7月
8月
9月
10月
11月
12月
全2件 (2件中 1-2件目)
1
JUGEMテーマ:映画 ちとネタバレな感想なので、これから観るぞ!って方は微妙にスルーの方向が良いかもです。冒頭はちと冗長な展開、正直、掴みは弱い。 なかなか本筋に入らないもどかしさ。奥さんが、失踪したのは前半で語られるのですが、それだけ、あと、多少ぎくしゃくしていた、家庭の事情とかが描かれる程度、うーん、となってしまっていました。しかし、地域挙げての捜索ボランティア活動をしていくうちに、旦那、彼へのバッシングが発生、これは彼が、家宅捜索で彼女を殺害していたのでは無いかとの疑惑が発生したことが原因のひとつ、そして、奥さん、彼女が著名なライターだったと言う事もあり、それが話題性もあり、更に火に油を注ぐ結果に。結果、スキャンダラスな全国ニュースへと発展、そう言う演出の連続に、彼が犯人では?と観客は流れ的に普通にそう思う。彼には、双子の妹が居るのですが、彼女の協力も得ながらの身の潔白を晴らそうと努力している最中に、彼が、教え子と不倫していたという現場を妹が目撃、身内からも疑心暗鬼の目で見られ、もう、八方塞がりな状態。彼が犯人決定。後は動機を知るだけか?みたいな、あと死体は何処にやったの?くらい。一方で、別展開、実は生存していた彼女の緻密に練られた完全犯罪の全貌が徐々に明らかになる。一見して、それは、順調、見事なまでの、徹底した一分の隙も無い用意周到さ、更に、身体を張った行動に、彼女はもう逃げ切れるのでは?と観客は思う。それ故、更にミズーリ州には、死刑の法律もあり、もう、彼の人生は詰んだ!彼女の完全犯罪は成功!と観客の誰もが思う。それだけの展開だったら、こんな、この映画が高評価にならない訳で…完璧と思われた、彼女の計画に僅かな、突発的な、予想だにしなかった、事態発生。最初の、一件目の障害は大きな手傷を負いつつも、何とか回避、しかし、それがトリガーとなり、二件目で、今度は逆に彼女を八方塞がりな状況に追いやる。そこで、彼女の完全犯罪も崩壊(と思わせる)、彼女も人生詰んだ!と観客は思う。一方、彼は、地道に身の潔白を晴らすべく、行動し、最後の頼みの綱、ワイドショー番組にも出演していた、ニューヨークの辣腕弁護士に最後の望みを賭け、相談に向かい、その弁護士と話し合った結果、ひょっとしたら、ひょっとしたら、逆転ホームランも考えられる立場に。 観客は、まさか、その弁護士が、彼の話を信じて弁護するという発言をよもや信じないのではと思っていたので、それは意外。しかし、それから、彼の反逆が始まりに、いよいよ物語が大きく動き出す。弁護士の力もあり、徐々に、彼へプラスの方向に物語は動き始める。 勿論、一難去ってまた一難、それこそ、常に、危険と隣り合わせ、逮捕(死体が発見されていない、決定的な証拠を掴んでいない為)されそうになりながらも、逃げおおせていたのが、遂にというか、とうとう逮捕。今までの、身の潔白を晴らす活動も泡沫に消えてしまうのでは? 誰しも、観客と思う。しかし、次の日に何故か釈放、おや?更に先の読めない展開ですか!と既に、観客は未だにラストを掴めない状態。そして、彼の捜査を担当していた、女性が、んんん?どうもおかしくないか?と、この事件の僅かな綻びに、疑念を抱き始める。ラストのラスト、エピローグ的なシーンで、捜査担当者の女性は、この事件の真実を遂に掴み、身の潔白が晴れた、彼と真実を明らかにすべきだが…しかし… 相談と言うか、話し合いをするのですが、「こりゃ無理だ」と彼女の凄まじい迄の、したたかさにさじを投げる。彼女の方は、二つ目の予期せぬ失敗を、またまた、こちらも大逆転の危険な賭に飛び入る、そしてそれは、見事に成功。こちらも逆転ホームラン。全身に浴び血だらけになりながらも。勿論。彼女の血では無いですが。結果、痛み分け、「究極の」仮面夫婦を演じることに、彼は、良心の呵責に苦しめられる、しかし、辣腕弁護士も、「もう、あんたが我慢すれば、それで一件落着じゃん」と、こちらも放棄。ある意味、「一組の仮面夫婦の喧嘩を映画にしました。」と短くこの映画を伝えるとすれば、そう言う事になると思います。しかし、もう、其処までの、練りに練られた、ストーリーテリングの見事さに、舌を巻く。そんな映画に圧倒され、流石、アメリカで高評価だったと言う事を実感出来るのでした。ラストは、最高の褒め言葉的に、とても、とても後味の悪いラストです。難を挙げるとすれば、前述の「冗長な導入部」くらいでしょうか? 正直言って、苛つきます。早く本筋に入れよ!と。それ以外は、最高に楽しめる、極上のサスペンスフルなエンターテインメントに仕上がっていますので、これから、観たいって方には、掛け値無しに、お勧め出来る映画です。
2015年01月28日
コメント(0)
正直、今回のイベントに関して本音を書くべきか、若しくは美辞麗句を並び立てて褒め殺しにて偽りの感想を綴るべきか、悩みましたが、これからの、企画をされる上で、微力ながら参考に出来ればと思い、敢えて、本音を吐露します。今回、スカパー映画部のご厚意により、スタジオ観覧という、しかもゴールデングローブ賞の生中継、でのスタジオ観覧、という滅多に無いイベントに参加でき、非常に貴重な体験が出来ました。しかしです… これからが本題なのですが。まず、何を意図して、この企画を設定したのか、甚だ疑問です。もっと参加者に対して、「有意義だった」と感じさせられるような、設定をすべきだったのでは? ただ、単に、ゴールデングローブ賞の生中継でのスタジオ観覧、だけ(Twitterでtweetして下さいとありましたが、キャリアがSoftBankだったので、電波は圏外、実質tweet出来無い、その時点で、参加意義が削がれました)と言う、正直、失礼を覚悟で言えば、「あまりにもお粗末な、イベント企画」だったと言わざる得ません。ただ単に、テレビを観て、スカパー映画部のハッシュタグをつけて、映画部内で、盛り上がるってイベントだったら、ぶっちゃけ、テレビを観ていれば済むだけの話しというか、そっちの方が、中継に集中できる訳ですし。一体何?単に、「物珍しさで、滅多に観られない芸能人、コメンテーターを生で見られる」だけの、それだけのイベントだったのかと…遠路はるばる、しかも、早朝という、タイトなスケジュールで来たのに、割に合わなかったイベントと言わざる得ませんでした。謝礼が出るなら別ですが。仮に、自分が企画するなら、スタジオ観覧は序盤、若しくは、中盤だけにして、その後は別室で参加者でゴールデングローブ賞ノミネート作品からの、受賞作に関して、スタジオ生中継を交え、参加者同士でわいわいがやがやと、予想する。当てた人には粗品プレザント、と言う、イベント構成にしたと思います。ただ、「スタジオで放送時間中8時半から、14時まで、ずっと拘束して、Twitterでtweetしてね」だったら、誰でも考えつく安易な企画ではと思います。そもそも、スタジオ内の、あの、緊張感で張り詰めた空気の中で、どう、スマホを弄って、tweetすれば良いのやらと、一体何をtweetすれば良いの?と自問自答でした。「スタジオの緊張感に飲まれている」とかtweetすれば良かったのですか? スカパー映画部のハッシュタグをつけて、何を、企画した人は、参加者のtweetに期待していたのでしょうか? ノミネート作品は、別モニター、しかも、醜い場所に設置されて、スタジオ内スタッフは観やすいでしょうが、小さな椅子に座らされて、首だけ、横に向けた状態での、VTR鑑賞は、非常に苦痛でした。これだったら、自宅で番組を観て、tweetすれば良かったと、本気で考えました。tweetだけだったら、#スカパー映画部 だけでは無く、#AXN で、自宅からも、有意義なtweetが出来た訳ですし、意味が分かりません。今は無き、「笑っていいとも!」のスタジオ観覧ですら、もちっと、マシというか、放送終了後に、アレって、観覧車参加イベントがあったような気がしますが、これには一切無し、収録終了後は、ハイ、ご帰宅下さい。って、何て、投げっぱな、企画運営だと、甚だ感じました。あと、中継室への担当者様の誘導も、当方は開始時刻ギリギリに間に合いましたが、せめて、もう少し分かり易い誘導の仕方も有ったのでは無いかなと感じました。 例えば、現地到着後、担当者様の携帯電話に連絡を必ずして、誘導して貰うとか、当日関連企業のスタッフと完全に間違われていたというのは、明らかに、スカパー映画部スタッフの誘導不手際と感じざる得ません。幾ら、参加者人数が僅かでも、その辺はしっかりして欲しかったです。失礼ながら、だらだらと文句だけになって仕舞い、申し訳御座いませんでした。これから、来年もこの企画があるか、分かりませんが、その時は、もう少し、参加者に、有意義且つ(安易では無い)プレミアム感を持たせられるような企画運営を望みます。なので、ゴールデングローブ賞に関して、ノミネート作品、受賞作品、に関しての、感想はまた別件で書く機会が有りましたら、その時にします。若しくは、アカデミー賞と絡めての、感想を書こうかと思っています。「ゴールデングローブ賞では、こうでしたが、アカデミー賞では、この結果でした」みたいな感じで。そもそも、海外ドラマとなると、視聴者も限られていますし、なので募集要件に「海外ドラマに自信がある方限定」との記載をすべきだったかと。肝心の、〆のアカデミー賞はWOWOW、NHK-BS、だけというのは、これは不可抗力なので、仕方ないですが。ゴールデングローブ賞ならでは、例えばドラマ関連の受賞と言う、アカデミー賞に無いカラーがあるので、それを生かした、イベントにすべきだったかと感じました。
2015年01月13日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1