話をした。
ケンジを観察しながら電話をすると、ケンジは携帯の電源を切った。

ああ…浮気決定だな。。
そう思った。



その夜…ケンジからの電話があった。
いつもなら、ケンジの携帯代が増えるといけないの掛けなおしていたが
今回は掛け直す事もせず、ケンジからの電話で喋り続けた。

ゆか「今日さぁ、どっか行った?」
ケン「ううん。ずっと家にいた」
ゆか「電話した時なんで電源切ったの?」
ケン「え?知らない。今、携帯見て気付いた。ごめん」
ゆか「ふぅ~ん。今日ね私、友達と○○に買物に行ったんだ」
ケン「・・・」
ゆか「何が言いたいかわかるよね?」
ケン「・・・」
ゆか「借金返済のために頑張ってるんだよね?」←この時すでに私は泣いていた
ケン「ごめん。本当にごめん。」
ゆか「あの女の人ってどこで知り合ったの?付き合ってるの?」
ケン「メールで知り合った」
ゆか「初めて会ったんじゃないよね?」
ケン「いや。今日、初めて会ったんだ。。」
ゆか「初めてで手を繋いで、プラダのバック買ってあげるんだ。」
ケン「・・・」
ゆか「借金の返済って終ったの?迎えに来てくれるってウソなの?」
ケン「借金はまだある。今日は本当に浮気心で、これから頑張るから!」
ゆか「私はケンちゃんだけを信じて頑張ってると思った。ごめん。もう無理だわ。。」
ケン「どうゆう意味?」
ゆか「もう、信じられないの。本当に別れよう。」
ケン「・・・」

こうして私とケンジは別れた。

でも、ケンジは借金をすべて返済して、私を迎えに来ると言った。
何度も言った。
でも、私は「待ってる」と言う事ができなかった。。

ケンジが迎えに来た時、私は一人ならその時に考える。
そう答えた。

ゆか25歳4月

ケンジとの本当のお別れ。



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