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春一番が吹き暖かい今日、泣き出しそうな曇り空の朝から墓参り、午後からは雨の中、全身筋肉痛のケアをするためマッサージしてもらいました。
全身筋肉痛の原因は後ほど紹介しましょう。
昨日の事だ。
寝室に差し込む朝日が眩しく、いつもより早く目覚めた。
久しぶりにライディングウエアに袖を通したが、重たく感じてしまう。
朝食を済ませ、ブーツを履き、メンソールのマルボロに火を点ける。
巣窟のシャッターを開け前夜に整備しておいたZ1を外に出し、キーを捻ってセルボタンを押す。
簡単に目覚めたエンジンは特有のメカノイズを車体全体で震わせている。
長く伸びたタバコの灰がタンクの上に落ちるが、スルスルと滑り落ちる。
ヘルメットを被り、決して軽くは無いクラッチを握りしめ静かにギアを放り込む。
アクセルを戻すのを拒否してくるZと共に近畿道になだれ込む。
動くシケインと化した四ツ輪を、右に左にバックミラーの奥へとやる。
集合場所では久しぶりの仲間たちが笑顔で迎えてくれた。
朝日を受け、しなやかな車体を輝かせるZはジャパニーズスタンダードのオーラを放つ。
談笑の後は、祭りである。
Zも悲鳴を上げていたが、俺も泣きそうになる。
気が付けば、青い空、青い海の見えるシーサイドワインディングだ。
日の光を反射させ眩しいくらいの真っ白な石灰岩で構成された白崎海岸にZを止める。
30年ほど前に来た時は、整備されてなかったが、今ではコテージを備えるキャンプ場も併設されていた。
現在はリニューアル工事中のようで、施設は閉鎖されてた様に思える。
再び潮の香りを感じつつ、ブラインドコーナーの続くシーサイドラインをトレースして行く。
時々不機嫌になるエンジンを騙し騙し操作する。
空腹に喘ぐ14時だっただろう、せち焼き・やましたにやってきた。
4人ずつのテーブルに別れ、皆ミックス焼きを注文する。
1人前玉子2個使うが、俺は卵を追加して大盛り、他の連中はご飯に味噌汁まで注文していた。
目の前で調理されて行く時、和歌山弁の「せち」の意味を解説してくれた。
グチャグチャにするとか、シバキ回すと言った、何とも和歌山らしい言葉だ。
焼きそばを焼いて、それをお好み焼き風に成型して行く。
待ち切れず、ノンアルビールで乾杯だ。
写真撮影を促すオバちゃんは手慣れた作業だ。
舌鼓を打ちながら、一気に食してしまいました
食事を済ませたら、この日はまっ直ぐ帰る。
跨ったのは、風船さんのタンデムシートだ。
ジェントルマンの彼は、バイクに乗ると狂人と化す。
人が乗ってようが、いまいが、お構いなしの高速走行突入だ
振り落とされないように、グラブバーとウエストポーチにしがみつき、御坊から岸和田までワープ走行。
彼を信じて身を委ねるしか選択肢は無いのだ。
100キロほど走行後、全身筋肉疲労で歩く事もままならないほど。
人をタンデムする時には、ゆっくり走ってあげようと思うのでありました。
岸和田には、何故か新米さんがいましてね。。。。。自宅が近い事もありまして、彼のタンデムシートに乗り換えるのでありました。
いつもは凶暴な彼も巨大な荷物を落とさないように気を使ってくれました。
風船さん、新米さん、ホントに助かりました。
ご同行戴いた皆さん、どうもありがとうございました。
アッ、ノンアルビール飲む前に、俺だけ有料駐車場に入れておきました。
3日間の預かり料が5000円だってよ
南紀では、ぼられる事が多くて、また印象が悪くなった休日でした。
追伸:日記の構成上、誇張表現が多数あります