☆  FREEDOM!  ☆  自由の翼

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やさしさ・・・悲しさ・・・


その葬式が今日ありました。
ここ数日で亡くなった人が多くて
いろいろ葬式の日時考えたんですが
他の家と重ならない今日になりました。

父の兄弟は続々と帰ってきて
その子供たちも・・・・なんと多いことでしょう!
父は8人兄弟!!
ばぁちゃん、がんばってたんですねぇ(笑)

でも、闘病生活・・・っていうか
入院生活が10年を越して
その間には、危険だ!って時も
数回あったんです。

ですから
叔父、叔母の中で涙を流して泣いてる人なんて・・・・
いなかったんじゃないかな?
慣れちゃってるんでしょうね、いや?覚悟がすでに出来てたって言ったほうがいいのかな??

・・・孫も同じく・・・・

でもね、私の娘、長女だけは違ってたんです。
長女から見れば曾ばあちゃんになるんですが
もう長女が生まれたときには入院してて
ほとんど会ったことないんです。

でも、ここ1ヶ月くらいは毎週末
長女から
‘お見舞いに行こう!’って言い出して
一緒にお見舞いに行ってたんです。

18日の土曜日に長女とお見舞いに行って
そのときに長女の呼びかけに声を出して反応してくれました!
長女は喜んでいたんですが・・・その4日後に・・・・。

だから泣いちゃって。
誰も声を出して泣いてない葬儀場の中に
ただ一人
長女の泣き声が響き続けました。
私が
‘ばぁちゃんは桜が好きだったんだ’
って言った言葉を聞いて長女が、嫁さんの実家から持ってきた
桜の花。少しだけ咲いていたんです!

出棺の前の最後の別れのときに
長女はその桜の枝と
自分が書いてきたお別れの手紙を
ばぁちゃんの胸の上に置きました・・・。

‘ひいばあちゃん、すこしだったけど、お話してくれてありがとう。’
って。

私じゃないんです。8歳の長女が、・・・なんです!

もう、それ見て我慢できなくて
私もワンワン泣いちゃいました。

葬儀場には、私と長女だけが・・・・・おお泣きしていました。






火葬のあと

父の兄弟は
‘じゃぁ、あとは頼むね!’
って言って、自分の生活に帰っていきました。
もうばぁちゃんが亡くなった事は
過去のことであるかのように。



最後になった私たちが家に帰るとき
ばぁちゃんのお骨と、お位牌・・・


私の長女が大事に抱えて持って帰りました。



母が持って帰ろうか?って言ったんですが
長女は
‘大丈夫だから!’
って。




通夜から葬式まで
長女は時間があれば
御棺のところへ行って小窓を明けて
寝ているばぁちゃんの顔をじっと見てました。


亡くなった人のことを
本当に悲しんでる人は
長年一緒にいた人なんでしょうか?
産んでもらった子供なんでしょうか?


今、長女を見てると
本当に悲しんでくれるのは
距離や、時間ではないんだって
確信できたのです。





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