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次男出産記 後編


蓮はまた眠ってしまっただろうか?
まだ耐えられる。ナースの質問に色々答えていく。
こっちも二人目だし、余裕だ。と、思ったら、なんか容器を渡して言ってくる。
なに?プップ??
アア、オシッコのことかな?
え?違うの?ええぇ~うん○!いや~でないでしょ、この状況じゃぁ~。
やってみて!とナースのねえちゃん。
いや、無理無理、赤ちゃんでちゃうよ。と私。
ならいいわ、といって去っていったナースのねえちゃん。
みんなするの?ホントに。
あとで先生に確認してしまった。どっちでもいいらしい。
よかった。

今回は朝、先生に電話したあとちゃんと朝食を取ってきた。
だからがんばれば(プップ)でたかもしれない。
だけど、あの状況でいきむと赤ちゃんが産まれてしまいそうな勢いだったから
これは拒否して正解だった。
でもあのときホントにプップピッピの意味がわからなかったよ。
今は幼稚園児の長男がいるからわかるけどね。
長男のときはそんなこと言われなかったし。病院が違うと違うのかな~とやっぱりちょっと
不安になった幕開けだった。

そうこうしているうちに先生がきてくれた。
全然眠そうじゃなくて寝起きっぽくもなくてちょっと安心してしまった。
先生はずっと病院にいたらしい。他にも産まれそうな妊婦さんがいるのかな?
なんてよけいな事も考えた。が、最初は生理痛のようだった痛みが
L&R(陣痛を待つのと出産を一度にこの部屋で行う)に入ると、すぐ痛みの間隔は短くなった。
だんだん耐えられなくなり、すぐ子宮口が5~6cm、7~8cmになり
お昼頃までには産まれると言われたが、
実際には朝の10時34分に次男「柊(しゅう)」は産まれてた。
だんなは一度家に帰ると言いかけたが、帰らなくてほんとに正解だった。
先生の指導で今回は自然分娩でがんばれた。もちろんだんなさまは今回も立ち会いだ。
麻酔なんてしてるひまもないほど早かった。やっぱり二人目だからというのもあるだろう。
すごく苦しかったけど、短時間だったから耐えられた。
産後もすぐに歩けたし、悪ろも今回はすぐでた。
体調はかなりいい。
L&Rで産まれたばかりの柊にすぐ母乳をあげて、もってきていたインスタントカメラで
記念撮影して少し休んでから病室に移った。
病室へは車椅子でだんなが運んでくれた。
途中、がんばったね、いっぱい食べて!みたいなことを言われて、車椅子に座っている私の上に
ポンっとトレーにのったご飯(病院食)を乗せてくれた。
食事はお世辞にもおいしいとはいえないものだったけど、
大仕事を終えた私には、満足だった。たしか、チキンとゆでた豆と冷凍にんじんグラッセ、パンに紅茶。
超アメリカンなメニューだったけどね。
でも病室にはちゃんとメニューがおいてあって、これから何食かの内容を選べるようになっていた。
できるだけ食べれそうなおいしそうな、なおかつ無難そうなものを私は選んだものだ。
でまあ、わりとイケてた。
3食ちゃんと目の前まで運んできてくるんだし文句も言えないよね。
病室に移ってご飯を食べて終わると、柊を部屋に連れてきてくれた。
柊はきれいにされていて、ちゃんと帽子までかぶせてくれている。また柊に母乳をあげた。
だんなは家に戻った。また明日来るという。
私はゆっくり休もうと思ったけど、身体は疲れているはずなのに、
気持ちは全然元気だったから友達に電話なんかしたりしてた。
ローカル(NY市内)なら無料だったし、部屋は二人部屋なのに隣りはいなく
個室状態。
おまけにテレビもついている。長男の出産のときとは大違いだ。
夜になって、柊は一度ベイビールームに連れていくか、それともこのまま同室にするか聞かれた。
そう柊は検査などでちょこちょこ連れていかれはするものの、ほとんど一緒にいれるのだ。
私は今日は疲れたから連れていって、そして泣いたら連れてきてね、
というとナースは柊を連れてベイビールームに連れていってくれた。
場所はすぐとなりのとなりだ。でもなき声なんかは聞こえない。
私は夜になってやっとぐっすり眠ることができた。

次の日の明け方4時頃、おっぱいの時間で起こされる。
やっぱり出産は疲れるのだ、だけど目がさえてもう眠れない。
午後になっていちどだんなが長男とお義母さん達をつれてきた。
お赤飯を作ってもってきてくれた。
長男は少し家で泣いたようだったが、弟の顔をみるとかわいいといってくれた。
これからがもっと大変なのだな~とは思っていたけど、
蓮はきっといいお兄ちゃんになってくれるだろうなと少し期待していた。
実際今はふざけることもあるけど、面倒見はいい、良いお兄ちゃんだ。

病院のスタッフはとってもナイスな人ばかりだった。
産院のスタッフというのはわりとみんな良い人が多いのだろう。
とにかく快適で静かでもし万が一!3人目を授かったら
もう一度ここなら来てもいいなと思えるほどだった。(万が一の話しですがね)

そして2泊3日の快適な病院生活を終えて、家にもどって3日後にだんなのお義母さん達は日本に帰国し、

入れ替わりに実家の母がお手伝いにきてくれるという素晴らしい産後生活なのであった。
大変なのは、母が帰ってしまったその後、なのだよ。




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