読み聞かせ記録


早期教育というより、コミニケーションの一つとして考えていました。

以下育児雑誌「灯台」からの抜粋です。


 「絵本の読み聞かせとは、お母さんの口から発せられた言葉(発語)で、子供を絵本の作り出す虚構(作られた)の世界へ誘うことです。言葉や絵を手がかりにして、自分の頭の中にイメージをつくるという作業は“能動的”な活動です。こうして自分の中に構成された世界はとても豊かなもので、成長するにつれて、この世界を土台にして自分の心の世界を広げていくことができるのです。

 しかし、子供は一人ではこの世界に入ることができません。絵を読み取る能力も身につけていませんし、意味のわからない言葉もあるかもしれません。手を取って誘ってくれる大人が必要なのです。読み聞かせとは、文字を教え、物語中のできごとについての教訓を教えることが初めにあるのではありません。絵本の読み聞かせは“楽しみ”に結びついたものです。子供を楽しませるほど、本の語る内容は子供の心に深く残るのです。

 ところが多くのお母さま方は、文字などを覚えたりする「知的な技能」の習熟に力を入れすぎているようです。
 「読み書き能力の調査」において、幼児期の「読み書きの能力」が遅い子、早い子を追跡調査した結果、小学校一年生の9月には文字の習熟度はほぼ同じになっています。むしろ、遅れて読み書きを覚えた子供たちは、文字の道具的な価値に気がつく傾向にあり、文字を使う楽しさ、便利さを素直に受け入れるようです。早期教育は意味がないというわけではありませんが、現在の教育制度には先取り教育を受けた子供たちを受容し、その学力を保証する制度がない点で、ややマイナスといえるかもしれません。

 絵本の読み聞かせは、親と子が感動を分かち合うためにあると言ってよいでしょう。ことばを響かせ、母と子の心が通い合う読み聞かせの経験が、結果として読書好きの子供を育てる土台、大切な学びの出発点になっていくのではないでしょうか。」







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