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・上海市 87歳(男) 定年退職者 2月19日発病、3月4日死亡
・上海市 27歳(男) 豚肉の販売業者 2月27日発病、3月10日死亡
・浙江省杭州市 38歳(男) 調理師 3月7日発病、3月27日死亡
・安徽省●州 35歳(女) 無職 3月9日発病
(●の字はさんずいに「除」)
・江蘇省宿遷市 48歳(女) 板材料の加工 3月19日発病
・江蘇省南京市 45歳(女) 家禽類の屠畜 3月19日発病
・江蘇省無錫市 32歳(女) 無職 3月21日発病
・江蘇省蘇州市 83歳(男) 定年退職者 3月20日発病
・浙江省杭州市 67歳(男) 定年退職者 3月25日発病
・上海市 48歳(男) 家禽運搬業 3月28日発病、4月3日死亡
・上海市 52歳(女) 定年退職者 3月27日発病、4月3日死亡
・上海市 67歳(女) 定年退職者 3月22日発病
・上海市 4歳(男) 幼稚園児 3月31日発病
(2013年4月4~5日「東方早報」に基づいて引用作成)
ここで問題となるのが情報公開のスピードだ。最初の死亡者が出たのは3月4日、そこから国民全体がこの情報を知るまでに4週間近い時間が流れている。
上海市公共衛生臨床センターが、死亡した患者がH7型のウイルス感染の可能性を指摘したのは3月22日のこと、その後、このサンプルを上海市疾病コントロールセンターに送った。同センターは3月29日になって検体からH7N9型ウイルスを確認する。そして3月31日になって情報を公開した。そして4月1日、ようやく新聞が1面で「上海、安徽省でH7N9型鳥インフルエンザに3人が感染、2人が死亡」と伝えた。これに対し、中国では今「情報公開が遅れたのはなぜか?」という批判が上がっている。
上海市疾病コントロールセンターの呉凡主任は上海の地元紙「東方早報」に対し、次のようにコメントしている。「H7N9は新型であることから、まずSARSなど既存のウイルスの可能性を排除し、そこから未知のウイルスとしての判断を行う必要があった。遺伝子との比較照合を経て、国家疾病コントロールセンターにデータを送り、そこでの確認を経てH7N9の特定に至った。そのために時間がかかった」
「中国を敬遠する日本企業にインドが秋波」 2013年04月06日
「習近平体制に襲いかかる鳥インフルエン… 2013年04月05日
「中国経済が転倒しかねない理由」 2013年04月04日