臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2011年12月23日

★たちが悪い違法テナントには即刻退去命令を。　★

カテゴリ：賃貸の達人

最近は不景気のせいか悪質な違法行為を行うテナント入居者が増えている。　
不動産会社や家主を騙して、健全な業種のふりをして契約し、入居した途端にドラッグ販売や売春行為、ノミ行為を行う連中が後を絶たないのだ。

風俗関係の仕事は特に注意が必要だ。「中国式や韓国式エステ」と偽って実際は売春行為を行う。

「スナックを開業する」と偽って違法ドラッグを販売する人間もいる。

「建設会社の事務所として借りたい」と言いながら実は暴力団組事務所を開いたりするケースもあるのだ。

そんな違法業種を斡旋すると、仲介する不動産会社も取引主任も、テナントが法に触れる行為があったときには、入居者の調査義務違反や場所を斡旋したとして幇助罪などで罰せられる事態も想定しなければならない。

少しばかりの仲介手数料を貰っても、違反テナントに連鎖して刑事罰を食らうことにでもなれば金額より社会的影響は計り知れない。

「騙された」と分かったときから迅速に内容証明を出し、退出の交渉を事細かく記録し、それでも出ない場合は訴訟事件として徹底的に違反者と闘う必要があります。

「契約をしてしまったのでやむを得ないから」と放置しておくとやがて大変なことになりますよ。

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