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清く正しく美しく @ Re[1]:子育て爺[50]職業を意識させた事件?(01/08) fit463さんへ コメントをいただきまして、…
2005.05.10
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カテゴリ: 出産・子育て
子供のけんか(近所で)

お子さんが泣きながら帰ってくる。1回や2回ではない。さてどうしましょうか。

実は、これにはどんなケースでも解決できるような正解はないと思います。いろんな対応方法を挙げてみて、長所・短所を知っておくのも無駄ではありません。



1.お子さんに「けんかの方法」を教える。相手をギャフンといわせられるほど仕込んどいて、「けんかに勝って」解決とする。

  (これは、最初はいいとしても、次には相手が人数を増やしたり、棒を持ってやってくることもある。子供に暴力による解決を教えることになる。いつのまにか、うちの子がいじめっ子になっていると大変)

2.その相手と会わないように、相手にしないようにさせる。

  (お子さんがひたすら逃げることを教わることになる。つねに逃げ腰でいいのだろうか)

3.逆に相手を自宅に呼び、お菓子を与えるなどの供応をしてなだめる。

  (相手が増長して、もっとお菓子をほしい・おもちゃもほしい・おこづかいをほしい、と、いじめがエスカレートすることにならないか)

4.相手の家に怒鳴り込んで(言葉は丁寧にするとして)、いじめさせないようにする。

  (「子供のけんかに親が首を突っ込んでどうするのよ」とか「うちが被害者なのよ」などとと逆襲されたらどうしよう)

5.学校や警察などに相談する。

  (直接介入してくれるかどうか)



考えだすと、頭の痛くなることですので、何もないときにはあんまり考えないことにしましょう。

お子さんが小さいとき、幼稚園・小学校・中学校・高等学校などで、対応が違いますし、そのこまかい状況の内容によっても違ってきます。

どういう場合でも、共通にいえることは、2つありました。

けんかとか、いじめの現場にーー[子育て爺12]_「よその子をしかって」思ったことーーのように「通りかかった大人」が「いじめはだめだよ」「けんかはだめだよ」「やめなさい」と声をかけるか、大きい子同士のトラブルなら、そこは素通りして「警察に110番」(その地域にもよるでしょうが、交番は忙しかったり、不在だったりで、むしろ警察では110番の方が、警ら中のパトカーが駆けつけることができるので、無理がききます)し、「不良化防止のパトロール」を依頼することです。あくまで、「利害関係のない大人」がかかわることが理想です。

もう1つは、お子さんが「困ったときには早めの相談」をお母さんにさせる習慣をもたすことです。

「それは、お前が悪いからでしょ」というような即断をしないで、「そうか、そうだったの」とお子さんと一緒の立場に立って、お母さんもしゃがみこむなりして、お子さんと同じ目線で一緒に考え、「こうやるのと、こうやるのとどっちがいいかな・どっちがよかったかな」とお子さんの考えを引き出すのがいいのです。

そして「ダメでしょ」ではなくて「今度から、そうやっていこうか」で、お子さんがこっくりをして駆け出していくのを見送るお母さんであってほしいと思います。

大げさに言えば、もう、いまから、いじめの被害防止や、不良化を防ぐ教育(悪い友達からの不良化が多い)がはじまっているのです。

普通のお話の後、「困ったことはない?」「いじめられていない?」「いじめていない?」と聞き、お子さんの「ないよ」に、お母さんは「そう」と言いながら、お子さんの表情を読んでいる。ちょっと違う表情をしているのかを読み取っているお母さんであってほしいと思います。

この口癖ともなった、いつもの習慣が、異常なことが起きつつあるときの「かすかな信号」をいち早く察知し、事故を未然に、あるいは最小の事故でおさえることができるのです。

ーつづくー





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最終更新日  2022.11.27 11:06:06
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