臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2018年05月07日
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本日朝一番で来社された、市会議員の葉山直さんから、地元の歴史を知るCDをお借りした。
タイトルは「浦賀港、引き揚げ船の悲劇」だ。





本日、お客様から借りたCDは、終戦後に引き揚げ船で帰国した人が浦賀港を利用した事実を知らされました。

引き揚げ者はほとんど骨と皮で、食糧不足の悲惨さを物語っている。
引き揚げ船の他、病院船の氷川丸ではスシ詰め状態の中でコレラが発生し、次々と死亡者が出て、折角、日本の国に戻りながら生きて日本の土を踏むことなく無念のまま焼却されている映像は涙が出てくる。

更に健康なままの引き揚げ者は、予防注射をされているが注射針を交換せずに次々と接種されている。これが後々肝炎を引き起こした原因であることが分かる。

体中にDDTをかけられた引き揚げ者が、久里浜駅から故郷に向かって喜々として帰っていく姿は、唯一ほのぼのとする場面だ。

浦賀港と久里浜駅が引き揚げ者にとって、一生忘れられない場所であったことは地元民として誇りに思います。

私の父も満州で終戦を迎え、ロシアに抑留されて、引き揚げ船で舞鶴に降り立った。きっとこんな状態だったんだろうなと想像を巡らしました。

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最終更新日  2018年05月07日 15時10分51秒
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