・・・夜半に雨も止んだようで、夜は深くひっそりと濡れたまま蹲っている・・・。
何千年来進み続けてきた方向を他国の恣意的意思で歪曲されてきた日本、その思考的揺り戻しが始まって数年を経た今、遠回りしてきたが本来あるべき方向へと軌道修正し始めたことは日本の持つ特異なパラドキシカルな面が表出して来ただけだ・・・と。
それはまるで予定調和とも言える側面であり、パラドクスは日本の歴史上危機的状況時に発生しているが、日本以外ではイギリスくらいだろうと言われているがそれほど得がたい現象なのです。
寛容と慈悲、謙譲と融和の精神を発揮し諸外国に対峙してきた日本。
美しい理論で武装しつつ日本とは真逆の行動を続けてきた他国の言説さえ受け入れると言うナイーブさ、諸外国の常識から見ればなんて掘り易い土なのだろうと干渉を許してきた戦後が在る。
しかし日本精神の本質を知らない、理解の外にあることからそれはしょうがない事だったが、ここに来て譲りすぎた事が日本にも諸外国にも為に成らないことに気付き始めただけで、思考を思想の違いを発信する必要性に迫られてきたのがこの時代だった、だけだ。
長い歴史をそれぞれ比較すれば一目瞭然で、そして思考も思想も人として進むべき本来の方向性を歩んできたことも明らかで、逆に諸外国より進みすぎた事が現在は仇と成っているだけで、それを自覚すれば日本精神を発信しなければならないことが解かる筈だ。


・・・夜明け前は冷たく、足元から寒さがじわじわと脚から登りくる、そんな夜明け前・・・。