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2003年温泉始め・日光湯元
【 日 程 】
2003年 2月 22日 (土) ~ 23日 (日)
【 行 程 】
~ い ち に ち め ~
浅草駅8:30発 特急スペーシア 『けごん5号』 にて出発 → 東武日光駅に到着
→ 郷土センターにて現地の情報を収集 → ゆば亭 『ますだや』 にて昼食
→ バスにて 『いろは坂』 『中禅寺湖』 『戦場ヶ原』 を経由し日光湯元温泉へ移動
→ 本日宿泊の旅館 『板屋』 にCI手続き後、立ち寄り温泉施設 『はるにれの湯』 入浴
→ 湯元内の旅館 『日光グランドホテル』 に出掛け、ラウンジにてチーズケーキを食す
→ 『板屋』 に戻る
~ ふ つ か め ~
旅館をCO後、湯の湖の湖畔散策・ビジターセンター見学 → バスにて日光市街地へ戻る
→ 2度目の郷土センターにて 『日光の三滝:華厳・竜頭・霧降』 を貸切でVTR鑑賞♪
→ レストラン『明治の館』 にて遅めの昼食 → 東照宮や輪王寺の境内をウロウロと探索
→ 東武日光駅から在来線にて下今市駅へ → 下今市駅で18:52発 特急スペーシア
『きぬ138号』 に乗り換え、東京へ
【 見 た も の 】
特急スペーシア・・・都内に住んでても東武線ってほとんど使わないし、日光は今まで車でしか
行ったことがなかったから、実は私 スぺーシアは今回が初体験でした~;
車内の感じ的には、箱根に行く小田急ロマンスカーによく似てるかな?(笑)
列車最後尾にはコンパートメントタイプの客車が連結されてて、仲間数人で
気兼ねなくワイワイやりながら行くのも楽しそう。。じゃあ次回はソレで~♪
中禅寺湖と戦場ヶ原・・・日光市街と湯元温泉を繋ぐバスの車窓から見えました。
中禅寺湖は、鈍色の湖面に冬の陽が射してて、起こる波のひとつひとつが
鋭く光って、ちょっと幻想的な風景。
戦場ヶ原は枯木立の根元深くまでを雪が覆っていて、まさに『冬眠中』。
その間を縫うようにクロスカントリーのコースを周る人たちの姿も・・・。
根性ナシのゆみたろは、XC(クロカン)できる人ってホント尊敬しちゃうよ;
湯元温泉の源泉・・・小さな小屋がぽつんぽつんと建っていて、地面からポコポコとお湯が。
水溜り(お湯溜り?) からも湯気が出ていて、ミニミニ露天という感じですねー。
でもさすがのゆみたろも、ここに入る勇気はナシですが・・・;
この源泉を中心に、湯元の街中には強力な硫黄臭が漂っているのです。
ニョロニョロの群れ・・・旅館の前の道脇に、円柱型(でも天辺は丸い) してる高さ60cmほどの
雪の塊を10個ほど発見。不思議に思って近づいてよく見ると、中は空洞に
なってて、ところどころ窓が開けてある、“ミニかまくら” みたいな感じ。
『あ~、きっとアイスキャンドルの雪バージョンだぁ』 と思い、夜になって
キャンドルに火が点くころまた見に来ようとワクワク♪ でも、どう見ても
その 愛嬌のあるというか個性的というかの、妙にデコボコした白い塊が、
横一列に並んでる姿は、 『ニョロニョロの群れ』にしか見えませんでした;
はるにれの湯・・・循環も濾過も加水も加温もしていない、源泉100%のお湯を使ったお風呂♪
観光センターの建物の裏に、湯小屋と言うか掘立小屋と言うか(笑;)な状態で
あるんだけど、温泉好きには 結構 名の知れた所です。小屋はだいぶ傾いてるし、
浴槽のみでシャワーもないし、ドアに鍵もかからないし、すっかり老朽化した建物は
『ほとんど廃墟』 で、湯船に浸かりながら天井や壁を眺めてると、何とも不思議な
気分になります。ここは、高級旅館が好きな人にはゼッタイ不向きですねぇ(笑)。
いつもはかなりお湯が熱いらしいのですが、12月半ば~3月あたりは源泉自体が
渇水期ということで、この日はずいぶん温めでした。う~ん・・・ちょっと残念~。
でも、硫黄の強い白濁のお湯は流石にイイ!温泉成分が濃いぞ~って感じ。
よぉ~しっ ゆみたろ、リベンジすべしっ!!
・・・あっ、でも ゆみたろ、“高級旅館”も好きですよ~~~っ;
ダイアモンドダスト?・・・夜、旅館の部屋の窓を開けて外を見ると、雪が降ってました~♪
すごく細かくて軽い氷の結晶が、淡い外灯に照らされていて、キラキラと
輝きながら舞っていたんだけど・・・これもダイアモンドダストなのかな?
あんまり綺麗だったので、氷点下の寒さも忘れて窓を開けたまましばらく
見入ってしまいました☆
食いしん坊、襲撃・・・2日目の朝、クックッと音を立て、ご機嫌で新雪を踏みしめつつ、湯の湖へ。
快晴の青空とピカピカの水面が心地よい。澄んだ水の上をオナガやマガモが
滑るように泳いでいたので、マイ鞄から 『プリングルス緑缶ミニ』 を出し、掌で
小さく砕きながら 『餌付け』 にTRY。
いやぁ~、来るわ来るわ!! 遠くにいたハズの群れも“ぴゅうぅうぅーっ”と
あっというまに目の前まで飛来。
・・・どうやら湯の湖中の水鳥を集めてしまったらしい。。それが私目指して
(正確には“プリングルス目指して”) 一目散に泳いで来る~っ; ゆみたろは
『野鳥の会』 に入っているワケじゃないので、上手くカウントできなかった
けど、ざっと見ても60~80羽は、ゆみたろの立つ岸の真前の波打ち際で
皆こっちを向いている。その中の20羽くらいは陸にも上がってきた。なので
試しにしゃがみ込んで掌にプリングルスの欠片を乗せた腕を伸ばしてみると、
瞬く間に食べられてしまった。食べられたのが指じゃなくて良かったけど。。
そのと発見したのは、カモってヤツは横顔は可愛らしいけど 正面から見ると
けっこう人相(鴨相) が悪いってことですね。嘴も硬くてちょっと痛かったし~;
【 食 べ た も の 】
ゆば懐石・・・日光に来たらコレを食べなきゃね!ってことで、早速1日目のランチに頂きましたぁ♪
東武日光駅から東照宮に向かう市街のメインストリートには、ゆば料理屋さんが沢山
ありますが、今回 私たちが選んだのは 日光駅から徒歩5分の 『ゆば亭ますだや』。
ここは、日光に二軒あるゆば造りの老舗の一つ、海老屋のゆばを使っていて、椅子席
だと11品3800円、お座敷(個室)だと13品4300円です。お料理は、ゆばのお刺身や
揚げゆば、酢の物などの “ゆば尽くし” & 焼き物には川鱒や舞茸のホイル焼き、
水菓子には“とちおとめ” と、地のものが多く使われていたのも嬉しかったのですが、
太っ腹でお座敷コースを選んだ私達が通されたのは、『この部屋にしかないんですよ』と
お店の人がいう お炬燵付のお部屋で、それがとってもシアワセだったゆみたろです♪
グランドホテルのチーズケーキ・・・以前 日光湯元に泊まった時、ここのホテルを利用したのですが
お部屋のお茶菓子に出されたチーズケーキを食べ、その美味しさにびっくり、翌日
ホテルで買い求め、東京まで持って帰ったほど。で、湯元に来たからにはやっぱり
食べた~い!ってコトで、一緒に行った友達を説得(?)、雪のちらつく中、わざわざ
グランドホテルまで行って食べて来ました。
と~こ~ろ~が~!!!・・・何と、味が変わってました~っ(泣;)
いえいえ、相変わらずに美味しいんですけどね、前回 食べたときには香らなかった
シナモンが効いていたんです。私、シナモン(肉桂)ってあんまり得意じゃないので
最初は 『うーむ;』 って思ったんですけれど、でも絶妙な香りとバランスの味に
仕上がってて、シナモンが苦手な私でもとても美味しく頂けました。ホテルの方に
『味が変わりましたね』 と言ったところ、『作ってる人間は同じなんですけれど、
少々レシピを変えたかも知れません;』というお答えでした。ここに泊まった時
このチーズケーキを作っている人と、お話ししたのですが、何と千葉から通ってる
とのことでしたが・・毎日の長い通勤時間の間に、シナモン入りの新レシピを考案
しちゃったのかなぁ???(笑)
旅館のお料理・・・お部屋食ではなく、夕ご飯も朝ご飯も料亭の個室で頂きました。
窓は雪見障子になっていて、外の雪景色を眺めつつ温かいご馳走を頂けるのが
良い感じでした♪
お夕飯は、ゆばや山椒や鴨などの地物を多く使った上品な味付けの懐石料理。
朝はお粥も出ました。どちらも美味しかったです♪ 唯一、残念だったのが
『温泉たまご』が出なかったこと・・。やっぱり温泉旅館の朝には必需品よぅ。
明治の館でランチ・・・ここ好き♪日光にドライブに来るたび寄ってます(笑)。いっつもすごく
混んでるんだけど、今回はじめてウエイティングなしで入れました。
ゆみたろが選んだメニューは、マスカット葡萄の果汁100%ジュース・
気まぐれ前菜盛りあわせ(友達とシェアして食べた♪)・オムレツライス・
カスタードプリン・エスプレッソコーヒー♪
100%葡萄ジュースは珍しくないけど、マスカット果汁は珍しいのでは?
マスカットそのものの良い香りと味がします・・・まぁ、当然なんだけど(笑)
前菜は、キルシュにパテにゼリー寄せ、使ってある食材も海山問わず多彩で
『これでもか!』ってくらいの種類の多さ。
オムレツライスは、マッシュルームと肉厚シュリンプと炒めタマネギの入った
濃厚なドミグラスソースで頂きました。コース料理にしちゃうと重いって時は
このオムライスのオーダーををオススメします♪
ぷりんはねぇ、今流行の “とろとろ系” より僅かにやや “かっちり系” かな。
このぷりんにおける特筆モノは、“カラメル” ですねっ! んもう、絶品っ!!
【 出 逢 っ た 人 】
郷土センターのおじさん・・・1日目も2日目も利用したので、すっかり顔馴染みに(笑)。私たちの
『ゆば料理のお店、たくさんありますが何処が美味しいですか?』 の
質問に、案の定 『いやぁ~っ、ここは行政でやってるセンターだから
何とも答えられないんだよねー;う~ん』 とアタマを掻きつつ、職員の
書き込みノート(地元職員が見たり食べたりして集めた情報が載っている)
を見せてくれたいい人。
実はおじさんは、こう見えても(どう見えても?;) 英語ペラペラで、
海外からの観光者と長いこと雑談してた。
中尊寺への道で英語圏の人から神橋はどこか訊かれ、『修繕工事』って
英語で何ていうのか解らず困ったゆみたろには羨ましい光景でしたー;
・・・やっぱり、“take care”じゃナイよねぇ? (小学生レベル?;;)
はるにれの湯で会ったおばさん・・・入ったとき、他に誰もいなくて貸し切り状態だったのですが、
すぐ後から50代くらいの女性がひとり入ってきてお仲間に。
英語は喋れないけどね、温泉についてなら何時間だって話せる
(聞ける) ゆみたろは、このおばさんとふたり、全国の温泉話で
盛り上がってしまいました。
おばさんは埼玉の羽生市在住で、旦那様とふたり、あちこちの
温泉に出掛けているそうで、湯元にも年に7~8回は来るそう。
で、この 『はるにれの湯』 が湯元で一番お湯が良いと思うそう。
他だと、源泉のすぐ近くにある 『温泉寺』(冬季は閉鎖) とか、
中禅寺金谷ホテルのお風呂が、日光ではお気に入りだそうです。
で、今まで入った中で『ぜひまた行きたい』って温泉は東北に多くて、
『玉川温泉』 『酸ヶ湯温泉』 『蒸の湯温泉』 だそう・・・なるほど。
どうやらおばさんは、かなりの “秘湯マニア” だったのです(笑;)。
まぁ、話しに出てくる温泉を全部知ってたゆみたろも、おばさんから
『若いのによく知ってるわね~』 と感心され (呆れられ?) ましたが;
“ちゃーみーぐりーん”な老夫婦・・・終点でバスから降りて旅館に行くまでの雪道、私たちの前には
手を繋いで歩く、どちらも小柄なおじいちゃんとおばあちゃん。。
“滑らないように~・・” って、ゆっくりゆっくり一歩ずつ慎重に、
互いに寄り添って歩くふたりの姿は、『長年の運命共同体』って感じ。
何だかとっても可愛くて微笑ましかったです。
歳をとっても、こんな風に一緒に温泉に来れる仲良しって好いですね♪
【 今 回 の お 土 産 】
ふだらく本舗の『栗入り水羊羹』・・・自分でも食べてみました。あっさりしていて美味しかったけど、
ゆみたろ的には、もちょっと栗がゴロゴロ入っててもイイなぁ。
つるやの『塩羊羹』・・・湯元では有名らしい。(ってか湯元には“名物”って他にナイ気が・・笑;)
宇都宮が 『餃子の街』 なら、日光は 『羊羹の街』 ってほど、羊羹屋さんが
多い。いっそのこと宇都宮を真似て、日光限定品として 『羊羹ばかうけ』 とか
『羊羹ポポロン』 とか 『羊羹ベビースター』 とか、作ってみてはどうでしょうね?
・・・・売れないとは思うけど。
明治の館の 『パウンドケーキ』 ・・・バナナケーキとメイプルケーキを各1ずつ。
ここの 『ニルバーナ』 っていうチーズケーキも美味しいのですが、
テイクアウト用のものは、ワンホール(大・小)からしかないのです。
いくら私でも、ひとりでワンホールは食べられないので断念。くぅ;
と、いうワケで、年末からずっと風邪を引いてお出掛けできずにいたワタクシゆみたろが、
ハナタレを押して強行した、2003年の温泉旅行・第1回めは 日光の湯元温泉でしたー。
今回は(も?) ずっと “お腹がいっぱい状態” な二日間でした;
食べてる回数は普通なんだけれど、何しろ どこの食事も品数が多かった~~~:(T ^ T);
このあいだ買ったばかりの 春用の花柄スカート・・・履けなくなったらどうしましょー!?;
さて、次回の温泉は、秋田県の 『田沢湖温泉』 です。
比内地鳥のスープできりたんぽ鍋!その上品な味が天下一品の稲庭うどん!
秋田の美味しいものも忘れずに食べてこようと思います♪
・・・・・って、スカートは???;
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