或る主婦の一生

なんとワタクシ日曜の昼から

突然の全身関節痛に襲われ

それから

あれよあれよという間にグングン発熱

あっという間に39度でした・・・

日曜も仕事に出ていたご主人様

「熱出てワタクシもうアカンからお願い」

とダイニングメッセージを送り

節々の痛みと高熱に負け倒れておりました

昼過ぎには熱関節痛ですっかり起きれなくなったワタクシ

カスガイさんたちに「おなか減ってない？」と

声はかけるものの

自力でキッチンに向かい何かを拵える事が難しく

1号に指令を出しダウン・・・

「キッチンに。

食パンあるから。

それを2号にも分けてやって。

食べといて。」

健気なカスガイさん

頑張って

食パン（幸いにも4枚切りでした）を

見つけて

マーガリンを塗り

半分子して

ふたり仲良く飢えを凌ぎましたとさ

最初1号は

「食パン食べといて」の指令に

「でも。1号食パン焼くやつ届かへん」

と言い

そういえば

いつも食パンは必ずトースト・・・

1号は「焼かないと食べれないでしょ？」と言い

トースターに背丈が届かないので

自力で用意できないと悲観してまして

「大丈夫やで。

食パンは。

そのまま食べれるねんよ。

ほら。

サンドウィッチとか。

ね。

そのままやん。」

と説明し

1号良く頑張った

食パンを半分子がうまく割れなかったらしく

ふたりでダイニングテーブルで

ケラケラ笑って並んでパンを頬張り

何とも

愛おしい光景でした

そして

ホンマなら遅くなるはずのご主人様は

何とか調整して頑張ってくれたようで

予定より2時間は早く御帰宅され

子供たちの夕飯、

ワタクシ用にポカリや高級栄養ドリンクやインスタントスープ等

コンビニで調達してて

カスガイさんたちは

ご主人様に群がり興奮しておりました

なにやら

ご主人様と1号がやりとりしとようで

「ママに。何か食べれそうなの買ってきてあげて？」と

訴えたそうです・・・

1号・・・

こんなワタクシに酷い育てられ方をしてきたのに

なんていい子なの

思わずじ～んとくる

それからは

ご主人様が

レトルトのコンビニハンバーグと

保温ご飯と前日残りの豚汁を用意してくれ

カスガイさんと召し上がり

風呂掃除をして

カスガイさんと入浴

風呂の残り湯で洗濯をして干してくれて

キッチンの洗い片付けもしてくれて

おぉ。。。

普段はワタクシに甘えてスーツもパジャマも脱ぎっぱなしたりするくせに

やれば何でもできるやん

ご主人様に感謝