実は、娘は、1歳(半?)検診の時に、市のセンターの健康診断で
「この子は、反対咬口だから、いずれ矯正の必要が生じてくると思うから、
そのことを頭に入れておくといいですね。」
と、歯科検査の時に言われた。
反対咬口=いわゆる受け口
です。
これは、びっくりしました。
自分も主人もそうでないので、(お兄ちゃんも)なんでかな?
と。
家に帰って聞いたら、死んだ主人のおばあちゃんがそうだったそうです。
で、ずっと、将来矯正のへの懸念がずっとあって、
DVD「ファインディング・ニモ」を見るたびに、
歯医者の姪っ子の「ダーラ」の付けている器具は、「反対咬口の矯正器具だ!!!」と思ってしまっていました。(違っていたらごめんね。)
あの頃、イオンで買い物をしていたら、幼稚園ぐらいの子が、ヘッドギアのようなものをかぶっていて、その子もそうなのかな?お母さんにお話聞きたいな・・とか思った。
ら、娘の矯正の心配のほかに、
2歳過ぎから、言語の方がよっぽど気になって、
3歳半過ぎごろから全くもって怪しくなって、
4歳すぎて、やっぱり発達障害だったと分かって、
あのころ(1歳半検診?)、
「将来受け口になるから矯云々・・・」
といわれるよりも
「このこは、おそらく発達障害だから、うんぬん・・・」
と、予告されていた方が、暗闇のトンネルは短かったのではないか?
と思ったり、
反対咬口だけの方がよっぽどよかった、
矯正の不安を感じているだけの方がよっぽどよかった・・・
などと思った。
まあ、
療育に行くようになって、幼稚園のすったもんだで通い始めて、
年長になって、一度歯医者に相談に行かなくては・・・
となった。
ら、近くの歯医者は、(そこでも歯列矯正はしているのだけど)反対咬口の矯正は難しいので、矯正専門も歯科医師会に入っている矯正歯科を紹介してくれた。
で、娘は、近所の歯医者は普通の歯医者さんで通い、
矯正歯科には、乳歯の頃は半年に1回、永久歯が増えてきた頃は1年に1回、以来通っているのです。
で、矯正歯科の門戸を叩いた時から、いつかはいるぞ矯正費用・・・と腹をくくっていました。
腹をくくっていましたが、
出るものがないので、
贅沢だと主人に言われそうだったのと、
一気にお金がいる歯列矯正に出す資金がないと思われ・・・
反対されると嫌だったので、
あの頃から、地味に「某オークション」で「歯列矯正のための資金づくり」の出品を始めました。
最初の頃はオークションは、買い売りをしていたのですが、
それ以来、殆ど「ウリウリウリウリウリウリ・・・・・・・売り」でした。
主人は、私の心情は深くまで気づいていないと思います。
「まるで、鶴の恩返しみたいに、身を削ってお金貯めて必死やな~。」
程度でした。
とりあえず、目標額は、100万円でした。
反対咬口の歯列矯正は、普通の歯列矯正よりも金額もかかりそうだったので、
普通のが、高くて80万ぐらいだとしたら、
100万か!?と多めに??みつくろって目標額を設定しました。
それは、娘が年中の頃だったから、
今から約6年前のお話です。
(最初に、歯列矯正のところで、説明を受けた時に、料金表も頂いていたので、覚悟もしていたし、その料金表をこの6年間ずっとクリアファイルに挟んで時折眺めて、くじけないように頑張っていました。)
無職の専業主婦にとって、オークションは頼みの綱でした。
オークション、出品物がない時とか(思いつかない時)とか、
超暑い時とか、
気が乗らない時とか、
全く入札してもらえない時期、
とか波があって、
安定していないのですが、
あ・・・これも、処分できるかな?とか
ちまちましていました。
で、とりあえず目標額+40万円、やっとためることができました。
このお金は無いものとずっと考えていて、それのみの通帳を作りました。
娘の反対咬口は、永久歯になったら、なぜか治ってしまいました。
矯正の必要なくなったかと思いましたが、
ずっと矯正歯科での経過観察を受けていました。
気づいていました・・・。
上前歯の真ん中から左右隣1個ずつが、45度ねじれて内側に生えてきたんです。
無視しようと思っても、無視できませんでした。
(私、自分がスペースがなくて歯並びが悪い口でして、子供の頃にどうして矯正してもらえないのかな・・って、ずっと何気に不満でした。)
しかも、ねじれた歯は、噛んだ時にちょうどしたの歯の歯と歯の間に食い込む状態で、これは、ますますもって無視できない状況でした。
で、
春休みにいよいよ、決まりました。
娘、普通のお子さんよりも、永久歯の生えかわりが2年近く早いので、矯正を始めることになりました。
反対咬口の矯正はもう、必要がないので、前歯両隣のねじれを治す矯正のみとなりました。
お代は・・・・・お代は・・・・・・
ハンサムな歯科医師と個室の説明ルームで向き合いながらも、
頭の中でドラが鳴ります・・・。
どらどらどらどら・・・・・・・・・
「お子さんの場合は、上の歯のねじれのみの矯正で、部分矯正で対応できますので、
ブラケットは前から4,5番目の歯からつける状態になるかと思います。」
上下総ブラケットは免れた様子です。
という事は、
上のみだから80万は超えないと予測・・・・。
で、費用ですが、
どらどらどらどら・・・・・・どらどらどら・・・・・
ブラケットの片側のみの部分という事で、一番安い15万円の予定となった。
ひゅ~るるるるるるるる~~~~
15万円も高いのですが、
当初の予定金額を考えたら、
安くなったと思います。
思わず、椅子から落ちそうになりました。(安心して)
15万円のほかに、装具を付ける前のもろもろの検査や指導、診断料等で、+5万円はかかりますので、
矯正器具装着までに20万円は要ります。
装着後は、月1回で締め直しがあるらしいので、そのつど診察料がかかりますが4500円ぐらい????(上の歯だけなので、これもよく分かりませんが)です。
装着期間は、およそ半年で治るそうです。
その後は、保定期間で2年ほど通院になるようです。
保定期間中は、ブラケットの装着はなくなるのですが、寝る時に、ボクサーがつけるみたいな感じのマウスピースみたいなのを歯にはめて寝るそうです。
これ聞いていたら、自分の歯並びもなおしたくなったけど、多分自分の方が80万円かかりそうなので止めました・・・。
矯正歯科の先生には、通院当初から、娘の発達障害を話してあるので、優しく上手に接していただいています。
しかも風間トオルを優しくソフトにした感じの先生で、娘も嬉しそうです。
いよいよ決定と決めた、4月の話し合いの時に、
「発達障害の子供で、矯正治療はできるのでしょうか?」
と、偉い消極的なことを聞いてしまいました。
ら、
「重度の障害のある方の場合、歯列矯正は無理となりますが、
軽度の方の場合は、なさる方もいらっしゃります。」
と返答を頂いた。
というか、
いままで、普通に歯医者の治療も受けているし、歯列矯正での検査もきちんと受けているので、多分、
診察していて、先生も大丈夫だと思ったのかな????
で、
土曜日、その第1段階として、かみ合わせの距離?とか顔の幅?とか、歯型とか、あごの高さ?とかいろいろ装置を使って検査がありました。
その後頭がい骨?歯の一周のレントゲンも撮りました。
全部で1時間ぐらいかかったわけですが、これらの検査も素直に受けていたので、やればできる様子???
後は、ブラケットをはめた時の不快感に耐えられるか?です。
ちなみに、歯列矯正をする前に、診断書みたいなものをこちらで書くものがありました。
中には、子供の性格を問うものがありました。(5段階ぐらいで評価するもの)
お子さんは、我慢強い方ですか?
お子さんは、決められたことはきちんとできますか?
発達障害を除けば、かなり頑張り屋さんの努力家なので、ここらあたりはクリアなのですが、何しろ未知の世界です。
思わず弱気になって、
「途中で、リタイアするお子さんっていますか??」
とまで聞いてしまいました。
ら、
「お子さんの場合は、装着期間が、約半年なので、乗り越えられると思いますよ。」
とのこと。
そう言われたら、2年くらいする子もいるのだから、それを思えば屁の河童???
発達障害+歯列矯正
ちょっと負荷与え過ぎ?
ごめんね、
応援するから、5年生の3月には、きっと取れるから、頑張ろうね!!!
と、今から娘に話しています。
ブラケット装着は、夏休みからする予定です。
がんばりまーす!
つらいっ。 2010.04.12
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