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昨日は、マイミクさんほか2名と仙台を8時に出発して石巻に向かいました。
三陸道は鳴瀬奥松島ICからは、緊急車両のみ通行可能でしたが、物資輸送で湊小まで行くと警官に言って許可証をもらい河南ICまで行けました
そこから、45号線貞山堀を越えたら、泥や瓦礫が散乱していました。
石巻駅、市役所前を通過する頃には、景色は一変し商店街はグチャグチャ、北上川河口周辺は、船が打ち上げられていました。
もう言葉を失うくらいの惨状です。
災害本部のある湊小学校も、一階は津波の影響で全滅2階以上で避難生活を送っています。
本部で、整体ボランティアに来た事を伝て、湊小学校以外にも行きたいと伝えた所それは無理な事と言われました。
やるなら、ここ一カ所で腰を据えて沢山の人を施術してくださいと言われました。
マイミクと今日はここで頑張るぞとお互い腹を決めました。
本部のリーダーに各教室に避難している人数で、施術出来る人数を割り出して貰いました。
10時半から開始して夕方16時半迄の時間でマイミクさんと二人で30人と割だされました。
もっと、沢山の人を癒したい気持ちは有るが不公平を無くすためにはしかたがない事と言われました
でも、割り振られた人数で時間が計算できるので、一人5分短縮出来ればもう一人出来ると思っていました。
3人の所は4人出来る。でもマイミクには無理させられないし、時短しても効果が変わらない技は分からない。
格好いい事言えば、自分が倍やればいい事だしね
それでも、マイミクさんも頑張ってくれました。予定人数より多く施術してくれました。
施術中、沢山の被災者の方たちの話を聞きました。
涙が出る体験やまだ父ちゃんが見つかっていない等。
でも、そこには絶望もあるが希望もある前向きな生き方がありました。
弱音を吐かず、与えらえた命をこれからも一生懸命再起して生きていこうと言う力がありました。
私が行動を共にしたマイミクさんが、もっと素敵な日記を書いています。
http://
彼女が居なければ、私はボランティアもしなかったしこの状況を伝えることも無かったと思います。
不思議な縁で、遭ったマイミクさんに感謝です
彼女は、私が疲れているだろうと気遣ってくれて自分だって疲れているのに帰り道の運転までしてくれて
ありがとうね
疲れたでしょう。
明日から、仕事が始まるのでゆっくり寝てください。
正直、俺も今日は疲れました
温かいお風呂に入って、あ~って足を伸ばして疲れや邪気を流したい気持ちです
でも、湊小学校の人は17日間もお風呂に入っていません。
臭いから、俺はいいよと整体を断る方も居ました
自宅に帰ってきて、1人だけど暖かい部屋、寝床、トイレがある事に感謝です。
帰り道に、ガソリンスタンド前にもう車を止めていなくなっている車両もありました。
色々事情もある方も居ると思いますが、震災に遭った日から三日間コップに1cmの水を少しずつ飲んでおにぎりも4人で一個を食べていた人がいた事を少しでも考えて行動してください。
まだ、親族が見つからない人の事を考えてスーパーに並んで下さい。
時間があるなら、石巻以北に行って捜索の手伝いもして下さい。
万石浦近くの小金沢地区は、2週間も過ぎたのに誰からも知らせず必死に生きていた人たち、悪いことだけど壊れたコンビニにある食料を頂いて生き延びていたこと、そこにようやくマイミクが昨晩から自分のコメが無くなってまで作った83個のおにぎりが届けらて、被災から始めて届けられた食料にあり付けた人たちの事を考えて行動してください。
それも、腹が減っているのに自分が貰っていいのかと聞く人たちの事を・・・!