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村松克哉

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2006年06月25日
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与謝野金融相は、福井日銀総裁の辞任は世界経済、日本経済に影響を与えるので望まないと発言した。日本のリーダーにとって道徳が最もかけている。道徳が最も大事であるにも関わらず、日本のリーダーには最も道徳が欠けている。出処進退すら、自分で決めることができない。かつて日本人が持っていた美意識は壊滅状態である。世界からみれば、日本人は大変醜く写るだろう。それを分かっているのかどうか分からないが、日本のリーダーは恥を知れと言いたい。自分の子供、孫に道徳を教えることができるのか?あなたたちは。福井総裁をこれからテレビや新聞でみるたび、福井総裁は「私を笑ってください」という札をぶらさげて日本国民のみならず、世界中に露出しているだけだ。恥を知れ!日本の恥である。官僚、政治家も経営者も国家を治める者は、悪賢い者を退けて、善良な人々をいたわることを勤めとしなければならない。人道はもともと人がつくった道だから、農夫が努力して草を取り除くように、悪賢い者を退けて善良な人を養わなければ、善良な人はやっていけない。善良な人がやっていけなければ、国家が衰えるのは目に見えている。悪賢い人間は、たとえば雑草のようなものである。生い茂ると、田園を荒廃させる。だから悪賢い者の思い通りになると国は衰える。善良な人間は、たとえば稲のようなものである。雑草を取り去らなければ、稲は十分にたくさん育たない。したがって、悪賢い者を退けなければ、善良な者が苦しむことになる。雑草を取り去って稲の生長を助けるのが、農業の仕事である。悪賢い者を退けて、善良な人をいたわるのが、政治の仕事である。「上」の者が悪賢い者を愛して、これを重んずるのは間違っている。





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最終更新日  2006年06月26日 14時45分47秒
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