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2020.10.26
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カテゴリ: ミニマルに暮らす
ふつうの日が、好きです。

お出かけの日も楽しくて好きですよ。


けれども、どっちかだけを一生続けなさいと言われたら、


わたしは迷わず「ふつうの日」を選びます。


ミニマリストさんには

そういう方が多いのではないかな?













とってもお天気の良い、

もの音ひとつしない、

静かな静かな ふつうの日。




夏のお布団から冬のお布団に、
家族それぞれのタイミングで入れ替えました。
             (申告制)


おとーさんからは、
今朝ようやく申告がありましたので、
今夜から、冬のお布団です。
   (よくここまで耐えたな・笑)










来たる寒さはきびしくツラいのに、
冬のお支度というのは、
ニットでも、コートでも、お布団でも、
心がとてもポカポカしますね。



ニットは「エマール」で洗うので、
冬の寝室は、いつもエマールのいい香り。
黄色い方のパッケージのエマールの香り、
すずひ家の人々、みんな、とても好きー ( ´▽`)














家事って、暮らしって。


行動の源は、
「どうにかしてあげたいの気持ち」がほとんどのような気がするのです。



人はツラそうな人や、
お腹を空かせた人を見ると、
反射的に「どうにかしてあげたい」と思ってしまうものと思います。

どうにかしてあげたいという気持ちって・・・ずっと「優しさ」なのだと思ってた。

小さい頃から、そう教わってきたような気もします。




けれども。




電車の中で体調の悪そうな人に声をかける、席を譲る、などは別として、
なんでもない時の、ふつうの時の、とりわけ「メンタル的」なことにおける
「どうにかしてあげたい」とか「どうにかしてあげなくっちゃ」というのは・・・



そのほとんどが、実は。



「その人の思い上がり」なのですよ というお話を聞きました。



えー、そんなー (;_;)


困った人を放っておけないのだから、


めっちゃ優しく親切な人、って感じがするのにー (;_;)













「どうにかしてあげよう」は。

深層心理的には、
こちらが相手を下に見ている証拠の「思い上がり」に他ならないのだそうです。


ボタンがうまくはめられない、
靴紐をうまく結べない、
それを「どうにかして」あげたくてこちら(親)がやってしまうのは・・・
確かにその通りですね。

相手にはそれができない、とハナから決めつけている。

とても失礼なこと、と。 (;_;)確かに



自分を変えられるのは自分だけなのだから、

もっと相手の力をちゃんと信じて、

「どうにもしないで見守る強さ」を持つことが大切、と。


自分に自信のない人ほど、
「黙って見守る」というプレッシャーに耐えられなくて、
つい口出ししたり、アドバイスしようとしたり、
優しいふりして手出しして、助けてしまうのだそう。


わ!でた!出ましたよ! 〇〇なふり! 


優しいふり!



ああ、わかるー。  わたし、そうだー (;_;)





 ****************************************




昔はね、


もう寒くない? まだこのままでいいの? とか


家族とはいえ他人のお布団のことまで心配してました。


自分の思うタイミングで入れ替えることで、
結局は自分が安心したいんですね。


朝晩ちょっと寒くなってきたね、という会話があったとしても、
今すぐ布団を替えて欲しいかどうか、とは、
また別の話、なのですね。

「片付けたい」「捨てたい」「痩せたい」と年中言っていても、
本当に本人が本気で行動に移したいと望んでいるかどうか、は、
また別なのと同じように。



相手の力を本当に信じているのなら、

「ああしたら?」「こうしたら?」というアドバイスは、

本当は全て「余計なこと」なのかもしれません。






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「何かをしてあげる」



家事って、全てがそうなりがちだから むずかしい。



やり過ぎればやり過ぎるほど、

相手が自分の頭で考えるチャンスや、
自分の意思でどうにかする力や、

まるで相手の可能性そのものを奪っているような・・・


わたしは散々奪い散らかしてきてしまったような、


ああ、そんな気すらしてきてしまいます (´;Д;`) ウッ






< 気持ちが凹んだため、一旦休憩 >









「解決は相手がするもの」「相手のもの」


このスタンスを決して崩さないことが何よりも大切なのだそう。


アドラーの提唱する「課題の分離」と、これはとても共通していますね。



家族間の、
ごくごく近い関係性の中で、
そこまで「課題」を割り切るのはとても難しいことだけれど、

やってあげすぎてしまって「味を占めさせない」ことが大切です!と。


家族に味を占めさせない、と!?


なんとキビシいことよ!!(泣)












↓ この「端っこ」がとっても美味しかった! 端っこだけ食べていたいほどに!




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ああ、そういう発想はなかったなあ。


やればやるほどいいお母さん、ではないなんて、ね。


家族のために何かやれることが嬉しい、みたいな感情って 
おそらくどなたにもあるでしょう?


そんなわたしエラいぞ!

優しいぞ!よくやってるぞ!みたいな、ね。


けれど。

これもまた「人に尽くせばわたしは受け入れてもらえる」とか、
ひいては「尽くしていないと受け入れてもらえない」という不安?
あなたの「自尊感情の低さゆえ」なのですよ、と。


家事をしても、しなくても、わたしには価値がある。



そう思えていない証拠。



ああー 完全に見破られた気がするー (;_;)




できるはずの家事をサボると、
わたしは「罪悪感」すらおぼえます。

つわりの時などは、
脱水症状がひどくて起き上がることもできなくなっているのに、
それでも家事をできないことの罪悪感の方が苦しくて、

わたしは あと少しでノイローゼになりそうでした。



わたしは・・・重症ですよ (笑)







YASUKOさんのところで知った「ミックスベリー」。実が大きくてとっても美味しい!



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「どうにかしてあげたい症候群」を脱するには、


自分のできることの限界をわきまえることが第一歩。


それはすなわち、
相手の「生きる力」を信じる、ということ。


自分の心のあり方は、

自分にしか選べないのだから。



その人がどうありたいか、とか

その人の快適さだって、その人にしかわからない、ということ。




御歳52才。


もはや初老とも呼べる おとーさんが。



今朝の今朝まで「夏のお布団」で大丈夫だった衝撃のように、ね!

(しかも「接触冷感仕様」のやつですよ・笑!)




 **************************************




ああ、相手を尊重する、って。


寒いだろうから、って思って、
勝手にお布団替えてあげよう、としない


どうにかしようとしないって・・・こういうことか!



去年はできなかったことが、


今年のわたしは、できました。




「どうにかしてあげよう」を手放すのには。


「優しいふり」を手放すのと同じくらい、



わたしには、まだまだ、長く厳しい修行が必要なのかもしれません。








                                   おわり








今日もお読みくださって ありがとう。




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「優しい」ことは とても素敵で大切なことだけれど・・・

「優しいふり」なんて・・・ ああ、そんなの、誰も要らないよね (´;Д;`)





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今日も、書けたよー ( ´▽`)ノ



















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最終更新日  2020.10.26 23:12:43


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