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うさぎ仙人

うさぎ仙人

2004年01月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・・・・・お酒であれ、ワインであれ、ブランデー、ミソ、醤油、そして人間は特に『醸成』期間が必要なようです。

イロイロなもの酒でも、味噌でも、ワインでも発酵する期間は、たかだか長くても十年以内で決着がつき、ほとんどが数ヶ月、または一年以内です。

それに比べると、人間はなんとツカイモノニなるまでに時間が掛かるのだろうか?(・・・寝かせる?寝てる時間か?)

大人として認められるのが、選挙権が20才で貰えるが、実際には18才で一人前?としても、十八年は長い。

鳥、魚、動物でも二十年近く親の脛をカジルような状況があるものってのは見あたらないようです。

鮭は卵を産みつけたならホッチャレとなり、自分の子供の顔すら知らずに自然に帰る。
鮭の子供は親の顔をみることなく1人で大人になる。

そして大航海を終えて、また、鮭は孤独のうちに死んでいく。

人間には生きるための、助走距離が異常に長く設定されていて、他のモノとは生存時間もそうだがズイブンと、ながい。

重装備しないと生きるのが難しいから、沢山ポッケに入れてから出発しなさいってコトなのか、セワガヤケル?人間って。

今は人間、醸成期間が長すぎて、そのまま寝っぱなしの人達とか、発酵し切れていない人が、タクサン発生している時代になっちゃったようですが。

・・アプローチ(助走路)から落ちちゃう人たちもいるし。

人間の深さは解らない。
そして、皿の中の一センチの深さのスープの味も、知るのはムツカシイようだ。

中華料理、西洋料理であれ、極上のスープは大釜一杯に肉、野菜、骨、スパイス、その他モロモロ入れて、グラグラ、とろとろ煮つづけるが、大半は捨てられてしまいスープの皿に残るものは、一センチの深さが、在る無しの量でしかない。

しかし、それは沈みゆく太陽のように輝いている。
黄金色に輝いている。

たった皿の中の深さでしかない『スープ』・・・・・。

スープを得る為にどれだけ膨大なものが使われ、捨てられたのかを、感知させるか、また、感知できるか?

こうゆうことを、『シンプル・アンド・ディープ』というそうで、単純にして深いなにごとかを射す言葉のひとつ。

芸術とか味覚のたどりつかねばならない理想郷であり、秘境なんで、日々それぞれ研鑽、格闘することになる。

理想郷といえば、アルカディアであり、シャングリラであるわけですが、黄金色の一センチのスープをススッテ、その背後の大釜の材料とか、あれとか、それとかを想像するのか、しないのか、想像させられるか、させられないのか。

アルカディア。
>ギリシャの県名、古代ギリシャ時代から理想郷の代名詞。
シャングリラ。
>人間の理想の場所のことで、パキスタン北部、どこか不明。
>桃源郷の方がよいようですが。

それを知った上で、一センチのスープをススルノカ、どうか、ここに問題があるようだ。

一適のスープの背後にある、眼も眩む膨大な『ナニカ』を、浅いスープ皿の底にある深遠を読取る、舌と、眼の蓄積がなければ、スープも人間も全身で味わうことは、チョットできないようです。

スープの粋と深さ、たった一皿の、一滴のスープ中にさえキズキは潜んでいることを今更ながら、思いだすコトができた。

そして醸成中のものがチャント発酵してるのか、どうか? たまに覗かなくちゃ、ダメみたい。

なんでも、右から左に簡単に流しているけれど、見る価値はあるし、それをしないと自分も一緒に流しちゃう、コトに?

常識の阿片から、覚醒しなくちゃ、それは手に入らない?ネ





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最終更新日  2004年12月10日 17時53分18秒
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