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紅ノ蝶
クロームちゃんと。
煙草をふかしながら、買い物をした帰り道を隼人は歩いていた。
(あと買う物はあったか?)
指を折ながら買ったものを数えていた。
(よし。全部買ったな。)
空は晴天。
軽い足取りで家に帰ろうとしたちょうどその時。
「やめて下さい!」
女の叫ぶ声が聞こえた。
―マフィアは女には優しくするもの―
いつだったかリボーンさんが言っていたことを思い出し、急いで声のする方へ駆け出した。
「ねー。君今暇なんでしょ?」
「暇じゃありません。」
行ってみるとそこには2人の男に囲まれた少女がいた。
顔はよく見えないが黒曜中の制服を着ている。
「かわいいじゃん。俺らと遊ぼうよ。」
「いやっ!」
少女は差し出された手を思いっきり叩いた。
「いって!何すんだよ!!!」
「もう、連れて行こうっ!?」
叩かれた男とは別の方が少女に近づこうとした瞬間、獄寺の蹴りが男の背中にヒットした。
「その辺にしとけ…。」
キッと睨みつけ男たちに言い放った。
「なんだガキ!やんのか?」
「やめとけ。ただじゃ済まないぜ。」
獄寺が言い終わるか終わらないかのタイミングで男たちは殴りかかってきた。
だが、獄寺には雑魚同然。
あっという間に片を付け、ぼーっと立っている少女の手を引いてその場をあとにした。
「…ありがとう。嵐の守護者さん…。」
「!?」
ボンゴレ関係者知らないワードを言った少女に驚き勢いよく後ろを振り返った。
「てめーは…。」
掴んでいた手を離し少女をしっかり見直した。
特徴的なフルーツみたいな髪型。
少し赤みがある頬。
右の目にはどくろ模様のある眼帯。
まん丸くて大きな瞳。
「クローム…。何でここに…?」
「千種にお使い頼まれたの。」
紙袋を獄寺の前に出して見せた。
「それじゃ、私もう行かなきゃ。」
「待てよ!」
帰ろうとしたクロームの腕を掴み引き止めた。
「…送ってく…。」
「えっ?」
突然の物言いにクロームは驚いて目を大きく見開いた。
「また絡まれるかもしれないし、もう暗くなってきてるのに女一人行かせる訳には行かない。」
「…あなたも女の子じゃない。」
クスッと笑って獄寺の瞳を見つめた。
「お、俺は男だ…。行くぞ…!」
さっき掴んだ腕を引っ張り歩きだす。
「…嘘。骸様が言ってたわ。」
「………。」
獄寺は短くため息をついた。
しばらく無言のまま歩いていると、目的地が見えてきた。
「着いたぞ。ここだろ?」
「うん…。ありがとう。」
「いや、別に。」
「あの…。」
帰ろうとした獄寺を呼び止めた。
「なんだ?」
不思議そうにこちらをじっと見つめる獄寺に恥ずかしそうに何かを差し出した。
「これあげる。」
差し出したのは麦チョコだった。
「えっ?」
「送ってくれたお礼。これおいしいから。」
獄寺は子犬のような目で差し出されて思わず受け取った。
「ありがとな。」
そう言って数歩歩き始めたその時。
背筋がぞっとしたのと同時に後ろからわき腹の辺りをぎゅっと抱きしめられた。
「?!」
振り返って見ると、そこにはさっき別れたばかりのクロームがいた。
(クローム…?)
突然の事に驚くものの、すぐに平常心を取り戻す。
(いや、違うこの感じは…。)
耳に聞こえる声は確かにクロームの声なのだが…。
「クフフ…お久しぶりです。」
こめかみから冷や汗が流れる。
逃げ出したいのに足が動かない!
「てめーは…。六道…骸…!!!」
「おや。覚えているとは光栄ですね。獄寺隼人。」
「なんのようだ…。離れろ!!!」
次第に抱きしめる力を強めながら、話を続ける。
「クフフ照れなくてもいいんですよ。」
「照れてねーよ!アホか!」
「クフフ…。」
その独特の笑い声と共に辺りが霧に包まれる。
(まじでやばいぜ、この状況。何とかしないと…。)
策を考えてるのに必死になっているせいで、自分を包み込む腕が胸の高さまで上がっているのに気がつかなかった。
「獄寺隼人…。」
耳元で自分の名前を囁かれ、声のする方を向く。
間近にある血のように真っ赤なオッドアイと視線がぶつかる。
目を反らそうと首を傾けるが顎を掴まれ戻す事ができなかった。
「離せっ………んん……!」
有無を言わせる間もなく骸は唇を塞いだ。
その隙に獄寺の体を回して自分と向かい合わせる。
「っ…///はぁ……はぁ…///」
ゆっくりと唇を離すと、酸素不足で潤んだ瞳で獄寺は骸を睨みつけた。
だが骸はそれにはお構いなしに腰に腕を回して密着する。
「僕はですね。」
耳に唇を寄せ低く呟く。
「あ…っ……。」
反射するように声が出てしまう。
吐息が耳にかかる度、反応してしまう身体を獄寺は呪った。
「あなたが欲しいんですよ。」
鼻の頭でうなじの髪の毛を払いのける。
「な、に、言って「これは。」
言葉を遮り首に咲いているピンク色の花を舌でなぞる。
「っ!」
「雲雀恭弥…ですね。」
「!?」
「おや、そろそろ時間のようですね。」
名残惜しそうに舌を離す。
「覚えておいてください。」
にっこりとした笑顔をつくり再び首に噛み付く。
「ん…。」
「あなたを雲雀君から奪って見せますよ。だから、待ってて下さい。」
最後にそう言うとまわりを囲んでいた霧はすっかり晴れていた。
その場に居たのは顔を真っ赤にした獄寺とスヤスヤと吐息を吐きながら、獄寺に寄りかかって眠るクロームのふたりだけ。
「…何だったんだよ…。」
ぼーっと考えていると遠くの方から誰かの声が聞こえてきた。
「クローム!…獄寺隼人…」
クロームに駆けよってきたのは、眼鏡をかけた帽子の少年だった。
「…眼鏡ヤローか。心配しなくても何にもしてねーよ。」
「解ってるよ、そんな事。クロームを送ってくれたんだろ?」
問いかけながら、獄寺を受け取る千種。
「…まあな。」
心なしか赤く染まっている獄寺の頬を見て、大体の状況を察する。
(…骸様が出てきたのか。そして、彼…いや彼女に何かしたんだ。)
「獄寺…。」
「な、なんだよ。」
急に名前を呼ばれ、歩きだそうとした一歩を踏みとどまった。
「ありがとう。それと…。」
「それと?」
「骸様が迷惑かけて悪かった。」
「なっ///」
それだけ言うと千種後ろを振り向き、歩いていった。
(なんて勘のいい奴だよ…。)
ちっと軽く舌打ちをして家までの道を歩き出した。
沈みかけた夕陽がまだ獄寺の頬をほんのりと染めていた。
*おまけ*
「ねぇ、これ誰につけられたの?」
不機嫌MAXなご様子で首に咲く花を指でなぞる。
「なっ///これは…その…。」
「僕、こんな所に付けた覚え無いんだけど。」
答えない獄寺にイライラしたのか、目が怖い。
「この前、クロームを送った時に…。」
素直に離さないと命がないと思い、先日の出来事を打ち明ける。
「ふぅん。あの六道骸がねぇ…。」
「ひ、ばり?」
独りで細く微笑んでいる恋人の名を恐れ多くも呼んだ。
「今度あったら、絶対咬み殺す。」
真っ黒な殺気を身にまといながら、笑みを浮かべていた。
-----
2008.4.3
とあるサイト様の影響で6959もいいかな・・・なんて。
でも1859前提で69がちょっかいを出すのが一番好きです。
てか、クロームちゃん。
ごっきゅんのことなんて呼ぶんだろう?
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