陣痛２
入院し、陣痛促進剤を飲むことになった
それでもこちらから入院することなど知らせたが前夫からの連絡なし・・・・・・・・・・
同室のお友達は
旦那さんや家族がきていて
「がんばれよ」とか「楽しみだなぁ」
なんて言われていて
当たり前のことかもしれないが羨ましかった。
でも私には姉も両親もいる
今日は母がずっと一緒にいてくれると言ってくれている
頑張らなくては・・・・・・・
朝の９時頃から一時間おきに錠剤を飲む
「これで効く人はあまりいないので期待しないように」
と助産師さんに言われた
「効かなかったら翌日、点滴でやります。これは必ずきます。」
だったら点滴をすぐにした方がいいのではないか？という疑問があったが
初めての出産で不安ばかりだったので指示に従い
飲むことにした。
９時の薬・・・・・・変化なし
１０時の薬・・・・・・変化なし
１１時の薬・・・・・・変化なし
１２時の薬・・・・・・ん？痛い？整理痛？
昼食を母と一緒に食べていたらなんだか痛い
でも助産師さんは効かないと言っていたので
気にしなかった。
１３時の薬・・・・・かなり痛い。計ってみたら１５分おき。
同室のお友達曰く「陣痛だよ、良かったね。」と。
母は笑顔で「頑張って。」と言ってくれた
母の笑顔で怖さ、寂しさが無くなって笑顔で耐えていた
すごく痛いのに「甘い、甘い。陣痛じゃないよ。」と助産師さん。
最後の１４時の薬を飲んだ
痛い！もう１０分間隔になっていた
これが陣痛じゃないのなら
陣痛がきたら死んでしまうのではないか
と不安だった。
１６時になり、５分くらいの間隔
母が助産師さんを呼んでくれ
ＬＤＲの部屋へ行き内診をしてもらった
私の担当の助産師さんが有名な厳しい方
「甘いな～、そんなに痛くないでしょ？あの薬では効かないんだから。全然開いてなし・・・。部屋に戻って頑張って。私、今日は５時で帰っちゃうけど、明日また出勤だから点滴で頑張ろう。」
部屋に戻っても痛いものは痛い
隣のお友達が（あぐら）が良いというので
痛かったが（あぐら）を頑張った
もう４分間隔。うずくまるくらい痛い
また母が助産師さんを呼んでくれた
担当の厳しい助産師さんが来た
「またぁ。痛くていいんだよね？痛いから産まれてくるんだよね？忙しいんだから～～～～」
怖かった・・・。私はこの助産師さんが帰るまであと１時間、我慢することにした。」
５時３０分、あの怖い助産師さんはもう帰っただろう。
母はナースコールを押してくれた。
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