バス会社の現状


バス会社の現状
就 職 労働時間 休 日 給 与
就 職

 バス会社への就職はそれほど難しくないと思います。昔は大型(トラック)の経験の有無が条件として挙げられてましたが、最近は普通免許しか持ってない方でも応募が可能な会社が増えてます。会社によっては、入社後の合宿によって大型2種免許を取得する制度があります。
 ただ、事故や違反歴がない方がいいでしょう。バスの運転にはトラックの技術は必要ありません。逆に会社側はトラックの癖がない方を欲しがってます。ですから、全くの未経験者でも努力次第で運転士になれます。
 就職活動にはいろいろな方法があります。ハローワーク、新聞広告、あとはバス会社のホームページのチェックでしょう。ホームページには採用情報があります。1年中募集が出ている会社もありますし、何ヶ月かおきに募集を出す会社もあります。
 バスの運転士は思ったほど楽ではありません。昔よりも仕事の量が増えてます。大変な疲労が重なる職業です。運転が好きなだけでは無理です。ご自分のやる気がどの程度のものかを考えましょう。 

呉市交通局
























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労働時間

 バス会社での勤務は拘束される時間が長いのが特徴です。例えばある会社は、朝8時に始まって1時間の休憩を挟み17時に終わる。これは9時間拘束で8時間労働ですよね。バス会社ではこのようには行きません。
 私が勤めていた会社では拘束時間が15時間くらいでした。1番早い出勤で早朝5時半。一般の方の出勤を見届けてその方が帰宅されるときもまだ走ってました。
 ハンドルを握っている時間が運転士の労働時間という考え方です。体調を管理するのはものすごく大変です。時間どおりに終わって家で余暇を楽しみたいという方に、バス運転士は向いてません。
 どのバス会社も運転士が足りなくて少ない人員で運行をしています。

子宝丸























バス会社の現状
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休 日

 バス会社の休日は少ないです。年間で72日とか84日が普通でしょう。月に6日とか7日。それが1年中続くのです。お正月もゴールデンウイークもお盆もありません。もちろん有休はありますが、人員不足のためになかなか休めません。
 実際に勤めてみると、休日に遊びに行くこともできないのでつまらないですよ。  


























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就 職 労働時間 休 日 給 与
給 与

 給与ですが、基本給は13万~17万くらい。手当の割合が多くて約10万くらい。手当には残業手当、無事故手当、キロ手当などがあります。
 残業は自然に付くようなダイヤになってます。キロ手当は1km当たり5円~10円くらい。例えば、路線バスなら1ヶ月に5000kmくらい走ります。観光バスなら仕事がないときはこの手当が減ってしまいます。
 あと、路線バスには売上げに対する歩合があります。例えば、運賃箱に入っていた1ヶ月の売上げが70万円だったとします。そのうちの1%が運転士に支給されます。
 バス運転士の給与は、年収で300万円~350万円と考えておけば間違いないでしょう。賞与もありますが年間で50万円くらいです。昇給はないと思っていて間違いないです。残念ながら割に合わないという言葉がぴったりの職業です。生涯独身ならやって行けるかもしれません。 

新潟駅.jpg
























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