紅ノ蝶

紅ノ蝶

smile&cherry blossom




「見て!神田!!!」



両手を大きく広げて満面の笑みを浮かべて、俺の名前を読んだ。



「すごく綺麗…。」



うっとりと眺める横顔がとても美しかった。



「ああ。」



「春っていいわよね。私大好き。」



近くの低い、小さな花を付けた枝にゆっくりと腕を伸ばしながら言葉を続ける。



「あれ?届かない…。」



あと数センチのところに枝があるのだが、リナリーの身長では届かないようだ。



後ろから近づいて、採ろうとしていた枝をとってやる。



「ほら。」



「ありがとう!」



周りのピンクに負けないくらいの明るい笑顔。



俺はリナリーのこの笑顔が好きだ。



生暖かい風が吹いた。



辺りのピンクが一斉に舞う。



「…ついてるぞ。」



頭についていた一枚の花びらに手を伸ばす。



「あ、ありがとう…///」



頬を少し紅くしているのがわかった。



リナリーの枝を持っていない方の右手に手を重ねる。



「行くぞ。」



「うん。」



手を握ってやったら、リナリーも握り返してくるた。



しばらく歩くと、ハッとしたような顔をして俺の方を見上げてきた。



「神田、お花見に行こうよ!」



「いつ?」



「明日。私お弁当作るから。」



「ふたりでか?」



「もちろん、デートだもん!」



ちょっぴり照れて話すリナリー。



俺だってたまには、ふたりきりでゆっくり過ごしたい。



学校ではモヤシやクソうさぎがうるさいし、コムイだってうるさい。



「いいぜ。」



断る理由も無いので二つ返事で返す。



「本当!?」



「ああ。その代わり、コムイに見つかるなよ。」



「うん。兄さんに捕まるとふたりで行けないもんね。」



明日は久しぶりのデート決定だ。



明日も桜に負けない君の笑顔が見れると思うと、笑みがこぼれた。















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2008.4.25
微妙ですね。
神田の語りになってます。
リナリーは笑顔が一番!ってことで・・・。

本当にぐだぐだでスミマセン!!!



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