ニートが逃げ出せば、ニートでなくなる？

ニートがおそれること

「ニート」でいるみなさんの一番おそれることは、「空腹」です。

「今晩から、食べるものがない。もちろん、お金もない。とうしよう」とか。

「やがて、お金がなくなる。どうやって食べていこうか。あてがない。こまった」というような。

そして、「空腹」に耐える経験をしてみる。つらいから、腹一杯の水を飲んでみる。「１リットル。いや、2リットルは飲んだかな」「明日もこうやるのかな」

ホームレスの初体験など、どこにいて、どうやったらいいのか、思いもつかないことでしょう・・・。

ニートでいるお子さんを養っていらっしゃるご家族の収入についての統計を、私は見たことがありません。

が、たとえ、家族の方々の家計が大変だとしても、ニートのお子さんには、「生活苦」の心配を与えない工夫はしているのではないかと思われます。

紀伊国屋文左衛門（ご参考）が、一代で財をなし、その代で全ての財を使い果たしたのは、子や孫に裕福な生活をいやというほどに見せつけ味わわせてしまったことからの反省で、しっかりとした子や孫でいてほしいとの願いからの行為であったとしか、私には、考えることができません。

salariemankintaroさんから、「引きこもり・ニートの“自立を芽生えさせるポイント”が具体的に示された再生プログラムがあれば、親御さんのために役に立つ」のでは、とのコメントをいただきました。　そこで・・・。ニートを主眼にした部分が多いですが、ご参考になるかどうか・・・。当方の関連日記欄を列挙してみます。

ニート状態のお子さんを、ニートからの脱却を考えるのと、子育てで「少なくともニートにならない、さりげない教育」の仕方では、自ずと異なるものと思います。

ニート脱出作戦については、
子育て爺[３０－３]「ニート」たちの環境で、「ニート」脱却のための施設に入って寮生活　が、テレビで放送されていたことを述べました。
団体生活の中で、体操・掃除・勉強をやっていく（もし、当人が、うつ状態であるのなら、まず、医師との相談が必要と思います）。
環境になれていくと、お互いが共通の悩みを持っていたことから、親しみを感じ、お互いが理解をしあうことができていく。やがて、ニート脱出へ・・・。

ニートにならない子育てについては、
子育て爺[３０]「ニート」「引きこもり」にさせない妙薬はない
子育て爺[３１]「朝、眠くてしょうがないんだ」
子育て爺[３２]「大人になったら何になるの」
辻説法爺[１５]「すずめ」から見習う
辻説法爺[１６]「くじら」をみて考える>
辻説法爺[１８]職場は助け合いで成り立つ
辻説法爺[１９]「嫌な思い」をしない日は無い
そして、
子育て爺[３０－２]「ニート」にさせない妙薬は？？
などが、そのヒントになると思います。

「人生の初志」は、「最後に「楽しかったよ。ありがとう」と言えるような生活をする」ことにしました。

[ 採点を！この主旨がまあまあでしたら、キックを！ ]

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