リカの健康おたく日記♪(多発性硬化症です)

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●「口呼吸」は万病の元!




日本人の大半は口呼吸をしているそうです。欧米と違って早く食べる習慣、ズルズルと音を立てて味噌汁、そば等をすする、猫背、片噛み癖、ほおづえをつく、鞄を片側の肩ばかりに掛ける、うつ伏せ寝、同じ横向き寝、おしゃぶりを外す時期が早い(欧米は3~4才まで使わせてる)ことは、
口呼吸を招いてしまいます。

空気の中にはたくさんの細菌やウイルス、有害物質があり、口呼吸をするとそのまま吸い込まれ、扁桃リンパ組織(白血球を作る器官が集まってる)が損傷を受けてしまいます。
同時に鼻の奥の扁桃組織も働きが低下してちょっとカビが生えたような状態になります。こうなると無害だった細菌まで悪さするようになり風邪などのウイルスに感染する確率も高くなります。
口呼吸は免疫力を弱め、風邪やアトピー、リウマチ、糖尿病、肝炎、ぜんそく、花粉症等、免疫病になる危険があります。


~口呼吸チェック編~

たいていの人は口呼吸を多かれ少なかれしています。
話をしている時、テレビに夢中になっている時、スポーツをしている時、さまざまな状態で口呼吸が行われているのに本人が気づかないだけ、という事が多いんだそうです。



★こういう癖があると口呼吸をしている可能性大

1.ものを食べる時に片側の歯ばかりで噛む
2.うつ伏せか、いつも同じ側を下にして横向きに寝る
3.ほおづえをつく
4.バッグを同じ片側の肩ばかりに掛ける
5.下あごを片側にずらす
6.仕事中に歯をくいしばる(クレンチングという)
7.寝ている時に歯ぎしりをする


それでは「口呼吸をしているかどうか?」のチェック
です↓


~口呼吸チェック表~

1.目が覚めると唇が渇いている
2.目が覚めた時に口の中がネバネバする
3.目が覚めた時に喉がヒリヒリする
4.目が覚めた時に喉にタンがからんでいる
5.目が覚めた時に口臭を感じる
6.熱心に歯磨きをしているのに歯肉から出血したり歯石がたまったりする
7.熱心に歯磨きをしているのに前歯が薄茶色になり汚らしい
8.口内炎ができやすい

1~8の間に3つ以上あてはまる人は睡眠時に口呼吸をしている可能性が高いと思われます。いかがでしたか?


★口呼吸の結果生じるもの

1.自然な状態にしていると口が半開きになってしまりのない表情になる
2.食べものを噛む時にクチャクチャと音がする
3.前歯が飛び出ている。あるいは歯に隙間が多い
4.上下の歯の噛み合わせが逆になっている(受け口)
5.歯の噛み合わせが悪い
6.下唇が上唇より分厚い
7.唇がよくカサカサに乾燥する
8.朝起きると喉がヒリヒリと痛む

こういう状態になってしまうので以下の鼻呼吸の
仕方を参考にしてみてください。


★口呼吸を鼻呼吸に変える!

鼻呼吸は吸い込んだ空気の異物のうち、比較的大きなものは鼻毛に引っかかったり、鼻汁に押し流されたりしてそれ以上奥へ入る事は出来ません。またその奥にある鼻腔には繊毛で覆われていて細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぎ、扁桃組織を傷めません。そればかりか鼻に空気を通すことで脳の外界への窓口である嗅覚神経が刺激されて免疫力が高まり、免疫病も良くなります。

1.おしゃぶりを使う(子供は3~4才まで使わせる)
乳幼児期におしゃぶりを十分に使わなかった大人が使っても効果があります。

2.口閉じガム噛み
外出先や人前ではおしゃぶりは使えないのでガムを噛みます。
歯を傷めないよう砂糖を使用してないキシリトールガムを口に入れて唇をきちんと閉じ、鼻で呼吸しながら利きあご
(いつも使っている側のあご)とは反対のあごでリズミカルに噛む。いつも両方噛んでいる場合は両方とも順番に噛む。
(1回40~50分を1日3回)
顔の表情筋がアップし、口がしっかりと閉じるようになり口呼吸が出来にくくなる。

3.夜寝る時はマスクする
マスクで口だけを覆います。それだけで鼻呼吸へと改善されます。(いびきをかく人はマスクをして枕無しで寝るとよい)

4.絆創膏かキネシオテープを口に貼って寝る
マスクがうっとうしい人は、絆創膏を唇に貼ります。下顎から上顎へちょうどカタカナの「ハ」の字を逆にした形になります。
口全体を塞ぐとクシャミをした時に空気の逃げ場がなくなり、鼓膜を破る恐れがあるので必ず唇の1部を少し残して貼ること。こんな感じ→(・#・)


*私は寝る時に口にキネシオテープを6~7mmにカットして口に貼ってます。(絆創膏より経済的なので^^)
すると、朝いつも喉が乾燥して痛かったのにそれが無くなり
ました♪



5.腹式呼吸をする

口呼吸は浅い胸式呼吸なので腹筋や肛門筋が衰えて便秘や痔になりやすくなります。そこで、仰向けに寝て両方の手の平をみぞおちの下あたりと下腹部に当て呼吸をしてみます。(口を閉じて鼻だけで呼吸する)
息を吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹がへこむように意図的に繰り返すのを何度もやってみます。それが出来るようになったら今度は立って同じくみぞおちの下と下腹部に手を当てて腹式呼吸の練習を繰り返します。

これを毎日行っていればだんだんと口呼吸から鼻呼吸へと改められていきます。この腹式呼吸をしながら歩く腹式呼吸をすると歩く動作で腹部の筋肉が動かされるのでなお良いです。


6.食事の時は口を閉じたまま、両側の歯を使ってていねいに噛みます(できれば1口30回以上噛むようにする)


7.くちびる体操をする

◎ガムを噛む以外にも体操で口輪筋を鍛える運動をして、イビキや無呼吸症、アトピーを改善する。

~口輪筋を鍛えるくちびる体操~

1.上唇を指でつまんで下に引っ張る
2.下唇を指でつまんで上に引っ張る
3.右の口の角に右手の指を引っ掛けて右側に引っ張る
4.左の口の角に左手の指を引っ掛けて左側に引っ張る
5.口の両側の角にそれぞれ指を引っ掛けて、左右両側に引っ張る
(1~5をそれぞれ5~10回繰り返す、1日に1~3回)
*注 痛いほど強く唇や口の角を引っ張ってはダメ

6.割り箸を上下の唇で強くはさみ、2分間持続させる

◎くちびる体操は専用の器具を使うとより確実な効果が期待出来ます

~パタカラでくちびる体操~

1.器具をつぶして持ち、一端を入れる(タテにして入れてもよい)
2.上くちびると下くちびるの間に入ってることを確認する
(歯でかむ道具ではない)
3.くちびるに力を入れて閉じ、器具の上下の突起物を接触させる(歯と歯はかみ合わせないで唇の力だけで口を閉じる)この状態を出来るだけ長く持続する(約2分)疲れたら休みながら行う
4.3の状態でロープを持ち、ゆっくり上下左右に引っ張る(約1分)

*1~4を1日2~4回行う
*使用後はパタカラを水洗いし、十分に水を切って保管する
*1週間に1度、入れ歯洗浄剤を使用するとより清潔に使用できる
*筋力が弱くて唇の力だけで閉じられない人は手で補助するか、器具が口から飛び出さない程度にロープを引いて閉じる
*いびき改善には1日2回、口腔周辺の機能マヒのリハビリには1日4回、アトピー改善には1日8回が目安(ただ、筋力が疲れて口の周囲がだるい時、口腔粘膜に傷ができたりした時は休むか、回数、時間を減らすこと)
*くちびるに力がついて楽に長く閉じられるようになったら器具の硬さを上げてもよいでしょう(硬度を上げれる機能がついてます)

いびきやアトピーの人は口の力が弱いんだそうです。
(健常者に比べて平均口唇閉鎖力の数値が少ない)口の力が弱いと歯周病やのど痛を招きやすく、くちびる体操で改善できます。副鼻腔炎のため薬を飲んでも治らなかった鼻づまりがくちびる体操で3ヶ月で治った人もいるそうです。
後、あごや首筋のラインが細くなり、小顔効果も期待できます。


*寝る時のマスクや、テープも一時的な応急処置みたい
なもので、普段の生活での鼻呼吸が大事なんだそうです。
だからくちびるの筋力を鍛えるのが根本的な解決です。

ちなみに私の場合は、寝る時に口テープを貼ってますが
それでも少しの隙間から喉が痛くなってたりする事も
あります。人より免疫が低いんでしょうね。
なので寝る前に「イソジン」や苦汁水等でうがいをして
から口テープを貼るようにしています。
冬の乾燥してる時期は鼻を隠さずマスクをしたりしてます。
 (時には水でマスクを湿らして)


生まれてすぐの赤ちゃんは鼻呼吸ですが、言葉をしゃべったりしだしてから人間は口でも呼吸をしてしまうんだそうです。動物は鼻呼吸で、口でも呼吸してしまうのは人間だけです。(だから3~4歳までのおしゃぶりが有効なんですね)



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