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Oct 14, 2009
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カテゴリ: 子育て
先日、何気につけたテレビを観ていてすごく共感した内容のものがあった。

灘中学の元教師である橋本武さん(97歳)のユニークな教育法だ。
中学3年間を1冊の本「銀の匙」(中勘助作)を読ませて、疑問に思う箇所、わからない箇所を徹底的に追求するといった勉強法。その小説の一部を生徒たちに実践させることもあったそうだ。
その結果、多くの生徒が国語に興味を持ち、東大合格に導いたそうだ。
諦めないで追求する精神を養ったのだろう。

その生徒たちは高校3年生の1年間だけ受験勉強らしい勉強をしたらしい。

表面的な詰め込み勉強をしてきた自分自身を振り返ると、常に受験のためだけの勉強をしてきたように思う。
本当の意味での学問ではない。
息子いわく、「お母さんのように勉強してきても結局忘れてしまうんだからやる気なくすよな。」
耳の痛い言葉です。
それは覚えればいいとただ疑問を持とうともせず、覚えてきた弊害でしょう。

理解することで身につくことが多いのに、理解する前に覚えること、要領を学ぶことで目先のテストの成績をあげることに自己満足していた。その結果、結局自分のものになっていない。

勉強嫌いにはならなかったけれど、なんのための勉強だったのか。

橋本先生の教える姿勢はつねに生徒の意欲を引き出す方法を考え、真摯に追求していった。
現職の先生のインダビューでは今の教育現場では橋本先生の真似はできないと言い切っていた。97歳になった今もなお、橋本先生は灘中学に残すべく、ノートを作り続けている。


なぜ、どうしてと思う気持ちを大切にしてほしいとわが子には思う。


参考:NHK「 ザ・コーチ人生ノ教科書



読んでみたいと思うけれど、難しい言い回しが多そう、、、

銀の匙





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最終更新日  Oct 14, 2009 07:56:10 PM
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