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こんばんは、ほうとうです。 26日(日)、福井県若狭町と滋賀県高島市との境にある三十三間山(標高842m)に登って来ました。 例年ですと、この時期積雪で登るのは大変ですが、何せ今年は暖冬で雪がないので、無雪期のいつもの山のように登れます。 国道27号線の脇に大きな「三十三間山登山口」の立看板があるので、倉見集落の駐車場にたやすく着けます。駐車場の端には登山道の概略図看板もあります。 さて、駐車場から林道を少し行くと、動物除けのしっかりしたゲートが有り、これを抜けて、林間で左に渓流を見ながら歩いて行きます。 仲々良い感じの渓流です。 道標に従って右に分かれると、間もなく風神の滝です。 この滝を右に巻いて、もう少し林道を上ると山道になり、沢を渡った所に最後の水場があります。味見してみましたが、なかなか美味しい水でした。 ここから斜面をジグザグに上り、支尾根の上に出ますが、間違えそうな所には、ロープが張ってあり、地元愛好会によりルートはしっかり整備されています。 主稜線手前に風神と呼ばれる場所があって、強い風が吹くことが多いと予想されたのですが、この日は無風と言って良い感じでした。 主稜線に出た所は、灌木が生えていますが、間もなく草原の稜線に変わり、見通しがよく利きます。 比良山系武奈ヶ岳を望む すぐ東の高島トレイル三重獄には積雪が見られましたが、そのすぐ南の武奈ヶ獄には雪が見られませんでした。 そして、北に三方五湖と若狭湾、西に青葉山(若狭富士)を遠望して、若いブナの木に囲まれた山頂に到着です。 木々の間から、白く輝く神々しい白山が望めました。 地元の人達の努力で、見どころの多い素晴らしい山でした。 雪が積もっても、ヒールリフター付きのスノーシューで歩いてみたいと思いました。比良山系の蛇谷ヶ峰をスノーシューで登れた人は、次のステップとしてこの山でも良いかも知れません。
2020.01.30
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こんばんは、ほうとうです。 25日(土)、西宮の兵庫県立芸術文化センター(芸文センター)で行われた、サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏会に行って来ました。 曲目は、シベリウスの交響詩「大洋の女神(波の娘)」、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番イ短調(独奏:庄司紗矢香)(アンコールは、パガニーニの虚ろな心による序奏と変奏曲より主題)と、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」(1947年版)。 ショスタコーヴィチの協奏曲は、私が好きな曲の一つ。同じソ連出身のプロコフィエフを得意としている庄司さんがどのように演奏するか。 難曲として有名ですが、庄司さんはしっかり堂々と演奏し、立派な演奏であったことは言うまでもありません。ただ、私は五嶋みどりさんの方が、痛切さが際立っていて好きだなあ。 冬の中庭 さて、メインのハルサイですが、1913年パリのシャンゼリゼ劇場でバレエ・リュスにより初演されたのですが、その時は斬新すぎて賛成派の観客と反対派の観客が取っ組み合いの大喧嘩を繰り広げ、劇場内が大混乱に陥ったことは有名な話。 その観客が受けた衝撃を、現代で再現しようと試みる指揮者サロネンの意図が感じられ、それは確かにオケにより再現されたと思いました。チラシに掲げられた「センセーショナル」と言う副題は、伊達じゃないと思いました。 同楽団を’21年夏で退団する首席指揮者サロネンの、集大成とも言うべき演奏だったのではないでしょうか。 ただ、私としては「センセーショナル」を強烈に打ち出すために、もっと色彩感鮮やかな演奏ができれば、と思ったのでした。
2020.01.27
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こんばんは、ほうとうです。 19日(日)、遊山トレッキングサービスのツアーに参加して金剛山(標高1125m)に登って来ました。 いつもは個人でマイカーで行くのですが、企画が「氷結するモミジ谷」、「ワイルドな右俣」下りはタカハタ道という縦走タイプなのにワクワクして、参加を決めたのでした。 この冬は言わずもがな暖冬で、凍った滝=氷爆はぜーんぜん期待できませんでしたが、少し前に山に降雪があったので、少しは冬らしさが感じられそうです。 富田林駅から金剛バスの路線バスで水越峠へ移動、この日は天気が良かったので、バスはハイカーで満員。皆、雪の後の晴天なので期待してやって来たんですね。 ガンドガコバ林道のカヤンボから少し上った所で、道標に従ってモミジ谷に入ります。 最初はほとんど雪はなかったのですが、次第に積雪が見られました。 しばらくすると、編笠に背負子、荷はポリ袋に入れ、鹿っぽい動物の皮を巻いて荷の上に載せた、クラシックスタイルのおじさんハイカーが追い抜いて行きました。凝ってるなあ。たまにこんなハイカーを見かけます。 自生ワサビのある所 やはり滝は凍っていませんでしたが、飛沫は凍っていました。 右俣に入ると、美しいV字谷に癒やされます。 イチリンソウやニリンソウの生える場所を過ぎ、そのまま谷筋を詰めると、山頂売店裏に出ます。 売店の屋根には氷柱。 山頂にはテーマパークか、っと言わんばかりの多くのハイカーが登って来ていました。 雪の転法輪寺 石仏・十三重石塔の雪 これぐらいの雪では、ワシの炎は抑えられんぞ、とお不動さんが言ってそうです。 タカハタ道ではぐっと雪が少なかったです。 でも何とかモミジ谷で山の雪景色を楽しめて良かったです。
2020.01.22
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こんばんは、ほうとうです。 13日(月・祝)、奈良県十津川村の玉置山(標高1077m)に登ってきました。 ここも紀伊半島南部の山ですが、熊野古道大峯奥駈道上の一座なのです。 この山の山頂付近に玉置神社があり、駐車場があるので、ここに車を駐めますが、すると歩く距離がとても短くなってしまうので、(参詣のついでに山頂まで登って来る人もいる)参詣後、南東の尾根上にある宝冠の森を往復し、世界遺産大峯奥駈道の記念碑で折り返して、かつえ坂(餓坂、アイドルグループじゃないよ。)を上り、山頂を踏んで神社に戻るコース設定としました。 駐車場から砂利の水平な参道を行くと、幟が立てられていて、ここが熊野三山(本宮、那智、速玉大社)の奥の院であるとされています。なるほど熊野三山の北方の山中にあり、立派な古社ですから、納得です。 また、社殿近くには大木の杉が多く、幹周約11mの大杉、樹齢3千年とされる神代杉や夫婦杉があって、これらの杉の大木は県の天然記念物に指定されています。 参拝後、トラバース道を行き、勧業山記念碑の所から、その裏の尾根道に入り、宝冠の森を目指します。ピークを2つ越えると、南東側に折れ、ロープ等がある急坂を下ります。 そして、核心部のキレット通過です。高さは4・5メートルくらいですが、岩に凸凹が少なく、僅かな窪みに爪先立ちで登り降りするようになります。脚力・腕力が弱い方はザック(荷物)を軽くしておくことを勧めます。 更にヤセ尾根を通過するなどすると、大きな岩の上に樹が生えている宝冠の森です。 もう少し先に行くと見晴らしが良く、瀞峡などが見渡せます。 勧業山記念碑まで引き返し、花折塚方面へのトラバース道を行き、車道と出合う所に大峯奥駈道の石碑と小さな展望台があり、Uターンするように尾根上のかつえ坂に入ります。 ブナの生える坂道を上り、電波塔を過ぎるとお地蔵さんが祀られている山頂です。山頂付近はシャクナゲ群落なので、花の時期は素晴らしいのでしょう。 東側が開けていて、先程歩いた宝冠の森(3番目の僅かに見える低いピーク)などが望めました。 今回のルートなら、十分楽しめると感じました。 おまけ 帰路途上、十津川村の長さ日本一(生活用吊橋)で有名な谷瀬の吊橋に立ち寄りました。 これだけ長いと、風がなくても揺れます。が、ネットが張られているので、落ちることはありません。(当然か。)
2020.01.16
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こんばんは、ほうとうです。 4日、かねてから行ってみたいと思っていた、紀伊半島南部の山に登って来ました。 この方面はアクセスが良くないので、なかなか足を伸ばせずにいたのですが、りゅうびが「熊野古道も歩いてみたい。」というので、熊野古道も含むルートで計画しました。(大峰山脈主脈や吉野も「奥駈道」という熊野古道の一ルートなんだけどなあ。世界遺産登録された熊野古道もルートが色々あるので、どこなのか言ってくれないと困りますね。) で、熊野本宮付近に車を駐め、百前森山(標高783m)、冷水山脈に上がり、石地力山(標高1140m)、果無山(標高1114m)、と歩いて果無峠から小辺路を下って戻ることにしました。 夜中に自宅を出発し、十津川街道(国道168号)を南下して、道の駅奥熊野街道ほんぐうに早朝到着、夜が明けると、熊野川に川霧が発生しています。 熊野萩のバス停の先に、細いコンクリート舗装された階段が左に登っているので、これを上がり、テープを頼りに山道に入ります。ちなみに、この三里(みさと)集落から百前森山を見ると富士山型に見えることから、三里富士とも呼ばれます。 ピークの東側をトラバースしながら登る所がいくつもあり、道に土砂が流れ込んでいる所が多いので、注意が必要です。雨の時や、降った直後は行かない方が良いかも知れません。 八木尾という長い尾根では多くのリスを見かけました。全体的にグレーだったので、タイワンリスかも知れません。 中下番からの道を合わせ、間もなくピークを西に巻く道と、稜線を直登する道の分岐がありますが、百前森山山頂は直登しないと行けません。百前森山山頂は、樹があって展望は効きません。 一旦下り、巻道を合わせて更に上ります。冷水山脈の稜線に出、右に少し上がると、ブナの平です。 展望が良いので、休憩に適しています。 ブナの平から蛇行する熊野川と百前森山 ブナの平から東へ稜線を歩きます。(寒地系の)ブナと(暖地系の)椿が交じる面白い植生です。 石地力山からは西側の展望が開けます。 石地力山から牛廻山と冷水山 果無山を越えて下ると、果無峠に出ます。 ここを南北に行くのが、熊野古道小辺路で、 ここから、路傍の観音石仏に見守られながら、南に下ります。北に下れば有名な果無集落に行けるのですが、今回は時間の余裕がありません。 小辺路は、約千年も人々が行き交っただけあって、歩きやすいです。 長い尾根を下って、国道168号八木尾バス停の所に降り立ちます。 熊野川川岸から小辺路の尾根(中央の緩い尾根) 国道をバス停1つ分多く歩き、登り口を過ぎて道の駅に戻りました。 標高差千メートルを超えるので、いい運動になりました。 この後、熊野本宮大社に参詣し、十津川村の温泉で疲れを癒やして帰宅したのは言うまでもありません。
2020.01.05
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明けましておめでとうございます。ほうとうです。 遠出はできませんが、天気が良く、気温がキュッと下がったことから、奈良県東吉野村の高見山(標高1248m)に登って来ました。 霧氷が期待できるのと、山頂に高角神社(ここに神職さんはいませんが)があって、初詣といけます。 この冬も暖冬で、雪は期待できませんが、登山口付近から山を見上げると、山頂付近が白くなっているのが分かりました。大晦日は全く霧氷が無かったとのことなので、まずラッキーです。 国見岩手前で細い枝が白くなり始め、揺岩辺りから霧氷となっていました。 笛吹岩から南面の霧氷 山頂から(南の)明神岳(平)、薊岳、大普賢岳 北尾根と曽爾の山々 霧氷と青空 西尾根と龍門岳、金剛山 暖冬とはいえ、山頂手前の樹が途切れる肩の所から上は、強い北風が吹いており(このおかげで霧氷が出来るのです。)、ここの霧氷を見るなら防寒(防風)対策は必要です。 帰宅途中、有名ではない神社で初詣を(橿原神宮などはすごい人出です。)済ませました。
2020.01.02
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