私の彼はフェミ男?!



私達はほぼ毎日MSNメッセンジャーで会話をしている。
『会話』といっても、共通語は英語。それも、それぞれの母国語、
 日本語←→韓国語 の間に英語とくる。
面と向かって話している時はまだ良いのだが、
文面にしてしまうと、言いたい事を上手に伝えられない事が時があって、

「やっぱりナンでもナイ」

なんていう風になる事もしばしば。




昨晩もいつもの様に話していたんだけど、突然



「ねえMinnie、僕のどこが好き?」



と聞かれた。で、私は



「知らん。こっちが聞きたいわ」



と、
ついうっかり『本音』を出してしまった。。。のだ




そもそもこういう質問、個人的にはするのもされるのも好きではない。
(ましてや『英語』でだから、和訳すると更になんとなく。。)

『男性たるものそういう女々しい事は聞くもんじゃねえ!!』

という観念がなぜだかあるのだ。
もちろん、そういう事をお互い聞いて、
そして言い合ってラブラブするカップルもあるだろうし、
それはそれでその人達次第だから良いと思う。


ついうっかり本音をいってしまったら、キーウン君、気分を害したらしく、
黙りこんでしまった。
こういう『黙り』も非常に面倒臭い。大嫌いなモノの1つ。


こんな時可愛い女性なら、すかさず

「突然言われてもワカンナイよお~」

とか

「急に言われたからビックリしちゃったの♪ん~とね、、、」

とかって言えるんだろうけど、とても私には出来ない。
だって



ホントにどうして彼なのか、自分でも不思議。。。



なんだもん!(>_<)



そもそも私の理想の男性の条件というのが、
『肌が綺麗、指が長い、二重』
でも


あんた、全部持ち合わせていないじゃないか?!



かといってそんな条件なんて言ったら、
『黙り』モードに入るどころか、殻に『篭り』がけない。



とにかく、私にとっては、
「自分の何処が好きか?」とか
「何故自分の事を好きか?」という質問は、


『歯の浮くような質問』


に感じられたのだ。
甘い言葉やキザなセリフなどを最も苦手とする私には、
ちょっと耳にするにも答えるにも難易度が高過ぎる。



しかし『黙り』は面倒。仕方ないから

「ウソウソ♪全部。」

と適当に(?)答えておいた。




こんなキーウン君の言動&行動には戸惑ったり引いたり、
時にはウザく思えてしまう事が時々ある。
これは韓国人だからなのかどうかは分からないが、
少なくとも今まで私がそうそうお目にかかった事の無い事柄。



例えば
○ 用が無くても1日数回のmail&文末にはアイ ラブ ユー
○ 風邪を引いたら安否を気遣うmailの嵐
○ 何でも無い時に突然くれる手紙
○ 何でも無い時に突然くれるプレゼント
○ 空港で出迎えてくれた時にくれた薔薇の花束
○ ベンチ等に座る際、素手でもすかさずソコを拭いてくれる
○ 外で歩く際、常に体のどこかに触れてエスコート型
○ 私のバックなどを持ってくれようとする
○ スーパーのカゴは男性が持つ物と思っている
○ 女の子は可愛らしいメルヘンな物が大好きだと思っている
○ 人前で写真を撮るにも型に手をまわすのは抵抗ナシ
○ 結婚するまで処女でいたいといえば、ちゃんと守る

などなど、すぐに思い付くのがこんなところ。
私からしてみたら鳥肌モンもいくつかある(苦笑)



韓国人と恋愛したのは、今回が初めてなのだが、
それまで韓国人男性は目上の人をとても敬うという事と、
女性や子供、お年よりには凄く優しい、という印象だけしかなく、
いざ、キーウンといるようになって、


うわ!すごっ!!日本人とでは有り得なかった~!


っていう事がよく出て来る様になった。


アジアのラテン系といわれている韓国人(特に男性)、
突然の薔薇の花束や、服装や髪型などがちょっといつもと違う風だと

「今日はいつもに増して美しい」

と言ったり、

「いつも歩く時、君がいた僕の左側。いなくても自然に1人分空けてしまうんだ」

など。
きっとこんな感じの事を指してそういわれているのであろう。




あるサイトで、韓国人男性をパートナーに持つ日本人女性同士が、
「私の彼は~」みたいに、それぞれの相手に対し持つ、
悩みや相談事など話合う事が出来るトコロがあるのだが、
そこに訪れる方達のパートナーは私が今挙げた事や、
時にはもっと上級編(笑)だったり、色々紹介されている。
始めはそんなキーウンの振る舞いに、


『うわ~。。私まさか、、フェミ男(私語)と恋愛しちゃってる??』


と不安になったのだが、たまたまそのサイトに出会い、
皆さんの会話を読ませて頂いて、
あら、キーウンだけじゃなかったのね、情熱さんは、、
といった具合に、どれだけ安心した事か。。。


同じ国同士でも色々ある恋愛事情の中、
韓国人という『外国人』の彼氏が思いがけなく出来た、ワタクシMinnie。


馴染みのない異国の文化を持つ韓国人パートナー、
コヤジことキーウン君には、
まだまだこれからも驚かされたり、引かされたり
時には腹を立てさせられたりしそうだけど
きっとこれらはお互い様なんだろう。


たとえ肌がつるつるじゃなかろうが、指が短かろうが、二重じゃなかろうが、
そして鳥肌が立とうとも、今はやっぱり自分にとって大切に想える人。
出来るだけ揉め事は少なく、日本韓国で少々距離はありますが、
楽しく彼と『今』を過ごして行きたいな、と思った今日この頃でありました。



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