The smaller the mind the greater the conceit.

The smaller the mind the greater the conceit.

2006.07.05
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 5日に行われるワールドカップ(W杯)ドイツ大会の準決勝、ポルトガルとの戦いを控えて、フランスの宿舎近くにあるハーメルンには報道陣が押し寄せている。世界中からやって来たジャーナリストが、開幕から苦しい戦いを続けてきたフランスがなぜベスト4に残り、優勝候補の筆頭に上げられるまでになったかを理解しようとしているのだ。DFテュラムは、この点に関して興味深い考察を示している。

――フランスがW杯の準決勝まで進出したのは驚きですか?

「驚きはむしろ、ピッチ内におけるチームの動きだ。つまり、ポジションを素早く切り替えてブロックで戦う能力だ。そういったプレーを経験した者が多ければそれほど難しくないが、フランス代表に経験者は少ない。それが驚きなんだ」

――フランスは守りがとても堅いですね

「1998年大会では“フランス相手に得点するのは難しい”と言われていた。今回の大会でも同じだ。簡単には打ち崩せないよ。勝つチームは常に守りが堅い。相手にスペースを与えないんだ」

――準々決勝のブラジル戦におけるジダンのプレーをどう見ますか

「驚きはないよ。いつものジダンのプレーだった。あんなに見事なプレーを見せられると、“引退した方がいい選手はほかにたくさんいるのに”“ジダンはまだ引退しない方がいいのに”なんて思ってしまうね」

――ポルトガルをどう見ますか

「守備が非常に良いチームだ。その点ではフランスと少し似ているね。ブラジル戦よりも厳しい戦いになるだろう」

――荒れた試合になると思いますか

「そうは思わない。もちろん、勝てば決勝に進めるから、お互い譲らない試合になるだろう。でも試合は良い雰囲気で進められると思っている」

――最も厳しい戦いが始まるということですか

「そうだ。最も厳しい戦いが始まる。ブラジルを倒してからというもの、フランスは“決勝に残る”と言われている。今日まで僕たちを支えてきた謙虚さが失われれば、事態はもっと難しくなるだろう。僕たちは準決勝で敗退するためにW杯に来たんじゃない」

――このW杯が終わった後、代表としてのキャリアを続けるかどうか、ここで公式に発表してもらえませんか?

「今のところはW杯を存分に味わっている。とても楽しんでいるよ。終わったら、フランス代表のためにも、僕は引退しなくてはね。もうこの年だし」

――1年前の代表復帰には慎重でしたね

「そうだね。僕は命じられた通り代表戦に出て、それからクラブに戻ったんだ。その後、マルティニク島でコスタリカ戦があった(2005年9月)。あのときは僕の合流が遅れてしまったから、初めて会うメンバーたちと話をするようにしていた。チームは健全だと思ったね。フランスがこれほどの結果を出せたことに驚く人もいるけれど、そうなったのはチームに謙虚さがあるからだよ」

――つまりどういうことですか

「ブロック戦術、これがキーになるのは分かっている。このチームでは、選手がお互いを尊敬している。連帯感があるんだ。チームによっては、周囲の役に立とうとする努力をしない選手もいる。でも、僕たちはこのW杯で「団結し、少しずつ道を切り開いていこう」と決めたんだ。開幕当初は、2002年大会のトラウマと無意識の恐れがあった。グループリーグを勝ち抜いた後、僕たちは束縛から自由になったんだ。そしてついに自分たちのレベルに見合ったプレーができるようになった。僕たちには、素晴らしい能力があるんだ。頭の中にね」

――ブロックで戦う能力ですが、実行するのは非常に難しいですね。戦術としてもろいものですか?

「どんな戦術ももろいものだ。だからこそ難しく、美しいんだ。失点したりゴールを挙げたりする10分の間に、戦術なんて崩れてしまう。そんなことは分かっているよ」

――あのアンティーユ諸島(マルティニク島)でのコスタリカ戦ですが、その前にはチームに対して疑念を抱いていましたか?

「チームがどんな様子か見る時間なんて、僕にはなかったんだ。アンティーユでは雰囲気が全然違っていた。僕も少しリラックスできたよ。僕にはちょっと厳しい面もあるからね」

――ユーロ(欧州選手権)2004の代表チームに良い思い出はないのですか?

「あのときは、予選で苦しんだ。試合内容を思い返すと、規律のなさがチームを支配していた。時にはめちゃくちゃなプレーもあった。あれはチームじゃなかったね。時間を無駄にすることになる。ある年齢をすぎると、時間を無駄にはしたくなくなるものだ」

――その点から見ると、ドメネク監督はチームの団結に重要な役割を果たしたのですか?

「監督の働きもあるが、まずは選手に考える力があるか、という話だ。監督が何時間もしゃべったところで、選手がしっかりと受けとめなければ何にもならない。いまのフランスは、選手がチームのために利己主義を捨てられるんだ」

――それはどういうことですか?

「僕たちは過去の失敗から学んできた。偉大なチームとは、つまり利己主義を捨てられる選手の集団だ。サッカー選手はみんな我が強いから、難しいことだよ。理解するのは簡単でも、チームに自分を合わせるのは難しいときがある。利己主義を捨てるというのは、“しっかり働いて普段以上の力を出す”ことだ。みんなが利己主義を捨てれば、全員のレベルがそれだけ上がる。いろいろあったけど、今は代表に復帰してよかったと思う。いつも前向きでいられるからね」

――ドメネク監督との関係は険悪だということですが

「どこからそんな話が出ているのか分からないね。監督とは、何の問題もなかったよ。代表に復帰するかなり前に、監督が僕に会いに来て“チームに戻って来てほしい”と言ったんだ。僕は“代表引退は熟考した末のことだ”と答えた。すると監督はこう言った。“君が望まなくとも、私は君を代表に選ぶことができる”と。

 僕はふざけて“本人の意志に反して代表に戻すのは絶対良くない”と答えた。でも監督は重ねてこう言った。“よく考えてみてくれ。私は責任を果たさなければならないんだ”とね。こうして彼は責任を果たし、僕を復帰させた。僕には監督と争う気力がなかった。でも、フランスチームに貢献するのは納得がいかなかった。

 僕はよくこう言ったものだ。“もし僕がチームの中で悪さをしたらどうなるんだ”ってね。僕のことを信頼してくれていると思うしかなかった。僕の意志に反して復帰させたのは、強い信頼の表れだったんだ。だから、監督を非難することなんてしなかったよ」

――今では監督に感謝していますか?

「まだ感謝はしていない。もう少し待たないとね」





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最終更新日  2006.07.05 23:57:19
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