第１回目の１ｄａｙｓｈｏｐ本日開店♪ | C's ｓｅｅｄｓ

第１回目の１ｄａｙ　ｓｈｏｐ　本日開店♪

いよいよショップ開店日がやってきた。
オープンは１０時。
子供たちを学校へ送り出し、準備をはじめる。
車をガレージから出し、次に屋上（４階）に持っていった花苗を
９パレット、すべて１階まで運び降ろす。

屋上に上がる階段はラセンでしかも幅がとても狭いから、
パレットを横にして左右を両手で持つと通れない。
大きなパレットを縦に持ち、急な階段を足元も見ずに下りるのは非常に怖い。

４つほど運ぶともう息が上がってきた。
ヤバッ!ゼンソクの薬‘シュッ’しとかな･･･

その頃手伝ってくれるケイコちゃんがやってきた。
ケイコちゃんにガレージのテーブルセッティングをお願いして、
再度屋上へ向かい、やっと苗パレットを全て降ろした。

もう休憩したい気分。

今度は２階のデッキにおいてある雑貨を運ぶ。
コレがさらに往復７回くらい。

やっと全てを運び終え、箱を開きかけた時には、
もう１０時になっていた。

「まぁエエやん！はじめから行列が出来るわけでもないねんから～」
と、のんびり品物を出していたら、自転車に乗った二人連れがガレージの前に止まった。

「まだ準備中？」

ありゃまぁ！びっくり！
開店時間に合わせてお客さんがやってきた。

「いいですよぉ～、見ていってくださいね！」

とは言ったものの、まだほとんどが箱の中、
見れるような状態じゃないことくらい誰の目にも見てとれる。

「いいよ、準備続けてて！待ってるから。」と、お客様。

しばらく待ってはくれたものの、当分かかりそうだと判断した模様。
「また、後でくるわねぇ～。」
と言って、走り去ってしまった。

すみません、ごめんなさい。
せっかく一番乗りしてくださったのにぃ。

その後１時間ほどかかって、やっと商品を並べ終えた。
それだけかかるのも無理はない。
だって、「きゃぁ～か～わいぃ～☆」とか「ア～ン♪すてきっ！うふっ！」なんて言いながらやってんだから･･･
アンタ、自分で仕入れたんでしょうがッ!
マニー食器　2

ふ～～～っ！

休憩タイムもつかの間、知り合いやら身内やらご近所さんがお友達を連れて
どどどぉぉぉ～っと、押し寄せてきた。
ちっちゃなガレージは人でいっぱいになった。

アタシ、パニくる。

お勘定までしどろもどろ。

お客さんが途切れたところでお弁当をほおばる。
あ～　なんだかとっても幸せな気分♪

ガレージの前を通る人は「なんだ？」って顔をして、顔だけこちらに向けたまま通り過ぎようとしている。
「どぉ～ぞぉ～、お気軽に見て行ってくださいねぇ～。」

若い頃販売員で鍛え、フリマ出店回数数知れず。
こんな言葉は自然と口をついて出てくる。

何度かお客さんの波があり、気が付けば閉店時間の５時になっていた。

アッという間だった。

初めてだったのに、本当にビックリするくらい沢山の人が来てくれた。
近所の人がすごく宣伝してくれてたことも、お客さんの話から伝わってきた。

みんなが応援してくれてるんダ！
心底うれしかった。

「また、やりますからねぇ～。次回もよろしくぅ～！」

心地よい疲れの中、現実に引き戻されつつ、
荷物と共に、次回への期待と希望を一緒に箱に詰めはじめた。

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