食べる♪遊ぶ♪走る♪三拍子揃えたい?キャディな私♪

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村岡ダブルフル完全版2007

designed by *ま~ぶる*
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村岡ダブルフルウルトラ完走記

★前日から会場入りまで★

雨・・・だ。
名古屋から福知山まで、今回は鈍行節約移動(3780円)
明日は雨、降らないといいなぁ。
会場には16時半頃到着。とりあえず、いい天気。
すでに前夜祭。
受付をすませ、ゼッケン、参加賞の白味噌、Tシャツ、乾物、ウインナー
エイドで利用するビニールバックをもらう。
ゼッケンにゆうちゃん、愛知県、と書く。

宿は民宿街のハズレにあり、古く、(_□_;)
雨の音もうるさい・・でもごはんはおいしく同部屋の
明るい方と楽しく過ごせた。
同じ宿の常連の男性からポイントや、必勝法?を伝授する。
でも朝、早い、早く寝よう(^^)ZZZ

当日朝3時寝坊せず起床。
大雨の中、会場入り。

★スタートから20キロ地点★

スタート地点でミカンさんを探していたら、まん前にいた。
しっかりご挨拶。
5時スタートはまだ暗い・・
私、半分寝ている。でも暗いうちから沿道の応援は既に熱い。
トーチライトで照らしてくれている。
横には白バイ・・え??救護車、だって。ちょっと苦笑い。

平坦な道で快適に走っていると横にアベさんが来た。
ウルトラペースで走りたいと言われ、商店街の往復のコースを走りながら
過去の大会の話をする。
夜があけてきた。雨も強くなってきた。
そしていよいよ上り坂。

まがっても、まがっても、まがっても、
ずーっと上り坂。
ただうれしいことにこのきついのぼりは走りきれた。

このくらいののぼりですんだら歩かずに完走できる?・・
なぁんて甘かったけどね。
途中エイドで宿のおばさんから熱い声援をうけ。大感激。
そして途中で100キロのアベさんとはここでコースがわかれ、1人ひたすら走る。

★20キロから蘇武岳★

あれ?? 88キロのランナーが少ない・・
まわりは100キロの早いランナーばかり。
あわてない、あわてない。
雨が上がってきたので合羽を脱ぎ捨てる、でもこれは失敗。
きついのぼりの途中で手作りの貝のお守りを配っていた。
私、こういうのが大好き。ずっと握って、エイドでも。
トイレでも忘れずにゴールまで行った。

坂を下りっていよいよ平坦と思ったら、いよいよ例の上り坂らしい。
その前にエイドでヤクルトをいただく。ストローを挿しているのがうれしい。
少しのアップダウンの道を走りあっ・・絶句。
すごいのぼりだ・・(_◇_;)周りを見たら・・歩いている。
んじゃ、私も歩くか。と、ここで早歩きの始まり。

早歩きは結構得意。ペースもおちることなくひたすら進む。
そこでカゲヤマさんに出会う。歩き、早いね、とお褒めの言葉をいただく。
ひたすら蘇武岳の頂上を目指す。なかなか着かないよ・・

途中のエイドで蘇武岳ってあとどのくらい?
私ってビリの方?
関門って大丈夫?などと質問。
大丈夫ですよ。ちようど順位は真ん中くらいだと思います。といわれ少し安心。

しばらく、早歩き、早歩き。
やがて、頂上ですよー。と、あれは最高の気分だった。
ミカンさんが記念撮影してたっけ・・

★蘇武岳頂上から75キロまで★

ここからはくだりが多くなる。
カゲヤマさんと並走しながら会話したり、怖いランナー(茨城から見えたらしい)
にあんたぁ、エイドの前くらい走ったらどうなのーと言われたり・・
地元の常連ランナーさんに、ここは天気がいいと日本海まで見えるんですよ。
などと案内してもらった。
走りやすいくだりばかりではなく信じられない急坂のくだりもあり、
ここではゆっくり下ることにする。
エイドのおじさんにあんた、足が軽いよ!!と言われる。私は
やはり中間過ぎてから
元気が出てくるらしい。
カゲヤマさんはくだりが得意で一気に抜かされましたが・・

一気に下りが終わると射添会館。
土砂降りだったのがますます雨がひどくなってきた。
あら・・なんとカゲヤマさんが着替えている。
やぁぁぁぁ・・ゆうちゃん、待ってたよ。ヒエ(^^;)気に入られてしまったらしい。
私も持ち込んだ栄養ドリンクを飲んでシュークリーム。
あっダメダメ次はおはぎ、控えめにしないと。

★75キロからみなさんにはげまされ★

射添会館からすぐ但馬大仏の長楽寺へ。
おはぎ!!。2ついただく。
男性ランナーさん数名と話す。その中にクボイさんも。。
愛知からよくこんな大会に・・物好き(笑)
おはぎおいしそうに食べるね。などなど・・
その後クボイさんと話す。

ここからはすごいのぼりでまた得意の早歩き。
クボイさんは膝を壊していて思うような走りが出来ないとか。
ボクは山岳マラソンが好きでね。
このマラソンのコースもボクが考えたんだよ。
へへぇ、すごいですよ、このコース。思わずいってしまった・・

早歩きしていると段々44キロのランナーを見かけるようになった。
すごいですね。いつもどのくらい走っているんですかぁ・・
地元の方達のようだ。
僕達、最後らしいんですよ、ゴールしたいですけどね、
頑張ってくださいーー。
44キロランナーさんにも応援してもらい本当に幸せな走りが出来た。

のぼりきったエイドでTAKAさんと出逢う。
ここでおにぎりと飲み物をいただいて少し休憩。でもすぐ走りに出る。

そしてまたまた今度はくだり。快適。景色も最高。でも雨。
楽しく走っていると、ゼッケンに78歳と、書いた方が!
思わず話しかけてみた。
とても気さくな、鳥取のおじいちゃん。
あんたぁ、これからが楽しみだね。
おじいちゃん!また逢いにくるからね!どうか元気で!
ほんの数分の会話だったけど、うれしかったよ。

あと7キロというところで最後ののぼり・・
普段7キロなんて長くないはずなのに、ここは長く感じた。
地元の44キロ参戦の方が、ここのラストいじめですよね、って苦笑い
していた。
それくらいラストが長く感じた。
クボイさんにあと、あとホント少しでくだりですよ、そうしたらもう
のぼりはないからね、と教えてもらう。

まわりのランナーからは
本当ですか??なんかまだまだのぼり坂がありそうだよね。
といわれていたけど、本当にないよ!とクボイさんが必死に説明。

残り4キロから緩やかなのぼりもあったけど、
最後は本当に走りやすいくだり坂だった。

歩きたいのを必死に我慢しているとそのうち快適になってきた。
あと、○キロの看板を見ながら・・でも
あと○キロで村岡も終わるんだ・・と思うと、少し寂しくもなってきた。

ゴールの小学校の赤い屋根が見えてきた。
あんなに雨がひどいのに、たくさんの応援。

おかえりなさーい。
がんばったねー。
あと少しですよ。
すごい。
拍手と大歓声。うれしく手照れくさくて笑っちゃった。
ゆうちゃーんTAKAさんも手を振っている。

今頃絶好調になったのでランナーズハイ・・と行きたかったが、
グランドがぐちゃぐちゃで、最後は足元に注意しながらのゴールだった。

ゴール後、タオルをかけてくれた。
あまり完走は信じられなかったけど、
コースでの出来事を思い出すうちに実感してきた。
カゲヤマさん、クボイさんのアナウンスも聞こえてきた。
みんなで完走できた、よかったね♪

あんなに辛いコースだったのにまた行きたいと思うのはなぜだろう??
やはり応援が温かいからだね。
年に一度の楽しみがまた増えた。
そしておはぎもまた食べたいな♪

村岡ダブルフル 88キロ記録 12時間11分25秒 順位17位

その後さまざまなハプニング(列車遅れ)を経て次の日の夜中に自宅到着。
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