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うさぎ仙人

うさぎ仙人

2017年12月07日
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・・・冬の海は黒い、黒い塊の様に映る海は日々変化し続けている、雲が厚い空がある・・・。

 季節の移ろいは気付かぬうちに千変万化し続けている一瞬しか眼に留まらない、ジックリと自然を眺める時間はどれ程有るのだろうか見ているようで見ていない、見ても変わり様を感じられずに見逃すことの方が多い。
 人間は見たいモノしか見ない、勝手に観たいように見ているだけで本質を見ることは少ない、心ここに在らずの状態でいつも心忙しく眼を泳がせているだけで何も見ていない?そんな日常を忙しく生きている。

 前のめりに生きていては中々自然を愛でる風流など無縁、変化の激しい社会ではしょうがないだろうが時には立ち止まることも自分の為にも必要で、風景も違って見える愉しみが湧いてくる。

 現代人は忙しい、効率や結果に追われて日々を生きている、近代化された社会の中で科学の進んだこの世界の中で人間本来必要な余裕が削がれて削がれて逝く、そんな風に思うのは何故だろう。

 科学や技術の進歩は人間を取り戻す為のモノでなければならない筈なのに、自らの首を絞める様な方向へと向かわせられている現代人、それならば科学の進歩や技術の革新など要らない、そんな風に考えることも有得るのではないのか、多数が従っているからしょうがなく付き合っている人達が居ることも有得るし、付いていけない人達も居るだろうこの忙しい世界は心を亡くしやすい。

 人間に余裕を生まない、生産性に科学や技術の進歩が注がれる、世界は昔からそれをお金や財産の蓄積へと変わり人間の余裕には回って来ない状況が続いている、結果一部の資産家を生み出してきたこの世界。

 各種の研究機関は国民の税金が何がしか注がれ、成果は国民に還元されるべきものの筈だが、必ずしも現在はそう為っていない?科学の進歩が何時までも人間を忙しく働かされる状況からは解放してはくれないようだネ・・・。

 いつまでも踏めない影踏み遊びを少年時代にやっていた、この世界も影踏み同様に見果てぬ夢を追い続けている夢追い人の集団が日々を生きている?そんな世界なのだろうネ。

 車で走れば真夏の車道にはチェイサーがいつのまにか出現、その追い水は決して手に取ることは出来ない蜃気楼のの如くに在り、幻想を楽しむだけのモノで追うことの無駄を皆は知っている。

 世界各地では蜃気楼は発生しているがリアルさは夫々だが、砂漠でも富山湾でも起きている。虹もその一つで決して手に取ることは出来ないだがその美しさは幻想的だ。その種類も多種多様で虹や蜃気楼や追い水(チェイサー)を題材にした物語も出来ていて、希に観ることのできる現象の神秘さは人を惹きつける自然からの贈り物、だが愉しむ心の余裕を人は必要としているネ。


・・・心の余裕、忙しいは心が無くなることを表しているとか、余り忙しいのは歓迎しないが、必要な時期も人は有るほうが良い場合も人生にはついている・・・人生難しいものだネ。

 大海原を眺め、大空を仰ぎ観れば観ればそれなりに心が大きくなる、自然の効用はこんな処にも在り、斜眼帯を着けられた馬の様に視野狭窄状態の日常を抜出すことができる一つの方法でもある。非日常を創りだす工夫も大事だろう忙しいこの世界には特にネ・・・。


・・・働き続けて来た世界と日本人、やはり考えると科学や技術の進歩は社会に還元されていて、インフラ等は昔から見れば比較に為らない程変化している、社会制度も進化し続けている中で生きている我々であり、身の回りの変化は激変している・・・けれども時間の余裕が必要だネ。


 影踏み、缶蹴り、陽の落ちるまで夢中で遊んだ少年時代、仕事を遊びに変えれば問題は無い筈だがナカナカそうはいかないのが人の心でもあり、人である限り永遠の課題だ・・・。





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最終更新日  2017年12月08日 15時12分25秒
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